JPS6248560A - 印字幅拡大装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ等に使用される印字幅拡大装置に関
する。

〔従来の技術〕

複数の印字用ニードルを４１１列に配列した印字ヘッド
を用いたドツト印字装置としては、従来、第３図に示す
ような構成のものが使用されている。

図中１は各種情報処理を実行するＣＰｔＪ　（中央処理
装置）であって、このｃｐｕｉにはバス２を介して、ｌ
ｌ１ｌＪｌＩｌプログラムや文字等のコードに対応して
予め定められたドツトデータを出力するキャラクタジェ
ネレータ等を持ったＲＯＭ３、印字すべき文字等のコー
ドを記憶するＲＡＭ４、キャリッジ移動制御用モータ５
を駆動制御するキャリッジ駆動回路６、プラテンを回転
させて印字用紙を紙送りするための紙送り用モータ７を
駆動制御する紙送り駆動回路８および入・出力ポート９
等が接続されている。また、ＣＰｔＪｌの入力端子ＣＫ
には印字ヘッドの応答周波数に設定された周波数のタイ
ミングパルスａを発生するタイミングパルス発生器１０
が接続され、この発生器１０からのタイミングパルスａ
はＲＯＭ３のキャラクタジエネレータのドツトデータｂ
を出力するために使用される。１１は印字ヘッド駆動回
路であって、これはＣＰＵ１の出力端子Ｗからデータ書
込み信号Ｃを受けると、バス２上から直接または入・出
力ボート９を介してドツトデータｂをラッチし該ラッチ
データに基づいて駆動用信号Ｑを出力するラッチ回路１
２と、このラッチ回路１２から出力される駆動用信号Ｑ
等を受けて印字ヘッド１３のニードル駆動用電磁石コイ
ル１４のヘッドＮ流ｆを通電制御するトランジスタ１５
によって構成されている。前記印字ヘッド駆動回路１１
は印字ヘッド１３のニードルのビン数だけ設けられてい
る。従って、印字ヘッド１３は例えば第４図に示すよう
に縦１列に８ビンのニードル１６を配列したものを使用
する場合には８個必要になる。１７はＣＰＵ１から通電
トリガ信号ｄを受けるとトランジスタ１８を動作させて
所要の電圧を前記トランジスタ１５のベースに与える単
安定回路である。

前記ＲＯＭ３内のキャラクタジェネレータは、第５図に
示すように例えば縦８Ｘ横６のドツトマトリクス２０に
よって構成され、すべてのドツトマトリクスを用いて１
つの文字等のドツトパターンを形成するようになってい
る。

次に、以上のようなドツト印字装置を用いて文字等をド
ツト印字する場合について説明する。タイミングパルス
発生器１０がら印字ヘッド１３の応答周波数に設定され
た周波数のタイミングパルスａがＣＰＬＩ　１に与えら
れると、該ＣＰＵＩはそのタイミングパルスａに基づい
てＲＯＭ３のキャラクタジエネレタからドツトデータｂ
を読出してデータバス２に送出するとともにデータ書込
み信号Ｃをラッチ回路１２へ印加する。ここで、このラ
ッチ回路１２はデータバス上のドツトデータｂを直接ま
たは入・出力ボート９を介してラッチする。さらに、ｃ
ｐｕｉが通電トリガ信号ｄを単安定回路１７に印加する
と、該回路１７の出力端がＬレベルとなり、トランジス
タ１８が導通する。

このトランジスタ１８が導通し、かつラッチ回路１２の
出力からＨレベルの駆動信号Ｑが出力されると、トラン
ジスタ１５が導通して各印字ヘッド１３・・・の電磁石
コイル１４にヘッド電流ｆが流れる。この結果、１列分
に対応するドツトが印字用紙に印字される。このように
してタイミングパルス発生器１０から印字ヘッド１３の
応答周波数のタイミングパルスａが入力される毎にドツ
トマトリクス２０における各列のドツトパターンが印字
される。したがって、タイミングパルスａが６１［１人
力されると、１つの文字等を印字することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、以上のような従来装置においては、ドツトの構
成がＲＯＭ３のキャラクタジェネレータにより固定され
ているために幅の異なる文字等を印字することができな
い。

そこで、従来、幅の異なる文字等を印字しようとする場
合、ＲＯＭ３に別にもう１個のキャラクタジェネレータ
を設けるか、あるいは印字ヘッド１３の送り速度を変え
るキャリッジ移動制御用モータ５のクロックを可変する
などして文字等の拡大を図っている。

しかし、かかる文字等の印字幅の拡大手段は、２個のキ
ャラクタジェネレータが必要であるばかりでなく、ｃｐ
ｕ　ｉを用いてソフト的な処理をしなければ文字等を拡
大することができない。また、上記幅拡大手段は、各ド
ツト間の隙間が大きくなって文字等が読み難くくなり、
場合によっては文字等の形態が失なって判読不能となる
問題があった。

