JPS6246972B2 - - Google Patents
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- JPS6246972B2 JPS6246972B2 JP5286979A JP5286979A JPS6246972B2 JP S6246972 B2 JPS6246972 B2 JP S6246972B2 JP 5286979 A JP5286979 A JP 5286979A JP 5286979 A JP5286979 A JP 5286979A JP S6246972 B2 JPS6246972 B2 JP S6246972B2
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- capacitor
- separator
- resin film
- electrode foil
- thermoplastic resin
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- Expired
Links
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は定格電圧以上の直流電圧が印加された
場合などの異常時において、爆発や防爆弁の作動
に至る前に内部で短絡し、外部の適当な保護装置
（ヒユーズ、ブレーカなど）を動作させ得る無公
害形コンデンサに関するものである。
場合などの異常時において、爆発や防爆弁の作動
に至る前に内部で短絡し、外部の適当な保護装置
（ヒユーズ、ブレーカなど）を動作させ得る無公
害形コンデンサに関するものである。
従来電解コンデンサ、油浸コンデンサなどのコ
ンデンサは内部発生ガスによる圧力が所定以上の
圧力に達すると、コンデンサ素子を収容する容器
の一部、例えば端子板の脆弱部が破壊するように
した構造のいわゆる防爆構造を備え、爆発、発火
などの危険な状態を起さないよう考慮されている
のが通常であるが、異常時防爆構造の作動に伴な
う作動音、ガスの噴出、内部含浸液の流出による
汚染、これに伴うトラツキングなどの２次災害の
危険性があり、公害上の欠点を有していた。
ンデンサは内部発生ガスによる圧力が所定以上の
圧力に達すると、コンデンサ素子を収容する容器
の一部、例えば端子板の脆弱部が破壊するように
した構造のいわゆる防爆構造を備え、爆発、発火
などの危険な状態を起さないよう考慮されている
のが通常であるが、異常時防爆構造の作動に伴な
う作動音、ガスの噴出、内部含浸液の流出による
汚染、これに伴うトラツキングなどの２次災害の
危険性があり、公害上の欠点を有していた。
本発明は上述の欠点を除くために提供されたも
のである。
のである。
以下本発明を第１図〜第４図に示す電解コンデ
ンサの実施例について説明する。
ンサの実施例について説明する。
第１図は電解コンデンサの断面図、第２図は同
コンデンサ素子の要部展開図で、１はアルミニウ
ムなどよりなる円筒状の容器、２は該容器の開口
部で、気密、封口するためのゴムなどの弾性板２
ａと硬質フエノールレジン板などの絶縁板２ｂと
を積層してなる端子板、７は該容器２内に収納さ
れたコンデンサ素子で、陽極電極箔３、電解紙な
どのセパレータ４、熱可塑性樹脂フイルム５およ
び陰極電極箔６より構成されている。８は陽極電
極箔３に接続されたリード、９は陰極電極箔６に
接続されたリードで、端子板２に植設された端子
１０，１１とかしめなどにより接続されている。
１２は絶縁板２ｂに設けた防爆弁用の小孔であ
る。なお、小孔１２を絶縁板２ｂに設けず、容器
１の底面または側面に薄肉部や切欠きなどを設け
て防爆機構を備える場合もある。
コンデンサ素子の要部展開図で、１はアルミニウ
ムなどよりなる円筒状の容器、２は該容器の開口
部で、気密、封口するためのゴムなどの弾性板２
ａと硬質フエノールレジン板などの絶縁板２ｂと
を積層してなる端子板、７は該容器２内に収納さ
れたコンデンサ素子で、陽極電極箔３、電解紙な
どのセパレータ４、熱可塑性樹脂フイルム５およ
び陰極電極箔６より構成されている。８は陽極電
極箔３に接続されたリード、９は陰極電極箔６に
接続されたリードで、端子板２に植設された端子
１０，１１とかしめなどにより接続されている。
１２は絶縁板２ｂに設けた防爆弁用の小孔であ
る。なお、小孔１２を絶縁板２ｂに設けず、容器
１の底面または側面に薄肉部や切欠きなどを設け
て防爆機構を備える場合もある。
上記熱可塑性樹脂フイルム５はポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリカーボネ
ート、ポリスチレンなどが用いられ、電解紙など
のセパレータ４に打抜きなどして加工された穴１
３の側面部に配設されている。すなわち、陽極電
極箔３と陰極電極箔６との対向する電極のリード
８，９の接続部を除く電極間の一部に電解紙など
のセパレータ４の介在しない箇所を設け、該箇所
に熱可塑性樹脂フイルム５が配設されている。こ
の穴１３の形状は第２図に示すように円形に限定
するものでなく円形、多角形など任意に形成でき
るものである。
ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリカーボネ
ート、ポリスチレンなどが用いられ、電解紙など
のセパレータ４に打抜きなどして加工された穴１
３の側面部に配設されている。すなわち、陽極電
極箔３と陰極電極箔６との対向する電極のリード
８，９の接続部を除く電極間の一部に電解紙など
のセパレータ４の介在しない箇所を設け、該箇所
に熱可塑性樹脂フイルム５が配設されている。こ
の穴１３の形状は第２図に示すように円形に限定
するものでなく円形、多角形など任意に形成でき
るものである。
本発明のコンデンサは以上のようにして構成さ
れているので、過電圧の印加、コンデンサ素子７
の劣化など異常時に該コンデンサに異常電流が流
れると、内部で発熱しコンデンサ素子７の温度を
上昇せしめ、熱可塑性樹脂フイルム５が溶融し、
溶融した部分で陽極電極箔３と陰極電極箔６が短
絡する。
れているので、過電圧の印加、コンデンサ素子７
の劣化など異常時に該コンデンサに異常電流が流
れると、内部で発熱しコンデンサ素子７の温度を
上昇せしめ、熱可塑性樹脂フイルム５が溶融し、
溶融した部分で陽極電極箔３と陰極電極箔６が短
絡する。
