JPS629708Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS629708Y2 JPS629708Y2 JP1980088514U JP8851480U JPS629708Y2 JP S629708 Y2 JPS629708 Y2 JP S629708Y2 JP 1980088514 U JP1980088514 U JP 1980088514U JP 8851480 U JP8851480 U JP 8851480U JP S629708 Y2 JPS629708 Y2 JP S629708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- explosion
- capacitor
- separator
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 31
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 15
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 claims description 2
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 claims description 2
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 2
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 claims description 2
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は定格電圧以上の直流電圧が印加された
場合などの異常時において、爆発や防爆弁の作動
に至る前に内部で短絡して外部の適当な保護装置
（ヒユーズ、ブレーカなど）を作動させ得る無公
害型の電解コンデンサ装置に関するものである。
場合などの異常時において、爆発や防爆弁の作動
に至る前に内部で短絡して外部の適当な保護装置
（ヒユーズ、ブレーカなど）を作動させ得る無公
害型の電解コンデンサ装置に関するものである。
従来、電解コンデンサ、油浸コンデンサなどの
コンデンサは、内部発生ガスによる圧力が所定以
上の圧力に達すると、コンデンサ素子を収容する
容器の一部、例えば端子板の脆弱部が破壊するよ
うにした構造のいわゆる防爆構造を備え、爆発、
発火などの危険な状態を起こさないように考慮さ
れているのが通常であるが、異常時防爆構造の作
動に伴なう作動音、ガスの噴出、内部含浸液の流
出による汚染、これに伴なうトラツキングなどの
二次災害の危険性があり、公害上の欠点を有して
いた。
コンデンサは、内部発生ガスによる圧力が所定以
上の圧力に達すると、コンデンサ素子を収容する
容器の一部、例えば端子板の脆弱部が破壊するよ
うにした構造のいわゆる防爆構造を備え、爆発、
発火などの危険な状態を起こさないように考慮さ
れているのが通常であるが、異常時防爆構造の作
動に伴なう作動音、ガスの噴出、内部含浸液の流
出による汚染、これに伴なうトラツキングなどの
二次災害の危険性があり、公害上の欠点を有して
いた。
本考案は上述の欠点を除去した電解コンデンサ
装置を提供しようとするものである。
装置を提供しようとするものである。
以下、本考案を第１図および第２図に示す電解
コンデンサの実施例について説明する。
コンデンサの実施例について説明する。
第１図は電解コンデンサの断面図、第２図は同
コンデンサ素子の要部展開図で、１はアルミニウ
ムなどよりなる円筒状の容器、２は該容器１の開
口部で、気密封口するためのゴムなどの弾性板２
ａと硬質フエノールレジン板などの絶縁板２ｂと
を積層してなる端子板、７は該容器２内に収納さ
れたコンデンサ素子で、陽極電極箔３、電解紙な
どのセパレータ４、熱可塑性樹脂フイルム５およ
び陰極電極箔６より構成されている。
コンデンサ素子の要部展開図で、１はアルミニウ
ムなどよりなる円筒状の容器、２は該容器１の開
口部で、気密封口するためのゴムなどの弾性板２
ａと硬質フエノールレジン板などの絶縁板２ｂと
を積層してなる端子板、７は該容器２内に収納さ
れたコンデンサ素子で、陽極電極箔３、電解紙な
どのセパレータ４、熱可塑性樹脂フイルム５およ
び陰極電極箔６より構成されている。
８は陽極電極箔３に接続されたリード、９は陰
極電極箔６に接続されたリードで、端子板２に植
設された端子１０，１１とかしめなどにより接続
されている。
極電極箔６に接続されたリードで、端子板２に植
設された端子１０，１１とかしめなどにより接続
されている。
１２は絶縁板２ｂに設けた防爆弁用の小孔であ
る。
る。
なお、小孔１２を絶縁板２ｂに設けず、容器１
の底面または側面に薄肉部や切欠きなどを設けて
防爆機構を備える場合もある。
の底面または側面に薄肉部や切欠きなどを設けて
