JPH0134704Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134704Y2 JPH0134704Y2 JP5659183U JP5659183U JPH0134704Y2 JP H0134704 Y2 JPH0134704 Y2 JP H0134704Y2 JP 5659183 U JP5659183 U JP 5659183U JP 5659183 U JP5659183 U JP 5659183U JP H0134704 Y2 JPH0134704 Y2 JP H0134704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- fuel tank
- breather tube
- tank
- discharged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 64
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 34
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は燃料貯留装置に係り、特に、燃料の供
給により燃料タンク内に残留した空気を、燃料タ
ンク内から排出するブリーザチユーブを有する燃
料貯留装置に関する。
給により燃料タンク内に残留した空気を、燃料タ
ンク内から排出するブリーザチユーブを有する燃
料貯留装置に関する。
従来、自動車等の車両においては、第1図に示
されるように、燃料タンク10に、燃料タンク1
0とインレツトパイプ12とに連通するブリーザ
チユーブ14を配設した燃料貯留装置が設けられ
ていた。この装置は、燃料の供給により燃料タン
ク10内に残留した空気を、ブリーザチユーブ1
4を介してインレツトパイプ12内に排出するこ
とができるので、燃料タンク10内に貯留される
燃料量を多くすることができる。しかし、第1図
の装置の場合は、ブリーザチユーブ14が燃料タ
ンク10の外部に配管されていたので、車両によ
つてはブリーザチユーブ14の配管が困難となる
場合があつた。
されるように、燃料タンク10に、燃料タンク1
0とインレツトパイプ12とに連通するブリーザ
チユーブ14を配設した燃料貯留装置が設けられ
ていた。この装置は、燃料の供給により燃料タン
ク10内に残留した空気を、ブリーザチユーブ1
4を介してインレツトパイプ12内に排出するこ
とができるので、燃料タンク10内に貯留される
燃料量を多くすることができる。しかし、第1図
の装置の場合は、ブリーザチユーブ14が燃料タ
ンク10の外部に配管されていたので、車両によ
つてはブリーザチユーブ14の配管が困難となる
場合があつた。
そこで、第2図に示されるように、ほぼV字状
に形成されたブリーザチユーブ16を、その屈曲
部18が燃料タンク10とインレツトパイプ12
との接合部内近傍に配設し、燃料の供給により燃
料タンク10内に残留した空気を、燃料タンク1
0内上方の取り入れ孔20を介して取り入れ、排
出孔22からインレツトパイプ12内に排出する
ようにした装置が提案された。
に形成されたブリーザチユーブ16を、その屈曲
部18が燃料タンク10とインレツトパイプ12
との接合部内近傍に配設し、燃料の供給により燃
料タンク10内に残留した空気を、燃料タンク1
0内上方の取り入れ孔20を介して取り入れ、排
出孔22からインレツトパイプ12内に排出する
ようにした装置が提案された。
このように構成された装置は、第3図に示され
るように、燃料注入ガン24から供給される燃料
25がインレツトパイプ12を介して燃料タンク
10内に供給されると、燃料の供給によつて燃料
タンク10内に残留した空気がブリーザチユーブ
16及びインレツトパイプ12を介して排出され
るので、最大貯留容量の燃料を燃料タンク10内
に貯留することができる。
るように、燃料注入ガン24から供給される燃料
25がインレツトパイプ12を介して燃料タンク
10内に供給されると、燃料の供給によつて燃料
タンク10内に残留した空気がブリーザチユーブ
16及びインレツトパイプ12を介して排出され
るので、最大貯留容量の燃料を燃料タンク10内
に貯留することができる。
しかし、第4図に示されるように、最大貯留容
量の燃料25が燃料タンク10内に貯留される
と、ブリーザチユーブ16内にも燃料が供給さ
れ、燃料タンク10内の燃料が減量したときには
ブリーザチユーブ16内に燃料が残留してしま
う。そのため、次に減量した分の燃料を補給する
ために燃料タンク10内に燃料を供給すると、第
5図に示されるように、燃料タンク10内に残留
した空気がブリーザチユーブ16内に残留した燃
料を押し出すように作用するが、ブリーザチユー
ブ16内に残留した燃料が多く、ブリーザチユー
ブ16内に残留した燃料が排出する前に、燃料注
入ガン24から多くの燃料25が供給されると、
第6図に示されるように、燃料タンク10内に残
留した空気がブリーザチユーブ16から排出され
ないので、最大貯留容量の燃料を貯留することが
できないという不具合があつた。すなわち、液面
が第5図に示す位置になつたときには、ブリーザ
チユーブ10内の空気の排出はブリーブチユーブ