本発明は以上のような点に着目してなされたもので、ハ
ード的な処理によりデータを拡大し得、しかも各ドツト
間のピッチを一定の範囲内に留めながら文字等の印字幅
を任意に拡大し得る印字幅拡大装置を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、以上の目的を達成するために、ドツトで構成
される文字１図形等の基準データである入力データをｍ
／ｎ倍（ｍ、ｎは整数、ｍ＞ｎ）に拡大印字する場合、
前記入力デニタを一時的に記憶手段により記憶し、この
記憶データを１ビツトずつ出力するに際し該データを、
ｍ個ごとに少なくとも１個間引いた出力用クロックを用
いて出力することにより前記入力データのｎ回に少なく
とも１回の割合で前のデータと同一のデータを挿入して
出力するとともに、間引き無しの状態の出力用クロック
と同一周期の受取用クロックを用いて前記出力用クロッ
クによって出力されたデータを受取ることにより、デー
タの印字幅を拡大するようにしたものである。

〔作用〕

従って、以上のような手段とすることにより、ハード的
な処理で文字等を拡大することができ、またキャラクタ
ジェネレータのドツト構成に固定された文字等の印字幅
に制限されずにドツト単位で文字等の印字幅を任意に拡
大して印字することができるものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について第１図を参照して説明
する。第１図は発明の要部構成だけを示した図であって
、ドツト印字装置全体としては例えば第３図のような構
成のものを使用する。但し、実際の装置にあっては、第
３図のバス２にＩｌｏを介して文字等コードを入力する
ためのホストコンピュータやキーボード等が接続される
ものである。本発明装置は大きく分けてデータ記憶手段
、データ挿入出力手段およびデータ拡大手段等によって
構成される。データ記憶手段は、前記ＲＯＭ３のキャラ
クタジェネレータから読取ったドツトデータを一時的に
記憶するものであって、第３図に示すＲＡＭ４などの一
部で構成される第１のデータ記憶部２１および前記ＲＡ
Ｍ４の一部または別個独立的に設けられる第１のシフト
レジスタ２２等によって構成される。即ち、データ記憶
手段は、ＣＰｔＪｌによってＲＯＭ３から読取った基準
データであるドツトデータ（入力データ）を第１のデー
タ記憶部２１にイメージデータとして記憶するとともに
、この記憶データをパラレルに出力して第１のシフ１〜
レジスタ２２に記憶させる構成となっている。

次に、前記データ挿入出力手段は、入力データの印字幅
をｍ７０倍（ｒｎ、ｎは整数、ｍ＞ｎ）に拡大印字する
場合、第１のシフトレジスタ２２に格納されたデータを
出力用クロックＣＬＫＩに同期させて１ビツトずつシリ
アルに出力するに際し、該出力用クロックＣＬＫＩのｍ
個に少なくとも１個ずつ間引くことにより、前記入力デ
ータのｎ回に少なくとも１回の割合で例えばｎ回目のデ
ータと同一データを挿入して出力する機能を持つている
。この出力用クロックＣＬＫＩは例えばりａツク発生源
から直接または前記ｃｐｕ　ｉを介して発生されるもの
である。

前記データ拡大手段は、第１のシフトレジスタ２２から
出力されたデータを拡大するように受取って記憶するも
のであって、第２のシフトレジスタ２３および第２のデ
ータ記憶部２４等によって構成され、これに更にクロッ
クＣＬＫ２が使用される。第２のシフトレジスタ２３は
第１のシフトレジスタ２２と同様に第３図のＲＡＭの一
部または別個独立的に設けられるものであり、またクロ
ックＣＬＫ２は前記クロックＣＬＫ１と同一手段によっ
て得るか、あるいは別個独立的に設けられるクロック発
生源によって得るものとする。第２のデータ記憶部２４
は例えばＲＡＭ４によって構成され、拡大された最終的
なドツトデータを記憶するものである。前記クロックＣ
ＬＫ２は間引きの無い状態の前記クロックＣＬＫ１と同
一周期のクロックが使用される。従って、ＣＰＵ　１は
最終データとして記憶された拡大データを第２のデータ
記憶部２４より読出して印字を行うものである。

次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。

先ず、外部のホストコンピュータまたはキーボードから
インタフェイスを介してバス２に文字等のコードが入力
されると、ＣＰｔＪｌは第２図に示す文字等コードに対
応したドツトデータＤをＲＯＭ３のキャラクタジェネレ
ータから読取ってイメージデータとして第１のデータ記
憶部２１に記憶するとともに、この記憶データをパラレ
ルに出力させて第１のシフトレジスタ２２に格納する。

