JPH0446716Y2 - - Google Patents

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JPH0446716Y2
JPH0446716Y2 JP1986085073U JP8507386U JPH0446716Y2 JP H0446716 Y2 JPH0446716 Y2 JP H0446716Y2 JP 1986085073 U JP1986085073 U JP 1986085073U JP 8507386 U JP8507386 U JP 8507386U JP H0446716 Y2 JPH0446716 Y2 JP H0446716Y2
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JP
Japan
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sheath
side plate
lock
locking mechanism
storage hole
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JP1986085073U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はナイフ、包丁、はさみ等の鞘、特に
これらのナイフ等を収納状態でロツクし得るよう
にしたロツク機構付きの鞘に関するものである。
(従来の技術) 従来、ナイフの身を収納状態に保持するための
ロツク機構を備えた鞘としては、特開昭54−
163499号や実開昭59−45073号や、実開昭57−
172674号公報に示すものがあつた。これらの発
明、考案のうち第一及び第二の発明及び考案にお
いては、それぞれ第7図及び第8図a,bに示す
ように鞘30上に、係合突起31を備えたロツク
レバー36が設けられ、ナイフの柄32の一部や
鍔32aに前記係合突起31と係合する凹部33
が形成されていた。そして、これら係合突起31
と凹部33との係合によつて、身34を鞘30内
にロツクし得るようになつていた。
又、実開昭57ー172674号の考案においては、第
5図及び第6図に示すように鞘40の基端にバネ
部41が突設され、同バネ部41の先端にストツ
パ孔42が透設されている。又、柄43には前記
バネ部41と対応する位置に溝44が凹設される
とともに、同溝44に前記ストツパ孔42と係合
するストツパ凸部45が設けられていた。そし
て、これらのストツパ孔42と凸部45との係合
によつて身46をロツクし得るようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第7図及び第8図a,bの考案において
は、ナイフの柄32の一部や鍔32aを鞘30の
収納孔35内に挿入しなければならないため、鞘
30を長く形成したり、鞘30の基端において収
納孔35を大きくしたりしなければならないとい
う問題点があつた。
又、第5図及び第6図の考案においては、鞘4
0を抜く際には、この鞘40と柄43とを互いに
反対方向へ強く引つ張つて、ストツパ孔42とス
トツパ凸部45との係合を解除しなければならな
い。即ち、ロツク解除操作を行つた後に鞘40を
抜く形式になつていないので、鞘40を簡単に抜
くことができないという問題点があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記した問題点を解決するために、刃
物の身部分を収納可能な収納孔を備えた鞘本体の
一部にロツク機構を設け、同ロツク機構を、鞘本
体の側板の一部に形成された挿通部と、同挿通部
近傍の鞘本体上に設けられ、前記挿通部を通して
前記収納孔内へ突出し得る係合突起を備えたロツ
ク体と、前記鞘本体の側板の一部を切欠いて設け
られ、前記ロツク体に対して常時干渉してその係
合突起を前記挿通部方向へ付勢し、前記係合突起
を前記収納孔内において収納状態にある刃物の身
の係合部へ係入させる付勢部材とによつて構成し
たものである。
(作用) 上記のように構成した刃物の鞘において、身を
鞘内に挿入したり鞘から引抜いたりする際には、
付勢部材による付勢に抗してロツク体を移動さ
せ、係合突起を収納孔から退避させることにより
ロツク機構のロツク状態を解除する。そして、身
を鞘に収めた後、付勢部材の付勢力によつて係合
突起を身の係合部内へ係入させ、身を鞘内にロツ
クする。
(実施例) 以下、本考案をナイフの鞘に具体化した一実施
例を第1〜4図について説明する。
1はナイフの柄、2はナイフの身、3はこの身
2の背側基端部に透設した係合部としての係合孔
である。4は一対の側板5a,5bよりなる鞘本
体であつて、前記身2部分を収納するための収納
孔6を備えている。
7は鞘本体4の基端部において、一方の側板5
aの幅方向へ延びるように切欠き形成した付勢部
材としてのバネ部であつて、その先端には側板5
a外面よりさらに外方へ若干突出する押圧突起7
aが形成されている。8は前記バネ部7の側方に
おいて側板5a上に突設した一対の支持部、10
はさらにこれらの支持部8間の側方において側板
5aに透設した挿通部としての挿通孔であつて、
前記身2を鞘本体4の収納孔6内に収めた状態で
同身2の係合孔3と対応し得る位置に設けられて
いる。
11は鞘本体4の前記バネ部7上においてその
幅方向へ延びるように設けた板状のロツク体とし
てのロツクレバーであつて、前記両支持部8に対
して収納孔6の幅方向への傾動可能に軸12着さ
れている。そして、前記バネ部7の押圧突起7a
がこのロツクレバー11内側面に圧設されてい
る。
14はロツクレバー11の一方の先端部下面に
突設した円柱状の係合突起であつて、バネ部7に
よるロツクレバー11の付勢力により、側板5a
の挿通孔10を貫通して身2の係合孔3内へ離脱
可能に係入されるようになつている。そして、ロ
ツクレバー11の先端が側板5aに接近するよう
に傾動した際に、係合孔3内に係入されて身2を
収納状態にロツクする。なお、この係合突起14
を備えたロツクレバー11と前記バネ部7からな
る付勢部材とが、身2を収納孔6内にロツクする
ためのロツク機構となつている。
15はロツクレバー11の外側面上の一部に形
成した指当て部である。
さて、上記のように構成した鞘本体4にナイフ
に身2を収める場合には、ロツクレバー11の指
当て部15に指を当ててこれを下方へ押せば、第
3図に示すように、指当て部15下面がバネ部7
の押圧突起7aを押圧しながらロツクレバー11
