JPS624359B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624359B2 JPS624359B2 JP56027318A JP2731881A JPS624359B2 JP S624359 B2 JPS624359 B2 JP S624359B2 JP 56027318 A JP56027318 A JP 56027318A JP 2731881 A JP2731881 A JP 2731881A JP S624359 B2 JPS624359 B2 JP S624359B2
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- Japan
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- oil
- gelatin
- water
- protein
- pressure
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Fodder In General (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
家庭、レストラント、料理店等より排出される
調理残滓の魚滓、肉屑等(以下厨芥という)は現
在焼却場で焼却処理されているが、この厨芥には
水分が多く含まれているので、焼却には莫大な燃
料費を必要とし、又養豚場等の飼料として利用さ
れる場合でも、搬送途中での悪臭のため、都会に
おける悪臭公害の原因ともなつている。
調理残滓の魚滓、肉屑等(以下厨芥という)は現
在焼却場で焼却処理されているが、この厨芥には
水分が多く含まれているので、焼却には莫大な燃
料費を必要とし、又養豚場等の飼料として利用さ
れる場合でも、搬送途中での悪臭のため、都会に
おける悪臭公害の原因ともなつている。
しかしこの厨芥中には蛋白質、窒素等再生し得
る要素を含んでいるので、本発明においては悪臭
公害を発生することなく、僅かな燃料費で処理
し、しかも飼料、肥料を回収できる製造方法を提
供するものである。
る要素を含んでいるので、本発明においては悪臭
公害を発生することなく、僅かな燃料費で処理
し、しかも飼料、肥料を回収できる製造方法を提
供するものである。
本発明の製造方法の要旨とするところは、家
庭、レストラント、料理店等より排出される調理
残滓でゼラチン質、蛋白質等を含む魚滓、肉屑等
を、ゼラチン質、蛋白質等が油中に溶解しないで
熱凝固する温度である90℃以上に予め加熱された
魚油、植物油、動物油等を熱媒体として投入して
あるクツカー内へ収容して撹拌し、減圧しながら
熱媒体たる油の温度で間接又は直接加熱し、しか
も初期減圧過程においてはゼラチン質、蛋白質等
が熱凝固しやすい10〜20mmHgの減圧を行いなが
ら脱水を行い、次いでゼラチン質、蛋白質等が熱
凝固した状態で740〜750mmHgの減圧を行い、水
分を蒸発状態として油の比重より軽くし、水分と
油との置換をして水分の分離蒸散を行つた後、圧
搾機で油分と固形物とに分離させて蛋白飼料、窒
素肥料を製造する方法である。
庭、レストラント、料理店等より排出される調理
残滓でゼラチン質、蛋白質等を含む魚滓、肉屑等
を、ゼラチン質、蛋白質等が油中に溶解しないで
熱凝固する温度である90℃以上に予め加熱された
魚油、植物油、動物油等を熱媒体として投入して
あるクツカー内へ収容して撹拌し、減圧しながら
熱媒体たる油の温度で間接又は直接加熱し、しか
も初期減圧過程においてはゼラチン質、蛋白質等
が熱凝固しやすい10〜20mmHgの減圧を行いなが
ら脱水を行い、次いでゼラチン質、蛋白質等が熱
凝固した状態で740〜750mmHgの減圧を行い、水
分を蒸発状態として油の比重より軽くし、水分と
油との置換をして水分の分離蒸散を行つた後、圧
搾機で油分と固形物とに分離させて蛋白飼料、窒
素肥料を製造する方法である。
本発明の製造方法の実施例を説明すると、容積
65m3のクツカー内へ800Kg前後の魚油を投入して
ゼラチン質が油中へ溶解しないで熱凝固する温度
帯の90℃以上に予め加熱した魚油中へ、水分70%
前後を含んだ厨芥を約4000Kg投入し、撹拌加熱
し、投入後30分間位までは10〜20mmHgの減圧を
行い、次いで圧力を740〜750mmHgに減圧し、減
圧脱水を行い、3時間内で6%前後の水分にして
クツカーから取り出し、単位圧力7000ポンドの圧
力で連続圧搾して油と分離した扁平状の固形物と
する。この固形物の水分は6〜7%、含油分8%
前後で、蛋白40〜50%程度を含む蛋白飼料、窒素
肥料とすることができる。
