JPS6243029Y2 - - Google Patents

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JPS6243029Y2
JPS6243029Y2 JP18621383U JP18621383U JPS6243029Y2 JP S6243029 Y2 JPS6243029 Y2 JP S6243029Y2 JP 18621383 U JP18621383 U JP 18621383U JP 18621383 U JP18621383 U JP 18621383U JP S6243029 Y2 JPS6243029 Y2 JP S6243029Y2
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snow
grating
drop
hole
road
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JP18621383U
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JPS6096491U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、道路の横断溝、側溝あるいは集水舛
蓋などに使用されるグレーチングに関する。
グレーチングは、周知のように、道路に設けら
れた横断溝等の開口部を被つて、道路の横断溝等
を通過する自動車等に対し安全に走行させ、また
道路上に降雨する雨水に対して横断溝等に円滑に
流入させるよう構成されたものである。
しかしながら、従来のグレーチングでは、いず
れも道路上に降雨する雨水を横断溝等に円滑に流
入させるべく格子状に形成されていたため、雪が
降り積るような積雪地方では、冬季時、次のよう
な不都合を招いていた。
すなわち、道路上に雪が積雪して行くと、国道
級の道路では除雪がほぼ完全に行なわれるので問
題はないが、脇道のようにあまり除雪が行なわれ
ない道路では、該道路上に雪がどんどん積雪して
行くので、それが根雪となつて道路上に残存して
しまう。この場合、横断溝等のない道路上では、
前記根雪がほぼ平担な状態で形成されて行くが、
道路の横断溝等の部分では、第1図に示すよう
に、降雪がグレーチング本体aを通過して横断溝
b等に落下してしまうので、グレーチング本体a
の路面側端面cと前記道路上の積雪dの上面との
間には大きな段差がついてしまう。このため、そ
の段差を通過する自動車e等にとつて、走行上非
常に危険性を有していたのである。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、雪が降り積るよう
な冬季時においては、道路の横断溝等の部分とそ
の横断溝等のない道路上の部分とをできるだけ段
差のない積雪状態にして、自動車等の走行時にお
ける危険性、或いは側溝上を自動車通行したり、
歩行する場合の危険性を回避することができ、ま
た積雪のない時、特に春、夏、秋等の季節におい
ては、道路上に降る雨水や塵埃、ごみ等を溝内に
流入させることができるグレーチングを提供する
ことにある。
本考案のグレーチングは、かかる目的を達成す
るため、グレーチング本体の路面側端面よりも溝
側の位置に、脱落孔と載雪面を有する上部載雪板
部を形成し、前記載雪板部より所要間隔下方には
前記脱落孔と載雪面の対応位置に載雪面と脱落孔
を形成した下部載雪板部を設けてなることを特徴
としている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図および第3図は本考案の一実施例を示す
図で、第2図はグレーチングの分解斜視図、第3
図はこのグレーチングを道路の横断溝に載置した
状態の縦断面図である。
グレーチング本体1は、上部グレーチング本体
2、下部グレーチング本体3、上、下部の載雪板
部4,5、エンドプレート6,6およびサイドプ
レート7,7の部品よりなる。
上部グレーチング本体2は、奥行方向に所定間
隔へだてて並列させた複数の平鋼からなるメイン
バー2aと、このメインバー2aに直交する方向
に所定間隔へだてて並列させた複数の金属製クロ
スバー2bとからなるもので、各メインバー2a
の上部に各クロスバー2bを圧接溶接等の固着手
段で取付けることにより、格子状に形成されてい
る。かかる製造手段は従来行われている方法であ
る。
下部グレーチング本体3は、前記上部グレーチ
ング本体2と同様、各メインバー3aと各クロス
バー3bを格子状に組んで形成したもので、前記
上部グレーチング本体2と同じものを採用してい
る。上、下部の載雪板部4,5は、前記上、下部
のグレーチング本体2,3とその奥行寸法および
巾寸法を同一に設定してある金属板製(例えば鋼
板など)或いはコンクリート板、又はゴム板製等
のもので、それらの載雪面4a,5aに複数の脱
落孔8,9が形成されている。これら複数の脱落
