JPS6244925Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244925Y2 JPS6244925Y2 JP5170881U JP5170881U JPS6244925Y2 JP S6244925 Y2 JPS6244925 Y2 JP S6244925Y2 JP 5170881 U JP5170881 U JP 5170881U JP 5170881 U JP5170881 U JP 5170881U JP S6244925 Y2 JPS6244925 Y2 JP S6244925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylindrical
- cylindrical portion
- fitted
- outward flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 24
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は液体注出具付きの容器に係る。
「従来の技術」
この種容器として、例えば本出願人が出願した
実開昭55−179157号の容器がある。
実開昭55−179157号の容器がある。
該容器は、周壁下端の底壁から吸上げパイプを
垂設する口栓を設けて上記吸上げパイプを容器体
内に垂設すると共に上記周壁を容器体口頚部内面
に嵌着させ、又上記口頚部外面に別に設けた液体
注出具の第1筒体下半部を螺合させたもので、そ
の液体注出具は、上記第1筒体の下部内へ一定高
さ上下動可能に設けた、底壁付きでかつその底壁
からノズルを垂設する第2筒体と、上記第1筒体
の上部内へ一定高さ上下動可能にかつ上記第2筒
体内へ挿入可能に設けたプランシヤとを有し、上
記第2筒体は下方へ又プランジヤは上方へそれぞ
れ抜け出し不能に付勢させ、第1筒体下部を容器
体口頚部に螺合すると、ノズル下端面が口栓の底
壁に気密に接した状態で上記第1筒体に対して相
対的に上昇することとなり、又プランジヤは第1
筒体と共に下降することとなり、該プランジヤ下
部が第2筒体内に入るよう設けたものである。
垂設する口栓を設けて上記吸上げパイプを容器体
内に垂設すると共に上記周壁を容器体口頚部内面
に嵌着させ、又上記口頚部外面に別に設けた液体
注出具の第1筒体下半部を螺合させたもので、そ
の液体注出具は、上記第1筒体の下部内へ一定高
さ上下動可能に設けた、底壁付きでかつその底壁
からノズルを垂設する第2筒体と、上記第1筒体
の上部内へ一定高さ上下動可能にかつ上記第2筒
体内へ挿入可能に設けたプランシヤとを有し、上
記第2筒体は下方へ又プランジヤは上方へそれぞ
れ抜け出し不能に付勢させ、第1筒体下部を容器
体口頚部に螺合すると、ノズル下端面が口栓の底
壁に気密に接した状態で上記第1筒体に対して相
対的に上昇することとなり、又プランジヤは第1
筒体と共に下降することとなり、該プランジヤ下
部が第2筒体内に入るよう設けたものである。
「考案が解決しようとする問題点」
上記従来の容器は、容器体口頚部から液体注出
具を外すと、該注出具内負圧化により容器体内液
体が吸込まれ、又該注出具取外し状態で注出具の
第1筒体に対してプランジヤを押下げると、該注
出具内液体がノズルから注出されるよう設けたも
のであるが、第2筒体は下方へ、又プランジヤは
上方へそれぞれ付勢させ、第1筒体を容器体口頚
部に締付けた状態ではその付勢用スプリングは弾
性に抗して圧縮されているため、そのスプリング
が老化し易く、又容器体口頚部に対する第1筒体
の螺合および螺脱を、上記スプリングの弾性が作
用する状態で行うこととなるため、つまり、口頚
部の雄ねじと第1筒体の雌ねじとが上記弾性によ
り第1筒体の筒方向において圧接しようとするな
いしは圧接する状態で行うこととなるため、その
螺合及び螺脱を行い難く、更に上記液体注出も、
上記スプリングの付勢に抗してプランジヤを摺動
させて行うこととなるため、多くの力を要する等
の欠点があつた。
具を外すと、該注出具内負圧化により容器体内液
体が吸込まれ、又該注出具取外し状態で注出具の
第1筒体に対してプランジヤを押下げると、該注
出具内液体がノズルから注出されるよう設けたも
のであるが、第2筒体は下方へ、又プランジヤは
上方へそれぞれ付勢させ、第1筒体を容器体口頚
部に締付けた状態ではその付勢用スプリングは弾
