JPS6244251B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6244251B2 JPS6244251B2 JP54103161A JP10316179A JPS6244251B2 JP S6244251 B2 JPS6244251 B2 JP S6244251B2 JP 54103161 A JP54103161 A JP 54103161A JP 10316179 A JP10316179 A JP 10316179A JP S6244251 B2 JPS6244251 B2 JP S6244251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- switch
- hoisting
- winding
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 60
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 20
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 13
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 13
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 13
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 230000036461 convulsion Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/44—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/005—Blur detection
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は巻上トルクが増大したことを検出して
モータを停止状態におくカメラの電動駆動装置に
関する。
モータを停止状態におくカメラの電動駆動装置に
関する。
従来、モータによるフイルム等の巻上が完了し
た後に、該モータの駆動力を用いてトルク検出手
段を駆動するものがある。そして該トルク検出手
段を、モータの駆動力により初期状態から付勢力
を蓄えつつ変位するように構成し、この変位によ
り巻上トルクの増大を検出するように構成する
と、トルク増大の検出によりモータが停止した時
に、トルク検出手段が付勢力を蓄えた状態で停止
してしまうおそれがある。したがつてその後シヤ
ツタレリーズ等により振動が加わるとトルク検出
手段に蓄えられた付勢力がフイルムのピクリ等を
発生せしめることとなる。
た後に、該モータの駆動力を用いてトルク検出手
段を駆動するものがある。そして該トルク検出手
段を、モータの駆動力により初期状態から付勢力
を蓄えつつ変位するように構成し、この変位によ
り巻上トルクの増大を検出するように構成する
と、トルク増大の検出によりモータが停止した時
に、トルク検出手段が付勢力を蓄えた状態で停止
してしまうおそれがある。したがつてその後シヤ
ツタレリーズ等により振動が加わるとトルク検出
手段に蓄えられた付勢力がフイルムのピクリ等を
発生せしめることとなる。
本発明はこのような欠点を解決することを目的
とする。
とする。
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明
する。第1図に示すカメラはカメラ本体1と、こ
れに着脱可能に設けられたモータドライブ装置2
とから構成されている。電源切換スイツチ3はモ
ータドライブ装置を取付けるとカメラ本体1内に
有する電源4からモータドライブ装置2に設けら
れた電源回路に自動的に切り換わる。半押スイツ
チS1はカメラ本体1の不図示のシヤツタボタンを
一段押し込むとONする制御装置5は露出制御回
路、表示回路、レリーズ装置、シヤツタ装置等を
含み、半押スイツチS1のONによつてそのうち表
示回路が作動し、露出調定予定値等の表示を行な
う。スイツチS2はレリーズスイツチでシヤツタボ
タンをさらに深く押し込むと制御装置5にレリー
ズ信号を伝達しシヤツタレリーズを行なう。モー
タ駆動スイツチS3はフオーカルプレーンシヤツタ
の後幕の閉動作が開始されてから、この後幕が完
全に閉じ終値前まで(すなわち露光が完了する前
まで)の間にONになり、フイルム巻上完了、シ
ヤツタチヤージ完了と共にOFFになる。カメラ
本体1とモータドライブ装置2との間は電気接点
a,b,c,d,e,f及び巻上カツプリング巻
戻カツプリング等の機械的結合装置(不図示)に
より結合される。電源6はモータドライブ装置側
に設けられる。電源制御回路7はカメラ制御の為
の定電圧回路を含む。半押スイツチS4はモータド
ライブ装置に設けられる。レリーズスイツチS5は
やはりモータドライブ装置に設けられる。図示な
きモータドライブ装置のシヤツタボタンを一段押
し込むと半押スイツチS4がONになり電源制御回
路7を作動させ接点aを介してカメラ本体1側の
制御装置5で電力を供給すると共に該スイツチの
ON信号は接点cを介してカメラ本体1の制御装
置5へ伝達されて制御装置5内の表示回路等が作
動し露出調定予定値等が表示される。その状態は
半押スイツチS4がOFFになつても一定時間制御
装置5より接点bを介して電源制御回路7へホー
ルド信号が伝達されて保持され、その間露出調定
予定値等の表示を見る事が可能となつている。シ
ヤツタボタンをさらに深く押すとレリーズスイツ
チS5はONになる。比較回路8、コンデンサ9及
び抵抗は一駒撮り、連続撮りの選択スイツチS6が
OFFの時S5の一端に接続されたトランジスタの
バイアス状態を保持し、ONの時巻上完了により
モータ駆動スイツチS3が開き、コンデンサ9の充
電がなされると、そのトランジスタをそのつどバ
イアスするレリーズタイミング回路である。レリ
ーズスイツチS5の一端に接続されたトランジスタ
はONするたびに接点dを介して制御装置5へレ
リーズ信号を伝達しシヤツタをレリーズする。ダ
イオード11,12、トランジスタ13、コンデ
ンサ14、比較回路15、トランジスタ16、抵
抗はモータ駆動スイツチS3がONした時作動し所
定時間後(露光完了後)に巻上信号を出力する巻
上遅延回路を構成している。コンデンサ17、比
較回路18、抵抗は巻上遅延回路から巻上信号を
受けたただちにモータ駆動信号を出力するととも
に、巻上完了によりモータ駆動スイツチS3が
OFFして巻上信号が受信されなくなつた後も所
定時間モータ駆動信号を出力するモータ停止遅延
回路を構成する。トランジスタ19はモータ駆動
信号によりDNLリレーコイル20の通電を行な
うものであり、リレーコイル20に電流が流れる
とリレー接点21が切換つてモータ22が回転す
る。トランジスタ27,28、抵抗101〜10
4は正帰還回路であり、本実施例ではこの回路が
巻上完了後のトルク検出によりモータ停止信号を
出力するラツチ回路を構成する。トランジスタ2
3,24はラツチ回路をリセツトするリセツト回
路である。選択スイツチS7はフイルムの巻上と巻
戻しのいずれかを選択するもので接点F側にある
時巻上制御、接点R側にある時は巻戻し制御を行
う。トルクスイツチS8は後述する如く通常OFF
で巻上完了時あるいはフイルム終端時等において
巻上トルクが増加した時これを検出して一瞬ON
した後にすぐOFFになる。このスイツチS8と前
記ラツチ回路27,28,101〜104及び後
述する29でトルクの増大を検出してモータを停
止する為の強制回路を構成する。巻戻し停止スイ
ツチS9はフイルム巻戻し時にフイルムが全部巻戻
されスプロケツトからフイルムがはずれるとON
になるスイツチでフイルムをスプロケツト上にお
き裏蓋を閉じるとOFFする。このスイツチS9は
カメラの裏蓋に取りつけてあつて図示なき接点に
よりモータドライブ装置に電気的に接続されてい
