JPS6246793A - 鞍乗型車両の車輪懸架装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明は、鞍乗型車両の車輪懸架装置に関する。

ｂ、　従来の技術 海岸、荒地など、いわゆる不整地を走行する車輌として
は、運転者が搭乗して走行するときにバランスがとりや
すく、操縦性の良いことが要求される。このようなこと
から、二輪車を改良した三輪車、あるいは四輪車が開発
された。

第２図は、この種の不整地走行用鞍乗型四輪車を示した
もので、この四輪車は鞍乗型に構成したフレーム１００
に、前車輪１０１　と後車輪１０２を各二輪設け、これ
ら車輪１０１．１０２には、内部の圧力が低く、地面と
の接触面が広いタイヤ、いわゆるバルーンタイヤ１０３
　を配装しである。そして、上記車輪１０１．１０２を
操舵する操舵機構には、リンク機構（図示せず）および
、このリンク機構を操作するハンドルには、バーハンド
ル１０４が用いられている。

このような、鞍乗型四輪車では、軽量化を図るために、
前輪懸架装置きしてスイングアーム弐ナスペンションを
採用したものがある。

第３図は、鞍乗型四輪車の車体フレームに取付けられた
スイングアーム式フロントサスペンションを示したもの
である。

これは、左右のロアチューブ１０５に、左右の前車輪１
０１を懸架するスイングアーム１０６をそれぞれピボッ
ト部１０６ａを介して揺動可能に取付け、これらスイン
グアーム１０６をショックアブソーバおよびハ皐からな
るサスペンションユニット１０７　テ懸架したものであ
る。こうして、スイングアーム１０６の先端に装着した
コ字型のナックルアームブラケット１０８にキングピン
１０９を介して転舵可能に前車輪１０１を支持するもの
である。

」１記サスペンションユニット１０７　は、上端を車体
フレーム１００に、下端をスイングアーム１０６　また
は、スイングアーム１０６に取付けられた補強材１１０
にそれぞれサスペンションブラケットＩＩ１．１１２を
介して支持されている。

Ｃ９発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような車輪懸架装置によると、サ
スベンンヨンユニノト１０７の下端を支持するサスペン
ションブラケット１１２は、スイングアーム１０６また
は補強材１１０に取付けられているため、Ｉ工動軸Ｏか
らサスペンションブラケット１１２の支持軸Ｐまでの距
離ｌが小さいことからレバー比が大きくとれず、サスペ
ンション特性が　不充分であった。レバー比Ａはタイヤ
１０３が受ける上方向の荷重を１゜とじ、サスペンショ
ンユニット１０１に加わる荷重を「とすると＾−ｙ／ｒ
、となる。また、荷重が補強剤１１０等に加わるため、
ナックルアームブラケット１０８の取付部分を補強する
ための補強剤１１３を用いていた。

本発明は上記問題点を解決し、レバー比を大きくしてサ
スペンション特性の向上を図り、かつ軽量化を図り得る
鞍乗型車両の車輪懸架装置を提供することを目的とする
。

ｄ、　問題点を解決するための手段 本発明は、車輪を転舵可能に支持するナックルアームブ
ラケットを先端に装着したスイングアームを車体フレー
ムに揺動可能に支持し、゛かつ該スイングアームの先端
部と車体フレームとの間にサンペンションユニットを配
設した車輪懸架装置において、上記サスペンションユニ
ットの下端部を支持するサスペンションブラケットを少
なくとも上記ナックルアームブラケットに股からせて装
着したことにある。

ｅ、　実施例 以下図示の実施例を参照しながら本発明の詳細な説明す
る。

第１図ｔａ＋　（ｂｌにおいて、１は、鞍乗型四輪車の
車体フレーム、２は左右の前車輪３．３を支持する独立
懸架式のフロントサスペンションである。

フロントサスペンション２は、上記車体フレームｌの左
右のロアチューブ４，４に、揺動可能に支持されたスイ
ングアーム５と、このスイングアーム５の先端部を車体
フレーム１に懸架するショックアブソーバおよびバネか
らなるサスペンションユニット６とで構成されている。

　上記スイングアーム５は、先端にコ字型のナックルア
ームブラケット７が装着されており、このナックルアー
ムブラケット７にキングピン８を介して車輪軸９を支持
している。スイングアーム５は、ロアチューブ４．４に
装着されたブラケットＩＯにピン１１を介してＩ３動可
能に支持されている。

１２　は、スイングアーム５のパイプ５ａ、　５ｂ相互
間に設けられた補強材１３と上記ナックルアームブラケ
ット７に股がって装着された下部サスペンションブラケ
ットであり、このサスペンションブラケット１２と車体
フレームｌの上部側に装着された上記サスペンションブ
ラケット１４との間に上記サスペンションユニット６が
配設されている。

上記構成による車輪懸架装置によると、サスペンション
ユニット６の下端部を支持するサスペンションブラケッ
ト１２の中心軸Ｐとスイングアーム５の揺動軸０との距
ＭＬを長くすることが可能となる。

ｆ、　発明の効果 以上述べたように、本発明による鞍乗型車両の車輪懸架
装置によれば、車輪を転舵可能に支持するナックルアー
ムブラケットを先端に装着したスイングアームを車体フ
レームに１ｇ動可能に支持し、かつ該スイングアームの
先端部と車体フレームとの間にサスペンションユニット
を配設した車輪懸架’Ａ　ｉｔにおいて、上記サスペン
ションユニットの下端部を支持するサスベンジ９ンブラ
ケノトを少なくとも上記ナックルアームブラケットに股
がらせて装着したので、レバー比を大きくしてサスペン
ション特性の向上を図ることができる。また、サスペン
ションブラケットは、ナックルアームブラケットの補強
を兼ねているので、それだけ軽量化および低廉化を図る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌ　（ｂｌは、本発明による車輪懸架装置の
一実施例を示し、（ａｌは正面図、＋ｂｌは第１図（ａ
ｌの平面図である。第２図は、不整地走行用岐乗型四輪
車を示す斜視図、第３図ｆａｌ中）は、従来の車輪懸架
装置を示し、ｆａ）は正面図、山）は第３図ｔａ＋の平
面図である。 ■・・・車体フレーム、 ２・・・フロントサスペンション、 ３・・・前車輪、　　　　　５・・・スイングアーム、
６・・・サスペンションユニット、 ７・・・ナックルアームブラケット、 １２・・・サスペンションブラケット、１４・・・ブラ
ケット。 第１図 （ａ） （ｂ） 第３図 （ａ） ゝ・ノ　　　　　　　　　（ヲ 十 （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車輪を転舵可能に支持するナックルアームブラケットを
   先端に装着したスイングアームを車体フレームに揺動可
   能に支持し、かつ該スイングアームの先端部と車体フレ
   ームとの間にサンペンションユニットを配設した車輪懸
   架装置において、上記サスペンションユニットの下端部
   を支持するサスペンションブラケットを少なくとも上記
   ナックルアームブラケットに股がらせて装着したことを
   特徴とする鞍乗型車両の車輪懸架装置。