JPH0615793Y2 - 自動二輪車の燃料タンクのアンダ−カバ−装置 - Google Patents

自動二輪車の燃料タンクのアンダ−カバ−装置

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Publication number
JPH0615793Y2
JPH0615793Y2 JP1987046645U JP4664587U JPH0615793Y2 JP H0615793 Y2 JPH0615793 Y2 JP H0615793Y2 JP 1987046645 U JP1987046645 U JP 1987046645U JP 4664587 U JP4664587 U JP 4664587U JP H0615793 Y2 JPH0615793 Y2 JP H0615793Y2
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JP
Japan
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fuel
fuel tank
motorcycle
flow passage
undercover
Prior art date
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Application number
JP1987046645U
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English (en)
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JPS63155787U (ja
Inventor
秀雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スクータのような小型の自動二輪車の燃料タ
ンクのアンダーカバー装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の自動二輪車では、燃料タンクの下方に燃
料コックからオーバーフローする燃料が流下して車輪に
付着することを防止するためにリヤフェンダ兼用のアン
ダーカバーを設けることが行われている。(特開昭59
−53278号公報参照) しかしながら、アンダーカバーに流下した燃料が多い時
にはアンダーカバー外に流下して不用意に車輪に付着し
たりし、また、少量の場合にもアンダーカバーの上面に
広がり塵埃が付着して汚損する不都合がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、かかる従来の不都合を解消し、燃料コックか
らオーバーフローした燃料を確実に車輪に付着しないよ
うに排泄しアンダーカバーに滞留しないようにしたもの
である。
(問題点を解決する手段) 本考案は、かかる問題点を解決するために、燃料タンク
の下方にアンダーカバーを設けた自動二輪車において、
前記燃料タンクの底部に備えられた燃料コックの下方位
置付近から車輪の位置外方に向かってオーバーフローし
た燃料を案内流出させる樋状の燃料流路を前記アンダー
カバーに一体に設け、前記燃料コックに接続されたチュ
ーブを該流路に内装すると共に、該流路の底部に長手方
向に沿ってオーバーフローした燃料の案内溝を設けたこ
とを特徴とする。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、アンダーカバーに燃料コックからオ
ーバーフローした燃料は流路により車輪外方に排泄され
る。更に、前記流路に前記チューブを内装したので、オ
ーバーフローした燃料がチューブを伝わって流出したと
きに、その燃料を該流路に付着させてチューブから離反
し易く、しかも該流路に付着した燃料は前記案内溝に落
下して排泄方向に向かって案内されるので、燃料がチュ
ーブを介して車輪等に付着することが防止される。
(実施例) 本考案の実施の一例を示す図面に従って更に詳説する。
第1図は、本考案を実施する自動二輪車を示し 1はシート、2はフロントカバー、3はハンドル、4は
前輪、5はヘッドライト、6はフロアパネル、7は後
輪、8はボデーカバーである。
該前輪4にはフロントフェンダ9をフロントカバー2に
内装して備える。
第2図は、本考案の実施部分を示す第1図の要部破断側
面図であり、10は低位のメインフレームであり、該フレ
ーム10の後端には側面視逆L型のリヤフレーム11の下端
前部が接合され、該リヤフレーム11は、その接合位置か
ら後上傾して延び屈曲して略水平に後部に至る形状を有
する。その後部には、平面視U字状のリヤステイ12が一
体に接合されている。該リヤフレーム11の下端後部には
ブラケット13によりエンジン14、伝動ケース15からなる
ユニットスイング式のパワーユニット16をリンクを介し
て連結した。該伝動ケース15とリヤステイ12の前端部と
の間にリヤクッションユニット17を連結してパワーユニ
ット16を片持支持した。18は伝動ケース15に固定したエ
アクリーナーである。
19は物収納部である後部に一体に形成したバッテリー収
納部20を備える物入れであり、リヤフレーム11の屈曲部
からリヤステイ12にわたって配設したもので、上方を開
口し、その底部前部をリヤフレーム11に跨がせ底部後部
をリヤステイ12上に配設した。21はリヤステイ12の後部
に底部を落とし込みブラケット22、23により固定した燃
料タンク、24はリヤステイ12の下部にブラケット25、26
により取りつけたリヤフェンダ兼用アンダーカバー、27
はテールランプである。
更に、本考案の実施の部分を詳説すると、第2図乃至第
