JPS6244815Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244815Y2 JPS6244815Y2 JP15746881U JP15746881U JPS6244815Y2 JP S6244815 Y2 JPS6244815 Y2 JP S6244815Y2 JP 15746881 U JP15746881 U JP 15746881U JP 15746881 U JP15746881 U JP 15746881U JP S6244815 Y2 JPS6244815 Y2 JP S6244815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- tank
- tank body
- vent pipe
- fuel tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 21
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 12
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 10
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 18
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタンク内の燃料のオーバーフロー量が
著しく低減される車両用燃料タンクに関するもの
である。
著しく低減される車両用燃料タンクに関するもの
である。
一般に、燃料タンクには、該タンク内で発生し
た燃料蒸発ガスの大気への排出を防止するため、
いわゆる燃料蒸発ガス排出防止装置が備えられて
いる。この燃料蒸発ガス排出防止装置としては、
従来は燃料タンクの上部に連通されたチヤコール
キヤニスタ（内部に活性炭が充填されている）が
用いられていた。
た燃料蒸発ガスの大気への排出を防止するため、
いわゆる燃料蒸発ガス排出防止装置が備えられて
いる。この燃料蒸発ガス排出防止装置としては、
従来は燃料タンクの上部に連通されたチヤコール
キヤニスタ（内部に活性炭が充填されている）が
用いられていた。
しかしながらこのようなキヤニスタ式の燃料蒸
発ガス排出防止装置においては、燃料満タン時あ
るいはそれに近い状態で車両が急旋回すると、燃
料タンク内の燃料液面が傾斜して燃料がキヤニス
タ内にオーバーフローしてくる虞れがある。
発ガス排出防止装置においては、燃料満タン時あ
るいはそれに近い状態で車両が急旋回すると、燃
料タンク内の燃料液面が傾斜して燃料がキヤニス
タ内にオーバーフローしてくる虞れがある。
また近年、燃料タンクは車体の床下に設けられ
る傾向があり、そのため燃料タンクの上面は車体
床面の凸部に沿つて凹曲されるようになり、それ
に伴つて通気管も途中を低く屈曲される。ところ
がこのように通気管の途中を低く屈曲すると燃料
タンクからオーバーフローしてきた燃料が該屈曲
部に滞溜し易くなり、通気が阻害されるようにな
る。
る傾向があり、そのため燃料タンクの上面は車体
床面の凸部に沿つて凹曲されるようになり、それ
に伴つて通気管も途中を低く屈曲される。ところ
がこのように通気管の途中を低く屈曲すると燃料
タンクからオーバーフローしてきた燃料が該屈曲
部に滞溜し易くなり、通気が阻害されるようにな
る。
このような問題点を解消するために、通気管の
途中に気液分離器を設け、通気管内にオーバーフ
ローしてきた燃料をタンク内に還流せしめるもの
が提案されているが、燃料のオーバーフロー量に
応じて気液分離器の容量を大型化する必要がある
という問題がある。
途中に気液分離器を設け、通気管内にオーバーフ
ローしてきた燃料をタンク内に還流せしめるもの
が提案されているが、燃料のオーバーフロー量に
応じて気液分離器の容量を大型化する必要がある
という問題がある。
本考案の目的はこのような従来技術の問題点を
解消し、燃料タンクからの燃料のオーバーフロー
量が著しく減少され、気液分離器も小型化される
車両用燃料タンクを提供するにある。
解消し、燃料タンクからの燃料のオーバーフロー
量が著しく減少され、気液分離器も小型化される
車両用燃料タンクを提供するにある。
本考案はタンク本体内の前方左端上部に開口す
る第１の通気管と、該タンク本体内の前方右端上
部に開口する第２の通気管と、該タンク本体内の
後方上部に開口する第３の通気管と、これら第
１、第２及び第３の通気管の他端が連結された気
液分離器と、該タンク本体内の上面の前記第１及
び第２の通気管の開口部に取り付けられ下方及び
タンク側壁方向が開放部とされた空気溜め部材
と、を備えた車両用燃料タンクによつてこの目的
を達成するものである。
る第１の通気管と、該タンク本体内の前方右端上
部に開口する第２の通気管と、該タンク本体内の
後方上部に開口する第３の通気管と、これら第
１、第２及び第３の通気管の他端が連結された気
液分離器と、該タンク本体内の上面の前記第１及
び第２の通気管の開口部に取り付けられ下方及び
タンク側壁方向が開放部とされた空気溜め部材
と、を備えた車両用燃料タンクによつてこの目的
を達成するものである。
以下添付図面にしたがつて実施例を説明する。
第１図は本考案の実施例に係る車両用燃料タン
クの構成を示す平面図、第２図は同側面図であ
る。図において１は燃料タンク本体であつて、そ
の前部及び後部（図中矢印Ａが前方を示す）が凸
部とされている。また２はタンク本体１内の前方
右端上部に開口する第１の通気管であり、３は同
様にタンク本体１内の前方左端上部に開口する第
２の通気管であつて、４はタンク本体１内の後方
中央上部に開口する第３の通気管である。これら
通気管２，３，４はそれぞれ気液分離器５の底部
に連結されている。また前記第１の通気管２及び
第２の通気管３はタンク１内の後方上部において
タンク内に入り、タンク内部の上面を通つて配設
されている。なお気液分離器５の排出部５ａは図
示されないチヤコールキヤニスタに連通されてい
る。６は第１及び第２の通気管２，３の開口部に
取り付けられた空気溜め部材であつて、第２図
−線に沿う断面図である第３図並びに空気溜め
部材斜視図である第４図に示される如く、下方及
びタンク側壁方向が開放部となるようにタンク本
