JPS6242801Y2 - - Google Patents

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JPS6242801Y2
JPS6242801Y2 JP1980191508U JP19150880U JPS6242801Y2 JP S6242801 Y2 JPS6242801 Y2 JP S6242801Y2 JP 1980191508 U JP1980191508 U JP 1980191508U JP 19150880 U JP19150880 U JP 19150880U JP S6242801 Y2 JPS6242801 Y2 JP S6242801Y2
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JP
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spring
stopper
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button
release button
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JP1980191508U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤスターのストツパに関する。
一般的に上述キヤスターは、ワゴンや椅子、そ
の他の脚部に装着して、これらの移動、方向転換
等を便利にするものであるが、車輪の回転を停止
できるようにしないと、僅かな外力が加えられて
も移動したり、方向転換することがあつて、所定
位置及び所望向きに停止保持させることができな
い。
そこでかかることを考慮して車輪を停止、又は
解放できるようにしたストツパ付きキヤスターが
既に用いられている。
従来上述キヤスターのストツパとしては、例え
ば第1図に示す如きものが知られているが、これ
は、車輪aに周設した複数個のストツパ凹部b…
…と掛脱自在に、押しボタンcを付設したストツ
パ部材dを本体eに、その車輪軸承部fから半径
方向へ移動自在に、かつ押しばねgにより外側方
向へ弾撥付勢して支承すると共に、一端を本体e
に固定して、かつ上記押しボタンcの軸心に対し
て傾斜して取付けた板ばねhの自由端に解除ボタ
ンiを取付け、該ばねhの途中に穿設した孔(図
示せず)に上記押しボタンcを挿通し、上記スト
ツパ部材dを自在鉤方式で押し込むことによりス
トツパ解除状態に保持するよう構成したものであ
る。
しかし、上述従来のストツパによると、上記板
ばねhの斜角が予め定められていることゝ、車輪
aの停止、解除操作の頻度が高くなると、板ばね
hの孔と、押しボタンcの掛止力が弱め外周面と
が摩耗して滑り易くなつて、押しボタンcの掛止
力が弱められ、衝撃力等の外力が車輪aや本体e
等に加えられると、押しばねgの弾撥力が加勢さ
れることもあつてストツパ部材dは復帰して押し
込んだ位置に保持できなくなり、図示例では自然
にストツパがかゝり、又上記ストツパ凹部bを車
輪の中心側に周設した場合では、自然にストツパ
が解除される如きことも起りかねない問題点があ
つた。
そこで本考案は、上述従来の欠点を解消すべく
キヤスターのストツパを改良したものであつて、
本体には、ストツパ部材を押しばねにより半径方
向外側へ弾撥付勢して支承し、該ストツパ部材を
ばねにより押し込み位置に保持せしめるように
し、さらに解除ボタンの操作によりストツパ部材
の復動を円滑にして容易に行なわしめると共に、
当該ストツパ部材を車輪の停止位置及び停止解除
位置に確実に保持して、外力による不本意な作動
を絶滅しようとするものである。
以下本考案を、双輪キヤスターによる一実施例
を示した図面に基いて詳述すれば、先ずキヤスタ
ー1は、第2図、第3図に示したように、略半円
形状をなす本体2の軸承部3に貫通支承した車軸
4の両外端部に、車輪5,5が夫々回転自在に装
着され、本体2から突設した螺杆6を、例えば、
図示しないワゴン、椅子その他の脚部に螺合する
などして装着されるように形成されている。
ストツパ7は、第2図ないし第5図に示したよ
うに、本体2には車輪5,5の内周縁に周設した
複数個のストツパ凹部7a……と掛脱自在なるよ
う掛止片9,9を左右両側から対称に突設したス
トツパ部材8が、同本体2の半径方向へ移動可能
に内装されているが、このため図示例では該スト
ツパ部材8の前後両側に対称に設けた凹部10,
10が本体2の中心方向に設けてある壁部11を
切欠して対設したガイド部12,12にスライド
自在に係嵌し、かつ軸承部3との間に押しばね1
3を介在して外側方向へ弾撥付勢されており、こ
のストツパ部材8の中心部に螺着突出した棒状の
押しボタン14は、本体2の周壁に穿設した窓孔
15に貫通して外側に突出してあり、該押しボタ
ン14を押し込み操作することにより、ストツパ
部材8は押しばね13の弾撥力に抗して押し込ま
れるが、通常は押しばね13により外側へ押圧移
動されていて掛止片9,9が両車輪5,5のスト