16内の燃料を押し出さなければ不可能である。
このため、ブリーザチユーブ16内の燃料を押し
出す力が弱かつたり、燃料注入ガン24からの給
油により液面レベルが短時間で上昇したりしたと
きにはブリーザチユーブ16内の空気を排出する
ことができない。
量の燃料25が燃料タンク10内に貯留される
と、ブリーザチユーブ16内にも燃料が供給さ
れ、燃料タンク10内の燃料が減量したときには
ブリーザチユーブ16内に燃料が残留してしま
う。そのため、次に減量した分の燃料を補給する
ために燃料タンク10内に燃料を供給すると、第
5図に示されるように、燃料タンク10内に残留
した空気がブリーザチユーブ16内に残留した燃
料を押し出すように作用するが、ブリーザチユー
ブ16内に残留した燃料が多く、ブリーザチユー
ブ16内に残留した燃料が排出する前に、燃料注
入ガン24から多くの燃料25が供給されると、
第6図に示されるように、燃料タンク10内に残
留した空気がブリーザチユーブ16から排出され
ないので、最大貯留容量の燃料を貯留することが
できないという不具合があつた。すなわち、液面
が第5図に示す位置になつたときには、ブリーザ
チユーブ10内の空気の排出はブリーブチユーブ
16内の燃料を押し出さなければ不可能である。
このため、ブリーザチユーブ16内の燃料を押し
出す力が弱かつたり、燃料注入ガン24からの給
油により液面レベルが短時間で上昇したりしたと
きにはブリーザチユーブ16内の空気を排出する
ことができない。
本考案は、前記従来の課題に鑑みて為されたも
のであり、その目的は、最大貯留容量の燃料を常
に貯留することができる燃料貯留装置を提供する
ことにある。
のであり、その目的は、最大貯留容量の燃料を常
に貯留することができる燃料貯留装置を提供する
ことにある。
前記目的を達成するために、本考案は、側面に
燃料吸入孔が形成され、燃料吸入孔より上方に傾
斜した燃料供給管から燃料吸入孔を介して燃料が
供給される燃料タンクと、ほぼV字状に形成され
て屈曲部が燃料タンクと燃料供給管との接合部内
近傍に配設され、燃料の供給により燃料タンク内
に残留した空気を燃料タンク内上方から取り入れ
て燃料供給管内に排出するブリーザチユーブと、
を備えた燃料貯留装置において、前記ブリーザチ
ユーブの屈曲部下面に小孔を形成し、ブリーザチ
ユーブ内に残留する燃料を小孔から排出すること
を特徴する。
燃料吸入孔が形成され、燃料吸入孔より上方に傾
斜した燃料供給管から燃料吸入孔を介して燃料が
供給される燃料タンクと、ほぼV字状に形成され
て屈曲部が燃料タンクと燃料供給管との接合部内
近傍に配設され、燃料の供給により燃料タンク内
に残留した空気を燃料タンク内上方から取り入れ
て燃料供給管内に排出するブリーザチユーブと、
を備えた燃料貯留装置において、前記ブリーザチ
ユーブの屈曲部下面に小孔を形成し、ブリーザチ
ユーブ内に残留する燃料を小孔から排出すること
を特徴する。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
説明する。
第7図には、本考案の好適な実施例の構成が示
されている。
されている。
本実施例における燃料貯留装置は、第2図に示
されるブリーザチユーブ16の屈曲部18下面に
小孔26を形成し、ブリーザチユーブ16内に残
留する燃料を小孔26から排出するようにしたも
のであり、他の構成は第2図のものと同様である
ので、同一のものには同一符号を付してそれらの
説明は省略する。
されるブリーザチユーブ16の屈曲部18下面に
小孔26を形成し、ブリーザチユーブ16内に残
留する燃料を小孔26から排出するようにしたも
のであり、他の構成は第2図のものと同様である
ので、同一のものには同一符号を付してそれらの
説明は省略する。
本実施例における装置は、第8図に示されるよ
うに、燃料注入ガン24から噴射された燃料が燃
料タンク10内に供給されると、燃料タンク10
内に貯留される燃料の液面は最大貯留容量の液面
レベルAまで燃料が貯留される。即ち、液面が液
面Bとなる前に、ブリーザチユーブ16内の燃料
は自重により小孔26から排出されており、液面
が液面Bを越えても燃料タンク10内の空気をブ
リーザチユーブ16から排出することができる。
このとき、小孔26を介してブリーザチユーブ1
6内に燃料が浸入するが、小孔26から浸入する
量は微量であり、しかも燃料注入ガン24による
給油によつて液面が短時間で上昇するので、液面
Aまでの給油が可能となる。そのため、最大貯留
容量の燃料を燃料タンク10内に貯留することが
できる。しかも、最大貯留容量の燃料が貯留され
たあと、燃料が減量してもブリーザチユーブ16
内に残留した燃料は小孔26から排出されるの
で、再び燃料タンク10内に燃料を貯留する場合
でも最大貯留容量の燃料を燃料タンク10内に貯
留することができる。
うに、燃料注入ガン24から噴射された燃料が燃
料タンク10内に供給されると、燃料タンク10
内に貯留される燃料の液面は最大貯留容量の液面
レベルAまで燃料が貯留される。即ち、液面が液
面Bとなる前に、ブリーザチユーブ16内の燃料
は自重により小孔26から排出されており、液面
が液面Bを越えても燃料タンク10内の空気をブ
リーザチユーブ16から排出することができる。