る。トランジスタ32、ツエナーダイオード3
4、コンデンサ35、ダイオード36及び抵抗は
保護タイマー回路を構成しトルクスイツチS8が故
障した様な場合、あるいは電圧が低下しトルクス
イツチS8が作動しなくなつた様な場合にモータに
電流が流れたままになりモータが焼損したり、電
池が無駄に消耗する事のない様にモータに通電す
る時間が所定時間より長くなるとラツチ回路をト
リガーしてモータ電流を切る。バツテリチエツク
回路38はバツテリチエツクスイツチS10をONに
すると電源電圧が規定電圧以上の時は抵抗を介し
てLED37を駆動して光らせる。
する。第1図に示すカメラはカメラ本体1と、こ
れに着脱可能に設けられたモータドライブ装置2
とから構成されている。電源切換スイツチ3はモ
ータドライブ装置を取付けるとカメラ本体1内に
有する電源4からモータドライブ装置2に設けら
れた電源回路に自動的に切り換わる。半押スイツ
チS1はカメラ本体1の不図示のシヤツタボタンを
一段押し込むとONする制御装置5は露出制御回
路、表示回路、レリーズ装置、シヤツタ装置等を
含み、半押スイツチS1のONによつてそのうち表
示回路が作動し、露出調定予定値等の表示を行な
う。スイツチS2はレリーズスイツチでシヤツタボ
タンをさらに深く押し込むと制御装置5にレリー
ズ信号を伝達しシヤツタレリーズを行なう。モー
タ駆動スイツチS3はフオーカルプレーンシヤツタ
の後幕の閉動作が開始されてから、この後幕が完
全に閉じ終値前まで(すなわち露光が完了する前
まで)の間にONになり、フイルム巻上完了、シ
ヤツタチヤージ完了と共にOFFになる。カメラ
本体1とモータドライブ装置2との間は電気接点
a,b,c,d,e,f及び巻上カツプリング巻
戻カツプリング等の機械的結合装置(不図示)に
より結合される。電源6はモータドライブ装置側
に設けられる。電源制御回路7はカメラ制御の為
の定電圧回路を含む。半押スイツチS4はモータド
ライブ装置に設けられる。レリーズスイツチS5は
やはりモータドライブ装置に設けられる。図示な
きモータドライブ装置のシヤツタボタンを一段押
し込むと半押スイツチS4がONになり電源制御回
路7を作動させ接点aを介してカメラ本体1側の
制御装置5で電力を供給すると共に該スイツチの
ON信号は接点cを介してカメラ本体1の制御装
置5へ伝達されて制御装置5内の表示回路等が作
動し露出調定予定値等が表示される。その状態は
半押スイツチS4がOFFになつても一定時間制御
装置5より接点bを介して電源制御回路7へホー
ルド信号が伝達されて保持され、その間露出調定
予定値等の表示を見る事が可能となつている。シ
ヤツタボタンをさらに深く押すとレリーズスイツ
チS5はONになる。比較回路8、コンデンサ9及
び抵抗は一駒撮り、連続撮りの選択スイツチS6が
OFFの時S5の一端に接続されたトランジスタの
バイアス状態を保持し、ONの時巻上完了により
モータ駆動スイツチS3が開き、コンデンサ9の充
電がなされると、そのトランジスタをそのつどバ
イアスするレリーズタイミング回路である。レリ
ーズスイツチS5の一端に接続されたトランジスタ
はONするたびに接点dを介して制御装置5へレ
リーズ信号を伝達しシヤツタをレリーズする。ダ
イオード11,12、トランジスタ13、コンデ
ンサ14、比較回路15、トランジスタ16、抵
抗はモータ駆動スイツチS3がONした時作動し所
定時間後(露光完了後)に巻上信号を出力する巻
上遅延回路を構成している。コンデンサ17、比
較回路18、抵抗は巻上遅延回路から巻上信号を
受けたただちにモータ駆動信号を出力するととも
に、巻上完了によりモータ駆動スイツチS3が
OFFして巻上信号が受信されなくなつた後も所
定時間モータ駆動信号を出力するモータ停止遅延
回路を構成する。トランジスタ19はモータ駆動
信号によりDNLリレーコイル20の通電を行な
うものであり、リレーコイル20に電流が流れる
とリレー接点21が切換つてモータ22が回転す
る。トランジスタ27,28、抵抗101〜10
4は正帰還回路であり、本実施例ではこの回路が
巻上完了後のトルク検出によりモータ停止信号を
出力するラツチ回路を構成する。トランジスタ2
3,24はラツチ回路をリセツトするリセツト回
路である。選択スイツチS7はフイルムの巻上と巻
戻しのいずれかを選択するもので接点F側にある
時巻上制御、接点R側にある時は巻戻し制御を行
う。トルクスイツチS8は後述する如く通常OFF
で巻上完了時あるいはフイルム終端時等において
巻上トルクが増加した時これを検出して一瞬ON
した後にすぐOFFになる。このスイツチS8と前
記ラツチ回路27,28,101〜104及び後
述する29でトルクの増大を検出してモータを停
止する為の強制回路を構成する。巻戻し停止スイ
ツチS9はフイルム巻戻し時にフイルムが全部巻戻
されスプロケツトからフイルムがはずれるとON
になるスイツチでフイルムをスプロケツト上にお
き裏蓋を閉じるとOFFする。このスイツチS9は
カメラの裏蓋に取りつけてあつて図示なき接点に
よりモータドライブ装置に電気的に接続されてい
る。トランジスタ32、ツエナーダイオード3
4、コンデンサ35、ダイオード36及び抵抗は
保護タイマー回路を構成しトルクスイツチS8が故
障した様な場合、あるいは電圧が低下しトルクス
イツチS8が作動しなくなつた様な場合にモータに
電流が流れたままになりモータが焼損したり、電
池が無駄に消耗する事のない様にモータに通電す
る時間が所定時間より長くなるとラツチ回路をト
リガーしてモータ電流を切る。バツテリチエツク
回路38はバツテリチエツクスイツチS10をONに
すると電源電圧が規定電圧以上の時は抵抗を介し
てLED37を駆動して光らせる。
この様な回路構成に於て作動は次の様に行われ
る。まずモータドライブ装置を装着し、スイツチ
S6をS(OFF……一駒撮影)位置に、スイツチ
S7をF(……巻上)位置においた場合について述
べる。シヤツタをレリーズする前には、スイツチ
S6がOFFなのでコンデンサ9の充電がなされ比
較回路8がスイツチS5の一端に接続されたトラン
ジスタをバイアスしている状態にある。またモー
タ駆動スイツチS3はOFFであり、トランジスタ
13はON状態にバイアスされている。したがつ
て巻上遅延回路のコンデンサ14は放電され比較
回路15の出力はLowになつている。よつてトラ
ンジスタ19はOFFでありモータは停止してお
り、又トランジスタ23はOFFになつており、
又トランジスタ24はONとなるのでラツチ回路
のトランジスタ27,28はOFFである。すな
わちラツチ回路はリセツトされた状態にある。又
トルクスイツチS8はOFFである。この状態でモ
ータドライブ装置に設けられた不図示のシヤツタ
ボタンを押し下げS4,S5をONするとスイツチS5
の一端に接続されたトランジスタが比較回路8に
よつてバイアスされている為にONし、レリーズ
信号が制御装置5へ伝達される。そしてシヤツタ
がレリーズされると露光がなされシヤツタ後幕が
閉動作を開始する。モータ駆動スイツチS3はシヤ
ツタの閉動作に連動しシヤツタ後幕が閉じ終る前
にONになる。S3がONになるとトランジスタ13
のバイアス電圧はダイオード11によりクランプ
されるのでトランジスタ13はOFFになり、コ
ンデンサ14の充電が開始され所定時間経過する
とすなわちシヤツタ後幕が閉じ終ると比較回路1
5の出力は反転してHighになり、トランジスタ
16をONにする。このトランジスタ16のONに
より巻上遅延回路は巻上信号を出力することにな
る。トランジスタ16がONになると、コンデン
サ17は瞬間的に充電されて比較回路18の出力
はすぐさま反転してHighになる。すなわちモー
タ停止遅延回路がモータ駆動信号を出力すること
になる。比較回路18の出力がHighになるとト
ランジスタ23がONになりトランジスタ24は
OFFになりラツチ回路は作動可能となるが、ラ
ツチ回路のトリガー入力はないのでトランジスタ
27,28はOFFでありトランジスタ29もあ
いかわらずOFFである。従つてトランジスタ1
