JPH0519562Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0519562Y2 JPH0519562Y2 JP1986131629U JP13162986U JPH0519562Y2 JP H0519562 Y2 JPH0519562 Y2 JP H0519562Y2 JP 1986131629 U JP1986131629 U JP 1986131629U JP 13162986 U JP13162986 U JP 13162986U JP H0519562 Y2 JPH0519562 Y2 JP H0519562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- chamber
- fuel chamber
- porous member
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 66
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 7
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 claims description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は気化器の燃料室と燃料タンクとを、燃
料ポンプを備えた燃料供給通路及びリターン通路
とで接続し、前記燃料ポンプにより燃料室内へ燃
料を供給すると共に、前記燃料室より溢れた燃料
を前記リターン通路により燃料タンクへ戻すよう
にした燃料循環式気化器に関する。
料ポンプを備えた燃料供給通路及びリターン通路
とで接続し、前記燃料ポンプにより燃料室内へ燃
料を供給すると共に、前記燃料室より溢れた燃料
を前記リターン通路により燃料タンクへ戻すよう
にした燃料循環式気化器に関する。
〈従来の技術〉
従来燃料循環式気化器は、実開昭61−29050号
公報に開示されるように、燃料供給通路を経て燃
料室内に導入された燃料は該燃料室内に貯溜され
たのち、リターン通路へオーバーフローして燃料
タンク内に還元されるように構成されている。
公報に開示されるように、燃料供給通路を経て燃
料室内に導入された燃料は該燃料室内に貯溜され
たのち、リターン通路へオーバーフローして燃料
タンク内に還元されるように構成されている。
〈従来技術の問題点〉
ところが、このような燃料循環式気化器は、エ
ンジンの振動により燃料室内の油面が激しく波立
ち、このため空気を燃料中に巻き込み、油面付近
の燃料中に多量の気泡が生じて、この気泡がメイ
ンジエツトに吸入され吸気路への燃料の噴出が断
続的になり、エンジンの回転変動を招くという欠
点があつた。
ンジンの振動により燃料室内の油面が激しく波立
ち、このため空気を燃料中に巻き込み、油面付近
の燃料中に多量の気泡が生じて、この気泡がメイ
ンジエツトに吸入され吸気路への燃料の噴出が断
続的になり、エンジンの回転変動を招くという欠
点があつた。
〈考案の構成〉
本考案は、燃料室内のガソリンと空気の境界面
に多孔質部材を配置し、燃料と空気が該多孔質部
材内で接触するようにしたことを特徴とする。
に多孔質部材を配置し、燃料と空気が該多孔質部
材内で接触するようにしたことを特徴とする。
〈考案の効果〉
上記のように構成された本考案によれば、前記
油面上に配設した多孔質部材により燃料と空気が
多孔質部材内で接触するので、エンジンの振動に
よる燃料中への空気の巻き込みがなくなり、燃料
中での気泡の発生がなくなる。従つて気泡がメイ
ンジエツトより吸入されることにより、吸気路へ
噴出される燃料が間欠的となることがなくなり、
エンジンの運転を円滑に行なうことができる。
油面上に配設した多孔質部材により燃料と空気が
多孔質部材内で接触するので、エンジンの振動に
よる燃料中への空気の巻き込みがなくなり、燃料
中での気泡の発生がなくなる。従つて気泡がメイ
ンジエツトより吸入されることにより、吸気路へ
噴出される燃料が間欠的となることがなくなり、
エンジンの運転を円滑に行なうことができる。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。
１き気化器ボデー、２は吸気路、３は絞弁、４は
前記吸気路底壁から下方へ突出するボス、５は前
記ボス４内に収容されるメインノズルでその上端
は吸気路２底部に開口し、一方下端はメインジエ
ツト６を介して燃料室７内の油面下に開口してい
る。８は気化器ボデー１の下側に取り付けられる
燃料室体で、該燃料室体８には、ボス４に対応し
て設けられる前記燃料室７と、この燃料室７の側
部に隣接して設けられるリターン通路９及び燃料
供給通路１０が備えられている。１１はエンジン
の運転中のみ作動する燃料ポンプであり、この燃
料ポンプ１１の吸入口１２は燃料パイプ１３によ
り燃料タンク１４へ接続され、一方吐出口１５は
前記燃料供給通路１０に接続されている。また、
前記リターン通路９は接続口１６を経てパイプ１
７により燃料タンク１４へ接続されている。
１き気化器ボデー、２は吸気路、３は絞弁、４は