ツパ凹部7a,7aと掛止し、車輪5,5の回転
は停止されるようになつている。
さらに本体2にはばね16の一端が固定して取
付けられており、該ばね16に上記押しボタン1
4は掛脱自在に掛止されてストツパ部材8を押し
込み位置に保持できるようになつていると共に、
ばね16の他端側には解除ボタン17が関与して
おり、該解除ボタン17は本体2の窓孔21から
貫通突出し、同ボタン17を押し込むことにより
ばね16を押動して、上記押しボタン14の掛止
が解かれ、ストツパ部材8は押しばね13により
外側へ弾撥付勢されて掛止片9,9がストツパ凹
部7aと掛止して車輪5,5の回転は停止される
ようになつている。
すなわち上記ばね16は、本体2の軸承部3か
ら外側半径方向と、これに直角な横方向の二方向
へ弾撥力が付与されるよう本体2に端部を支持し
て配設し、当該ばね16を上記押しボタン14と
解除ボタン17の一側に弾接させると共に、上記
押しボタン14にはストツパ部材8の押し込み位
置で、上記ばね16が掛脱自在に係嵌する掛止溝
18を設け、一方、解除ボタン17の押し込みに
動作により、上記ばね16を上記押しボタン14
の掛止溝18から解離する横方向へ移動可能な傾
斜面19もしくはテーパ面19′を、上記解除ボ
タン17もしくは第7図に示したように本体2の
ばね弾接部分に設けて構成したものである。
こゝで、上記ばね16は、第3図ないし第5図
に示したように線材の単条に形成したものを、上
記本体2に一端をビス20により固定し、他端は
本体2の壁部11に係止して配設させるようにし
てもよく、又は第6図に示したように、線材を中
央部から折り返して二条に形成し、その折り返し
部16aを本体2の壁部11に嵌着して配設され
るようにしてもよい。
この場合は、上記解除ボタン17に第6図の如
く下端部に向け先細りとして形成したテーパ面1
9′を周設する。
又、ばね16が単条に形成される場合は、解除
ボタン17は、第5図に示したように、上部一側
から下端中心方向へ傾斜下降する傾斜面19を一
側に設けて形成される。
更に上記掛止溝18は、図示例のように環状溝
に形成するか、又は押しボタン14の一側に横向
きに形成される。
更に又、第7図に示したように、本体2に傾斜
面19を設ける場合は、上記解除ボタン17は、
単にばね16を本体2の中心方向へ押圧できるも
のであればよい。
而して上記構成において、押しボタン14を本
体2の中心方向へ押し込むと、押しばね13の弾
撥力に抗してストツパ部材8は押し込まれ、掛止
溝18とばね16は掛止されるので、第3図中実
線で示した状態に保持される。
つまりストツパ部材8の掛止片9,9は車輪
5,5のストツパ凹部7aから外れるので、車輪
5,5は自由回転状態に保持される。
上述状態にあつて、解除ボタン17を押し込む
と、傾斜面19もしくはテーパ面19′によりば
ね16は弾撥力に抗して横方向へ押圧移動され、
この為、ばね16は押しボタン14の掛止溝18
から外されるので、当該押しボタン14とストツ
パ部材8は押しばね13により外側方向へ押圧移
動される。
よつて掛止片9,9は車輪5,5のストツパ凹
部7a,7aと掛止することとなり、車輪5,5
の回転は停止される。
尚、図示例では、ストツパ部材8が外側へ弾撥
された時、車輪5,5の回転を停止するように構
成されたものであるが、これとは反対に、ストツ
パ部材8を押し込んだ時、車輪5,5の回転を停
止するようにする場合には、ストツパ凹部7a,
7aを車輪5,5の車軸4側にあつて、その外周
縁に刻設すればよい。
以上説明したように本考案に係るキヤスターの
ストツパによれば、本体2には、車輪5,5のス
トツパ凹部7a……と掛脱可能に押しばね13に
より弾装したストツパ部材8を、上記ストツパ凹
部7aと掛止位置、又は掛止解除位置の何れか一
方の位置に押しボタン14を介して保持すべく内
装すると共に、本体2に取付けられるばね16
は、弾撥力が少なくとも横方向へ付与されるよう
本体2に支承して、上記押しボタン14と解除ボ
タン17に弾接させ、押しボタン17には掛止溝
18を、一方解除ボタン17もしくは本体2には
傾斜面19もしくはテーパ面19′を設けて、押
しボタン14の押し込み位置で上記掛止溝18と
掛止する上記のばね16が、解除ボタン17の押
し込み動作により押圧横向移動して、押しボタン
から解離自在なるよう構成したものであるから、
押しボタン14によりストツパ部材8を押し込み
保持した車輪の停止、又は停止解除状態におい
て、押しボタン14の掛止溝18にばね16が弾
撥掛止されるので、キヤスター1に衝撃力が加え
られたとしても、自然復帰して車輪5が停止され
たり、又は停止解除される如きことを防止でき、
確実に停止保持、又は解除保持を行なうことがで
きると共に、解除ボタン17を押し込めば、傾斜
面19、もしくはテーパ面19′によりばね16
は円滑に横移動できるので、上記停止、又は停止
解除を円滑、かつ確実に行なうことができる効果
がある。
又ばね16を用いるので、従来例の如く孔加工
等する必要がないと共に、押しボタン14と、解
除ボタン17もしくは本体2に掛止溝18と、傾
斜面19もしくはテーパ面19′を設けるだけで