性に抗して圧縮されているため、そのスプリング
が老化し易く、又容器体口頚部に対する第1筒体
の螺合および螺脱を、上記スプリングの弾性が作
用する状態で行うこととなるため、つまり、口頚
部の雄ねじと第1筒体の雌ねじとが上記弾性によ
り第1筒体の筒方向において圧接しようとするな
いしは圧接する状態で行うこととなるため、その
螺合及び螺脱を行い難く、更に上記液体注出も、
上記スプリングの付勢に抗してプランジヤを摺動
させて行うこととなるため、多くの力を要する等
の欠点があつた。
本案は上記欠点を除去すると共に、液体注出具
内への液体吸入と該液体の注出が容易に行えるよ
う設けたものである。
内への液体吸入と該液体の注出が容易に行えるよ
う設けたものである。
「問題点を解決するための手段」
口頚部2を起立する容器体1と、該容器体内
へ、筒部4の下半部を挿入して筒部中間部に付設
した装着部5を上記容器体口頚部に嵌合させた筒
状部材3と、上記筒部4の底壁中央部に穿設した
透孔7に、管状部8を上下動自在に挿通させて、
該管状部下端に設けた吸込み弁9から可撓性に富
む吸上げパイプ10を垂設し、管状部8上端に、
上記筒部内壁面に外面を接して摺動する外向きフ
ランジ11を付設した摺動部材6と、該摺動部材
の外向きフランジ11と上記筒部4の底壁との間
に介装させて摺動部材6を上方へ付勢させたコイ
ルスプリング12と、上記筒部4の上半部内へ、
シリンダ筒部14下部を上下動自在に、かつ着脱
自在に嵌合させ、上記外向きフランジ11上面に
より支持させたシリンダ筒部の底壁中央部からノ
ズル16を垂下して該ノズルを上記管状部8内へ
着脱自在に、かつ気密に嵌合させたシリンダ部材
13と、上記シリンダ筒部14内にピストン棒部
18を上下動自在に嵌合させ、該ピストン棒部上
端に付設した外向きフランジ19下面を筒部4上
端面に係合させたピストン部材17とからなり、
上記筒部4上半部の左右両側部に上端開口の切欠
き20,20を縦設させると共に、これ等切欠き
部を通つてシリンダ筒部の左右両側部から押下げ
片21,21を、これ等押下げ片を介して上記筒
部4の下部内にシリンダ部材13を下げることが
可能に、外方へ突出させた。
へ、筒部4の下半部を挿入して筒部中間部に付設
した装着部5を上記容器体口頚部に嵌合させた筒
状部材3と、上記筒部4の底壁中央部に穿設した
透孔7に、管状部8を上下動自在に挿通させて、
該管状部下端に設けた吸込み弁9から可撓性に富
む吸上げパイプ10を垂設し、管状部8上端に、
上記筒部内壁面に外面を接して摺動する外向きフ
ランジ11を付設した摺動部材6と、該摺動部材
の外向きフランジ11と上記筒部4の底壁との間
に介装させて摺動部材6を上方へ付勢させたコイ
ルスプリング12と、上記筒部4の上半部内へ、
シリンダ筒部14下部を上下動自在に、かつ着脱
自在に嵌合させ、上記外向きフランジ11上面に
より支持させたシリンダ筒部の底壁中央部からノ
ズル16を垂下して該ノズルを上記管状部8内へ
着脱自在に、かつ気密に嵌合させたシリンダ部材
13と、上記シリンダ筒部14内にピストン棒部
18を上下動自在に嵌合させ、該ピストン棒部上
端に付設した外向きフランジ19下面を筒部4上
端面に係合させたピストン部材17とからなり、
上記筒部4上半部の左右両側部に上端開口の切欠
き20,20を縦設させると共に、これ等切欠き
部を通つてシリンダ筒部の左右両側部から押下げ
片21,21を、これ等押下げ片を介して上記筒
部4の下部内にシリンダ部材13を下げることが
可能に、外方へ突出させた。
「作用」
第1図の状態から、容器体1に対して押下げ片
21,21を押下げすると、該押下げ片を有する
シリンダ部材13が、又該シリンダ部材を介して
その下方に位置する摺動部材6が、共に筒状部材
3に対して第2図のように下降する。このときピ
ストン部材17は、上端に付設した外向きフラン
ジ19下面が筒部4の上端面に係合しているため
下降できず、よつて相対的には、シリンダ部材1
3に対してピストン部材17が上昇することとな
り、するとシリンダ部材13の室24内は負圧化
されて吸上げパイプ10付きの摺動部材6内を通
つて容器体内液体が上記室24内へ吸込まれる。
該状態から押下げ片21,21を離すと、スプリ
ング12の復元により摺動部材6とシリンダ部材
13とピストン部材17とが筒状部材3に対して
押上げられ、該状態から第3図のようにシリンダ
部材13とピストン部材17とからなる注出具を
抜き出し、次いでシリンダ部材13に対してピス
