JPS609062Y2 - 自動車等のフユエルタンク - Google Patents
自動車等のフユエルタンクInfo
- Publication number
- JPS609062Y2 JPS609062Y2 JP15191280U JP15191280U JPS609062Y2 JP S609062 Y2 JPS609062 Y2 JP S609062Y2 JP 15191280 U JP15191280 U JP 15191280U JP 15191280 U JP15191280 U JP 15191280U JP S609062 Y2 JPS609062 Y2 JP S609062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- tank
- tank body
- return
- delivery pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等のツユエルタンクに関するものである
。
。
自動車のツユエルタンク内の燃料は、残量が少くなって
いる状態での登板時、左右傾斜時或は旋回時等において
は、タンク内の一方に片寄り、燃料切れを起してしまう
、これを防止する為に実開昭５１−１３４２２号、実開
昭５１−１３４２３号、実開昭５１−１３４２４号、実
開昭５１−１３４２５号の各公報に示されるようにタン
ク内下底部に皿を固設し、燃料吸出口を該皿内に位置す
るように構威し、燃料がタンク内の一方に片寄っても皿
内には燃料が所定量残留しその燃料にて燃料切れを起さ
ないようにしているのが普通である。
いる状態での登板時、左右傾斜時或は旋回時等において
は、タンク内の一方に片寄り、燃料切れを起してしまう
、これを防止する為に実開昭５１−１３４２２号、実開
昭５１−１３４２３号、実開昭５１−１３４２４号、実
開昭５１−１３４２５号の各公報に示されるようにタン
ク内下底部に皿を固設し、燃料吸出口を該皿内に位置す
るように構威し、燃料がタンク内の一方に片寄っても皿
内には燃料が所定量残留しその燃料にて燃料切れを起さ
ないようにしているのが普通である。
ところが上記皿はその容積が限られており、燃料がタン
ク内の一方に片寄った状態が続くと該皿内に残留してい
た燃料が消費されてなくなり、やはり燃料切れを起して
しまう。
ク内の一方に片寄った状態が続くと該皿内に残留してい
た燃料が消費されてなくなり、やはり燃料切れを起して
しまう。
本考案は上記のような問題に対処することを目的とする
もので、以下附図実施例につき説明する。
もので、以下附図実施例につき説明する。
図において、１はタンク本体、２はタンク本体１内の底
面部に固設した皿で、該皿２内に位置するよう燃料ポン
プ３が装着されている。
面部に固設した皿で、該皿２内に位置するよう燃料ポン
プ３が装着されている。
４は燃料ポンプ３にて吸い上げられた燃料を気化器フロ
ート室（図示省略）に送給するデリバリパイプであり、
該デリバリパイプ４を通ってフロート室に送られた燃料
のうち余分の燃料はリターンパイプ５を通ってタンク本
体１内に戻るようになっている。
ート室（図示省略）に送給するデリバリパイプであり、
該デリバリパイプ４を通ってフロート室に送られた燃料
のうち余分の燃料はリターンパイプ５を通ってタンク本
体１内に戻るようになっている。
本考案はリターンパイプ５のタンク本体１内開口部５ａ
をタンク本体４内最上部に位置させると共に、該タンク
本体１内に該リターンパイプ５の開口部５ａよりタンク
本体１内に流出するリターン燃料を受けこれを前記皿２
に導入させるリターン燃料導通路６を設けたものである
。
をタンク本体４内最上部に位置させると共に、該タンク
本体１内に該リターンパイプ５の開口部５ａよりタンク
本体１内に流出するリターン燃料を受けこれを前記皿２
に導入させるリターン燃料導通路６を設けたものである
。
該リターン燃料導通路６は第１図乃至第３図のように板
金にて燃料受部６ａと樋状の燃料導入部６ｂを一体に形
威したものとしても良いし、第４図のように燃料受部６
ａとパイプよりなる燃料導入部６ｂを別体にて形威しこ
れを溶接等にて結合固定した構造としても良い。
金にて燃料受部６ａと樋状の燃料導入部６ｂを一体に形
威したものとしても良いし、第４図のように燃料受部６
ａとパイプよりなる燃料導入部６ｂを別体にて形威しこ
れを溶接等にて結合固定した構造としても良い。
内因において４ａはデリバリパイプ４のタンク内上部に
位置する部分に設けた小孔で、該小孔４ａは例えば傾斜
地での駐車時燃料タンクのヘッドが高くなりフロート室
針弁が開きぎみになった場合サイホン現象によりデリバ
リパイプから燃料がフロート室に連続して流れ出す不具
合を防止する為に設けられているものである。
位置する部分に設けた小孔で、該小孔４ａは例えば傾斜
地での駐車時燃料タンクのヘッドが高くなりフロート室
針弁が開きぎみになった場合サイホン現象によりデリバ
リパイプから燃料がフロート室に連続して流れ出す不具
合を防止する為に設けられているものである。
該小孔４ａからは燃料ポンプ３による燃料供給時わずか
に燃料が洩れるが、本考案では該小孔４ａから洩れ出た
燃料もリターン燃料導通路６に受けて皿２内に導入させ