9は比較回路18の出力を受けてONになりリレ
ーコイル20は通電されてモータ22が回転する
と共に保護タイマー回路のコンデンサ35はダイ
オード36と並列接続になつている抵抗により充
電が開始される。モータの回転により不図示の巻
上カツプリングを介してフイルム巻上が行われる
が、モータ駆動スイツチS3がONになつてから巻
上遅延回路による所定時間だけモータ22の回転
開始が遅れるので後幕が完全に閉じてから(露光
が完了してから)フイルム移送が行われることに
なる。モータ22によりフイルム巻上が進み巻上
が完了するとモータ駆動スイツチS3はOFFにな
りトランジスタ13がONになるのでコンデンサ
14は一瞬に放電されて比較回路15の出力は反
転してLowになりトランジスタ16はOFFにな
る。しかしながらトランジスタ16がOFFにな
つてもコンデンサ17は並列接続の抵抗により少
しずつ放電されるので比較回路18の出力はすぐ
には変化せずスイツチS3がOFFになつてから所
定時間の間(少なくとも後述するラツチ回路の作
動までの間)Highの状態を保持し、トランジス
タ19はON状態のまゝモータ22の回転を続け
る。一方巻上完了状態になると図示なきスプロケ
ツト等のカメラ本体側の巻上装置は係止されて動
かなくなる。しかしモータは、回転を続けるので
巻上トルクが増大する。そして後述するトルク検
出機構が作動してトルクスイツチS8が一瞬ONに
なる。トルクスイツチS8のONにより接続点nに
トリガー信号が印加されラツチ回路がトリガーさ
れてトランジスタ27,28がONになる。すな
わちモータ停止信号が発する。それによりトラン
ジスタ29がONし、比較回路18の出力がHigh
にもかゝわらずトランジスタ19がOFFになり
リレーコイル20の通電が断たれ強制的にモータ
22は停止させられる。ラツチ回路がスイツチS8
がトリガーされた後コンデンサ17の放電が進ん
でトランジスタ23はOFF、トランジスタ24
はONするので、接続点mにリセツト信号が加わ
りラツチ回路はリセツトされてトランジスタ2
7,28,29はOFFになり又トランジスタ1
9はOFFを保持する。前述した比較回路18の
出力が反転するまでの所定時間はモータドライブ
装置の仕様で許容できる最低電圧時に於てカメラ
が巻上完了になつてからトルクスイツチS8がON
するまでの時間と同じ程度かそれよりも少し長め
の時間になつている。トランジスタ32、ツエナ
ーダイオード34、コンデンサ35、ダイオード
36、抵抗により構成されている保護タイマー回
路は通常の巻上時間内では作動されず比較回路1
8の出力がLowに反転した時コンデンサ35の充
電電荷はダイオード36により急速に放電され
る。
る。まずモータドライブ装置を装着し、スイツチ
S6をS(OFF……一駒撮影)位置に、スイツチ
S7をF(……巻上)位置においた場合について述
べる。シヤツタをレリーズする前には、スイツチ
S6がOFFなのでコンデンサ9の充電がなされ比
較回路8がスイツチS5の一端に接続されたトラン
ジスタをバイアスしている状態にある。またモー
タ駆動スイツチS3はOFFであり、トランジスタ
13はON状態にバイアスされている。したがつ
て巻上遅延回路のコンデンサ14は放電され比較
回路15の出力はLowになつている。よつてトラ
ンジスタ19はOFFでありモータは停止してお
り、又トランジスタ23はOFFになつており、
又トランジスタ24はONとなるのでラツチ回路
のトランジスタ27,28はOFFである。すな
わちラツチ回路はリセツトされた状態にある。又
トルクスイツチS8はOFFである。この状態でモ
ータドライブ装置に設けられた不図示のシヤツタ
ボタンを押し下げS4,S5をONするとスイツチS5
の一端に接続されたトランジスタが比較回路8に
よつてバイアスされている為にONし、レリーズ
信号が制御装置5へ伝達される。そしてシヤツタ
がレリーズされると露光がなされシヤツタ後幕が
閉動作を開始する。モータ駆動スイツチS3はシヤ
ツタの閉動作に連動しシヤツタ後幕が閉じ終る前
にONになる。S3がONになるとトランジスタ13
のバイアス電圧はダイオード11によりクランプ
されるのでトランジスタ13はOFFになり、コ
ンデンサ14の充電が開始され所定時間経過する
とすなわちシヤツタ後幕が閉じ終ると比較回路1
5の出力は反転してHighになり、トランジスタ
16をONにする。このトランジスタ16のONに
より巻上遅延回路は巻上信号を出力することにな
る。トランジスタ16がONになると、コンデン
サ17は瞬間的に充電されて比較回路18の出力
はすぐさま反転してHighになる。すなわちモー
タ停止遅延回路がモータ駆動信号を出力すること
になる。比較回路18の出力がHighになるとト
ランジスタ23がONになりトランジスタ24は
OFFになりラツチ回路は作動可能となるが、ラ
ツチ回路のトリガー入力はないのでトランジスタ
27,28はOFFでありトランジスタ29もあ
いかわらずOFFである。従つてトランジスタ1
9は比較回路18の出力を受けてONになりリレ
ーコイル20は通電されてモータ22が回転する
と共に保護タイマー回路のコンデンサ35はダイ
オード36と並列接続になつている抵抗により充
電が開始される。モータの回転により不図示の巻
上カツプリングを介してフイルム巻上が行われる
が、モータ駆動スイツチS3がONになつてから巻
上遅延回路による所定時間だけモータ22の回転
開始が遅れるので後幕が完全に閉じてから(露光
が完了してから)フイルム移送が行われることに
なる。モータ22によりフイルム巻上が進み巻上
が完了するとモータ駆動スイツチS3はOFFにな
りトランジスタ13がONになるのでコンデンサ
14は一瞬に放電されて比較回路15の出力は反
転してLowになりトランジスタ16はOFFにな
る。しかしながらトランジスタ16がOFFにな
つてもコンデンサ17は並列接続の抵抗により少
しずつ放電されるので比較回路18の出力はすぐ
には変化せずスイツチS3がOFFになつてから所
定時間の間(少なくとも後述するラツチ回路の作
動までの間)Highの状態を保持し、トランジス
タ19はON状態のまゝモータ22の回転を続け
る。一方巻上完了状態になると図示なきスプロケ
ツト等のカメラ本体側の巻上装置は係止されて動
かなくなる。しかしモータは、回転を続けるので
巻上トルクが増大する。そして後述するトルク検
出機構が作動してトルクスイツチS8が一瞬ONに
なる。トルクスイツチS8のONにより接続点nに
トリガー信号が印加されラツチ回路がトリガーさ
れてトランジスタ27,28がONになる。すな
わちモータ停止信号が発する。それによりトラン
ジスタ29がONし、比較回路18の出力がHigh
にもかゝわらずトランジスタ19がOFFになり
リレーコイル20の通電が断たれ強制的にモータ
22は停止させられる。ラツチ回路がスイツチS8
がトリガーされた後コンデンサ17の放電が進ん
でトランジスタ23はOFF、トランジスタ24
はONするので、接続点mにリセツト信号が加わ
りラツチ回路はリセツトされてトランジスタ2
7,28,29はOFFになり又トランジスタ1
9はOFFを保持する。前述した比較回路18の
出力が反転するまでの所定時間はモータドライブ
装置の仕様で許容できる最低電圧時に於てカメラ
が巻上完了になつてからトルクスイツチS8がON
するまでの時間と同じ程度かそれよりも少し長め
の時間になつている。トランジスタ32、ツエナ
ーダイオード34、コンデンサ35、ダイオード
36、抵抗により構成されている保護タイマー回
路は通常の巻上時間内では作動されず比較回路1
8の出力がLowに反転した時コンデンサ35の充
電電荷はダイオード36により急速に放電され
る。
又、ラツチ回路が作動している間すなわちトル
クスイツチS8がONしてから比較回路18の出力
が反転してラツチ回路がリセツトされるまで
LED37は点灯しトルクスイツチS8が正常に作
動しているかモニターできる。このようにして一
駒撮影と次の一駒の巻上が終了する。そしてモー
タドライブ装置側のシヤツタボタン(不図示)を
