JPS6246115Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246115Y2 JPS6246115Y2 JP1982178255U JP17825582U JPS6246115Y2 JP S6246115 Y2 JPS6246115 Y2 JP S6246115Y2 JP 1982178255 U JP1982178255 U JP 1982178255U JP 17825582 U JP17825582 U JP 17825582U JP S6246115 Y2 JPS6246115 Y2 JP S6246115Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- casing
- mounting bracket
- pipe
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガス燃焼器に用いられるパイプ式熱交
換器に関するものである。
換器に関するものである。
従来のこの種のガス燃焼器は、温風用フアン用
のケーシング内壁に沿つてバーナで燃焼した燃焼
ガスを導く熱交換パイプを設け、温風用フアンに
よりケーシング外より吸入された冷気を熱交換パ
イプ内を流れる燃焼ガスと対向して流し、熱交換
するものであつた。この構成によると、熱交換器
と温風用フアンが略一体に構成されることにより
コンパクトな温風暖房器となり、かつ対向流によ
る効果的な熱交換が得られるものである。第１図
はその具体的構成を示したものであり、ケーシン
グ１の内壁に沿つて設けられた複数本の熱交換パ
イプ２と、このパイプ２の一端に接続されたバー
ナ３及び他端に接続された排気口４よりなり、バ
ーナ３及び排気口４は夫々ケーシング１にねじ５
により固定されていた。
のケーシング内壁に沿つてバーナで燃焼した燃焼
ガスを導く熱交換パイプを設け、温風用フアンに
よりケーシング外より吸入された冷気を熱交換パ
イプ内を流れる燃焼ガスと対向して流し、熱交換
するものであつた。この構成によると、熱交換器
と温風用フアンが略一体に構成されることにより
コンパクトな温風暖房器となり、かつ対向流によ
る効果的な熱交換が得られるものである。第１図
はその具体的構成を示したものであり、ケーシン
グ１の内壁に沿つて設けられた複数本の熱交換パ
イプ２と、このパイプ２の一端に接続されたバー
ナ３及び他端に接続された排気口４よりなり、バ
ーナ３及び排気口４は夫々ケーシング１にねじ５
により固定されていた。
また熱交換パイプ２はバーナ３の前方に直線状
に形成された拡散燃焼部６と、この拡散燃焼部６
の先端に連らねられ、ケーシング１の内周壁に沿
つて彎曲して配設された熱交換部７とで構成さ
れ、拡散燃焼部６より少し先に伸びたところの熱
交換部７を取付金具８によりケーシング１の内壁
に固定していた。この取付金具８は第２図に示す
ようにその中間部分で熱交換パイプ２の表面を囲
み、両端をねじ９によりケーシング１の内壁に固
定されており、これによつてパイプ２を移動しな
いように固定している。尚１０はケーシング１の
ほぼ中心部に設けられた温風用フアン、１１は温
風吹出口である。このものではバーナ３が燃焼す
ると、熱交換パイプ２がその熱によつて膨張し、
特に彎曲がはじまる熱交換部７の取付金具８部分
での移動量が多くなり、取付金具８の締付けが強
い場合にはパイプ２に熱応力が発生し、疲労する
欠点があり、また締付けが弱い場合にはパイプ２
の移動により取付金具８との間に金属音を発生す
る欠点があつた。
に形成された拡散燃焼部６と、この拡散燃焼部６
の先端に連らねられ、ケーシング１の内周壁に沿
つて彎曲して配設された熱交換部７とで構成さ
れ、拡散燃焼部６より少し先に伸びたところの熱
交換部７を取付金具８によりケーシング１の内壁
に固定していた。この取付金具８は第２図に示す
ようにその中間部分で熱交換パイプ２の表面を囲
み、両端をねじ９によりケーシング１の内壁に固
定されており、これによつてパイプ２を移動しな
いように固定している。尚１０はケーシング１の
ほぼ中心部に設けられた温風用フアン、１１は温
風吹出口である。このものではバーナ３が燃焼す
ると、熱交換パイプ２がその熱によつて膨張し、
特に彎曲がはじまる熱交換部７の取付金具８部分