あるから、加工並びに組立も簡単かつ容易になし
得るので安価に製作でき、しかも故障し難く耐久
性にも優れたものを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキヤスターのストツパを一部切
欠して示した側面図、第2図は本考案に係るスト
ツパを備えた双輪キヤスターの平面図、第3図は
同キヤスターを一部切欠して示した側面図、第4
図イ,ロは車輪解除状態と車輪停止状態を夫々示
した第3図の各矢視図、第5図は同キヤスターの
分解斜視図、第6図は同ストツパにおけるばねと
押しボタンの他実施例を示した斜視図、第7図は
同ストツパにおける本体と解除ボタンの他実施例
を示した縦断正面図である。 1……キヤスター、2……本体、3……軸承
部、5……車輪、7……ストツパ、7a……スト
ツパ凹部、8……ストツパ部材、13……押しば
ね、14……押しボタン、16……ばね、17…
…解除ボタン、18……掛止溝、19……傾斜
面、19′……テーパ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車輪に周設した複数個のストツパ凹部と掛脱
    可能に、本体の車輪軸承部側から半径方向へ押
    しばねにより弾撥付勢して本体に支承した押し
    ボタン付きのストツパ部材が、一端を本体に取
    付け、他端側を解除ボタンに関与させたばねに
    よつて、押しボタンを押し込み位置に係止自在
    としてなるキヤスターのストツパにおいて、上
    記ばねは、上記半径方向と直角な横方向への弾
    撥力により上記押しボタンと解除ボタンとに弾
    接されると共に、当該押しボタンには、ストツ
    パ部材の押し込み位置にて、当該ばねが係止さ
    れる掛止溝を設け、さらに同上ばねが弾接され
    る部分の解除ボタンもしくは本体に、このばね
    をその弾発力に抗して、上記解除ボタンの押し
    込み動作により横方向へ移動させ、上記掛止溝
    から離脱自在となるよう形成した傾斜面もしく
    はテーパ面を設けてなるキヤスターのストツ
    パ。 (2) ばねが、線材の単条により形成されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤスター
    のストツパ。 (3) ばねが、線材の中央部から折り返した二条に
    より形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のキヤスターのストツパ。 (4) 押しボタンが、掛止溝を一側に横設して形成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のキヤスターのストツパ。 (5) 押しボタンが、掛止溝を環状に設けて形成さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    キヤスターのストツパ。 (6) 解除ボタンが、一側に上部から下部中心方向
    へ傾斜下降する傾斜面を設けて形成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤスタ
    ーのストツパ。 (7) 解除ボタンが、下端部に向け先細りとして周
    設したテーパ面を具備している実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のキヤスターのストツパ。
JP1980191508U 1980-12-30 1980-12-30 Expired JPS6242801Y2 (ja)

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JP1980191508U JPS6242801Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30

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JPS57113276U JPS57113276U (ja) 1982-07-13
JPS6242801Y2 true JPS6242801Y2 (ja) 1987-11-04

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ID=29995940

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521845U (ja) * 1978-07-27 1980-02-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5617202Y2 (ja) * 1977-09-19 1981-04-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521845U (ja) * 1978-07-27 1980-02-12

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