このとき、小孔26を介してブリーザチユーブ1
6内に燃料が浸入するが、小孔26から浸入する
量は微量であり、しかも燃料注入ガン24による
給油によつて液面が短時間で上昇するので、液面
Aまでの給油が可能となる。そのため、最大貯留
容量の燃料を燃料タンク10内に貯留することが
できる。しかも、最大貯留容量の燃料が貯留され
たあと、燃料が減量してもブリーザチユーブ16
内に残留した燃料は小孔26から排出されるの
で、再び燃料タンク10内に燃料を貯留する場合
でも最大貯留容量の燃料を燃料タンク10内に貯
留することができる。
以上説明したように、本考案によれば、ブリー
ザチユーブの屈曲部下面に小孔を形成し、燃料タ
ンクの液面が屈曲部下面の小孔より低下したとき
に、ブリーザチユーブ内に残留する燃料を小孔か
ら排出するようにしたので、燃料タンク内には、
常に最大貯留容量の燃料を貯留することができる
という優れた効果がある。
ザチユーブの屈曲部下面に小孔を形成し、燃料タ
ンクの液面が屈曲部下面の小孔より低下したとき
に、ブリーザチユーブ内に残留する燃料を小孔か
ら排出するようにしたので、燃料タンク内には、
常に最大貯留容量の燃料を貯留することができる
という優れた効果がある。
第1図はブリーザチユーブが燃料タンク外に配
管された従来装置の構成図、第2図はブリーザチ
ユーブが燃料タンク内に配設された従来装置の構
成図、第3図乃至第6図は第2図の装置の作用を
説明するための図、第7図は本考案の一実施例を
示す構成図、第8図は第7図に示す装置の作用を
説明するための図である。 10……燃料タンク、12……インレツトパイ
プ、16……ブリーザチユーブ、18……屈曲
部、26……小孔。
管された従来装置の構成図、第2図はブリーザチ
ユーブが燃料タンク内に配設された従来装置の構
成図、第3図乃至第6図は第2図の装置の作用を
説明するための図、第7図は本考案の一実施例を
示す構成図、第8図は第7図に示す装置の作用を
説明するための図である。 10……燃料タンク、12……インレツトパイ
プ、16……ブリーザチユーブ、18……屈曲
部、26……小孔。
Claims (1)
- 側面に燃料吸入孔が形成され、燃料吸入孔より
上方に傾斜した燃料供給管から燃料吸入孔を介し
て燃料が供給される燃料タンクと、ほぼV字状に
形成されてその屈曲部が燃料タンクと燃料供給管
との接合部内近傍に配設され、燃料の供給により
燃料タンク内に残留した空気を燃料タンク内上方
から取り入れて、燃料供給管内に排出するブリー
ザチユーブと、を備えた燃料貯留装置において、
前記ブリーザチユーブの屈曲部下面に小孔を形成
し、ブリーザチユーブ内に残留する燃料を小孔か
ら排出することを特徴とする燃料貯留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5659183U JPS59160852U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 燃料貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5659183U JPS59160852U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 燃料貯留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59160852U JPS59160852U (ja) | 1984-10-27 |
JPH0134704Y2 true JPH0134704Y2 (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=30186913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5659183U Granted JPS59160852U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 燃料貯留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59160852U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518182Y2 (ja) * | 1985-01-25 | 1993-05-14 | ||
JPH0741621Y2 (ja) * | 1985-05-24 | 1995-09-27 | トヨタ自動車株式会社 | ブリーザチユーブ内蔵インレツトパイプ |
JPH0534985Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1993-09-06 |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP5659183U patent/JPS59160852U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59160852U (ja) | 1984-10-27 |
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