JPS6246942Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6246942Y2 JPS6246942Y2 JP11794183U JP11794183U JPS6246942Y2 JP S6246942 Y2 JPS6246942 Y2 JP S6246942Y2 JP 11794183 U JP11794183 U JP 11794183U JP 11794183 U JP11794183 U JP 11794183U JP S6246942 Y2 JPS6246942 Y2 JP S6246942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- side wall
- case body
- convex portions
- concave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/03—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for reinforcing gearboxes, e.g. ribs
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は騒音の発生を抑制したトランスミツ
シヨンケースに関する。
シヨンケースに関する。
一般に、自動車のエンジン駆動時にはエンジン
内で発生する振動がシヤフトを介してトランスミ
ツシヨンに伝達される。そして、第１図に示すト
ランスミツシヨンのケース本体１の振動によつて
このケース本体１の各壁面から騒音が外部に放射
されることが知られている。この場合、ケース本
体１の側壁面２から放射される騒音の振動数（振
動次数）が第２図のａ位置のように比較的低い状
態では第３図に示す壁面１次振動モードが発生
し、騒音の振動数が第２図ａ位置よりも高いｂ位
置では第４図に示す上、下の壁面２次振動モー
ド、ｃ位置では第５図に示す左、右の壁面２次振
動モードがそれぞれ発生することが知られてい
る。また、第２図中の曲線Ｓは加振力スペクト
ル、曲線Ｌは騒音レベルをぞれぞれ示すものであ
り、この第２図からも騒音レベルに対し壁面２次
振動モードが重要な因子になつていることがわか
る。ところで、従来から自動車の騒音対策は重要
な問題になつているが、前記トランスミツシヨン
のケース本体１の側壁面２から放射される騒音は
効果的に抑制することができなかつたのが実情で
あつた。
内で発生する振動がシヤフトを介してトランスミ
ツシヨンに伝達される。そして、第１図に示すト
ランスミツシヨンのケース本体１の振動によつて
このケース本体１の各壁面から騒音が外部に放射
されることが知られている。この場合、ケース本
体１の側壁面２から放射される騒音の振動数（振
動次数）が第２図のａ位置のように比較的低い状
態では第３図に示す壁面１次振動モードが発生
し、騒音の振動数が第２図ａ位置よりも高いｂ位
置では第４図に示す上、下の壁面２次振動モー
ド、ｃ位置では第５図に示す左、右の壁面２次振
動モードがそれぞれ発生することが知られてい
る。また、第２図中の曲線Ｓは加振力スペクト
ル、曲線Ｌは騒音レベルをぞれぞれ示すものであ
り、この第２図からも騒音レベルに対し壁面２次
振動モードが重要な因子になつていることがわか
る。ところで、従来から自動車の騒音対策は重要
な問題になつているが、前記トランスミツシヨン
のケース本体１の側壁面２から放射される騒音は
効果的に抑制することができなかつたのが実情で
あつた。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、ケース本体の側壁面から放射さ
れる騒音を効果的に抑制することができるトラン
スミツシヨンケースを提供することにある。
で、その目的は、ケース本体の側壁面から放射さ
れる騒音を効果的に抑制することができるトラン
スミツシヨンケースを提供することにある。
以下、この考案の一実施例を第６図乃至第９図
を参照して説明する。第６図はトランスミツシヨ
ンのケース本体１１を示すもので、このケース本
体１１の側壁面１２には多数の凹凸部が横方向お
よび縦方向にそれぞれ並設されている。この場
合、ケース本体１１の側壁面１２の横方向の寸法
ａに対し互に横方向に隣接する凸部の頂部１３と
凹部の底部１４との間の間隔は略ａ／４、側壁面
１２の縦方向の寸法ｂに対し互に横方向に隣接す
る凸部の頂部１３と凹部の底部１４との間の間隔
は略ｂ／４にそれぞれ設定されている。また、こ
れらの凸部の頂部１３と凹部の底部１４との間の
高さ寸法ｈは設計的な制約条件および加振力特性
を考慮して適宜設定されている。
を参照して説明する。第６図はトランスミツシヨ
ンのケース本体１１を示すもので、このケース本
体１１の側壁面１２には多数の凹凸部が横方向お
よび縦方向にそれぞれ並設されている。この場
合、ケース本体１１の側壁面１２の横方向の寸法
ａに対し互に横方向に隣接する凸部の頂部１３と
凹部の底部１４との間の間隔は略ａ／４、側壁面
１２の縦方向の寸法ｂに対し互に横方向に隣接す
る凸部の頂部１３と凹部の底部１４との間の間隔
は略ｂ／４にそれぞれ設定されている。また、こ
れらの凸部の頂部１３と凹部の底部１４との間の
高さ寸法ｈは設計的な制約条件および加振力特性
を考慮して適宜設定されている。
そこで、上記構成のものにあつてはケース本体
１１の側壁面１２に多数の凹凸部を形成し、横方
向に隣接する凸部の頂部１３と凹部の底部１４と
の間隔を側壁面１２の横方向の寸法ａの約1/4、
縦方向に隣接する凸部の頂部１３と凹部の底部１
４との間隔を側壁面１２の縦方向の寸法ｂの約1/
４にそれぞれ設定したので、壁面１次振動モード
をほとんど変えることなく、壁面２次振動モード