65m3のクツカー内へ800Kg前後の魚油を投入して
ゼラチン質が油中へ溶解しないで熱凝固する温度
帯の90℃以上に予め加熱した魚油中へ、水分70%
前後を含んだ厨芥を約4000Kg投入し、撹拌加熱
し、投入後30分間位までは10〜20mmHgの減圧を
行い、次いで圧力を740〜750mmHgに減圧し、減
圧脱水を行い、3時間内で6%前後の水分にして
クツカーから取り出し、単位圧力7000ポンドの圧
力で連続圧搾して油と分離した扁平状の固形物と
する。この固形物の水分は6〜7%、含油分8%
前後で、蛋白40〜50%程度を含む蛋白飼料、窒素
肥料とすることができる。
本発明の製造方法によれば、厨芥中にゼラチン
質、蛋白質等が含まれているにもかかわらず、加
熱油中に投入後30分間位は、10〜20mmHgの減圧
を行い、加熱油による含有水分の蒸発に妨げのな
い状態としているため、減圧による厨芥自体の品
温が低下せず、従つてゼラチン質、蛋白質等の油
中に溶解しない熱凝固に必要な温度たる90℃以上
の温度が保持され、厨芥が油中に投入された際、
厨芥中のゼラチン質、蛋白質は、瞬間的に加熱さ
れて熱凝固し、油中へゼラチン質が溶解して流出
することを回避し、かつ厨芥中の蛋白質は加熱油
によつて熱凝固し、更には水分はゼラチン質、蛋
白質の熱凝固によつて、ゼラチン質、蛋白質等と
のエマルジヨン化を妨げられ、水分が容易に蒸散
しやすい状態となり、次いで740〜750mmHgの減
圧を行い、水分を蒸発状態として油の比重より軽
くし、水分と油との置換をして、水分の分離蒸散
を行い、迅速でかつむらのない均一な脱水を行う
と共に、脱水された水分にはBOD等の低い無公
害水となり、均一加熱脱水、熱効率の均一化を図
り、脱水時間の短縮により蛋白、カルシウム等の
炭化を防ぎ、脱水を均一的な6%前後とし、これ
を圧搾等の工程により油を固形物から分離させ、
水溶性蛋白を主とした高度の飼料及び高度の窒素
肥料が得られるものである。
質、蛋白質等が含まれているにもかかわらず、加
熱油中に投入後30分間位は、10〜20mmHgの減圧
を行い、加熱油による含有水分の蒸発に妨げのな
い状態としているため、減圧による厨芥自体の品
温が低下せず、従つてゼラチン質、蛋白質等の油
中に溶解しない熱凝固に必要な温度たる90℃以上
の温度が保持され、厨芥が油中に投入された際、
厨芥中のゼラチン質、蛋白質は、瞬間的に加熱さ
れて熱凝固し、油中へゼラチン質が溶解して流出
することを回避し、かつ厨芥中の蛋白質は加熱油
によつて熱凝固し、更には水分はゼラチン質、蛋
白質の熱凝固によつて、ゼラチン質、蛋白質等と
のエマルジヨン化を妨げられ、水分が容易に蒸散
しやすい状態となり、次いで740〜750mmHgの減
圧を行い、水分を蒸発状態として油の比重より軽
くし、水分と油との置換をして、水分の分離蒸散
を行い、迅速でかつむらのない均一な脱水を行う
と共に、脱水された水分にはBOD等の低い無公
害水となり、均一加熱脱水、熱効率の均一化を図
り、脱水時間の短縮により蛋白、カルシウム等の
炭化を防ぎ、脱水を均一的な6%前後とし、これ
を圧搾等の工程により油を固形物から分離させ、
水溶性蛋白を主とした高度の飼料及び高度の窒素
肥料が得られるものである。
更には、脱水された厨芥物は微粉状態と化すこ
とにより高級蛋白質源の飼料とするものである
が、特に初期減圧過程においては、少ない減圧条
件下で脱水するためゼラチン質、蛋白質等が溶解
せずゼラチン質、水溶性蛋白質及び水分が三者一
体に絡むことがないため、予め加熱された油中に
おいて全組織均一に脱水処理がなされることにな
り、微粉化するための油分離工程において均一な
圧力をかけることができ、製品にむらのない高級
蛋白飼料を得ることができるものであり、更には
ゼラチン質、水溶性蛋白質及び水分が絡まないこ
とから、水分は単純水に近い状態で脱水されて
BOD、COD等が極めて低い蒸散水となり、排水
についても公害問題を生起しない。
とにより高級蛋白質源の飼料とするものである
が、特に初期減圧過程においては、少ない減圧条
件下で脱水するためゼラチン質、蛋白質等が溶解
せずゼラチン質、水溶性蛋白質及び水分が三者一
体に絡むことがないため、予め加熱された油中に
おいて全組織均一に脱水処理がなされることにな
り、微粉化するための油分離工程において均一な
圧力をかけることができ、製品にむらのない高級
蛋白飼料を得ることができるものであり、更には
ゼラチン質、水溶性蛋白質及び水分が絡まないこ
とから、水分は単純水に近い状態で脱水されて
BOD、COD等が極めて低い蒸散水となり、排水
についても公害問題を生起しない。
Claims (1)
- 1 家庭、レストラント、料理店等より排出され