ここで、例えばイメージデータである入力データ・の印
字幅をｍ７０倍（例えばｍ＝４．ｎ−３）に拡大印字す
る場合、前記第１のシフトレジスタ２２に格納されたデ
ータをクロックＣＬＫ１に同期させて１ビツトずつ出力
するも、かかるクロックの４個に１個ずつ間引いた第２
図に示すようなりロックＣＬＫ１を第１のシフトレジス
タ２２に与えて順次データを出力することにより、第２
図に示す入力データＤの３回に１回の割合で例えば３回
目の後に３回目のデータと同一のデータを挿入したデー
タとして作成し出力していく。

さらに、第１のシフトレジスタ２２より出力されたデー
タは受取用クロックＣＬＫ２に同期して第２のシフトレ
ジスタ２３に入力されるが、この場合クロックＣＬＫ２
は間引き無しの状態の前記クロックＣＬＫＩと同一周期
をもって前記第１のシフトレジスタ２２より出力される
シリアルデータを受取って順次筒２のシフトレジスタ２
３に格納していく。この結果、第２のシフトレジスタ２
３にはデータＤ１が第２図に示すようなデータＤ２に変
更されて格納される。つまり、入力データＤが４／３倍
に拡大されたデータＤ２として記憶されることになる。

このようにして拡大されたデータＤ２はパラレルに出ツ
ノされて第２のデータ記憶部２４に記憶され、ドツトデ
ータとして印字の用に供せられるものである。印字手段
は従来例で述べた通りであって、ここではその詳細な説
明は省略する。

なお、クロックは前もって用意された周期的なものを用
いて行う例について説明したが、実際上は予め複数の異
なる周期または間引き部分をもったクロックを例えば文
字等に応じて適宜選択するとか、あるいはＣＰＵ１によ
りクロック周期を設定変えして各シフトレジスタ２２．
２３に供給してもよいものである。

従って、以上のような実施例の構成によれば、データ出
力用クロックを適宜間引きながら第１のシフトレジスタ
２２のデータを出力するとともに、間引き無しの状態の
出力用クロックと同一周期の受取用クロックを用いて第
２のシフトレジスタ２３でデータを受取ることによりデ
ータを拡大するようにしているので、ハード的な処理で
データを拡大することができる。また、適宜間引いた出
力用クロックＣＬＫＩを用いて第１のシフトレジスタ２
２より出力されるデータに所定のデータを挿入するとと
もに、間引き無しの状態の出力用クロックと同一周期の
受取用クロックを用いて拡大データとして第２のシフト
レジスタ２３で受取るようにしたので、ドツト間隔が損
われずに適宜な倍率で印字すべきデータＤを拡大印字す
ることができる。すなわち、本装置によれば、キャラク
タジェネレータのドツト構成に固定された文字１図形等
の印字幅に制限されずに、その文字、固形等を必要に応
じて任意の倍率で印字幅を拡大して印字でき、はぼ均一
のドツト間隔をもって読み易い文字等を印字することが
できる。

なお、上記実施例は、クロックＣＬＫＩの間引き位置を
所定の周期で行うようにしたが、任意の位置を間引くこ
とにより文字等の幅を拡大することができる。その他、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できる。

〔発明の効果〕

以上詳記したように本発明によれば、基準ドツトデータ
の印字幅を任意の倍率で拡大印字でき、簡単な構成でハ
ード的な処理により見易い文字等を確実に印字し得る印
字幅拡大装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の要部構成を示ｊ図、第２図は本発
明装置の動作を説明するタイムチャート、第３図は一般
的なドツト印字装置の構成図、第４図は第３図に示す印
字ヘッドのニードルの配置を示す図、第５図は第３図に
示すＲＯＭ内におけるキャラクタジェネレータのドツト
構成用マトリクスを説明する図である。 １・・・ＣＰＵ、２・・・バス、３・・・ＲＯＭ、４・
・・ＲＡＭ、１１・・・印字駆動回路、１３・・・印字
ヘッド、２１・・・第１のデータ記憶部、２２・・・第
１のシフトレジスタ、２３・・・第２のシフトレジスタ
、２４・・・第２のデータ記憶部、ＣＬＫＩ・・・出力
用クロック、ＣＬＫ２・・・受取用クロック。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第４図 第５　図 １ノでイト ＋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドットで構成される文字、図形等を印字する装置におい
   て、基準データである入力データの印字幅をｍ／ｎ倍（
   ｍ、ｎは整数、ｍ＞ｎ）に拡大印字する場合、前記入力
   データを記憶する記憶手段と、この記憶手段によつて記
   憶された記憶データを前記ｍ個に少なくとも１個間引い
   た出力用クロックを用いて前記記憶データのｎ回に少な
   くとも１回の割合でデータを挿入し出力するデータ挿入
   出力手段と、このデータ挿入出力手段によつて出力され
   たデータを間引き無しの前記出力用クロックと同一周期
   の受取用クロックを用いて受取つてデータを拡大するデ
   ータ拡大手段とを備えたことを特徴とする印字幅拡大装
   置。