押し下げたままにしていてもスイツチS5の一端に
接続されたトランジスタはON状態を保持してい
るので、次のレリーズ信号が制御装置5に印加さ
れることはない。
クスイツチS8がONしてから比較回路18の出力
が反転してラツチ回路がリセツトされるまで
LED37は点灯しトルクスイツチS8が正常に作
動しているかモニターできる。このようにして一
駒撮影と次の一駒の巻上が終了する。そしてモー
タドライブ装置側のシヤツタボタン(不図示)を
押し下げたままにしていてもスイツチS5の一端に
接続されたトランジスタはON状態を保持してい
るので、次のレリーズ信号が制御装置5に印加さ
れることはない。
次にスイツチS6をC(ON……連続撮影)位置
にした場合の動作について説明する。S6がONの
時も一駒目の撮影及び次の一駒の巻上が前述と同
様になされる。しかしながらモータ駆動スイツチ
S3がONの時にコンデンサ9の放電が逆流阻止用
ダイオード10及び接点fを介してなされる。し
たがつて比較回路8の出力はLowになり該出力端
に接続されたトランジスタは1度OFFになる。
そして巻上完了によりモータ駆動スイツチS3が
OFFになるとコンデンサ9は再び充電を開始し
一定時間の後例えばモータ22が停止した後にレ
リーズタイミング回路を構成する比較回路8の出
力がHighに反転しその時にレリーズスイツチS5
がONの状態にあれば比較回路の出力によりバイ
アスされるトランジスタがONになり制御装置5
にレリーズ信号を再び伝達してシヤツタレリーズ
を行ない連続撮影がなされる。レリーズタイミン
グを定めるコンデンサ9を充電する可変抵抗を変
化させる事により連続撮影時の撮影駒速度を任意
に定める事ができる。
にした場合の動作について説明する。S6がONの
時も一駒目の撮影及び次の一駒の巻上が前述と同
様になされる。しかしながらモータ駆動スイツチ
S3がONの時にコンデンサ9の放電が逆流阻止用
ダイオード10及び接点fを介してなされる。し
たがつて比較回路8の出力はLowになり該出力端
に接続されたトランジスタは1度OFFになる。
そして巻上完了によりモータ駆動スイツチS3が
OFFになるとコンデンサ9は再び充電を開始し
一定時間の後例えばモータ22が停止した後にレ
リーズタイミング回路を構成する比較回路8の出
力がHighに反転しその時にレリーズスイツチS5
がONの状態にあれば比較回路の出力によりバイ
アスされるトランジスタがONになり制御装置5
にレリーズ信号を再び伝達してシヤツタレリーズ
を行ない連続撮影がなされる。レリーズタイミン
グを定めるコンデンサ9を充電する可変抵抗を変
化させる事により連続撮影時の撮影駒速度を任意
に定める事ができる。
フイルム巻取が進みフイルム終端にいたるとカ
メラ本体の巻上装置はフイルムをパトローネより
引出す事が出来なくなり、スプロケツトの停止に
より通常巻上完了前の状態でカメラ本体の巻上装
置は動かなくなる。しかしながら巻上装置が停止
してもモータ駆動スイツチS3はONの状態であつ
てモータ22は回転しようとする。そしてトルク
スイツチS8が巻上トルクの増大によつて作動し一
瞬ONになりラツチ回路をトリガーしモータ22
を停止する。又スイツチS3はONの状態で保持さ
れたまゝであるから比較回路18の出力はHigh
に保持され、リセツト回路のトランジスタ24は
OFFに保持されておりラツチ回路のトランジス
タ27,28のON状態は保持されそれにより
LED37が連続的に点灯した状態で全てのシー
ケンスが停止してフイルム終端である事を指示す
る。
メラ本体の巻上装置はフイルムをパトローネより
引出す事が出来なくなり、スプロケツトの停止に
より通常巻上完了前の状態でカメラ本体の巻上装
置は動かなくなる。しかしながら巻上装置が停止
してもモータ駆動スイツチS3はONの状態であつ
てモータ22は回転しようとする。そしてトルク
スイツチS8が巻上トルクの増大によつて作動し一
瞬ONになりラツチ回路をトリガーしモータ22
を停止する。又スイツチS3はONの状態で保持さ
れたまゝであるから比較回路18の出力はHigh
に保持され、リセツト回路のトランジスタ24は
OFFに保持されておりラツチ回路のトランジス
タ27,28のON状態は保持されそれにより
LED37が連続的に点灯した状態で全てのシー
ケンスが停止してフイルム終端である事を指示す
る。
保護タイマー回路はフイルム終端時等に於て電
源電圧低下によるモータ駆動力不足によりトルク
スイツチS8が作動不可能になつたり、トルクスイ
ツチS8が故障した作動しなかつた場合にスイツチ
S3がONになつた後一定時間経ちコンデンサ35
の充電電位がツエナーダイオード34の電圧、ト
ランジスタ32のベースエミツタ間電圧により定
まるスレツシヨールド電圧以上になるとトランジ
スタ32のON、ラツチ回路のトリガー、トラン
ジスタ29のONを順次引き起こし、モータ22
の通電を停止させ、LED37を点灯させる。
源電圧低下によるモータ駆動力不足によりトルク
スイツチS8が作動不可能になつたり、トルクスイ
ツチS8が故障した作動しなかつた場合にスイツチ
S3がONになつた後一定時間経ちコンデンサ35
の充電電位がツエナーダイオード34の電圧、ト
ランジスタ32のベースエミツタ間電圧により定
まるスレツシヨールド電圧以上になるとトランジ
スタ32のON、ラツチ回路のトリガー、トラン
ジスタ29のONを順次引き起こし、モータ22
の通電を停止させ、LED37を点灯させる。
次に巻戻し時の動作について述べる。巻戻しは
スイツチS7をR接点側に切り換える事により行わ
れる。スイツチS7の切換は次の様に行われる。図
示なき巻上、巻戻し切換レバーを巻上側から巻戻
し側に切り換えると最初に駆動ギアと巻上ギア系
列とが切離され次にスイツチS7がF接点から離れ
て中立状態になりまたこれに連動してやはり図示
なき巻戻しボタンが作動され、スプロケツトがフ
リーになる。そしてさらにスイツチS7は中立状態
からR接点に切り換えられ最後に駆動ギアが巻戻
しギア列に結合して巻戻しが行われる状態にな
る。以上の一連の動作は巻上、巻戻し切換レバー
を巻戻し側に切り換える一動作によつて連続的に
行われ、巻戻しから巻上側に切換る時は前述の順
序とは逆に行われる。巻戻し時の切換動作はカメ
ラが巻上完了前の状態でモータ22が停止してい
る時に行われる場合と、カメラが巻上完了の状態
でモータが停止している時に行われる場合とがあ
る。巻上完了前の状態からの巻戻しは次の様に行
われる。前述の様にフイルム終端時等においては
通常カメラは巻上は完了していない状態で停止し
ていることが多く、このような場合はモータ駆動
スイツチS3はONあり比較回路18の出力はHigh
の状態でラツチ回路のトランジスタ27,28は
トルクスイツチS8の作動によつてONしている状
態である。この状態で巻上、巻戻し切換レバーを
動かしてスイツチS7を切り換えてF接点から離れ
て中立になるとトランジスタ27,28がOFF
してラツチ回路はリセツトされトランジスタ29
はOFFになるのでトランジスタ19はONになり
モータは回転を始める。同時にトランジスタ31
はバイアスされてONになるのでトランジスタ3
3はONになりコンデンサ35の放電がなされて
保護タイマー回路はリセツトされる。そしてトラ
ンジスタ32はOFFになる。この時駆動ギアは
巻上ギア列及び巻戻しギア列のいずれともかみあ
つてはいないので巻上はもちろん巻戻もまだ行わ
れない。スイツチS7がR側接点に接続されるとラ
ツチ回路は動作可能な状態となるが前述した巻戻
し停止スイツチS9はフイルムが巻戻されていない
為にOFFの状態であり従つてラツチ回路はトリ
ガーされない。さらに切換レバーを完全に巻戻し
側に切換ると駆動ギアと巻戻しギア列とが噛合つ
て巻戻しが行われる。フイルム巻戻しが進みフイ
ルムの先端がカメラのスプロケツト(巻取スプー
ルでもよい)等からはずれると即ちフイルムの巻
戻しが終了すると巻戻し停止スイツチS9がONと
なり接続点nにトリガー信号が加わりラツチ回路
はトリガーされ、トランジスタ29はONになる
