JPS6225978Y2 - - Google Patents

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JPS6225978Y2
JPS6225978Y2 JP1981167852U JP16785281U JPS6225978Y2 JP S6225978 Y2 JPS6225978 Y2 JP S6225978Y2 JP 1981167852 U JP1981167852 U JP 1981167852U JP 16785281 U JP16785281 U JP 16785281U JP S6225978 Y2 JPS6225978 Y2 JP S6225978Y2
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JP
Japan
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steering
axle housing
vehicle
vehicle body
cross link
Prior art date
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JP1981167852U
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English (en)
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JPS5873074U (ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両におけるステアリングリンケージ
の干渉防止装置に関する。
車両において、従来、第3図にて示したよう
に、アクスルハウジング10がリーフスプリング
11,11を介して車体12に連結され、また車
体12に組付けたステアリングギヤ13から延び
てハンドル14の回転により左右動するピツトマ
ンアーム15がステアリングクロスリンク16を
介してタイロツド17に連結され、このタイロツ
ド17がアクスルハウジング10に組付けた左右
のナツクルアーム18(第3図には一方のみ図示
されている)に連結されてなるものがある。しか
して、かかる車両においては、車体12を固定し
て考えた場合、車両が悪路などを走行すると、ア
クスルハウジング10等のばね下部材がバウン
ド・リバウンドあるいはトランピング振動をす
る。このときには、アクスルハウジング10が単
に上下動するのみで左右方向には動かず、しかも
第4図にて一例を示したように、ステアリングク
ロスリンク16の揺動によつてタイロツド17が
上方へ移動するとともに左方へδ移動し、ステア
リングケージにおいて干渉量δの幾何学的干渉が
生じ、タイヤ19が一方に切られるとともに、そ
の反力としてハンドルキツクバツクが発生してい
た。またかかる車両においては、制動時に上記し
た幾何学的干渉に起因して車両が一方に偏向する
こともあつた。
本考案はかかる問題に着目してなされたもの
で、その目的は車体に対するアクスルハウジング
の動きを拘束して上記した幾何学的な干渉が生じ
ないようにすることにあり、またその要旨はアク
スルハウジングと車体を連結するコントロールロ
ツドをステアリングクロスリンクに並列に配置
し、かつこのコントロールロツドの各連結端部を
前記ステアリングクロスリンクの各連結端部を通
つて車両の前後方向に延びる線上又はその近傍に
て前記アクスルハウジングと車体にそれぞれ枢着
したことにある。
以下に、本考案の一実施例を第1図及び第2図
を参照して説明する。第1図に示した車両におい
ては、ステアリングクロスリンク16に並列にコ
ントロールロツド20が配置されている。このコ
ントロールロツド20は、一方の連結端部20a
がステアリングクロスリンク16の一方の連結端
部aを通つて車両の前後方向に延びる線L1上又
はその近傍にてアクスルハウジング10に上下方
向へ揺動可能に枢着され、かつ他方の連結端部2
0bがステアリングクロスリンク16の他方の連
結端部bを通つて車両の前後方向に延びる線L2
上又はその近傍にて車体12に固着したブラケツ
ト12Aに上下方向へ揺動可能に枢着されてい
て、車体12に対するアクスルハウジング10の
動きを拘束する。その他の構成は、従来のものと
同じであるため同一符号を付して説明は省略す
る。
かかる車両においては、走行時或いは制動時に
おいて、第2図にて一例を示したように、ステア
リングクロスリンク16が仮想線の状態まで揺動
しても、アクスルハウジング10がコントロール
ロツド20により動きを拘束されて、仮想線にて
示したように、ステアリングクロスリンク16に
おける連結端部aの移動量(タイロツド17の移
動量でもある)と略等しい量だけ上方及び左方へ
移動するため、ステアリングリンケージにおいて
幾何学的干渉は生じず、ハンドルキツクバツク及
び制動時の偏向を防止することができる。また、
コントロールロツド20がステアリングクロスリ
ンク16に並列に、すなわち左右方向に延在して
配置されているため、アクスルハウジング10に
作用する左右方向の力(横力)を十分に受け止め
ることができて左右方向のサスペンシヨン剛性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同作動説明図、第3図は従来例を示す斜視
図、第4図は同作動説明図である。 符号の説明、10……アクスルハウジング、1
1……リーフスプリング、12……車体、13…
…ステアリングギヤ、15……ピツトマンアー
ム、16……ステアリングクロスリンク、17…
…タイロツド、18……ナツクルアーム、20…
…コントロールロツド、20a,20b……コン
トロールロツドの連結端部、a,b……ステアリ
ングクロスリンクの連結端部、L1,L2……ステ
アリングクロスリンクの連結端部を通つて車両の
前後方向に延びる線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクスルハウジングがリーフスプリングを介し
    て車体に連結され、また車体に組付けたステアリ
    ングギヤから延びて左右動するピツトマンアーム
    がステアリングクロスリンクを介してタイロツド
    に連結され、このタイロツドが前記アクスルハウ
    ジングに組付けた左右のナツクルアームに連結さ
    れてなる車両において、前記アクスルハウジング
    と車体を連結するコントロールロツドを前記ステ
    アリングクロスリンクに並列に配置し、かつこの
    コントロールロツドの各連結端部を前記ステアリ
    ングクロスリンクの各連結端部を通つて車両の前
    後方向に延びる線上又はその近傍にて前記アクス
    ルハウジングと車体にそれぞれ枢着したことを特
    徴とするステアリングリンケージの干渉防止装
    置。
JP16785281U 1981-11-10 1981-11-10 車両におけるステアリングリンケ−ジの干渉防止装置 Granted JPS5873074U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16785281U JPS5873074U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 車両におけるステアリングリンケ−ジの干渉防止装置

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JP16785281U JPS5873074U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 車両におけるステアリングリンケ−ジの干渉防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5873074U JPS5873074U (ja) 1983-05-17
JPS6225978Y2 true JPS6225978Y2 (ja) 1987-07-02

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ID=29959920

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JP16785281U Granted JPS5873074U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 車両におけるステアリングリンケ−ジの干渉防止装置

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JP (1) JPS5873074U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733971Y2 (ja) * 1989-03-07 1995-08-02 トヨタ自動車株式会社 ステアリングリンク装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5594807A (en) * 1979-01-06 1980-07-18 Toyota Motor Corp Front wheel suspension system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5594807A (en) * 1979-01-06 1980-07-18 Toyota Motor Corp Front wheel suspension system

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JPS5873074U (ja) 1983-05-17

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