JPS6248788B2 - - Google Patents

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JPS6248788B2
JPS6248788B2 JP58152889A JP15288983A JPS6248788B2 JP S6248788 B2 JPS6248788 B2 JP S6248788B2 JP 58152889 A JP58152889 A JP 58152889A JP 15288983 A JP15288983 A JP 15288983A JP S6248788 B2 JPS6248788 B2 JP S6248788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum pump
absorption refrigerator
absorption
solution
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58152889A
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English (en)
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JPS6044784A (ja
Inventor
Takashi Hasegawa
Masakazu Fujimoto
Osayuki Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPS6044784A publication Critical patent/JPS6044784A/ja
Publication of JPS6248788B2 publication Critical patent/JPS6248788B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸収冷凍機の抽気装置(即ち吸収冷凍
機内の不凝縮ガスを冷凍機外に排出する装置)に
関するものである。
従来の吸収冷凍機の抽気装置の例を第1図に示
す。図において吸収冷凍機7中の不凝縮ガスは例
えばモータ2により駆動される真空ポンプ1によ
り吸引され、抽気管5から先ずパージタンク4を
とおる。その際不凝縮ガスと共に吸引される吸収
溶液等は戻り配管11から吸収冷凍機7に戻り、
不凝縮ガスは抽気管5′をとおり、電磁弁6を介
して真空ポンプ1に吸込まれ、真空ポンプ1の排
気管8から排出される。そして抽気管5′中の圧
力を圧力スイツチ10で検知してその信号により
電磁弁6を制御している。
従来この種の装置は吸収冷凍機7の運転状態に
よつて、例えば冷凍機缶胴内圧の高い運転あるい
は、冷凍機内の溶液循環経路に異常があり、真空
引き口に溶液が来る状態の時、冷凍機7内の吸収
溶液を吸引することがある。この溶液が真空ポン
プ(油回転式)1の油中に混じり、油の蒸気圧を
上昇させ、真空ポンプ1の吸引能力を低下させ
る。
また正常の運転であつても、不凝縮ガスと共
に、冷媒蒸気をも吸引するので長期に使用してい
るうちにはこの冷媒蒸気が真空ポンプ1の油タン
ク中の油中に混入(油中では液として存在)し、
油の蒸気圧を上昇させて、真空ポンプの吸引能力
を低下させる。
更に、溶液の戻り配管が結晶、ゴミ等のために
閉塞することによりパージタンク4に溶液、冷媒
等が滞留し真空ポンプ1がこの溶液、冷媒等を吸
引して油が劣化し真空ポンプ1の到達真空度が低
下すると共に吸収冷凍機7本体の真空度が低下す
るという欠点があつた。
また、溶液、冷媒等を吸引して真空ポンプ1の
油タンクの液面レベルが上昇することによつて排
気管8から油等が噴出するという不都合もあつ
た。
本発明は吸収冷凍機における上記欠点を除去
し、真空ポンプ中の液面上昇もしくはパージタン
ク等の抽気配管中の吸収溶液の停滞を知ることに
より、吸収冷凍機の真空圧の低下を防止すると共
に真空ポンプの排気管から油等の噴出が生じない
ようにすることを目的とする。
本発明は吸収式冷凍機においてこれらの欠点を
除去するために真空ポンプの油タンク或いは抽気
配管途中にレベルスイツチを設けると共に吸収冷
凍機と真空ポンプとを結ぶ配管中に自動弁を設
け、油タンク或いは抽気配管中の液面レベルの上
昇により自動弁を遮断するようにしたものであ
る。そして該自動弁の閉止を受けて、例えば制御
装置により真空ポンプを停止させて真空ポンプの
到達真空度の低下、吸収冷凍機本体の真空度の低
下を防止すると共に真空ポンプ排気管からの油等
の噴出を防止できるようにしたものである。更に
は真空ポンプ停止後に真空ポンプの油タンクより