の先端が上がる。従つて、同時に係合突起14が
鞘本体4の収納孔6内から後退し、身2を同収納
孔6内へスムーズに挿入することができるように
なる。
身2を収納孔6内へ収めたら、ロツクレバー1
1の指当て部15から指を外す。このようにする
と、第4図に示すようにバネ部7の弾性によつて
ロツクレバー11の先端が下がり、係合突起14
が側板5aの挿通孔10を通つて身2の係合孔3
内に係入される。従つて、身2はこれらの係合突
起14と係合孔3との係合によつて収納孔6内に
確実にロツクされ、鞘本体4から簡単に抜け落ち
てしまうようなことはない。
身2を鞘本体4から抜く場合には、挿入時と同
様にロツクレバー11の指当て部15を押してロ
ツクレバー11の先端を上げれば、係合突起14
と身2の係合孔3との係合が解除される。従つ
て、挿入時と同様身2を鞘本体4から簡単に引抜
くことができる。
前記のように、この実施例の鞘においては、鞘
本体4に設けたロツク機構によつて鞘本体4内に
身2をロツクするようになつているので、前記従
来の鞘とは異なり、刃物の柄の一部や鍔を鞘本体
4の収納孔6内に挿入する必要がなく、ひいては
鞘本体4を長くしたり収納孔6を大きくしたりす
る必要もなく、鞘本体4の製造が簡単である。
さらに、ロツクレバー11の簡単な操作で身2
を簡単かつ確実にロツクしたり、ロツクを解除し
たりすることができのみならず、ロツクを完全に
解除した状態で鞘を抜くようになつているので、
力を強く入れることなく簡単に鞘を抜くこともで
きる。
なお、本考案はナイフの鞘に限らず、包丁、は
さみ等他の刃物の鞘にも応用可能である。
考案の効果 以上詳述したように、本考案は鞘を長く形成し
たり収納孔を大きく形成したりする必要がなく、
鞘を簡単に製造することができ、又身を鞘に収め
たときにはこれを収納状態で確実にロツクするこ
とができるのみならず、同ロツクを完全に解除し
て鞘を簡単に抜くことができるとともに、付勢部
材を鞘本体の側板の一部を切欠いて形成したの
で、ロツク機構の部品点数を少なくすることがで
き、外観を簡素化することができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をナイフの鞘に具体化した一実
施例をナイフとともに示す正面図、第2図は同じ
くそのロツク機構を示す要部拡大分解斜視図、第
3図はロツクレバーのロツク解除状態を示す拡大
断面図、第4図は同じくロツク状態を示す拡大断
面図、第5図は本考案の従来例を示す鞘の斜視
図、第6図は同鞘の部分断面図、第7図は別の従
来例を示す断面図、第8図aはさらに別の従来例
を示す鞘の正面図、第8図bは同鞘内に身をロツ
クした状態を示す部分断面図である。 身2、係合部としての係合孔3、鞘本体4、収
納孔6、付勢部材としてのバネ部7、挿通部とし
ての挿通孔10、ロツク体としてのロツクレバー
11、係合突起14。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刃物の身2部分を収納可能な収納孔6を備え
    た鞘本体4の一部にロツク機構を設け、同ロツ
    ク機構を、鞘本体4の側板5aの一部に形成さ
    れた挿通部10と、同挿通部10近傍の鞘本体
    4上に設けられ、前記挿通部10を通して前記
    収納孔6内へ突出し得る係合突起14を備えた
    ロツク体11と、前記鞘本体4の側板5aの一
    部を切欠いて設けられ、前記ロツク体11に対
    して常時干渉してその係合突起14を前記挿通
    部10方向へ付勢し、前記係合突起14を前記
    収納孔6内において収納状態にある刃物の身2
    の係合部3へ係入させる付勢部材7とによつて
    構成したことを特徴とするロツク機構付き鞘。 2 ロツク体は、鞘本体4上に傾動可能に設けら
    れたロツクレバー11であり、付勢部材は、前
    記ロツクレバー11を付勢し得るよう鞘本体4
    の側板5aに形成されたバネ部7であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のロツク機構付き鞘。 3 ロツクレバー11は鞘本体4の側板5aの幅
    方向へ延びるように設けられており、バネ部7
    は側板5aの一部を切欠いて形成され、その先
    端には前記ロツクレバー11に圧接される押圧
    突起7aを備えていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第2項記載のロツク機構付き
    鞘。
JP1986085073U 1986-06-04 1986-06-04 Expired JPH0446716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986085073U JPH0446716Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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JP1986085073U JPH0446716Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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Publication Number Publication Date
JPS62196174U JPS62196174U (ja) 1987-12-14
JPH0446716Y2 true JPH0446716Y2 (ja) 1992-11-04

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ID=30940146

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637349U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637349U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09

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JPS62196174U (ja) 1987-12-14

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