体内の上面に固着されている。
クの構成を示す平面図、第２図は同側面図であ
る。図において１は燃料タンク本体であつて、そ
の前部及び後部（図中矢印Ａが前方を示す）が凸
部とされている。また２はタンク本体１内の前方
右端上部に開口する第１の通気管であり、３は同
様にタンク本体１内の前方左端上部に開口する第
２の通気管であつて、４はタンク本体１内の後方
中央上部に開口する第３の通気管である。これら
通気管２，３，４はそれぞれ気液分離器５の底部
に連結されている。また前記第１の通気管２及び
第２の通気管３はタンク１内の後方上部において
タンク内に入り、タンク内部の上面を通つて配設
されている。なお気液分離器５の排出部５ａは図
示されないチヤコールキヤニスタに連通されてい
る。６は第１及び第２の通気管２，３の開口部に
取り付けられた空気溜め部材であつて、第２図
−線に沿う断面図である第３図並びに空気溜め
部材斜視図である第４図に示される如く、下方及
びタンク側壁方向が開放部となるようにタンク本
体内の上面に固着されている。
このように構成された車両用燃料タンクにおい
ては、車両の急旋回等に伴つてタンク本体内の燃
料が急激に片方に押し寄せられて該燃料の液面Ｌ
が傾斜したときにも、第３図に示される如く通気
管２，３の開口部には空気溜り７が形成される。
そのため通気管２，３内にタンク本体１内の燃料
が押し込まれるのが防止される。また仮りに燃料
液面Ｌの傾斜が長時間続き通気管２，３内に燃料
が流入しても、この燃料は気液分離器５によつて
分離されタンク本体内に容易に還流される。
ては、車両の急旋回等に伴つてタンク本体内の燃
料が急激に片方に押し寄せられて該燃料の液面Ｌ
が傾斜したときにも、第３図に示される如く通気
管２，３の開口部には空気溜り７が形成される。
そのため通気管２，３内にタンク本体１内の燃料
が押し込まれるのが防止される。また仮りに燃料
液面Ｌの傾斜が長時間続き通気管２，３内に燃料
が流入しても、この燃料は気液分離器５によつて
分離されタンク本体内に容易に還流される。
以上の通り本考案に係る車両用燃料タンクの気
液分離装置は通気管のタンク内開口部に空気溜め
部材が設けられており、そのため該通気管内に燃
料タンク内の燃料が流入することが防止され、燃
料のオーバーフロー量が著しく減少されるととも
に、気液分離装置を小型にすることができる。
液分離装置は通気管のタンク内開口部に空気溜め
部材が設けられており、そのため該通気管内に燃
料タンク内の燃料が流入することが防止され、燃
料のオーバーフロー量が著しく減少されるととも
に、気液分離装置を小型にすることができる。
第１図は本考案の実施例に係る車両用燃料タン
クの平面図、第２図は同側面図、第３図は第１図
−線に沿う断面図、第４図は空気溜め部材の
斜視図である。 １……燃料タンク、２……第１の通気管、３…
…第２の通気管、４……第３の通気管、５……気
液分離器、６……空気溜め部材。
クの平面図、第２図は同側面図、第３図は第１図
−線に沿う断面図、第４図は空気溜め部材の
斜視図である。 １……燃料タンク、２……第１の通気管、３…
…第２の通気管、４……第３の通気管、５……気
液分離器、６……空気溜め部材。
Claims (1)
- 上面の前後部に凸部が形成された燃料タンク本
体を有する車両用燃料タンクにおいて、該タンク
本体内の前方左端上部に開口する第１の通気管
と、該タンク本体内の前方右端上部に開口する第
２の通気管と、該タンク本体内の後方上部に開口
する第３の通気管と、これら第１、第２及び第３
の通気管の他端が連結された気液分離器と、該タ
ンク本体内の上面の前記第１及び第２の通気管の
開口部に取り付けられ下方及びタンク側壁方向が
開放部とされた空気溜め部材と、を備えたことを
特徴とする車両用燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15746881U JPS5861628U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 車両用燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15746881U JPS5861628U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 車両用燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861628U JPS5861628U (ja) | 1983-04-26 |
| JPS6244815Y2 true JPS6244815Y2 (ja) | 1987-11-28 |
Family
ID=29949991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15746881U Granted JPS5861628U (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 車両用燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5861628U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60154910A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-14 | Toyota Motor Corp | 自動車の燃料タンク構造 |
| JPS6167627A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-07 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料タンクの気液分離部構造 |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP15746881U patent/JPS5861628U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5861628U (ja) | 1983-04-26 |
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