るよう構成されている。
に燃料が洩れるが、本考案では該小孔４ａから洩れ出た
燃料もリターン燃料導通路６に受けて皿２内に導入させ
るよう構成されている。
以上のように本考案によれば、登板時、左右傾斜時或は
旋回時等、タンク本体１内燃料が一方に片寄った状態に
おいても、皿２内に燃料が残っているので燃料切れと言
う不具合を防止できることは従来装置と同じであるが、
その間もリターン燃料及びデリバリパイプ４の小孔４ａ
より流出スルデリバリ燃料の一部等タンク内に戻って来
る燃料はすべてリターン燃料導通路６により皿２内に確
実に戻されるので、皿２内燃料の減少の度合は従来装置
に比し大幅に小となり、タンク内燃料が一方に片寄った
状態における燃料切れ等の問題は実際上はほぼ完全に防
止することができ、実用上多大の効果をもたらし得るも
のである。
旋回時等、タンク本体１内燃料が一方に片寄った状態に
おいても、皿２内に燃料が残っているので燃料切れと言
う不具合を防止できることは従来装置と同じであるが、
その間もリターン燃料及びデリバリパイプ４の小孔４ａ
より流出スルデリバリ燃料の一部等タンク内に戻って来
る燃料はすべてリターン燃料導通路６により皿２内に確
実に戻されるので、皿２内燃料の減少の度合は従来装置
に比し大幅に小となり、タンク内燃料が一方に片寄った
状態における燃料切れ等の問題は実際上はほぼ完全に防
止することができ、実用上多大の効果をもたらし得るも
のである。
尚図示実施例ではインタンク式燃料ポンプを用いたもの
に本考案を適用した例を示しているが、燃料ポンプをタ
ンク外のデリバリパイプ途中に設はデリバリパイプの燃
料吸入口を皿２内に位置させた形式のものにも適用可能
であることは言う迄もない。
に本考案を適用した例を示しているが、燃料ポンプをタ
ンク外のデリバリパイプ途中に設はデリバリパイプの燃
料吸入口を皿２内に位置させた形式のものにも適用可能
であることは言う迄もない。
第１図は本考案の実施例を示す外観斜視図、第２図は断
面図、第３図は要部拡大断面図、第４図は本考案の他の
実施例を示す要部斜視図である。 １・・・・・・タンク本体、２・・・・・・皿、３・・
・・・・燃料ポンプ、４・・・・・・デリバリパイプ、
５・・・・・・リターンパイプ、６・・・・・・リター
ン燃料導通路。
面図、第３図は要部拡大断面図、第４図は本考案の他の
実施例を示す要部斜視図である。 １・・・・・・タンク本体、２・・・・・・皿、３・・
・・・・燃料ポンプ、４・・・・・・デリバリパイプ、
５・・・・・・リターンパイプ、６・・・・・・リター
ン燃料導通路。
Claims (1)
- タンク本体内の下底部に燃料切れ防止用の皿を設け、該
皿内に気化器フロート室に燃料を供給するデリバリパイ
プ吸出口を位置させた燃料タンクにおいて、該デリバリ
パイプのタンク内上部に位置する部分に小孔を設け、か
つ燃料のリターンパイプのタンク本体内への開口部をタ
ンク本体内上部に位置させると共に、該タンク本体に上
記デリバリパイプの小孔より流出するデリバリ燃料の一
部とリターンパイプよりタンク本体内に流入するリター
ン燃料とを前記皿内に導入させる導通路を設けたことを
特徴とする自動車等のツユエルタンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15191280U JPS609062Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 自動車等のフユエルタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15191280U JPS609062Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 自動車等のフユエルタンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5773222U JPS5773222U (ja) | 1982-05-06 |
| JPS609062Y2 true JPS609062Y2 (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=29511227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15191280U Expired JPS609062Y2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | 自動車等のフユエルタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609062Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-24 JP JP15191280U patent/JPS609062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5773222U (ja) | 1982-05-06 |
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