JPS6248558A - 印字幅変更装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ等に使用される印字幅変更装置に関
する。

〔従来の技術〕

複数の印字用ニードルを縦１列に配列した印字ヘッドを
用いたドツト印字装置としては、従来、第５図に示すよ
うな構成のものが使用されている。

図中１は各種情報処理を実行するＣＰＵ　（中央処理装
置）であって、このｃｐｕｉにはバス２を介して、１ｌ
ｉｌＪ　ｔｌｌプログラムや文字等およびスペースのコ
ードに対応して予め定められたドツトデータを出力する
キャラクタジェネレータ等を持ったＲＯＭ３、印字すべ
き文字等およびスペースのコードを記憶するＲＡＭ４、
キャリッジ移動制御用上−タ５を駆動制御するキャリッ
ジ駆動回路６、プラテンを回転させて印字用紙を紙送り
するための紙送り用モータ７を駆動制御する紙送り駆動
回路８および入・出力ボート９等が接続されている。ま
た、ｃｐｕ　ｉの入力端子ＣＫには印字ヘッドの応答周
波数に設定された周波数のタイミングパルスａを発生す
るタイミングパルス発生器１０が接続され、この発生器
１０からのタイミングパルスａはＲＯＭ３のキャラクタ
ジェネレータのドラｌ−データｂを出力するために使用
される。１１は印字ヘッド駆動回路であって、これはｃ
ｐｕｉの出力端子Ｗからデータｌ込み信号Ｃを受けると
、バ°ス２上から直接または入・出力ボート９を介して
ドツトデータｂをラッチし該ラッチデータに基づいて駆
動用信号Ｑを出力するラッチ回路１２と、このラッチ回
路１２から出力される駆動用信号ｑ等を受けて印字ヘッ
ド１３のニードル駆動用電磁石コイル１４のヘッド電ｉ
ｆを通電側（社）するトランジスタ１５によって構成さ
れている。前記印字ヘッド駆動回路１１は印字ヘッド１
３のニードルのビン数だけ設けられている。従って、印
字ヘッド１３は第６図に示すように縦１列に例えば８ビ
ンのニードル１６が配列されたものを使用する場合には
８個必要になる。１７はＣＰＵ１から通電トリガ信号ｄ
を受けるとトランジスタ１８を動作させて所要の電圧を
前記トランジスタ１５のベースに与える単安定回路であ
る。

前記ＲＯＭ３内のキャラクタジェネレータは、第７図に
示すように例えば縦８×横６のドツトマトリクス２０に
よって構成され、すべてのドラｔ−マトリクスを用いて
１つの文字等のドツトパターンを形成するようになって
いる。

次に、以上のようなドツト印字装置を用いて文字等をド
ツト印字する場合について説明する。タイミングパルス
発生器１０から印字ヘッド１３の応答周波数に設定され
た周波数のタイミングパルスａがｃｐｕｉに与えられる
と、該ＣＰＵ　１はそのタイミングパルスａに基づいて
ＲＯＭ３のキャラクタジェネレタからドツトデータｂを
読出してデータバス２に送出するとともにデータ書込み
信号Ｃをラッチ回路１２へ印加する。ここで、このラッ
チ回路１２はデータバス上のドツトデータｂを直接また
は入・出力ボート９を介してラッチする。さらに、ＣＰ
Ｕ１が通電トリガ信号ｄを単安定回路１７に印加すると
、該回路１７の出力端がＬレベルとなり、トランジスタ
１８が導通する。

このトランジスタ１８が導通し、かつラッチ回路１２の
出力からＨレベルの駆動信号Ｑが出力されると、トラン
ジスタ１５が導通して各印字ヘッド１３・・・の電磁石
コイル１４にヘッド電流ｆが流れる。この結果、１列分
に対応するドラ１へが印字用紙に印字される。このよう
にしてタイミングパルス発生器１０から印字ヘッド１３
の応答周波数のタイミングパルスａが入力される毎にド
ツトマトリクス２０における各列のドツトパターンが印
字される。したがって、タイミングパルスａが６個入力
されると、１つの文字等を印字することができる。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかし１以上のような従来装置においては、ドツトの構
成がＲＯＭ３のキャラクタジェネレータにより固定され
ているために幅の異なる文字等を印字することができな
い。