での移動量が多くなり、取付金具８の締付けが強
い場合にはパイプ２に熱応力が発生し、疲労する
欠点があり、また締付けが弱い場合にはパイプ２
の移動により取付金具８との間に金属音を発生す
る欠点があつた。
本考案は上記の欠点を改良するためになされた
ものであり、熱交換パイプの彎曲がはじまる部分
をその彎曲部の内側から取付金具の一側に設けた
略Ｕ字状のパイプの保持部で挾み、この取付金具
の他側を温風用フアン用のケーシング壁に回動自
在に取付けることにより熱交換パイプの熱膨張を
吸収し、パイプの疲労、金属音の発生を防止した
ものである。
ものであり、熱交換パイプの彎曲がはじまる部分
をその彎曲部の内側から取付金具の一側に設けた
略Ｕ字状のパイプの保持部で挾み、この取付金具
の他側を温風用フアン用のケーシング壁に回動自
在に取付けることにより熱交換パイプの熱膨張を
吸収し、パイプの疲労、金属音の発生を防止した
ものである。
以下その一実施例を添付図面中の第３図に従が
つて説明する。１２は板状の取付金具で、その一
側にＵ字状のパイプ保持部１３をその開口部が前
記一側端面側に向くように設け、他側に下向きに
座押しをしたねじ穴１４を設けている。そしてこ
の取付金具１２は第４図に示すように拡散燃焼部
６より少し先に伸びたところの彎曲した熱交換部
７をその彎曲部分の内側からＵ字状の保持部１３
で挾み、ねじ穴１４に通したねじ１５によりケー
シング１の内壁に回動自在に取付けたものであ
る。尚他は上記第１図及び第２図のものと同様で
あるから説明を省略する。
つて説明する。１２は板状の取付金具で、その一
側にＵ字状のパイプ保持部１３をその開口部が前
記一側端面側に向くように設け、他側に下向きに
座押しをしたねじ穴１４を設けている。そしてこ
の取付金具１２は第４図に示すように拡散燃焼部
６より少し先に伸びたところの彎曲した熱交換部
７をその彎曲部分の内側からＵ字状の保持部１３
で挾み、ねじ穴１４に通したねじ１５によりケー
シング１の内壁に回動自在に取付けたものであ
る。尚他は上記第１図及び第２図のものと同様で
あるから説明を省略する。
本考案は以上のような構成であるからバーナ３
に点火すると、その火炎は熱交換パイプ２の直線
状の拡散燃焼部６内に伸びて燃焼し、熱交換部７
内を排気ガスが通り、排気口４より吐出される。
に点火すると、その火炎は熱交換パイプ２の直線
状の拡散燃焼部６内に伸びて燃焼し、熱交換部７
内を排気ガスが通り、排気口４より吐出される。
一方温風用フアン１０が回転すると、周囲の空
気が熱交換パイプ２の熱交換部７に接触して熱交
換し、温風となつて温風吹出口１１より吹出され
る。
気が熱交換パイプ２の熱交換部７に接触して熱交
換し、温風となつて温風吹出口１１より吹出され
る。
次にこの燃焼によつて熱交換パイプ２が加熱さ
れ、第６図点線のように熱膨張して移動すると、
それに追従して取付金具１２も点線のように回動
し、熱交換パイプ２の熱膨張分を吸収し、従来の
ように熱交換パイプ２に熱応力が生じて疲労した
り、取付金具１２との間で金属音を発生するのを
防止する。尚バーナ３の燃焼が停止した場合には
熱交換パイプ２は冷却されて実線のように元に戻
り、それに追従して取付金具１２も実線のように
元に戻り、同じく熱変形を防止する。
れ、第６図点線のように熱膨張して移動すると、
それに追従して取付金具１２も点線のように回動
し、熱交換パイプ２の熱膨張分を吸収し、従来の
ように熱交換パイプ２に熱応力が生じて疲労した
り、取付金具１２との間で金属音を発生するのを
防止する。尚バーナ３の燃焼が停止した場合には
熱交換パイプ２は冷却されて実線のように元に戻
り、それに追従して取付金具１２も実線のように
元に戻り、同じく熱変形を防止する。
以上説明したように本考案はバーナの先端に連
らなる直線状の拡散燃焼部と温風用フアン用のケ
ーシングの内壁に沿つて設けた熱交換部とによつ
てパイプ式熱交換器を形成するとともに、前記拡
散燃焼部より少し先に伸びたところの彎曲した熱
交換部をその彎曲部の内側から取付金具の一側に
設けたＵ字状のパイプ保持部で挾み、この取付金
具の他側をケーシング内壁に回動自在に取付ける
ようにしたので、熱交換パイプは燃焼による加熱
によつて膨張してもその移動を取付金具の回動に
よつて吸収し、従来のように熱交換パイプの疲労
や金属音を発生することがない利点がある。