トン部材17を押込むことで既述液体が注出され
る。該押込みによりシリンダ部材内へピストン部
材を押込んだ状態から再び第1図のようにノズル
16を摺動部材の管状部8内へ入れてシリンダ部
材13を筒状部材3の筒部4内へ戻せばよい。
21,21を押下げすると、該押下げ片を有する
シリンダ部材13が、又該シリンダ部材を介して
その下方に位置する摺動部材6が、共に筒状部材
3に対して第2図のように下降する。このときピ
ストン部材17は、上端に付設した外向きフラン
ジ19下面が筒部4の上端面に係合しているため
下降できず、よつて相対的には、シリンダ部材1
3に対してピストン部材17が上昇することとな
り、するとシリンダ部材13の室24内は負圧化
されて吸上げパイプ10付きの摺動部材6内を通
つて容器体内液体が上記室24内へ吸込まれる。
該状態から押下げ片21,21を離すと、スプリ
ング12の復元により摺動部材6とシリンダ部材
13とピストン部材17とが筒状部材3に対して
押上げられ、該状態から第3図のようにシリンダ
部材13とピストン部材17とからなる注出具を
抜き出し、次いでシリンダ部材13に対してピス
トン部材17を押込むことで既述液体が注出され
る。該押込みによりシリンダ部材内へピストン部
材を押込んだ状態から再び第1図のようにノズル
16を摺動部材の管状部8内へ入れてシリンダ部
材13を筒状部材3の筒部4内へ戻せばよい。
「実施例」
本案液体注出具付き容器は、容器体1、筒状部
材3、摺動部材6、コイルスプリング12、シリ
ンダ部材13、およびピストン部材17とからな
り、シリンダ部材13とピストン部材17とが液
体注出具を構成する。
材3、摺動部材6、コイルスプリング12、シリ
ンダ部材13、およびピストン部材17とからな
り、シリンダ部材13とピストン部材17とが液
体注出具を構成する。
容器体1は、胴部上端から肩部を介して口頚部
2を上方へ起立させたものである。
2を上方へ起立させたものである。
筒状部材3は、容器体1内へ筒部4下半部を挿
入させると共に、筒部中間部に設けた装着部5を
口頚部2に嵌合させ、筒部4上半部の左右両側部
に上端開口の切欠き部20,20を縦設させたも
ので、筒部4底壁の中央部には透孔7を穿設させ
ている。
入させると共に、筒部中間部に設けた装着部5を
口頚部2に嵌合させ、筒部4上半部の左右両側部
に上端開口の切欠き部20,20を縦設させたも
ので、筒部4底壁の中央部には透孔7を穿設させ
ている。
摺動部材6は、上記筒状部材の透孔7に上下動
自在に挿通させた管状部上端に外向きフランジ1
1を付設させ、該外向きフランジ外周面を上記筒
部4内面に摺動自在に当接させたもので、管状部
8下部内に玉弁を遊嵌させて吸込み弁9を形成さ
せ、又、管状部下端には可撓性を有する吸上げパ
イプ10上端を嵌合させている。
自在に挿通させた管状部上端に外向きフランジ1
1を付設させ、該外向きフランジ外周面を上記筒
部4内面に摺動自在に当接させたもので、管状部
8下部内に玉弁を遊嵌させて吸込み弁9を形成さ
せ、又、管状部下端には可撓性を有する吸上げパ
イプ10上端を嵌合させている。
コイルスプリング12は、摺動部材の外向きフ
ランジ11と上記筒部4底壁との間に介装させ
て、摺動部材6を上方へ付勢させたものである。
ランジ11と上記筒部4底壁との間に介装させ
て、摺動部材6を上方へ付勢させたものである。
シリンダ部材13は、上記筒部4上半部内へ上
下動自在にかつ着脱自在に嵌合させたシリンダ筒
部14の左右両側部上端から、上記切欠き部2
0,20を通して押下げ片21,21を、これ等
押下片を介して上記筒部4内にシリンダ部材を深
く押下げることが可能に、外方へ突出させたもの
で、既述摺動部材の外向きフランジ11上面によ
り支持させたシリンダ筒部底壁に開口15を穿設
させて、該開口周縁から垂下させたノズル16を
上記管状部8内へ気密に、かつ着脱自在に嵌合さ
せている。
下動自在にかつ着脱自在に嵌合させたシリンダ筒
部14の左右両側部上端から、上記切欠き部2
0,20を通して押下げ片21,21を、これ等
押下片を介して上記筒部4内にシリンダ部材を深
く押下げることが可能に、外方へ突出させたもの
で、既述摺動部材の外向きフランジ11上面によ
り支持させたシリンダ筒部底壁に開口15を穿設
させて、該開口周縁から垂下させたノズル16を
上記管状部8内へ気密に、かつ着脱自在に嵌合さ
せている。
ピストン部材17は、上記シリンダ筒部14内