そこで、従来、幅の異なる文字等を印字する場合、ＲＯ
Ｍ３に別にもう１個のキャラクタジェネレータを設けて
文字等の印字幅を拡大または縮小等の変更を行っていた
。

しかし、かかる文字等の印字幅の変更手段は、２個のキ
ャラクタジェネレータが必要であるばかりでなく、ＣＰ
ｔＪｌを用いて？Ｉｌなソフト処理をしなければ文字等
の印字幅を変更することができなかった。

本発明は以上のような点に着目してなされたもので、ハ
ード的な処理により文字等の印字幅および印字ピッチを
容易に変更し得る印字幅変更装置を提供することを目的
とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、以上の目的を達成するために、ドツトで構成
される文字０図形等を印字する装置において、該文字１
図形等に対応するデータおよびスペースデータよりなる
基準データである入力データの印字幅を印字ピッチの制
限の有無に拘らず印字幅を異ならせて印字する場合、前
記入力データを記憶する記憶手段と、この記憶手段によ
って記憶された記憶データのうち前記文字等データお上
びスペースデータの何れか一方または両方を所定個数間
引いた出力用クロックを用いて出力するデータ出力手段
と、このデータ出力手段によって出力された文字等デー
タおよびスペースデータの何れか一方または両方を所定
個数間引いた前記間引き無しの状態の前記出力用クロッ
クと同一周期の受取用クロックを用いて受取るデータ受
取手段とを備えて、文字等の印字幅を簡単に変更するよ
うにしたものである。

〔作用） 従って、以上のような手段とすることにより、ハード的
な処理で文字等を変更することができ、またキャラクタ
ジェネレータのドツト構成に固定された文字等の印字幅
および印字ピッチに制限されずにドツト単位で文字等の
印字幅および印字ピッチを任意に変更して印字すること
ができるものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について第１図を参照して説明
する。第１図は発明の要部構成を示す図であって、ドツ
ト印字装置全体としては例えば第５図のような構成のも
のを使用する。但し、実際の装置にあっては、第５図の
バス２にＩｌｏを介して文字等コードを入力するための
ホストコンピュータやキーボード等が接続されるもので
ある。

本発明装置は大きく分ｉてデータ記憶手段、データ出力
手段およびデータ受取手段等によって構成される。デー
タ記憶手段は、前記ＲＯＭ３のキャラクタジェネレータ
から読取ったドツトデータを一時的に記憶するものであ
って、第５図に示すＲＡＭ４などの一部で構成される第
１のデータ記憶部２１１３よび前記ＲＡＭ４の一部また
は別個独立的に設けられる第１のシフトレジスタ２２等
によって構成される。即ち、データ記憶手段は、ＣＰＵ
１によってＲＯＭ３から読取った文字等データおよびス
ペースデータよりなる基準データであるドツトデータ（
入力データ）を第１のデータ記憶部２１にイメージデー
タとして記憶するとともに、この記憶データをパラレル
に出力して第１のシフトレジスタ２２に記憶させる構成
となっている。

次に、前記データ出力手段は、文字等データおよびスペ
ースデータの印字幅の増減に応じて適宜必要個数だけ間
引いた出力用クロックＣＬＫ１に□　同期させて第１の
シフトレジスタ２２に格納されたデータを１ビツトずつ
シリアルに出力するものである。この出力用クロックＣ
ＬＫ１は例えばクロック発生源から直接または前記ＣＰ
Ｕ　１を介して発生されるものである。