5図示のように、アンダーカバー24は、後部のブラケッ
ト26によりテールランプ27と共にリヤステイ12に取りつ
けられ、前部はリヤフレーム11に固着されリヤステイ12
の内方に突出する突片28にブラケット25を係止して取り
つけた。該アンダーカバー24は、上方の燃料タンク21と
後輪7との間に配設され、後輪7の泥除け機能を有する
ように中央に凸状の部分が形成されていると共に該燃料
タンク21の底部に設けたオートコック29の臨む下方位置
付近から側縁に沿って前方に延び、更に前縁に沿って他
側縁前端に延びる樋状の燃料流路30を一体に設た。
そして、オートコック29に連なる燃料チューブ31と負圧
チューブ32とを該流路30に内装し配設した。33は、流路
30の出口に設けた燃料チューブ31と負圧チューブ32とを
結束するコ字形のクリップである。該クリップ33は、第
6図示のように燃料チューブ31及び負圧チューブ32をリ
ヤクッションユニット17を迂回させて導出させる。該流
路30の底面には、第7図示のように案内溝Aをその長手
方向に沿って形成して流出する燃料が燃料チューブ31や
負圧チューブ32に付着することを少なくして流出するよ
うにした。
従って、オートコック29から燃料がオーバーフローする
ことがあっても燃料が流路30を介して確実に車輪に付着
しない位置に排泄される。
(考案の効果) 本考案によれば、前記のことから明らかなように、アン
ダーカバーに設けた流路によりオーバーフローした燃料
を車輪に付着しない位置に排泄でき、アンダーカバー上
面を汚損しないようにすることができる。更に、前記流
路に前記チューブを内装し、該流路に前記案内溝を設け
たことにより、オーバーフローした燃料がチューブを伝
わって流出しても、その燃料は該流路内において案内溝
に落下するので、チューブを伝わって流出した燃料をも
確実に車輪に付着しない位置に排泄することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施の1例を示すもので、
第1図は自動二輪車の全体側面図、第2図は第1図の後
部右側の説明的破断図、第3図は第1図の後部左側の説
明的破断図、第4図は第2図のA−A線断面図、第5図
はアンダーカバーの斜視図、第6図はアンダーカバーの
平面図、第7図のB−B線断面図である。 21……燃料タンク、24……アンダーカバー 29……燃料コック、30……流路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクの下方にアンダーカバーを設け
    た自動二輪車において、前記燃料タンクの底部に備えら
    れた燃料コックの下方位置付近から車輪の位置外方に向
    かってオーバーフローした燃料を案内流出させる樋状の
    燃料流路を前記アンダーカバーに一体に設け、前記燃料
    コックに接続されたチューブを該流路に内装すると共
    に、該流路の底部に長手方向に沿ってオーバーフローし
    た燃料の案内溝を設けたことを特徴とする自動二輪車の
    燃料タンクのアンダーカバー装置。
JP1987046645U 1987-03-31 1987-03-31 自動二輪車の燃料タンクのアンダ−カバ−装置 Expired - Lifetime JPH0615793Y2 (ja)

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JP1987046645U JPH0615793Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 自動二輪車の燃料タンクのアンダ−カバ−装置

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JP1987046645U JPH0615793Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 自動二輪車の燃料タンクのアンダ−カバ−装置

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JPS63155787U JPS63155787U (ja) 1988-10-13
JPH0615793Y2 true JPH0615793Y2 (ja) 1994-04-27

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JP1987046645U Expired - Lifetime JPH0615793Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 自動二輪車の燃料タンクのアンダ−カバ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2991756B2 (ja) * 1990-09-17 1999-12-20 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車用エンジンのエンジンプロテクタ構造

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JPS58118467A (ja) * 1982-01-07 1983-07-14 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のリヤフェンダ

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JPS63155787U (ja) 1988-10-13

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