防爆機構を備える場合もある。
上記熱可塑性樹脂フイルム５は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリカー
ボネート、ポリスチレンなどが用いられ、第２図
に示すように陽極電極箔３とリード８の接続部１
３または陰極電極箔６とリード９の接続部１４の
少なくともいずれか一方の接続部に対向する電解
紙などのセパレータ４に打抜きなどして加工され
た穴１５を設け、陽極電極箔３あるいは陰極電極
箔６とリード８または９の接続部が、セパレータ
４に設けられた穴１５内に１部または全体が位置
するように配設されたコンデンサである。
ン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリカー
ボネート、ポリスチレンなどが用いられ、第２図
に示すように陽極電極箔３とリード８の接続部１
３または陰極電極箔６とリード９の接続部１４の
少なくともいずれか一方の接続部に対向する電解
紙などのセパレータ４に打抜きなどして加工され
た穴１５を設け、陽極電極箔３あるいは陰極電極
箔６とリード８または９の接続部が、セパレータ
４に設けられた穴１５内に１部または全体が位置
するように配設されたコンデンサである。
なお、セパレータ４に設けた穴１５は第２図に
示すような円形に限定するものでなく、楕円形、
多角形などの任意の形状に形成できるものであ
る。
示すような円形に限定するものでなく、楕円形、
多角形などの任意の形状に形成できるものであ
る。
本考案のコンデンサは以上のようにして構成さ
れているので、過電圧の印加、コンデンサ素子７
の劣化など、異常時に該コンデンサに異常電流が
流れると、内部で発熱してコンデンサ素子７の温
度を上昇せしめ、熱可塑性樹脂フイルム５が溶融
し、この溶融によりセパレータ４の穴１５の部分
でリード８または９と他の対向する電極箔が短絡
する。
れているので、過電圧の印加、コンデンサ素子７
の劣化など、異常時に該コンデンサに異常電流が
流れると、内部で発熱してコンデンサ素子７の温
度を上昇せしめ、熱可塑性樹脂フイルム５が溶融
し、この溶融によりセパレータ４の穴１５の部分
でリード８または９と他の対向する電極箔が短絡
する。
さらに熱可塑性樹脂フイルムはその厚みを調整
することにより、異常時における短絡の感応性を
任意に選定できる。
することにより、異常時における短絡の感応性を
任意に選定できる。
この短絡によつて流れる電流は、外部回路に設
けたヒユーズ、ブレーカなど適当な保護装置を作
動させることができ、電解コンデンサを回路から
電気的に確実に切離すことができる。このため、
電解コンデンサが爆発、発火せず電解液の漏出も
阻止でき、安全かつ無公害な電子機器の製作が可
能となる。
けたヒユーズ、ブレーカなど適当な保護装置を作
動させることができ、電解コンデンサを回路から
電気的に確実に切離すことができる。このため、
電解コンデンサが爆発、発火せず電解液の漏出も
阻止でき、安全かつ無公害な電子機器の製作が可
能となる。
また防爆弁を併用することにより二重の安全機
能を奏することができる。
能を奏することができる。
なお、上述の実施例は有極性の電解コンデンサ
について述べたが、無極性、交流用の電解コンデ
ンサ、油浸コンデンサなど他の巻回形もしくは積
層形のコンデンサについても同様な効果を奏す
る。
について述べたが、無極性、交流用の電解コンデ
ンサ、油浸コンデンサなど他の巻回形もしくは積
層形のコンデンサについても同様な効果を奏す
る。
また電極箔とリードの接続部に対向するセパレ
ータに穴をあけ、該穴部にセパレータに変えて熱
可塑性樹脂フイルムを介在させる箇所は１箇所に
限定するものでなく、設計上、その他の目的によ
り複数箇所であつても何ら差支えない。
ータに穴をあけ、該穴部にセパレータに変えて熱
可塑性樹脂フイルムを介在させる箇所は１箇所に
限定するものでなく、設計上、その他の目的によ
り複数箇所であつても何ら差支えない。
上述のように本考案の電解コンデンサは、対向
する電極箔間にセパレータを介して巻回もしくは
積層してなる電解コンデンサにおいて、少なくと
も一方の電極箔の引出しリード接続部と対向する
セパレータに任意の形状の穴をあけ、該箇所に熱
可塑性樹脂フイルムを配設したことを特徴とする
電解コンデンサで、安価で量産性があり、安全性
の面において極めて有利となり、工業的ならびに
実用的価値の大なるものである。
する電極箔間にセパレータを介して巻回もしくは
積層してなる電解コンデンサにおいて、少なくと
も一方の電極箔の引出しリード接続部と対向する
セパレータに任意の形状の穴をあけ、該箇所に熱
可塑性樹脂フイルムを配設したことを特徴とする
電解コンデンサで、安価で量産性があり、安全性
の面において極めて有利となり、工業的ならびに
実用的価値の大なるものである。
第１図は本考案の一実施例の電解コンデンサの
断面図、第２図は同コンデンサ素子の要部展開
図、で、イは正面図、ロは側面図である。 ３：陽極電極箔、４：セパレータ、５：熱可塑