前記データ受取手段は、第１のシフトレジスタ２２から
出力された文字等データおよびスペースデータを受取っ
て記憶するものであって、第２のシフトレジスタ２３お
よび第２のデータ記憶部２４等によって構成され、これ
に更にクロックＣＬＫ２が使用される。第２のシフトレ
ジスタ２３は第１のシフトレジスタ２２と同様に第５図
のＲＡＭの一部または別個独立的に設けられるものであ
り、またクロックＣＬＫ２は、前記クロックＣＬＫ１と
同一手段により得るか、あるいは別個独立的に設けられ
たクロック発生源によって得られるものであり、そのク
ロック内容は間引きの無い状態の前記クロックＣＬＫ１
と同一周期であって、かつ文字等データおよびスペース
データの印字幅の増減に応じて適宜必要個数だけ間引い
たクロックが使用される。第２のデータ記憶部２４は例
えばＲＡＭ４によって構成され、変更されたＲ終的なド
ツトデータを記憶するものである。従って、ＣＰＬｌｌ
は最終データとして記憶された変更データを第２のデー
タ記憶部２４より読出して印字を行うものである。

次に、以上のように構成された装置の動作について第２
図ないし第４図を参照して説明する。第２図は構成文字
等の各幅を説明する図であって、Ｘは文字等印字幅、Ｙ
はスペース幅、（Ｘ＋Ｙ）は印字ピッチを示す。この場
合、前記ＲＯＭ３のキャラクタジェネレータには文字等
印字幅Ｘに対応する文字等データとスペース幅Ｙに対応
するスペースデータよりなるドツトデータとしての基準
データ（入力データ）が記憶されている。第３図は印字
ピッチに制限されない状態で例えば文字等印字幅を拡大
変更する例であり、第４図は印字ビッチ幅に制限されて
いる状態で例えば文字印字幅を拡大変更する例を示して
いる。

（１）、印字ピッチに１１限されていない状態で文字印
字幅を拡大変更する場合。

基準データとして例えば第３図に示すように文字等印字
幅Ｘに対応する文字等データが１０ドツト、スペース幅
Ｙに対応するスペースデータが３ドツトであると仮定し
、これらのデータのうち例えば文字等印字幅Ｘを２ドツ
ト増加させた１２ドツトの文字等印字幅Ｘ′とし、かつ
スペース幅Ｙを１ドツト減少させたスペース幅Ｙ′とし
、よって印字ピッチ（Ｘ＋Ｙ）として１ドツト増加させ
て１４ドツトで構成する場合、次の様なデータ処理を行
う。先ず、外部のホストコンピュータまたはキーホード
からＩ１０スを介してバス２に文字等のコードが入力さ
れると、ＣＰＵ１は第５図に示す文字等コードおよびス
ペースコードに対応したドツトデータＤをＲＯＭ３のキ
ャラクタジェネレータから読取ってイメージデータとし
て第１のデータ記憶部２１に記憶するとともに、この記
憶データをパラレルに出力して第１のシフトレジスタ２
２に格納する。

ここで、例えばイメージデータである入力データの印字
幅を２ドツト分だけ拡大印字する場合、前記第１のシフ
トレジスタ２２に格納されたデータを必要な位置のクロ
ックを２個間引いた第３図に示すようなりロックＣＬＫ
Ｉを第１のシフトレジスタ２２に与えることにより、第
３図に示すようなデータＤ１を作成して出力する。

さらに、第１のシフトレジスタ２２より出力されたデー
タＤ１は受取用クロックＣＬ　Ｋ　２’に同期して第２
のシフトレジスタ２３に入力されるが、このときのクロ
ックＣＬＫ２としては間引き無しの状態の前記クロック
ＣＬＫ１と同一周期を有し、かつ文字等印字幅に相当す
る部分においては間引き無しとし、スペース幅に相当す
る部分においては１個間引いたクロックを用いて、前記
第１のシフトレジスタ２２より出力されるシリアルデー
タを受取って順次筒２のシフトレジスタ２３に格納して
いく。この結果、第２のシフトレジスタ２３にはデータ
Ｄが第３図に示すようなデータＤ２に変更されて格納さ
れる。つまり、文字等印字幅Ｘ−が１２ドツト、スペー
ス幅Ｙ′が２ドツト、全体の印字ピッチ（Ｘ′＋Ｙｉが
１ドツト増えて１４ドツトで構成されるデータとして記
憶される。このようにして変更されたデータＤ２はパラ
レルに出力されて第２のデータ記憶部２４に記憶され、
ドツトデータとして印字の用に供せられるものである。