孔8,9は、載雪板部4と5を重合させたとき、
平面視で互いに齟齬するように形成させてある。
つまり、上部載雪板部4の脱落孔8および載雪面
4aには下部載雪板部5の載雪面5aおよび脱落
孔9が対応するように形成してある。
そして、該脱落孔8,9は、融雪水、雨水等を
通過できること勿論のこと、更に落葉等のゴミや
塵埃等も通過できる程度のものである。
しかして、上部載雪板部4は上部グレーチング
本体2の底面或いは下部グレーチング本体3の上
面に溶接等の固着手段で取付けられておりまた下
部載雪板部5は下部グレーチング本体3の底面に
溶接等の固着手段で取付けられている。
これら上、下部グレーチング本体2,3を、互
いに重合させて左、右側面にエンドプレート6,
6を、前、後側面にサイドプレート7,7をそれ
ぞれ溶接等の固着手段で取付けることにより、グ
レーチングが構成されている。13は道路、14
は横断溝、15は受枠、18はアンカーボルトで
ある。
このように構成されたグレーチングは、第3図
に示すように、路面側端面10よりも溝側の位置
に上部載雪板部4が、その下方に下部載雪板部5
がグレーチング本体3の高さ寸法分だけ間隔をへ
だてて配設されており、しかも上部載雪板部4の
脱落孔8および載雪面4aは下部載雪板部5の脱
落孔9および載雪面5aに対し互いに齟齬して、
つまり対応位置が逆の状態に形成されているか
ら、路面側端面つまり上面10と横断溝側端面つ
まり下面11との間には、上面10から上部載雪
板部4の脱落孔8ないし下部載雪板部5の脱落孔
9を経て、下面へ連通する蛇行状の水流経路12
が形成されることになり、このためこの水流経路
12が最終的に横断溝14に通じることとなる。
したがつて雪のない春、夏、秋等の季節におい
ては、道路13上に降る雨水を或いは落葉等のゴ
ミや塵等も前記水流経路12から横断溝14内部
に円滑に流入させることができるものである。
一方、雪が降り続くような冬季時にいては、該
雪が道路13上に積雪16して行くが、その場
合、横断溝14の部分も、グレーチングに上部載
雪板部4が配設されているから、その載雪面4a
に降雪が受止められ、また脱落孔8の下方には下
部載雪板部5の載雪面5aが配設されているか
ら、この面にも降雪が受止められ、結局降雪は横
断溝14内部へは落下せず、この両載雪板部4,
5上に、前記道路13上とほぼ同程度の積雪17
が形成されて行くことになる。
したがつて、従来のように横断溝14の部分と
道路上の積雪との間にさほど段差がつくことがな
く、自動車等は前記横断溝14の部分を安全に走
行(通過)することができるものである。
次に、第4図イ,ロ〜第9図イ,ロは他の実施
例を示している。
第4図イ,ロに示すものは、上部載雪板部20
の載雪面20aが上部グレーチング本体2の巾よ
り短寸にしてある方形板で、エンドプレート6,
6及びサイドプレート7,7の周辺との間に枠形
の脱落孔20bを形成してある。一方下部下部載
雪板部30は前記載雪面20aに対応する位置に
脱落孔30bを形成してあると共に、前記脱落孔
20bに対応する位置に載雪面30aを形成して
ある中央部が開口の方形板状の構成のものであ
る。
第5図イ,ロに示すものは、上部載雪板部21
の周囲に載雪面21aが中央部に脱落孔21bが
形成してあり、一方下部載雪板部31は前記載雪
面21aに対応する位置に脱落孔31bが前記脱
落孔21bに対応する位置に載雪面31aが形成
してある方形板状の構成のものである。
第6図イ,ロに示すものは、上部載雪板部22
の中央部に脱落孔22bを形成してあると共に両
側に載雪面22a,22aを形成してある。一方
下部載雪板部32はその逆として、両側に脱落孔
32b,32bを形成してあると共に、前記脱落
孔22bの下方に載雪面32aを形成してある構
成のものである。
第7図イ,ロに示すものは、上部グレーチング
本体2と下部グレーチング本体3との間に嵩上げ
材19,19を介設しているもので、上部載雪板
部23は上部グレーチング本体2の底面に、下部
載雪板部33は下部グレーチング本体3の上面に
固着されている。そして、上部載雪板部23およ
び下部載雪板部33は載雪面23a,33aおよ
び脱落孔23b,33bがそれぞれ短冊状に交互
に形成されている。
第8図イ,ロに示すものは、上部グレーチング
本体2の底面に上部載雪板部24を固着し、嵩上
材19,19の下部に下部載雪板部5を固着して
いる。そして、上部載雪板部24は両側に脱落孔
24b,24bを形成し、中央に載雪面24aを
形成している。下部載雪板部34は複数本の支持
杆40…を嵩上材19,19…に固着し、その上
に載雪面34a,34aとその中央に脱落孔34
bを形成している。
第9図イ,ロに示すものは、上部グレーチング
本体2の底面に上部載雪板部25を固着し、下部
グレーチング本体3の上面に下部載雪板部35を
固着し、更に下部グレーチング本体3の底面に最
下部載雪板部35′を固着している。そして、上