のでトランジスタ19のOFFによつてモータは
停止し、LED37の点灯が行われて巻戻しが終
了した事を表示する。この状態でフイルムを取出
す為にカメラの裏蓋を開けて巻戻しスイツチS9が
OFFになつても一度トリガーされたラツチ回路
はその作動を保ちモータ22は回転しない。そし
て例えば巻上巻戻し切換レバーに連動して巻上時
に巻戻しカツプリングをパトローネ室から退避さ
せ、巻戻し時に該カツプリングをパトローネ室へ
進入せしめるよう構成した場合、巻戻し完了後パ
トローネをパトローネ室から取り出す為に巻上巻
戻し切換レバーを巻上側に倒して巻戻しカツプリ
ングをパトローネ室から退避させると、スイツチ
S7がF接点に接続されることになる。このような
構成にした場合ラツチ回路はスイツチS7が中立状
態になつた時にリセツトされており、またモータ
駆動スイツチS3はONのままなのでモータ22は
巻上完了状態まで駆動されて停止するが、この時
はすでに巻戻しが完了しスプロケツトとフイルム
のパーフオーレーシヨンとのかみあいがはずれて
いるので再び露光済フイルムがパトローネから引
出される事はない。未露光フイルムの装填はその
後なされることになる次にカメラが巻上完了の状
態でモータが停止している時の巻戻しは次の様に
行われる。巻上完了状態なのでモータ駆動スイツ
チS3はOFFである。従つて比較回路18の出力
はLowになつている。巻上、巻戻し切換レバーが
巻戻し側に切換られスイツチS7がF接点と離れて
もこの時は比較回路18の出力によつてトランジ
スタ19はOFFの為にモータ22はまだ回転し
ない。スイツチS7がR接点に接続されるとトラン
ジスタ30がONになりそれによりトランジスタ
19がONになるのでモータ22は回転する。又
同時にダイオード26によりトランジスタ24の
バイアスをクランプするのでトランジスタ24は
OFFとなり、ラツチ回路は作動可能な状態とな
る。巻上、巻戻し切換レバーが完全に巻戻し側に
なると前述同様駆動ギアと巻戻ギア列がかみあつ
てフイルムの巻戻しが行われ以後の動作は前述同
様である。巻戻し完了後、巻戻し切換レバーを戻
してスイツチS7がR接点を離れると、カメラは巻
上完了の状態のまゝであるからラツチ回路がリセ
ツトされるのと同時にトランジスタ30はOFF
になるのでトランジスタ19のバイアス源はなく
なりモータは停止したまゝでその状態はスイツチ
S7がF接点に接続されても同じである。
スイツチS7をR接点側に切り換える事により行わ
れる。スイツチS7の切換は次の様に行われる。図
示なき巻上、巻戻し切換レバーを巻上側から巻戻
し側に切り換えると最初に駆動ギアと巻上ギア系
列とが切離され次にスイツチS7がF接点から離れ
て中立状態になりまたこれに連動してやはり図示
なき巻戻しボタンが作動され、スプロケツトがフ
リーになる。そしてさらにスイツチS7は中立状態
からR接点に切り換えられ最後に駆動ギアが巻戻
しギア列に結合して巻戻しが行われる状態にな
る。以上の一連の動作は巻上、巻戻し切換レバー
を巻戻し側に切り換える一動作によつて連続的に
行われ、巻戻しから巻上側に切換る時は前述の順
序とは逆に行われる。巻戻し時の切換動作はカメ
ラが巻上完了前の状態でモータ22が停止してい
る時に行われる場合と、カメラが巻上完了の状態
でモータが停止している時に行われる場合とがあ
る。巻上完了前の状態からの巻戻しは次の様に行
われる。前述の様にフイルム終端時等においては
通常カメラは巻上は完了していない状態で停止し
ていることが多く、このような場合はモータ駆動
スイツチS3はONあり比較回路18の出力はHigh
の状態でラツチ回路のトランジスタ27,28は
トルクスイツチS8の作動によつてONしている状
態である。この状態で巻上、巻戻し切換レバーを
動かしてスイツチS7を切り換えてF接点から離れ
て中立になるとトランジスタ27,28がOFF
してラツチ回路はリセツトされトランジスタ29
はOFFになるのでトランジスタ19はONになり
モータは回転を始める。同時にトランジスタ31
はバイアスされてONになるのでトランジスタ3
3はONになりコンデンサ35の放電がなされて
保護タイマー回路はリセツトされる。そしてトラ
ンジスタ32はOFFになる。この時駆動ギアは
巻上ギア列及び巻戻しギア列のいずれともかみあ
つてはいないので巻上はもちろん巻戻もまだ行わ
れない。スイツチS7がR側接点に接続されるとラ
ツチ回路は動作可能な状態となるが前述した巻戻
し停止スイツチS9はフイルムが巻戻されていない
為にOFFの状態であり従つてラツチ回路はトリ
ガーされない。さらに切換レバーを完全に巻戻し
側に切換ると駆動ギアと巻戻しギア列とが噛合つ
て巻戻しが行われる。フイルム巻戻しが進みフイ
ルムの先端がカメラのスプロケツト(巻取スプー
ルでもよい)等からはずれると即ちフイルムの巻
戻しが終了すると巻戻し停止スイツチS9がONと
なり接続点nにトリガー信号が加わりラツチ回路
はトリガーされ、トランジスタ29はONになる
のでトランジスタ19のOFFによつてモータは
停止し、LED37の点灯が行われて巻戻しが終
了した事を表示する。この状態でフイルムを取出
す為にカメラの裏蓋を開けて巻戻しスイツチS9が
OFFになつても一度トリガーされたラツチ回路
はその作動を保ちモータ22は回転しない。そし
て例えば巻上巻戻し切換レバーに連動して巻上時
に巻戻しカツプリングをパトローネ室から退避さ
せ、巻戻し時に該カツプリングをパトローネ室へ
進入せしめるよう構成した場合、巻戻し完了後パ
トローネをパトローネ室から取り出す為に巻上巻
戻し切換レバーを巻上側に倒して巻戻しカツプリ
ングをパトローネ室から退避させると、スイツチ
S7がF接点に接続されることになる。このような
構成にした場合ラツチ回路はスイツチS7が中立状
態になつた時にリセツトされており、またモータ
駆動スイツチS3はONのままなのでモータ22は
巻上完了状態まで駆動されて停止するが、この時
はすでに巻戻しが完了しスプロケツトとフイルム
のパーフオーレーシヨンとのかみあいがはずれて
いるので再び露光済フイルムがパトローネから引
出される事はない。未露光フイルムの装填はその
後なされることになる次にカメラが巻上完了の状
態でモータが停止している時の巻戻しは次の様に
行われる。巻上完了状態なのでモータ駆動スイツ
チS3はOFFである。従つて比較回路18の出力
はLowになつている。巻上、巻戻し切換レバーが
巻戻し側に切換られスイツチS7がF接点と離れて
もこの時は比較回路18の出力によつてトランジ
スタ19はOFFの為にモータ22はまだ回転し
ない。スイツチS7がR接点に接続されるとトラン
ジスタ30がONになりそれによりトランジスタ
19がONになるのでモータ22は回転する。又
同時にダイオード26によりトランジスタ24の
バイアスをクランプするのでトランジスタ24は
OFFとなり、ラツチ回路は作動可能な状態とな
る。巻上、巻戻し切換レバーが完全に巻戻し側に
なると前述同様駆動ギアと巻戻ギア列がかみあつ
てフイルムの巻戻しが行われ以後の動作は前述同
様である。巻戻し完了後、巻戻し切換レバーを戻
してスイツチS7がR接点を離れると、カメラは巻
上完了の状態のまゝであるからラツチ回路がリセ
ツトされるのと同時にトランジスタ30はOFF
になるのでトランジスタ19のバイアス源はなく
なりモータは停止したまゝでその状態はスイツチ
S7がF接点に接続されても同じである。
又上述した装置は巻上完了状態の時にフイルム
巻戻しを行いその時に誤つてレリーズボタンを押
してレリーズスイツチS5をONにして巻戻し中に
シヤツタをレリーズしてしまい誤露光するのを防
ぐ為に、スイツチS7がR接点側に切換つて巻戻し
を行つている時は、ダイオード25により比較回
路8の出力に接続されたトランジスタのバイアス
をクランプしレリーズスイツチS5がONになつて
もレリーズ信号がカメラ本体に伝達されない様に
なつている。
巻戻しを行いその時に誤つてレリーズボタンを押
してレリーズスイツチS5をONにして巻戻し中に
シヤツタをレリーズしてしまい誤露光するのを防