自動にて吸収溶液を抜き取り、抜取り後真空ポン
プを再起動するものである。或は、簡便な方法と
しては真空ポンプを停止させないで警報を発する
ようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
第2図に真空ポンプの油タンクにレベルスイツ
チを設けた例を示す。
図において、吸収冷凍機7中の不凝縮ガスは例
えばモータ2により駆動される真空ポンプ1によ
り吸引され、抽気管5から先ずパージタンク4を
通る。その際不凝縮ガスと共に吸引される吸収溶
液等は戻り配管11から吸収冷凍機7に戻り、不
凝縮ガスは抽気管5′を通り電磁弁6、ストレー
ジタンク13を介して真空ポンプ1に吸込まれ、
真空ポンプ1の排気管8から排出される。通常は
真空ポンプ1中の上部に配された例えばフロート
スイツチのようなレベルスイツチ3が没しない高
さに液面があるように真空ポンプ用の油が封入さ
れている。
ストレージタンク13には内部の圧力を検知す
る圧力スイツチ10が取り付けてあり、圧力スイ
ツチ10、レベルスイツチ3の信号は制御装置9
に送られるように配線され、制御装置9は圧力ス
イツチ10、レベルスイツチ3の信号を受けて判
断を行ない、その結果により抽気遮断用電磁弁
6、真空ポンプを駆動するモータ2を制御するよ
うに制御装置9と該電磁弁6、真空ポンプのモー
タ2間に配線してある。
尚、上記構成に加えて制御装置9により制御さ
れる液抜き用電磁弁12が真空ポンプ1の油タン
ク下部に連通するように取付けることもできる。
第3図はレベルスイツチ3(符号3′で示す)
を真空ポンプ1中に設けないでストレージタンク
13の中に設けた例で全体の系は第2図と同じで
ある。レベルスイツチはこのように抽気配管中の
閉塞の生じそうな部分に取り付ける。
正常状態で吸収冷凍機7が運転されている状態
では制御装置9により電磁弁6は開いており、モ
ータ2は附勢され真空ポンプ1は運転しており、
真空ポンプ1の油タンクの液面はレベルスイツチ
3よりも下方にある。そして圧力スイツチ10の
設定圧力以下の圧力に抽気装置系内は保たれてい
る。
第2図の実施例の作用についてのべる。抽気配
管5及び5′を通して吸収冷凍機7より溶液、冷
媒等を吸引した場合、真空ポンプ1の油タンクの
液面レベルが上昇する。そして該液面がレベルス
イツチ3に達してレベルスイツチ3が液面を検知
すると、信号を発生し、制御装置9に送る。制御
装置9で該レベルスイツチ3からの信号を受けて
表示ランプ(図示されない)のような警報器を動
作させる。同時に制御装置9は抽気遮断用電磁弁
6を閉じた後、モータ2を消勢し、真空ポンプ1
を停止する。該モータ2の停止の制御と同時に液
抜き用電磁弁12は開き真空ポンプ1の油タンク
の底にたまつた油水を混合した吸収溶液を抜き取
る。これらの抜取つた液体は油水分の多い場合は
捨て、そうでない場合は油水を分離して吸収溶液
を回収する。かくして真空ポンプ1中の油面は下
り、レベルスイツチ3は開成する。レベルスイツ
チ3の開成の信号を受けて、制御装置9は液抜き
用電磁弁12を閉じ、モータ2を起動して抽気遮
断用電磁弁6を開くようにすれば抽気装置の自動
運転ができる。
第3図の実施例の作用はストレージタンク13
の抽気管5′に結晶が生成したり、ごみが堆積し
たりした場合、これらの結晶、ごみ等により吸収
溶液はストレージタンク13の底にたまる。そこ
でレベルスイツチ3′がストレージタンク13中
の吸収溶液の液面を検知するとその信号は制御装
置9にて受取られ、抽気遮断用電磁弁6を閉じた
後にモータ2を消勢し真空ポンプ1を停止する。
そして図示されない警報器が保守の必要なことを
知らせる。かくしてストレージタンク13の清掃
或いは取換えを行う。
レベルスイツチは真空ポンプ1、ストレージタ
ンク13夫々に併設すると一層抽気装置の保守は
適度に行いうることとなる。
圧力スイツチ10による抽気遮断用電磁弁6の
制御はストレージタンク13内の真空圧が或る値
以下の場合を抽気遮断用電磁弁6を開としておく
ことの条件とし、モータ2の起動時を除き、この
条件以外に該抽気遮断用電磁弁6は閉じている。
以上のように本発明は吸収冷凍機の真空ポンプ
を用いた自動抽気装置において、その抽気配管中
又は真空ポンプ内に液レベル検出器を備えた事に
よつて、以下の効果が生じた。
(1) 萬一吸収冷凍機内から、溶液や冷媒液等を真
空ポンプが多量に吸引した場合には、液レベル
検知器によつて検知する事ができる。
(2) 真空ポンプに至る抽気配管中に液レベル検出
器の信号により動作する自動開閉弁を備えれば
液レベル検知器の信号により、抽気装置と吸収
冷凍機を該自動開閉弁を閉止する事によつて遮
断する事ができ、吸収溶液吸引による抽気装置
の能力低下による気密不良を防止する事ができ