性樹脂フイルム、６：陰極電極箔、８，９：リー
ド、１３，１４：リード接続部、１５：セパレー
タ４に設けた穴。
断面図、第２図は同コンデンサ素子の要部展開
図、で、イは正面図、ロは側面図である。 ３：陽極電極箔、４：セパレータ、５：熱可塑
性樹脂フイルム、６：陰極電極箔、８，９：リー
ド、１３，１４：リード接続部、１５：セパレー
タ４に設けた穴。
Claims (1)
- 対向する電極箔間にセパレータを介して巻回も
しくは積層してなるコンデンサにおいて、少なく
とも一方の電極箔の引出しリード接続部と対向す
るセパレータ内の該部に所定の形状の穴を少なく
とも１個あけ、該穴とその周辺にポリアセター
ル、ポリカーボネイト、ポリスチレンの熱可塑性
樹脂フイルムを配設した防爆機能を備えたコンデ
ンサ素子と、容器あるいは封口板の一部に防爆機
能とを備えた二重安全機能を構成した電解コンデ
ンサと直列にヒユーズまたはブレーカを接続した
ことを特徴とする電解コンデンサ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980088514U JPS629708Y2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980088514U JPS629708Y2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5712734U JPS5712734U (ja) | 1982-01-22 |
| JPS629708Y2 true JPS629708Y2 (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=29450589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980088514U Expired JPS629708Y2 (ja) | 1980-06-23 | 1980-06-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629708Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55156434U (ja) * | 1979-04-27 | 1980-11-11 |
-
1980
- 1980-06-23 JP JP1980088514U patent/JPS629708Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5712734U (ja) | 1982-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6393892B1 (en) | Impact sensor and impact-pressure sensor | |
| JPS629708Y2 (ja) | ||
| JPS6212652B2 (ja) | ||
| JPS6252445B2 (ja) | ||
| JPS6246972B2 (ja) | ||
| JPS6339091B2 (ja) | ||
| JP2867598B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ | |
| JPS6112673Y2 (ja) | ||
| JPH05291092A (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP3448236B2 (ja) | コンデンサ | |
| CN217788702U (zh) | 一种具有安全可靠防爆功能的新型扣式锂电池 | |
| JP3126150B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ | |
| JP2770293B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP3460459B2 (ja) | 保安機能付コンデンサ | |
| JPH0414913Y2 (ja) | ||
| JPH0569939U (ja) | 電解コンデンサ | |
| JP3079760B2 (ja) | ケース入りコンデンサ | |
| JPS5943727Y2 (ja) | 電解コンデンサの防爆装置 | |
| JP2967201B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JPH082997Y2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ | |
| JPS6130275Y2 (ja) | ||
| JP3458616B2 (ja) | 防爆機構付コンデンサ | |
| JPH0356030Y2 (ja) | ||
| JPS6225884Y2 (ja) | ||
| JPS6130274Y2 (ja) |