印字手段は従来例で述べた通りであって、ここではその
詳細な説明は省略する。

なお、クロックＣＬＫ１、ＣＬＫ２については、例えば
予め異なるは間引き位置および間引き数をもった複数の
クロックを例えば文字等に応じて適宜選択するとか、あ
るいはｃｐｕｉにより間引き位置および間引き数を設定
替えして各シフトレジスタ２２．２３に供給してもよい
ものである。

従って、以上のような実施例の構成によれば、文字等印
字幅に対応した部分のデータ出力用クロックを適宜な数
だけ間引きながら第１のシフトレジスタ２２のデータを
出力し、また間引き無しの状態の出力用りロックと同一
周期でかつスペース幅に対応する部分の受取用クロック
を間引いて第２のシフトレジスタ２３でデータを受取る
ようにしたので、文字等の印字幅を拡大できる一方、ス
ペース幅を縮小して印字でき、しかもハード的な処理で
データを変更することができる。すなわち、本装置によ
れば、キャラクタジェネレータのドツト構成に固定され
た文字１図形等の印字幅に制限されずに、その文字１図
形等を必要に応じて任意の印字幅に変更して印字でき、
はぼ均一のドツト間隔をもって読み易い文字等を印字す
ることができる。

なお、上記実施例は、文字等印字幅を拡大するようにし
たが、逆に文字等印字幅を縮小し、スペース幅を拡大す
る場合、前記クロックＣＬＫＩ、ＣＬＫ２の間引き位置
を逆にすればよい。

（２）、印字ピッチに制限されている状態で文字印字幅
を拡大変更する場合。

基準データとして例えば第４図に示すように文字等印字
幅Ｘに対応する文字等データが１０ドツト、スペース幅
Ｙに対応するスペースデータが３ドツトであると仮定し
、これらのデータのうち例えば文字等印字幅Ｘを２ドツ
ト増加させた１２ドツトの文字等印字幅Ｘ−とし、かつ
スペース幅Ｙを２ドツト減少させた１ドツトのスペース
幅Ｙ′とし、よって印字ピッチ（Ｘ−＋Ｙ−）として基
準データと同様に１３ドツトで構成する場合、次の様な
データ処理を行う。先ず、外部のホストコンビ１−夕ま
たはキーホードからＩ／○スを介してバス２に文字等の
コードが入力されると、ＣＰＵ１は第４図に示す文字等
コードおよびスペースコードに対応したドツトデータＤ
をＲＯＭ３のキャラクタジェネレータから読取ってイメ
ージデータとして第１のデータ記憶部２１に記憶すると
ともに、この記憶データをパラレルに出力させて第１の
シフトレジスタ２２に格納する。

ここで、例えばイメージデータである入力データの印字
幅を２ドツト分だけ拡大印字する場合、前記第１のシフ
トレジスタ２２に格納されたデータを必要な位置のクロ
ックを２個間引いた第４図に示すようなりロックＣＬＫ
Ｉを第１のシフ１−レジスタ２２に与えることにより、
第４図１示すようなデータＤ１を作成して出力する。

さらに、第１のシフトレジスタ２２より出力されたデー
タＤ１は受取用クロックＣＬＫ２に同期して第２のシフ
トレジスタ２３に入力されるが、このときのクロックＣ
ＬＫ２としては間引き無しの状態の前記クロックＣＬＫ
Ｉと同一周期を有し、かつ文字等印字幅に相当する部分
においては間引き無しとし、スペース幅に相当する部分
においては２個間引いたクロックを用いて、前記第１の
シフトレジスタ２２より出力されるシリアルデータを受
取って順次第２のシフトレジスタ２３に格納していく。