にピストン棒部18を上下動自在に嵌合させ、該
ピストン棒部上端に付設させた外向きフランジ1
9下面を筒部4上端面に係合させている。
にピストン棒部18を上下動自在に嵌合させ、該
ピストン棒部上端に付設させた外向きフランジ1
9下面を筒部4上端面に係合させている。
図示例では、管状部の外向きフランジ11に小
孔22を、又筒部4に長孔23…をそれぞれ穿設
させているが、外向きフランジ11外周と筒部4
内面、および管状部8外面と筒部の透孔7内面と
の間に、空気の通過が可能な間隙を形成させた場
合は、上記小孔22および長孔23…を形成する
必要はない。
孔22を、又筒部4に長孔23…をそれぞれ穿設
させているが、外向きフランジ11外周と筒部4
内面、および管状部8外面と筒部の透孔7内面と
の間に、空気の通過が可能な間隙を形成させた場
合は、上記小孔22および長孔23…を形成する
必要はない。
「考案の効果」
本案は既述のように、容器体1に装着させた筒
状部材3内に、上向きに付勢して上下動可能に吸
上げパイプおよび吸込み弁9付き摺動部材6を嵌
合させ、該部材の管状部8上端に付設した外向き
フランジ11によりシリンダ筒部の底壁を支持さ
せ、かつ該底壁から垂下するノズル16を上記管
状部8内へ気密にかつ着脱自在に嵌合させて、筒
部4内へシリンダ部材13を嵌合させ、又シリン
ダ部材内へ嵌合させたピストン棒部18上端の外
向きフランジ19下面を筒部4の上端面へ係合さ
せたから、更に筒部4の左右両側に設けた上端開
口の切欠き20,20内へシリンダ筒部の左右両
側から外方へ突出する押下げ片21,21を、こ
れ等押下げ片を介して筒部4の下部内にシリンダ
部材13を押下げ可能に形成させたから、筒状部
材3に対して上記押下げ片を押下げるだけでシリ
ンダ部材13内に容器体内液体が吸込まれ、よつ
て該液体吸込みを容易に行うことが出来、又該シ
リンダ部材押下げ状態から押下げ片21,21を
離すだけで、液体を吸込んだまゝ、シリンダ部材
はスプリングにより付勢された摺動部材6により
筒部4の上部内へ押上げられることとなつて、そ
の筒部内からのシリンダ部材の抜出しも容易とな
る。更にシリンダ部材に対してピストン部材17
は摺動自在に嵌合させただけであるから、従来の
ようにスプリングの付勢に抗してピストン部材を
シリンダ部材内へ押込む必要がなく、よつて容易
に液体注出を行うことが出来、更に又、液体注出
後はシリンダ部材内にピストン部材が押込まれた
まゝ、そのシリンダ部材を筒部4内へ戻し、再度
の液体吸上げの際にはそのまゝ押下げ片21,2
1を切欠き20,20内へ押下げるだけでよいか
ら再度の液体吸上げ操作も容易に行うことが出来
る。尚摺動部材6上端の外向きフランジ11外面
は筒部4の内壁面に接して摺動するから、シリン
ダ部材13押下げの際に、摺動部材の管状部8が
筒部4に対してグラつくことがく、シリンダ部材
の押下げを容易に行うことが出来る。
状部材3内に、上向きに付勢して上下動可能に吸
上げパイプおよび吸込み弁9付き摺動部材6を嵌
合させ、該部材の管状部8上端に付設した外向き
フランジ11によりシリンダ筒部の底壁を支持さ
せ、かつ該底壁から垂下するノズル16を上記管
状部8内へ気密にかつ着脱自在に嵌合させて、筒
部4内へシリンダ部材13を嵌合させ、又シリン
ダ部材内へ嵌合させたピストン棒部18上端の外
向きフランジ19下面を筒部4の上端面へ係合さ
せたから、更に筒部4の左右両側に設けた上端開
口の切欠き20,20内へシリンダ筒部の左右両
側から外方へ突出する押下げ片21,21を、こ
れ等押下げ片を介して筒部4の下部内にシリンダ
部材13を押下げ可能に形成させたから、筒状部
材3に対して上記押下げ片を押下げるだけでシリ
ンダ部材13内に容器体内液体が吸込まれ、よつ
て該液体吸込みを容易に行うことが出来、又該シ
リンダ部材押下げ状態から押下げ片21,21を
離すだけで、液体を吸込んだまゝ、シリンダ部材
はスプリングにより付勢された摺動部材6により
筒部4の上部内へ押上げられることとなつて、そ
の筒部内からのシリンダ部材の抜出しも容易とな
る。更にシリンダ部材に対してピストン部材17
は摺動自在に嵌合させただけであるから、従来の
ようにスプリングの付勢に抗してピストン部材を
シリンダ部材内へ押込む必要がなく、よつて容易
に液体注出を行うことが出来、更に又、液体注出
後はシリンダ部材内にピストン部材が押込まれた
まゝ、そのシリンダ部材を筒部4内へ戻し、再度