ぐ為に、スイツチS7がR接点側に切換つて巻戻し
を行つている時は、ダイオード25により比較回
路8の出力に接続されたトランジスタのバイアス
をクランプしレリーズスイツチS5がONになつて
もレリーズ信号がカメラ本体に伝達されない様に
なつている。
第2図及び第3図に第1図に説明した回路中の
トルクスイツチの作動機構の例を示す。第2図に
於てモータピニオンギアと常時噛合つているギア
41により駆動される軸42上には軸方向に摺動
するギア43が設けられている。ギア43は軸4
2と一体に回転するが軸方向の位置はスイツチS7
を作動する巻上、巻戻し切換レバーにより決定さ
れる。このギア43のギア44と噛合う実線図示
の位置は巻上状態にある時で、巻戻し状態にする
とギア43は点線で示される位置になりギア54
と噛合、カメラ本体側の巻戻し装置(不図示)と
結合する巻戻しカツプリング55に動力を伝達す
る。
トルクスイツチの作動機構の例を示す。第2図に
於てモータピニオンギアと常時噛合つているギア
41により駆動される軸42上には軸方向に摺動
するギア43が設けられている。ギア43は軸4
2と一体に回転するが軸方向の位置はスイツチS7
を作動する巻上、巻戻し切換レバーにより決定さ
れる。このギア43のギア44と噛合う実線図示
の位置は巻上状態にある時で、巻戻し状態にする
とギア43は点線で示される位置になりギア54
と噛合、カメラ本体側の巻戻し装置(不図示)と
結合する巻戻しカツプリング55に動力を伝達す
る。
ギア43と44の噛合による動力の伝達はギア
45、ギア47、ギア46、ギア50を介してカ
メラ本体側のフイルム巻上装置(不図示)と結合
する巻上カツプリング51に伝達される。ギア4
6とギア45と噛合う外歯と、ギア47と噛合う
内歯とを持つており、ギア47の軸48はギア4
6、ギア50と同軸に形成されたカム板49上に
それぞれ軸支されている。ギア46,47,50
により遊星歯車機構が構成されている。カム板4
9の端面にはカムが形成されそのカムに接触する
トルク検出機構52はトルクスイツチS8を作動す
る。すなわちギア43とギア44がかみあつてい
る時にモータ22の回転はギア46に伝達され、
このギア46は時計方向に回転し、またギア50
及びカツプリング51はギア47を介して反時計
方向に、カム板49は軸48を介して時計方向に
それぞれ回転しようとする。巻上動作中はギア4
4の回転力がカツプリング51を駆動する為の力
と、カム板49を駆動する為の力にふりわけら
れ、カム板49には比較的小さな回転力が伝達さ
れることになる。よつてトルク検出機構52はカ
ム板49に比較的小さな回転力が加わつている時
にはその回転を阻止し、巻上完了等によりスプロ
ケツトが回転しなくなつて巻上カツプリング51
の回転が阻止されカム板49の回転力が増大した
時にはこれを検出してトルクスイツチS8を動作す
るようになつている。尚、本実施例ではカム板4
9とトルク検出機構52とでトルク検出手段を構
成している。第3図を用いて前述したトルク検出
機構52の具体例を説明する。前述したカム板4
9のカム面は小なる半径を有する円弧部49a,
49a′と、カム部49b,49b′,49c,49
c′を有する。このカム面と接触する第1レバー6
0は軸61を中心に回転可能になつており一端を
固定されたスプリング62により時計方向の回転
をする様に付勢されているので第1レバーの先端
60aはカム板49と接触する。第2レバー63
は軸68を中心に回転可能になつており第2レバ
ー上に設けられているバネ掛ピン70と、第2レ
バーの回転止ピン49との間にスプリング71が
掛けられており第2レバーは時計方向の回転をす
る様に付勢されて回転止ピン69により係止され
ている。第2レバー上に設けられた軸64を中心
に回転可能な第3レバー65は第3レバー上のバ
ネ掛ピン67と第2レバー上に設けられた回転止
ピン66との間にスプリング67が掛けられてお
り、第3レバーは反時計方向の回転をする様に付
勢されて回転止ピン66により係止されている。
第3レバーの先端部と第1レバーの先端部60b
は係合可能な関係を有している。第2レバー63
の先端部63aは該レバーが反時計方向に回転し
た時トルクスイツチS8をONにする様に構成して
ある。実線で示してある図はカメラのフイルム巻
上を行つている途中の状態でカム板49は時計方
向への回転力を伝達されている。しかし49aと
49bとの間に形成されたカムの立上り部とスプ
リング62により付勢された第1レバーの先端部
60aとの係合によりカム板49の回転は阻止さ
れた状態で巻上カツプリング51のみが回転しフ
イルム巻上が行われる。そして巻上完了等により
スプロケツト等を含む巻上装置が停止されるとカ
ツプリング51は回転されなくなるのでカム板4
9に伝達される回転力は急激に増加し、その力は
第1レバー60による係止力よりも大なるものと
なりカム板49は時計方向に回転を行い、その回
転と共にカム部49bにより第1レバー60は反
時計方向に回転し、第1レバーは最大鎖線で示す
位置まで回転される。鎖線の位置まで駆動される
間に第1レバーの先端部60bは第3レバー65
の先端と干渉するのがその時第2レバー63は回
転止ピン69で係止されているので動かず第3レ
バー65のみ時計方向に回転させられる。第1レ
バーが鎖線の位置に到達する前に60bと、第3
レバー65の先端部は干渉領域を通過してしまう
様に構成してあるので第3レバーはスプリング6
7により再び回転止ピン66により係止される位
置まで復帰する。カム板49はさらに回転を続け
第1レバーの先端60aとカム部49cとが接触
する状態になるとスプリング62により第1レバ
ー60は時計方向に回転し、再び第1レバーの先
端部60bと第3レバーの先端部とが干渉して第
3レバーを反時計方向に動かそうとする。しかし
回転止ピン66により第3レバー65は回転を阻
止されているのでその力は第2レバー63をも回
転させる。従つて第2レバーの先端63aにより
トルクスイツチS8はONさせられたモータ22は
前述の様に停止しようとするかモータ22は電磁
ブレーキをかけられても瞬間的に停止せず少し回
転を続けそれにより第1レバー60の先端部60
aは49aと同じ半径を有する円弧部49a′と接
触する。また先端部60aが49a′と接触する位
置まで復帰する間に先端部60bは第3レバー6
5の先端部との干渉領域を通過してしまい第2レ
バーは図に示される如く回転止ピン69により係
止されるようになる。そしてトルクスイツチS8は
復帰して再びOFFになる。この状態でレリーズ
ボタンが押されていなければモータは停止する。
その後シヤツタがレリーズされて露光がなされる
とモータ駆動スイツチS3がONになりカム板49
に再び回転力が伝達されフイルムが巻上げられて
いる間に第1レバー60の先端部60aがカム板
の円弧49a′上をすべることになり49a′と49
b′の境界で前述の様にカム板49と第1レバー6
0の先端60aが係合状態になる。そして巻上完
了後カム板49の回転力が増大すると再び第3図
の状態からカム板49が時計方向に回転する。
45、ギア47、ギア46、ギア50を介してカ
メラ本体側のフイルム巻上装置(不図示)と結合
する巻上カツプリング51に伝達される。ギア4
6とギア45と噛合う外歯と、ギア47と噛合う
内歯とを持つており、ギア47の軸48はギア4
6、ギア50と同軸に形成されたカム板49上に
それぞれ軸支されている。ギア46,47,50
により遊星歯車機構が構成されている。カム板4
9の端面にはカムが形成されそのカムに接触する
トルク検出機構52はトルクスイツチS8を作動す
る。すなわちギア43とギア44がかみあつてい
る時にモータ22の回転はギア46に伝達され、
このギア46は時計方向に回転し、またギア50
及びカツプリング51はギア47を介して反時計
方向に、カム板49は軸48を介して時計方向に
それぞれ回転しようとする。巻上動作中はギア4
4の回転力がカツプリング51を駆動する為の力
と、カム板49を駆動する為の力にふりわけら