らなる直線状の拡散燃焼部と温風用フアン用のケ
ーシングの内壁に沿つて設けた熱交換部とによつ
てパイプ式熱交換器を形成するとともに、前記拡
散燃焼部より少し先に伸びたところの彎曲した熱
交換部をその彎曲部の内側から取付金具の一側に
設けたＵ字状のパイプ保持部で挾み、この取付金
具の他側をケーシング内壁に回動自在に取付ける
ようにしたので、熱交換パイプは燃焼による加熱
によつて膨張してもその移動を取付金具の回動に
よつて吸収し、従来のように熱交換パイプの疲労
や金属音を発生することがない利点がある。
第１図は従来のガス燃焼器の一部断面正面図、
第２図は同要部縦断面図、第３図は本考案ガス燃
焼器の一部断面正面図、第４図は同要部縦断面
図、第５図は同部品の斜視図、第６図は同動作説
明図である。 図において、１はケーシング、２は熱交換パイ
プ、３はバーナ、６は拡散燃焼部、７は熱交換
部、１２は取付金具、１３はパイプ保持部であ
る。
第２図は同要部縦断面図、第３図は本考案ガス燃
焼器の一部断面正面図、第４図は同要部縦断面
図、第５図は同部品の斜視図、第６図は同動作説
明図である。 図において、１はケーシング、２は熱交換パイ
プ、３はバーナ、６は拡散燃焼部、７は熱交換
部、１２は取付金具、１３はパイプ保持部であ
る。
Claims (1)
- バーナ３の先端に連らなる直線状の拡散燃焼部
６と、温風用フアン１０用のケーシング１の内壁
に沿つて設けた熱交換部７とによつてパイプ式熱
交換器２を形成するとともに、前記拡散燃焼部６
より少し先に伸びたところの彎曲した熱交換部７
をその彎曲部の内側から取付金具１２の一側に設
けたＵ字状のパイプ保持部１３で挾み、この取付
金具１２の他側をケーシング１の内壁に回動自在
に取付けてなるガス燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17825582U JPS5980640U (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | ガス燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17825582U JPS5980640U (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | ガス燃焼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980640U JPS5980640U (ja) | 1984-05-31 |
| JPS6246115Y2 true JPS6246115Y2 (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=30387057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17825582U Granted JPS5980640U (ja) | 1982-11-25 | 1982-11-25 | ガス燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980640U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS556760B2 (ja) * | 1977-09-20 | 1980-02-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6017621Y2 (ja) * | 1978-06-28 | 1985-05-30 | 松下電器産業株式会社 | 燃焼装置 |
-
1982
- 1982-11-25 JP JP17825582U patent/JPS5980640U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS556760B2 (ja) * | 1977-09-20 | 1980-02-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5980640U (ja) | 1984-05-31 |
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