る。
(3) 前項に関連して、抽気装置から真空ポンプに
よる外部への吸収溶液、冷媒液、油等の流出を
防止する事ができる。
(4) 経時的な蒸気吸引による、真空ポンプ油の劣
化現象を液面上昇でとらえることができ、保守
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側面図、第2図は本発明の実
施例の側面図、第3図は本発明の他の実施例の要
部の側断面図である。 1…真空ポンプ、2…モータ、3,3′…レベ
ルスイツチ、4…パージタンク、5,5′…抽気
管、6…抽気遮断用電磁弁、7…吸収冷凍機、8
…排気管、9…制御装置、10…圧力スイツチ、
11…戻り配管、12…液抜き用電磁弁、13…
ストレージタンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸収冷凍機よりの抽気を回収すべき溶液と排
    気に分離するパージタンクを備え、パージタンク
    より該溶液を吸収冷凍機に環流させる配管を備
    え、該排気を吸引する容積型真空ポンプとパージ
    タンクの間に抽気管を備え、該抽気管中に自動開
    閉弁を設けた抽気装置において、該真空ポンプに
    液レベル検出器を設けたことを特徴とする吸収冷
    凍機の抽気装置。 2 前記抽気装置の真空ポンプの油タンクの液面
    レベルの上昇により前記開閉弁を遮断した後真空
    ポンプを停止する制御装置を設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の吸収冷凍機の抽
    気装置。 3 液レベル検出器がフロート式レベルスイツチ
    である事を特徴とする特許請求の範囲第1項、又
    は第2項記載の吸収冷凍機の抽気装置。
JP15288983A 1983-08-22 1983-08-22 吸収冷凍機の抽気装置 Granted JPS6044784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15288983A JPS6044784A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 吸収冷凍機の抽気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15288983A JPS6044784A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 吸収冷凍機の抽気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044784A JPS6044784A (ja) 1985-03-09
JPS6248788B2 true JPS6248788B2 (ja) 1987-10-15

Family

ID=15550337

Family Applications (1)

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JP15288983A Granted JPS6044784A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 吸収冷凍機の抽気装置

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JP (1) JPS6044784A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01319280A (ja) * 1988-06-17 1989-12-25 Nec Corp Icソケット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57136076A (en) * 1981-02-18 1982-08-21 Hitachi Ltd Automatic air bleeder for absorption type cold/hot water feeder

Patent Citations (1)

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JPH01319280A (ja) * 1988-06-17 1989-12-25 Nec Corp Icソケット

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JPS6044784A (ja) 1985-03-09

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