れ、カム板49には比較的小さな回転力が伝達さ
れることになる。よつてトルク検出機構52はカ
ム板49に比較的小さな回転力が加わつている時
にはその回転を阻止し、巻上完了等によりスプロ
ケツトが回転しなくなつて巻上カツプリング51
の回転が阻止されカム板49の回転力が増大した
時にはこれを検出してトルクスイツチS8を動作す
るようになつている。尚、本実施例ではカム板4
9とトルク検出機構52とでトルク検出手段を構
成している。第3図を用いて前述したトルク検出
機構52の具体例を説明する。前述したカム板4
9のカム面は小なる半径を有する円弧部49a,
49a′と、カム部49b,49b′,49c,49
c′を有する。このカム面と接触する第1レバー6
0は軸61を中心に回転可能になつており一端を
固定されたスプリング62により時計方向の回転
をする様に付勢されているので第1レバーの先端
60aはカム板49と接触する。第2レバー63
は軸68を中心に回転可能になつており第2レバ
ー上に設けられているバネ掛ピン70と、第2レ
バーの回転止ピン49との間にスプリング71が
掛けられており第2レバーは時計方向の回転をす
る様に付勢されて回転止ピン69により係止され
ている。第2レバー上に設けられた軸64を中心
に回転可能な第3レバー65は第3レバー上のバ
ネ掛ピン67と第2レバー上に設けられた回転止
ピン66との間にスプリング67が掛けられてお
り、第3レバーは反時計方向の回転をする様に付
勢されて回転止ピン66により係止されている。
第3レバーの先端部と第1レバーの先端部60b
は係合可能な関係を有している。第2レバー63
の先端部63aは該レバーが反時計方向に回転し
た時トルクスイツチS8をONにする様に構成して
ある。実線で示してある図はカメラのフイルム巻
上を行つている途中の状態でカム板49は時計方
向への回転力を伝達されている。しかし49aと
49bとの間に形成されたカムの立上り部とスプ
リング62により付勢された第1レバーの先端部
60aとの係合によりカム板49の回転は阻止さ
れた状態で巻上カツプリング51のみが回転しフ
イルム巻上が行われる。そして巻上完了等により
スプロケツト等を含む巻上装置が停止されるとカ
ツプリング51は回転されなくなるのでカム板4
9に伝達される回転力は急激に増加し、その力は
第1レバー60による係止力よりも大なるものと
なりカム板49は時計方向に回転を行い、その回
転と共にカム部49bにより第1レバー60は反
時計方向に回転し、第1レバーは最大鎖線で示す
位置まで回転される。鎖線の位置まで駆動される
間に第1レバーの先端部60bは第3レバー65
の先端と干渉するのがその時第2レバー63は回
転止ピン69で係止されているので動かず第3レ
バー65のみ時計方向に回転させられる。第1レ
バーが鎖線の位置に到達する前に60bと、第3
レバー65の先端部は干渉領域を通過してしまう
様に構成してあるので第3レバーはスプリング6
7により再び回転止ピン66により係止される位
置まで復帰する。カム板49はさらに回転を続け
第1レバーの先端60aとカム部49cとが接触
する状態になるとスプリング62により第1レバ
ー60は時計方向に回転し、再び第1レバーの先
端部60bと第3レバーの先端部とが干渉して第
3レバーを反時計方向に動かそうとする。しかし
回転止ピン66により第3レバー65は回転を阻
止されているのでその力は第2レバー63をも回
転させる。従つて第2レバーの先端63aにより
トルクスイツチS8はONさせられたモータ22は
前述の様に停止しようとするかモータ22は電磁
ブレーキをかけられても瞬間的に停止せず少し回
転を続けそれにより第1レバー60の先端部60
aは49aと同じ半径を有する円弧部49a′と接
触する。また先端部60aが49a′と接触する位
置まで復帰する間に先端部60bは第3レバー6
5の先端部との干渉領域を通過してしまい第2レ
バーは図に示される如く回転止ピン69により係
止されるようになる。そしてトルクスイツチS8は
復帰して再びOFFになる。この状態でレリーズ
ボタンが押されていなければモータは停止する。
その後シヤツタがレリーズされて露光がなされる
とモータ駆動スイツチS3がONになりカム板49
に再び回転力が伝達されフイルムが巻上げられて
いる間に第1レバー60の先端部60aがカム板
の円弧49a′上をすべることになり49a′と49
b′の境界で前述の様にカム板49と第1レバー6
0の先端60aが係合状態になる。そして巻上完
了後カム板49の回転力が増大すると再び第3図
の状態からカム板49が時計方向に回転する。
尚、上述した実施例においては巻上遅延回路に
積分回路を用い、この積分回路の出力が所定値に
達した時モータを駆動している。このようにして
モータを駆動すると、モータ駆動スイツチS3が
ONする際チヤツタリングを起こしてもこれによ
つてモータがパルス的に駆動されノイズ等が発生
するおそれがない。したがつて誤動作を防止する
ことができる。
積分回路を用い、この積分回路の出力が所定値に
達した時モータを駆動している。このようにして
モータを駆動すると、モータ駆動スイツチS3が
ONする際チヤツタリングを起こしてもこれによ
つてモータがパルス的に駆動されノイズ等が発生
するおそれがない。したがつて誤動作を防止する
ことができる。
また本発明は電動巻上装置であればよくモータ
ドライブ装置の他に、いわゆる“オートワイン
ダ”と称されるものも含む。
ドライブ装置の他に、いわゆる“オートワイン
ダ”と称されるものも含む。
さらにまた、実施例においてはフオーカルプレ
ーンシヤツタを側に説明したが、本発明はレンズ
シヤツタにも採用できレンズシヤツタの閉動作に
連動ししかもこのシヤツタが露光完了前の状態に
あることを検出してこの時点から所定時間後に巻
上信号を出力して巻上動作を行なうものであつて
もよい。
ーンシヤツタを側に説明したが、本発明はレンズ
シヤツタにも採用できレンズシヤツタの閉動作に
連動ししかもこのシヤツタが露光完了前の状態に
あることを検出してこの時点から所定時間後に巻
上信号を出力して巻上動作を行なうものであつて
もよい。
以上詳述した如く本発明によれば、トルク検出
手段がモータによつて蓄えられた付勢力によつて
初期状態に復帰することにより巻上系の巻上トル
ク増大を検出し、モータを停止せしめるので、そ
の後シヤツタレリーズ等により振動が加わつても
フイルムの移動すなわちピクリ等を生ずることが
ない。また巻上完了後トルク検出がなされるまで
モータの駆動状態を保持するのでトルク検出を確
実に行うことができる。
手段がモータによつて蓄えられた付勢力によつて
初期状態に復帰することにより巻上系の巻上トル
ク増大を検出し、モータを停止せしめるので、そ
の後シヤツタレリーズ等により振動が加わつても
フイルムの移動すなわちピクリ等を生ずることが
ない。また巻上完了後トルク検出がなされるまで
モータの駆動状態を保持するのでトルク検出を確
実に行うことができる。
第1図は本発明のカメラの電動駆動装置の一実
施例の回路図、第2図はトルクスイツチの作動機
構の一例を示す斜視図、第3図はトルクスイツチ
と関連したトルク検出機構の一例を示す平面図で
ある。 主要部分の符号の説明、S3……巻上完了信号を
発生する手段、17,18……モータ停止遅延回
路、27,28,29,101〜104,S8……
強制回路。
施例の回路図、第2図はトルクスイツチの作動機
構の一例を示す斜視図、第3図はトルクスイツチ
と関連したトルク検出機構の一例を示す平面図で
ある。 主要部分の符号の説明、S3……巻上完了信号を
発生する手段、17,18……モータ停止遅延回
路、27,28,29,101〜104,S8……
強制回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータにより巻上系を駆動し、該巻上系によ
る巻上動作が完了すると前記巻上系を停止するカ
メラの電動駆動装置において、 突出部を有するカム手段と、前記突出部に接触
可能な検出部材と、前記検出部材を前記突出部に
接触する如く付勢する付勢部材とを設けるととも