る調理残滓でゼラチン質、蛋白質等を含む魚滓、
肉屑等を、ゼラチン質、蛋白質等が油中に溶解し
ないで熱凝固する温度である90℃以上に予め加熱
された魚油、植物油、動物油等を熱媒体として投
入してあるクツカー内へ初期脱水を行わないで全
量をそのまま収容して攪拌し、減圧しながら熱媒
体たる油の温度で間接又は直接加熱し、しかも初
期減圧過程においては、ゼラチン質、蛋白質等が
熱凝固しやすい10〜20mmHgの減圧を行いながら
脱水を行い、次いでゼラチン質、蛋白質等が熱凝
固した状態で740〜750mmHgの減圧を行い、水分
を蒸発状態として油の比重より軽くし、水分と油
との置換をして水分の分離蒸散を行つた後、圧搾
機で油分と固形物とに分離させて蛋白飼料、窒素
肥料を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56027318A JPS57140391A (en) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | Manufacture of feed and fertilizer from garbage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56027318A JPS57140391A (en) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | Manufacture of feed and fertilizer from garbage |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57140391A JPS57140391A (en) | 1982-08-30 |
JPS624359B2 true JPS624359B2 (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=12217726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56027318A Granted JPS57140391A (en) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | Manufacture of feed and fertilizer from garbage |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57140391A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0660071B2 (ja) * | 1985-03-30 | 1994-08-10 | 修三 中園 | 液体肥料の製法 |
JPS61236674A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-21 | 中園 修三 | 肥料をかねた駆虫剤の製造方法 |
JPH0712284B2 (ja) * | 1986-01-31 | 1995-02-15 | 修三 中園 | 養殖魚用飼料の製造方法 |
JPS62179354A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-06 | Shuzo Nakazono | 養殖魚中の成魚用飼料の製造方法 |
JPH0712283B2 (ja) * | 1986-01-31 | 1995-02-15 | 修三 中園 | 養殖魚用飼料の製造方法 |
JPH0788268B2 (ja) * | 1986-07-24 | 1995-09-27 | 大阪府 | 厨房廃棄物の資源化処理法 |
JPS6369789A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-29 | 伊藤 勝之 | 脱水汚泥ケ−キを肥料化する製造法 |
KR101302171B1 (ko) * | 2006-08-28 | 2013-08-30 | 영남대학교 산학협력단 | 생선부산물을 이용한 어육 고형물, 이의 제조방법 및 이를포함하는 사료 |
-
1981
- 1981-02-24 JP JP56027318A patent/JPS57140391A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57140391A (en) | 1982-08-30 |
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