が発生する振動数を高振動数側に大幅にずらすこ
とができる。したがつて、第２図に示す加振力ス
ペクトル５と騒音レベルＬとの関係によつてケー
ス本体１１の側壁面１２から放射される騒音を効
果的に抑制することができる。
１１の側壁面１２に多数の凹凸部を形成し、横方
向に隣接する凸部の頂部１３と凹部の底部１４と
の間隔を側壁面１２の横方向の寸法ａの約1/4、
縦方向に隣接する凸部の頂部１３と凹部の底部１
４との間隔を側壁面１２の縦方向の寸法ｂの約1/
４にそれぞれ設定したので、壁面１次振動モード
をほとんど変えることなく、壁面２次振動モード
が発生する振動数を高振動数側に大幅にずらすこ
とができる。したがつて、第２図に示す加振力ス
ペクトル５と騒音レベルＬとの関係によつてケー
ス本体１１の側壁面１２から放射される騒音を効
果的に抑制することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施例の凸部と凹部の位
置は全て逆に配設してもよい。さらに、その他こ
の考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
ではない。例えば、上記実施例の凸部と凹部の位
置は全て逆に配設してもよい。さらに、その他こ
の考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
以上説明したように、この考案によればケース
本体の側壁面に多数の凹凸部を並設し、側壁面の
横方向の寸法ａに対し互に横方向に隣接する凸部
の頂部と凹部の底部との間隔を略ａ／４、側壁面
の縦方向の寸法ｂに対し互に縦方向に隣接する凸
部の頂部と凹部の底部との間隔を略ｂ／４に設定
したので、ケース本体の側壁面から放射される騒
音を効果的に抑制することができる。
本体の側壁面に多数の凹凸部を並設し、側壁面の
横方向の寸法ａに対し互に横方向に隣接する凸部
の頂部と凹部の底部との間隔を略ａ／４、側壁面
の縦方向の寸法ｂに対し互に縦方向に隣接する凸
部の頂部と凹部の底部との間隔を略ｂ／４に設定
したので、ケース本体の側壁面から放射される騒
音を効果的に抑制することができる。
第１図乃至第５図は従来例を示すもので、第１
図はケース本体の斜視図、第２図は騒音レベル特
性および加振力特性を示す特性図、第３図乃至第
５図はケース本体の側壁面に発生する振動モード
を示す特性図、第６図乃至第９図はこの考案の一
実施例を示すもので、第６図はケース本体の斜視
図、第７図はケース本体の側壁面を示す側面図、
第８図は第７図の−線断面図、第９図は第７
図の−線断面図である。 １１……ケース本体、１２……側壁面、１３…
…頂部、１４……底部。
図はケース本体の斜視図、第２図は騒音レベル特
性および加振力特性を示す特性図、第３図乃至第
５図はケース本体の側壁面に発生する振動モード
を示す特性図、第６図乃至第９図はこの考案の一
実施例を示すもので、第６図はケース本体の斜視
図、第７図はケース本体の側壁面を示す側面図、
第８図は第７図の−線断面図、第９図は第７
図の−線断面図である。 １１……ケース本体、１２……側壁面、１３…
…頂部、１４……底部。
Claims (1)
- ケース本体の側壁面に多数の凹凸部を横方向お
よび縦方向にそれぞれ並設し、前記側壁面の横方
向の寸法ａに対し互に横方向に隣接する凸部の頂
部と凹部の底部との間の間隔を略ａ／４、前記側
壁面の縦方向の寸法ｂに対し互に縦方向に隣接す
る凸部の頂部と凹部の底部との間の間隔を略ｂ／
４に設定したことを特徴とするトランスミツシヨ
ンケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11794183U JPS6024967U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トランスミツシヨンケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11794183U JPS6024967U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トランスミツシヨンケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024967U JPS6024967U (ja) | 1985-02-20 |
| JPS6246942Y2 true JPS6246942Y2 (ja) | 1987-12-22 |
Family
ID=30271291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11794183U Granted JPS6024967U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トランスミツシヨンケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024967U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5821521B2 (ja) * | 2011-10-24 | 2015-11-24 | スズキ株式会社 | パワートレイン装置 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP11794183U patent/JPS6024967U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024967U (ja) | 1985-02-20 |
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