JPS622460Y2 - - Google Patents

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JPS622460Y2
JPS622460Y2 JP8985283U JP8985283U JPS622460Y2 JP S622460 Y2 JPS622460 Y2 JP S622460Y2 JP 8985283 U JP8985283 U JP 8985283U JP 8985283 U JP8985283 U JP 8985283U JP S622460 Y2 JPS622460 Y2 JP S622460Y2
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JP
Japan
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casing
exhaust cover
water supply
hot water
exhaust
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JP8985283U
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JPS59195451U (ja
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、比較的給湯能力が大きく、コンパク
トに設計された湯沸器に関するもので、その目的
とするところは、熱交換器の上部に載置された排
気カバー内を通過する燃焼廃ガスの輻射熱による
ケーシング上面の温度を低下させることにある。
ガス湯沸器は、財団法人日本ガス機器検査協会
が昭和46年4月に制定し、昭和55年2月に改訂し
た「ガス瞬間湯沸器検定規程」の51頁に記載され
た技術上の基準25(1)頁「各部の温度上昇」におい
て、測定箇所が手のふれるおそれのある部分は室
温に105度を加えた温度を超えてはならないと規
程されている。
従来の比較的給湯能力の大きな湯沸器では、前
述の規程を守るためにケーシングが大型化し、こ
れを省スペースのためにコンパクト設計するため
には、例えばケーシング内部をフアンによつて強
制的に空気を循環させてケーシングの温度上昇を
低下させるなどの対策を構じなければならず、構
造が複雑でコストも嵩むことになる。
本考案はこれらの欠点を解消するために、排気
カバーとケーシングとの空間に遮熱板を設けると
共に、該遮熱板に熱交換器の入口部に連通する給
水管を密着させて、排気カバーからの輻射熱を遮
つて前述の規程を満足させるまでケーシング上面
の温度を低下させるようにしたものである。
次に、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
1はケーシング、2は熱交換器、3は該熱交換
器2の上部に載置した排気カバーで、コンパクト
に設計するために、前記ケーシング1の上面とは
高さHなる狭い空間が設けられている。4は前記
熱交換器2の真下に設けられたガスバーナで、該
ガスバーナ4の上流側のガス導管の途中に制御部
5が配設されている。6は前記排気カバーと図示
しないがケーシング1の背面に取付けられる給排
気トツプを接続する排気筒で、該排気筒6内に燃
焼廃ガスを排出するためのフアン7が設けられて
いる。8は前記排気筒6をとり囲む給気筒で、該
給気筒8の上流側は前記給排気トツプに連通し、
下流側はケーシング1の後部壁面を下方へ延長さ
れ、ガスバーナ4への均一な送気を促進させてい
る。9はケーシング1の上面に取付けられた給水
接続口で、その上流側は水道に直結されている。
10は前記給水接続口9から排気カバー3とケー
シング1の上面との高さHなる狭い空間を横切
り、熱交換器の入口部11に連通されている給水
管、12は入口部11から吸熱部13に連通し、
熱交換器2を巻装する冷却管、14は吸熱部13
からケーシング1の上面に取付けた給湯接続口1
5に連通する給湯管である。なお給湯接続口15
の下流は適宜給湯したい場所に配設された給湯栓
に給湯配管される。
16は排気カバー3とケーシング1の上面との
空間を横切る前記給水管10に溶接などを施して
密着させた遮熱板で、該遮熱板16は排気カバー
3の真上に位置し、その大きさは排気カバー3の
長さLおよび巾Bに対して、L′>L,B′>Bとな
るように排気カバー3の投影面積よりも大きく形
成され、ケーシング1の上面にビス17にて吊持
されている。
本考案の湯沸器は以上述べたように構成されて
おり、以下その作用および効果について説明す
る。
ガスは制御部5からガスバーナ4へ導かれ、給
気筒8から流入した空気と混合されて燃焼し、吸
熱部13を加熱したのち、燃焼廃ガスは排気カバ
ー3を通過し排気筒6からフアン7で強制的にケ
ーシング1外に取付けた給排気トツプ(図示しな
い)へ排出される。また、水は給水接続口9から
給水管10を通過して入口部11を経て冷却管1
2を通過する際に、熱交換器2の胴壁の過熱を防
止したのち、吸熱部13に至り、ここで所望の湯
温になるように加熱されたのち、給湯管14から
給湯接続口15を経て、適宜場所へ給湯配管され
た給湯栓から給湯される。
従来の湯沸器では遮熱板16がないため、燃焼
廃ガスが排気カバー3を通過するときに生ずる輻
射熱が直接ケーシング1に及ぼし、ケーシング1
の上面の温度が前述の「ガス瞬間湯沸器検定規
程」を満足させるためには、排気カバー3とケー
シング1の上面との高さH寸法を大きくとらなけ
ればならず、コンパクトに設計することが困難で
あつた。
これに対し、本考案では、排気カバー3とケー
シング1との間の高しHなる狭い空間に給水管1
0を密着させた排気カバー3の投影面積よりも大
きい遮熱板16を設けたので、排気カバー3から
の輻射熱を遮熱板16で受けると共に、給水管1
0によつて、その輻射熱を吸収させたので、比較
的給湯能力が大きくても省スペースのためにコン
パクト設計された湯沸器であつても、ケーシング
1の耐熱温度が前述の「ガス瞬間湯沸器検定規
程」を十分満足させることができる。また、この
排気カバー3からの輻射熱の対策も給水管10を
密着させた遮熱板16を排気カバー3とケーシン
グ1との空間に設けるだけですむので、製造コス
トを低減させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の態様を示す概略断面
図、第2図は第1図のA−A′矢視一部切截断面
図である。 1……ケーシング、2……熱交換器、3……排
気カバー、4……ガスバーナ、5……制御部、6
……排気筒、7……フアン、8……給気管、9…
…給水接続口、10……給水管、11……入口
部、12……冷却管、13……吸熱部、14……
給湯管、15……給湯接続口、16……遮熱板、
17……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング上面と熱交換器の上部に載置した排
    気カバーとの空間に前記排気カバーの投影面積よ
    りも大きい遮熱板を設けると共に、該遮熱板に前
    記熱交換器の入口部に連通される給水管を密着さ
    せたことを特徴とする湯沸器。
JP8985283U 1983-06-14 1983-06-14 湯沸器 Granted JPS59195451U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8985283U JPS59195451U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 湯沸器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8985283U JPS59195451U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 湯沸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195451U JPS59195451U (ja) 1984-12-26
JPS622460Y2 true JPS622460Y2 (ja) 1987-01-21

Family

ID=30219744

Family Applications (1)

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JP8985283U Granted JPS59195451U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 湯沸器

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JP (1) JPS59195451U (ja)

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JPS59195451U (ja) 1984-12-26

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