の液体吸上げの際にはそのまゝ押下げ片21,2
1を切欠き20,20内へ押下げるだけでよいか
ら再度の液体吸上げ操作も容易に行うことが出来
る。尚摺動部材6上端の外向きフランジ11外面
は筒部4の内壁面に接して摺動するから、シリン
ダ部材13押下げの際に、摺動部材の管状部8が
筒部4に対してグラつくことがく、シリンダ部材
の押下げを容易に行うことが出来る。
第1図は、本案容器の半断面図、第2図は、シ
リンダ部材を押下げた状態での半断面図、第3図
はシリンダ部材とピストン部材とからなる液体注
出具を抜き出した状態での半断面図である。 1……容器体、3……筒状部材、6……摺動部
材、12……コイルスプリング、13……シリン
ダ部材、17……ピストン部材。
リンダ部材を押下げた状態での半断面図、第3図
はシリンダ部材とピストン部材とからなる液体注
出具を抜き出した状態での半断面図である。 1……容器体、3……筒状部材、6……摺動部
材、12……コイルスプリング、13……シリン
ダ部材、17……ピストン部材。
Claims (1)
- 口頚部2を起立する容器体1と、該容器体内
へ、筒部4の下半部を挿入して筒部中間部に付設
した装着部5を上記容器体口頚部に嵌合させた筒
状部材3と、上記筒部4の底壁中央部に穿設した
透孔7に、管状部8を上下動自在に挿通させて、
該管状部下端に設けた吸込み弁9から可撓性に富
む吸上げパイプ10を垂設し、管状部8上端に、
上記筒部内壁面に外面を接して摺動する外向きフ
ランジ11を付設した摺動部材6と、該摺動部材
の外向きフランジ11と上記筒部4の底壁との間
に介装させて摺動部材6を上方へ付勢させたコイ
ルスプリング12と、上記筒部4の上半部内へ、
シリンダ筒部14下部を上下動自在に、かつ着脱
自在に嵌合させ、上記外向きフランジ11上面に
より支持させたシリンダ筒部の底壁中央部からノ
ズル16を垂下して該ノズルを上記管状部8内へ
着脱自在に、かつ気密に嵌合させたシリンダ部材
13と、上記シリンダ筒部14内にピストン棒部
18を上下動自在に嵌合させ、該ピストン棒部上
端に付設した外向きフランジ19下面を筒部4上
端面に係合させたピストン部材17とからなり、
上記筒部4上半部の左右両側部に上端開口の切欠
き20,20を縦設させると共に、これ等切欠き
部を通つてシリンダ筒部の左右両側部から押下げ
片21,21を、これ等押下げ片を介して上記筒
部4の下部内にシリンダ部材13を押下げること
が可能に、外方へ突出させたことを特徴とする液
体注出具付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5170881U JPS6244925Y2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5170881U JPS6244925Y2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57164054U JPS57164054U (ja) | 1982-10-16 |
JPS6244925Y2 true JPS6244925Y2 (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=29848425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5170881U Expired JPS6244925Y2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244925Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615850Y2 (ja) * | 1987-06-29 | 1994-04-27 | 株式会社吉野工業所 | 液体注出具付き容器 |
JP2536851Y2 (ja) * | 1990-05-21 | 1997-05-28 | ライオン株式会社 | 液体定量注出栓 |
-
1981
- 1981-04-09 JP JP5170881U patent/JPS6244925Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57164054U (ja) | 1982-10-16 |
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