したがつて短絡電流によつて外部回路に設けた
ヒユーズ、ブレーカなど適当な保護装置を動作さ
せることができ、コンデンサを回路から電気的に
確実に切離すことができる。そのためにコンデン
サが爆発、発火せず電解液の漏出も阻止でき、安
全かつ無公害な電子機器の製作が可能となる。ま
た防爆弁を併用することにより二重の安全機能を
奏することができる。
ヒユーズ、ブレーカなど適当な保護装置を動作さ
せることができ、コンデンサを回路から電気的に
確実に切離すことができる。そのためにコンデン
サが爆発、発火せず電解液の漏出も阻止でき、安
全かつ無公害な電子機器の製作が可能となる。ま
た防爆弁を併用することにより二重の安全機能を
奏することができる。
第３図および第４図は他の実施例を示し、第３
図はセパレータ４に切欠き１４を設け、該部に熱
可塑性樹脂フイルム５を配設させたもの、第４図
は陽極電極箔３と陰極電極箔４との間のセパレー
タ４の巻終り部を短く切断し、その両電極間に熱
可塑性樹脂フイルム５を配設させたもので、巻終
り部に限らず巻回途中でセパレータを切断して切
離し、その切離した部分に熱可塑性樹脂フイルム
５を配設してもよく、上述と同様な効果がある。
図はセパレータ４に切欠き１４を設け、該部に熱
可塑性樹脂フイルム５を配設させたもの、第４図
は陽極電極箔３と陰極電極箔４との間のセパレー
タ４の巻終り部を短く切断し、その両電極間に熱
可塑性樹脂フイルム５を配設させたもので、巻終
り部に限らず巻回途中でセパレータを切断して切
離し、その切離した部分に熱可塑性樹脂フイルム
５を配設してもよく、上述と同様な効果がある。
なお、上述の実施例は有極性の電解コンデンサ
について述べたが、無極性、交流用の電解コンデ
ンサ、油浸コンデンサなど他の巻回形もしくは積
層形のコンデンサについても同様な効果を奏し、
両電極間にセパレータの介在しない箇所は１箇所
に限定するものでない。そしてリード８，９と陽
極電極箔３、陰極電極箔６との各々接続部では他
の部分よりも電界強度が高くなり、コンデンサ使
用時に異常でない状態でも樹脂フイルム５が破壊
し短絡しやすくなるので避ける必要がある。
について述べたが、無極性、交流用の電解コンデ
ンサ、油浸コンデンサなど他の巻回形もしくは積
層形のコンデンサについても同様な効果を奏し、
両電極間にセパレータの介在しない箇所は１箇所
に限定するものでない。そしてリード８，９と陽
極電極箔３、陰極電極箔６との各々接続部では他
の部分よりも電界強度が高くなり、コンデンサ使
用時に異常でない状態でも樹脂フイルム５が破壊
し短絡しやすくなるので避ける必要がある。
叙上のように本発明のコンデンサは対向する電
極間にセパレータを介して巻回もしくは積層して
なるコンデンサにおいて、対向する電極間の少く
とも一部にセパレータの介在しない箇所を設け、
該箇所に熱可塑性樹脂フイルムを配設したことを
特徴とするコンデンサで、安価で量産性があり、
安全性の面において極めて有利となり、工業的な
らびに実用的価値の大なるものである。
極間にセパレータを介して巻回もしくは積層して
なるコンデンサにおいて、対向する電極間の少く
とも一部にセパレータの介在しない箇所を設け、
該箇所に熱可塑性樹脂フイルムを配設したことを
特徴とするコンデンサで、安価で量産性があり、
安全性の面において極めて有利となり、工業的な
らびに実用的価値の大なるものである。
第１図は本発明の一実施例の電解コンデンサの
断面図、第２図は同コンデンサ素子の要部展開図
で、イは正面図、ロは底面図、第３図および第４
図は他の実施例で、第３図イは正面図、ロは背面
図、第４図イは正面図、ロは底面図である。 ３：陽極電極箔、４：セパレータ、５：熱可塑
性樹脂フイルム、６：陰極電極箔、８，９：リー
ド、１３：穴、１４：切欠き。
断面図、第２図は同コンデンサ素子の要部展開図
で、イは正面図、ロは底面図、第３図および第４
図は他の実施例で、第３図イは正面図、ロは背面
図、第４図イは正面図、ロは底面図である。 ３：陽極電極箔、４：セパレータ、５：熱可塑
性樹脂フイルム、６：陰極電極箔、８，９：リー
ド、１３：穴、１４：切欠き。
Claims (1)
- １ 対向する電極間にセパレータを介して巻回も
しくは積層してなるコンデンサにおいて、対向す
る電極のリード接続部を除く電極間のセパレータ
に穴または切欠きを設け、該穴または切欠き部に
熱可塑性樹脂フイルムを配設したことを特徴とす
るコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286979A JPS55145329A (en) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | Condenser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286979A JPS55145329A (en) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | Condenser |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55145329A JPS55145329A (en) | 1980-11-12 |
| JPS6246972B2 true JPS6246972B2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=12926872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5286979A Granted JPS55145329A (en) | 1979-04-28 | 1979-04-28 | Condenser |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55145329A (ja) |
-
1979
- 1979-04-28 JP JP5286979A patent/JPS55145329A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55145329A (en) | 1980-11-12 |
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