に、前記巻上系の停止時に前記モータの駆動力で
前記カム手段と前記検出部材との間に相対的変位
を生ぜしめることにより前記突出部でもつて前記
検出部材を初期状態から前記付勢部材に抗して変
位させ、前記検出部材が前記突出部を乗り越える
と前記付勢部材の蓄えられた付勢力でもつて前記
検出部材を初期状態に復帰せしめる如く構成し、
更に前記検出部材が初期状態へ復帰する動作に連
動して作動するスイツチ手段と、前記巻上系の停
止時に巻上完了信号を発する信号発生手段と、巻
上完了信号を受信した後の所定時間前記モータの
駆動状態を保持するモータ停止遅延回路と、前記
スイツチ手段の作動に応じて動作し、前記遅延回
路によつて前記モータが駆動状態に保持されてい
るにもかかわらず該モータを停止せしめる強制回
路とを設け、 前記スイツチ手段の作動により巻上トルクの増
大を検出して前記モータを停止せしめるようにし
たことを特徴とする電動駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316179A JPS55105235A (en) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | Motor drive unit of camera |
US06/117,804 US4322149A (en) | 1979-08-15 | 1980-02-01 | Electric driving device of a camera |
DE19803004363 DE3004363A1 (de) | 1979-02-07 | 1980-02-06 | Elektrische antriebseinrichtung fuer eine kamera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316179A JPS55105235A (en) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | Motor drive unit of camera |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10316179A Division JPS55105235A (en) | 1979-02-07 | 1979-08-15 | Motor drive unit of camera |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10316179A Division JPS55105235A (en) | 1979-02-07 | 1979-08-15 | Motor drive unit of camera |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55105235A JPS55105235A (en) | 1980-08-12 |
JPS6244251B2 true JPS6244251B2 (ja) | 1987-09-18 |
Family
ID=14346772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10316179A Granted JPS55105235A (en) | 1979-02-07 | 1979-08-15 | Motor drive unit of camera |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4322149A (ja) |
JP (1) | JPS55105235A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672993B2 (ja) * | 1986-04-01 | 1994-09-14 | キヤノン株式会社 | フイルム駆動装置 |
US5530502A (en) * | 1995-03-13 | 1996-06-25 | Eastman Kodak Company | Camera autowind gear mechanism |
CN100347667C (zh) * | 2001-06-27 | 2007-11-07 | 索尼公司 | 集成电路器件、信息处理设备、信息存储器件的存储管理方法、移动终端设备、半导体集成电路器件、以及使用移动终端设备的通信方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4965829A (ja) * | 1972-10-24 | 1974-06-26 | ||
DE2739948A1 (de) * | 1976-09-06 | 1978-03-09 | Canon Kk | Motorantrieb fuer eine kamera |
DE2748538A1 (de) * | 1977-10-28 | 1979-05-03 | Agfa Gevaert Ag | Filmtransportsteuervorrichtung fuer eine stehbildkamera |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP10316179A patent/JPS55105235A/ja active Granted
-
1980
- 1980-02-01 US US06/117,804 patent/US4322149A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4322149A (en) | 1982-03-30 |
JPS55105235A (en) | 1980-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0235968B2 (ja) | ||
US5012269A (en) | Camera | |
US4370044A (en) | Electric wind-up device of a camera | |
JPS6244251B2 (ja) | ||
US4340289A (en) | Erroneous exposure preventing device | |
US4384777A (en) | Electric wind-up device of a camera | |
US5903784A (en) | Manual film advance device for use in a camera | |
US4383747A (en) | Winding up device for camera | |
US4268154A (en) | Self-timer device for a camera | |
JPH0373848B2 (ja) | ||
JP2715495B2 (ja) | カメラ | |
JP2890641B2 (ja) | 巻上げ・巻戻し装置 | |
JPH0719023B2 (ja) | 予備巻カメラ | |
JPS61286823A (ja) | 一眼レフカメラのモ−タドライブ機構 | |
JP3033068B2 (ja) | フィルム給送制御装置 | |
JPH0644124B2 (ja) | カメラのフイルム巻上げ装置 | |
JPS6018053B2 (ja) | カメラの安全装置 | |
JPH0749473Y2 (ja) | 電動巻戻の可能なモータ・ドライブ・カメラ | |
JP3800700B2 (ja) | 絞り制御装置 | |
JPS602930A (ja) | カメラの動作モ−ド記憶装置 | |
JPH0219797Y2 (ja) | ||
JPH073544B2 (ja) | カメラ | |
JPS6091335A (ja) | カメラのフイルム給送装置 | |
JPS61124926A (ja) | カメラの給送モ−ド保持装置 | |
JPH0219931B2 (ja) |