前記吸気路底壁から下方へ突出するボス、５は前
記ボス４内に収容されるメインノズルでその上端
は吸気路２底部に開口し、一方下端はメインジエ
ツト６を介して燃料室７内の油面下に開口してい
る。８は気化器ボデー１の下側に取り付けられる
燃料室体で、該燃料室体８には、ボス４に対応し
て設けられる前記燃料室７と、この燃料室７の側
部に隣接して設けられるリターン通路９及び燃料
供給通路１０が備えられている。１１はエンジン
の運転中のみ作動する燃料ポンプであり、この燃
料ポンプ１１の吸入口１２は燃料パイプ１３によ
り燃料タンク１４へ接続され、一方吐出口１５は
前記燃料供給通路１０に接続されている。また、
前記リターン通路９は接続口１６を経てパイプ１
７により燃料タンク１４へ接続されている。
１８は燃料室７の空気と燃料の境に配設される
スポンジ、焼結樹脂等の多孔質部材である。
スポンジ、焼結樹脂等の多孔質部材である。
上記のように構成された本考案によれば、前記
燃料室７内の油面上に配設した多孔質部材１８に
より該多孔質部材内で燃料と空気が接するように
したので、エンジンの振動による燃料中への空気
の巻き込みがなくなり、燃料中での気泡の発生が
なくなる。
燃料室７内の油面上に配設した多孔質部材１８に
より該多孔質部材内で燃料と空気が接するように
したので、エンジンの振動による燃料中への空気
の巻き込みがなくなり、燃料中での気泡の発生が
なくなる。
第２図は、燃料室７へのリターン通路９の開口
部に対応して前記多孔質部材１８の側面に燃料排
出用の通路１９を形成し、燃料の排出を良好にす
ると共に燃料室７内の油面をより安定させるよう
に構成したものである。またこの通路１９は第３
図に示すように燃料室７側壁に形成することも可
能である。
部に対応して前記多孔質部材１８の側面に燃料排
出用の通路１９を形成し、燃料の排出を良好にす
ると共に燃料室７内の油面をより安定させるよう
に構成したものである。またこの通路１９は第３
図に示すように燃料室７側壁に形成することも可
能である。
第１図は本考案の実施例を示す縦断面図、第２
図及び第３図は本考案の他の実施例を示す縦断面
図である。 １……気化器ボデー、６……メインジエツト、
７……燃料室、９……リターン通路、１０……燃
料供給通路、１８……多孔質部材。
図及び第３図は本考案の他の実施例を示す縦断面
図である。 １……気化器ボデー、６……メインジエツト、
７……燃料室、９……リターン通路、１０……燃
料供給通路、１８……多孔質部材。
Claims (1)
- 燃料室と燃料タンクとを燃料ポンプを備えた燃
料供給通路及びリターン通路とで接続し、前記燃
料ポンプにより燃料室内へ燃料を供給するととも
に、燃料室より溢れた燃料を前記リターン通路に
より燃料タンクへ戻すようにした燃料循環式気化
器において、前記燃料室内のガソリンと空気の境
界面に多孔質部材を配置し、燃料と空気が該多孔
質部材内で接触するようにしたことを特徴とする
燃料循環式気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986131629U JPH0519562Y2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986131629U JPH0519562Y2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338653U JPS6338653U (ja) | 1988-03-12 |
| JPH0519562Y2 true JPH0519562Y2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=31030261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986131629U Expired - Lifetime JPH0519562Y2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519562Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4940176U (ja) * | 1972-07-12 | 1974-04-09 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49119621U (ja) * | 1973-02-12 | 1974-10-14 |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP1986131629U patent/JPH0519562Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4940176U (ja) * | 1972-07-12 | 1974-04-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338653U (ja) | 1988-03-12 |
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