部載雪板部25は両側に載雪面25a,25aを
形成し、中央に脱落孔25bを形成している。下
部載雪板部35は両側と中央に脱落孔35b,3
5b,35bを形成し、その両側と中央の間に載
雪面35a,35aを形成している。最下部載雪
板部35′は中央に載雪面35′aを形成し、その
両側に脱落孔35′b,35′bを形成している。
なお、第7図〜第9図の実施例では、嵩げ材1
9,19をコ字状のチヤンネル型鋼としたが勿論
その他のチヤンネル型鋼、角型或いは平鋼などで
あつてもよい。
以上説明したように、本考案のグレーチング
は、路面側端面よりも溝側の位置に、降雪を受け
止めたり、雨水、ごみ、塵埃などを落下させる載
雪板部を上下方向に所要間隔へだてて配設したか
ら、雪が降り積るような冬季時においては前記複
数の載雪板部によつて溝の部分と道路上の部分と
をほぼ平担な状態に積雪し得、その溝の部分を走
行(通行)する自動車等にとつて危険性を回避さ
せることができ、反面、雪のない春、夏、秋等の
季節においては雨水、落葉或いは塵等を溝内部に
円滑に流入させることができる。したがつて、こ
のグレーチングは、雪を受け止める載雪板部を配
設しても1年中使用可能で非常に有益なものであ
り、横断溝、側溝或いは集水舛の蓋としてすこぶ
る良好に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はグレーチングの従来例を示す縦断面
図、第2図および第3図は本考案グレーチングの
一実施例を示すもので、第2図は分解斜視図、第
3図は縦断面図、第4図イ,ロ〜第9図イ,ロは
本考案グレーチングの他の実施例を示すもので、
第4図イは縦断面図、第4図ロは上下部の載雪板
部の斜視図、第5図イ,ロ〜第9図イ,ロもそれ
ぞれ縦断面図ならびに上下部の載雪板部の斜視図
である。 1……グレーチング本体、4,20,21,2
2,23,24,25……上部載雪板部、4a,
20a,21a,22a,23a,24a,25
a……上部載雪板部の載雪面、5,30,31,
32,33,34,35……下部載雪板部、5
a,30a,31a,32a,33a34a,3
5a……下部載雪板部の載雪面、14……横断溝
(溝)、8,20b,21b,22b,23b,2
4b,25b……上部載雪板部の脱落孔、9,3
0b,31b,32b,33b,34b,35b
……下部載雪板部の脱落孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. グレーチング本体の路面側端面よりも溝側の位
    置に、脱落孔と載雪面を有する上部載雪板部を形
    成し、前記載雪板部より所要間隔下方には前記脱
    落孔と載雪面の対応位置に載雪面と脱落孔を形成
    した下部載雪板部を設けてなることを特徴とする
    グレーチング。
JP18621383U 1983-11-30 1983-11-30 グレ−チング Granted JPS6096491U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18621383U JPS6096491U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 グレ−チング

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JP18621383U JPS6096491U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 グレ−チング

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JPS6096491U JPS6096491U (ja) 1985-07-01
JPS6243029Y2 true JPS6243029Y2 (ja) 1987-11-06

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ID=30402269

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JP18621383U Granted JPS6096491U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 グレ−チング

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JP6072542B2 (ja) * 2012-03-23 2017-02-01 株式会社赤城商会 害獣侵入防止装置

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JPS6096491U (ja) 1985-07-01

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