この結果、第２のシフトレジスタ２３にはデータＤが第
４図に承すようなデータＤ２に変更されて格納される。

つまり、文字等印字幅Ｘ′が１２ドツト、スペース幅Ｙ
′が１ドツト、全体の印字ピッチ（Ｘ”＋Ｙ”）として
１３ドツトで構成されるデータとして記憶される。この
ようにして変更されたデータＤ２はパラレルに出力され
て第２のデータ記憶部２４に記憶され、ドツトデータと
して印字の用に供せられるものである。

なお、クロックＣＬＫＩ、ＣＬＫ２については、゛　例
えば予め異なるは間引き位置および間引き数をもった複
数のクロックを例えば文字等に応じて適宜選択するとか
、あるいはＣＰＵＩにより間引き位置および間引き数を
設定替えして各シフトレジスタ２２．２３に供給しても
よいものである。

従って、以上のような実施例の構成によれば、文字等印
字幅に対応した部分のデータ出力用クロックを適宜な数
だけ間引きながら第１のシフトレジスタ２２のデータを
出力し、また間引き無しの状態の出力用りロックと同一
周期でかつスペース幅に対応する部分の受取用クロック
を間引いて第２のシフトレジスタ２３でデータを受取る
ようにしたので、基準データの印字ピッチを変えずに文
字等の印字幅を拡大でき、しかもハード的な処理でデー
タを変更することができる。すなわち、本装置によれば
、キャラクタジェネレータのドツト構成に固定された文
字１図形等の印字幅に制限されずに、その文字１図形等
を必要に応じて任意の印字幅に変更して印字でき、はぼ
均一のドツト間隔をもって読み易い文字等を印字するこ
とができる。

なお、上記実施例は、文字等印字幅を拡大するようにし
たが、逆に文字等印字幅を縮小しかつスペース幅を拡大
する場合には、前記クロックＣＬＫｌ、ＣＬＫ２の間引
き位置を逆にすればよい。

また、上記実施例は横方向の印字幅等を変更するように
したが、縦方向についても同様に行ピツチカウンタと実
行アドレスカウンタを設け、クロックを任意に間引いて
制卸することにより印字幅を変えることができる。

〔発明の効果〕

以上詳記したように本発明によれば、文字等の印字幅お
よび印字ピッチを任意に変更して印字でき、簡単な構成
でハード的な処理により見易い文字等を確実に印字し得
る印字幅変更装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の要部構成を示す図、第２図は文字
等印字幅のピッチ関係を示す図、第３図および第４図は
本発明装置の動作を説明するタイムチャート、第５図は
一般的なドツト印字装置の構成図、第６図は第５図に示
す印字ヘッドのニードルの配置を示す図、第７図は第５
図に示すＲＯＭ内におけるキャラクタジェネレータのド
ツト構成用マトリクスを説明する図である。 １−ＣＰ　Ｕ、２−ｔ＜　ス、３−ＲＯＭ、４−ＲＡＭ
、１１・・・印字駆動回路、１３・・・印字ヘッド、２
１・・・第１のデータ記憶部、２２・・・第１のシフト
レジスタ、２３・・・第２のシフトレジスタ、２４・・
・第２のデータ記憶部、ＣＬＫｌ・・・出力用クロック
、ＣＬＫ２・・・受取用クロック。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２　図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドットで構成される文字、図形等を印字する装置におい
   て、該文字、図形等に対応するデータおよびスペースデ
   ータよりなる基準データである入力データの印字幅を印
   字ピッチの制限の有無に拘らず印字幅を異ならせて印字
   する場合、前記入力データを記憶する記憶手段と、この
   記憶手段によつて記憶された記憶データのうち前記文字
   、図形等データおよびスペースデータの何れか一方また
   は両方を所定個数間引いた出力用クロックを用いて出力
   するデータ出力手段と、このデータ出力手段によつて出
   力された文字、図形等データおよびスペースデータの何
   れか一方または両方を所定個数間引いた前記間引き無し
   の状態の前記出力用クロックと同一周期の受取用クロッ
   クを用いて受取るデータ受取手段とを備えたことを特徴
   とする印字幅変更装置。