JPS6349260Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6349260Y2
JPS6349260Y2 JP1985022364U JP2236485U JPS6349260Y2 JP S6349260 Y2 JPS6349260 Y2 JP S6349260Y2 JP 1985022364 U JP1985022364 U JP 1985022364U JP 2236485 U JP2236485 U JP 2236485U JP S6349260 Y2 JPS6349260 Y2 JP S6349260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
handle
shaft
lock release
operation member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985022364U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61137378U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985022364U priority Critical patent/JPS6349260Y2/ja
Publication of JPS61137378U publication Critical patent/JPS61137378U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6349260Y2 publication Critical patent/JPS6349260Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は刀身を柄内に収納することができる
折りたたみナイフに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の折りたたみナイフとしては、例
えば実開昭55−91662号公報に記載のものがある。
ここに示されたロツク解除操作部材(前記公報の
図面中12に該当)は背金にのみ係合して背金と
刀身との間の係止を外す機能を有するだけであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、刀身収納状態において刀身の回動を
阻止する特別の手段がないため、刀身は柄内から
不用意に抜け出るおそれがあつて危険なこともあ
つた。
考案の構成(問題点を解決するための手段) そこで、本出願人はこの回動阻止手段を既存の
ロツク解除操作部材に付加することにより従来の
折りたたみナイフに改良を加えた。
すなわち、本考案はこの点に鑑みてなされ、後
記する実施例の図面に示すように、刀身2が柄1
から突出する使用状態と、刀身2が柄1内に収納
される不使用状態とを取り得るように、刀身2を
柄1に対し回動可能に支持し、柄1の背側には前
記使用状態で刀身2の回動を阻止するように刀身
2に対し弾性的に係止される背金4を回動可能に
支持するとともに、柄1の尻側には背金4の弾性
に抗してこの係止を解除するように背金4に係合
するロツク解除操作部材9を回動可能に支持した
折りたたみナイフにおいて、前記ロツク解除操作
部材9の一端部には背金4に係合する押接部11
を設けるとともに、他端部には前記不使用状態で
刀身2の回動を阻止するように刀身2に係止され
るストツパ部12aを設け、前記軸10からスト
ツパ部12までの距離が同軸10から押接部11
までの距離よりも長くなるように軸10を配置し
たものである。
(作用) そして、使用状態においてロツク解除操作部材
9のストツパ部12aを操作することによつて押
接部11で背金をその弾性力に抗して押圧する
と、背金4と刀身2との間の係止が外れて刀身2
を柄1内に収納することができる。その後、ロツ
ク解除操作部材9が復帰して刀身2の先端部が同
操作部材9のストツパ部12aに係止される。こ
のとき、ロツク解除操作部材9を軸支する軸10
を、ストツパ部12から軸10まで距離が同軸1
0から押接部11までの距離よりも長くなるよう
に配置したので、てこの作用によつて軽い力で操
作できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
柄1の頭部には刀身2の基部が軸3により回動
可能に支持され、第1図に示すように刀身2が柄
1から突出する使用状態と、第3図に示すように
刀身2が柄1内に収納される不使用状態とを取り
得るようになつている。柄1の背側には背金4が
その略中央部において軸5により回動可能に支持
され、基端側の腕部4aにおいて板ばね6により
常に押圧されている。そして、先端側の腕部4b
に形成された係止突部7は前記使用状態で刀身2
の基部の係止孔8に対し板ばね6により弾性的に
係止され、この係止により刀身2の回動が阻止さ
れるようになつている。
ロツク解除操作部材9はその略中央部において
前記柄1の尻部に対し軸10により回動可能に支
持され、その上側腕部9aに形成された押接部1
1が前記背金4の基端側腕部4aに当接されてい
る。特に、ロツク解除操作部材9の下側腕部9b
の下端には断面凹状の蓋部12が刀身2側へ向け
て突設され、この蓋部12の内側が開放されてい
るとともに、その外側には指当て部13が形成さ
れている。そして、前記軸10は同軸10からス
トツパ部12aまでの距離が軸10から押接部1
1までの距離よりも長くなるように配置されてい
る。
さて、第1図に示す使用状態においてロツク解
除操作部材9のストツパ部12aの外側の指当て
部13に指を当てて第2図に示すようにA矢印方
向へ回動させ、このロツク解除操作部材9の押接
部11により背金4の基端側腕部4aを板ばね6
の弾性力に抗して押圧すると、背金4は軸5を中
心に傾動してその先端側腕部4bの係止突部7が
刀身2の係止孔8から離れる。そして、刀身2を
第2図のB矢印方向へ軸3を中心にして回動させ
ると、第2図の想像線で示すように刀身2を柄1
内に収納することができる。そして、ロツク解除
操作部材9を離すと、同操作部材9が板ばね6の
弾性力により第3図のC矢印方向へ復帰して、刀
身2の先端部が同操作部材9の基部12内に挿入
され、同蓋部12の内底面12a(ストツパ部)
に係止される。一方、この不使用状態からロツク
解除操作部材9の指当て部13に指を当てて第4
図のA矢印方向へ回動させると、同操作部材9の
蓋部12が刀身2の先端部から離れ、第1図に示
すように刀身2をD矢印方向へ回動させて柄1か
ら突出させることができる。ロツク解除操作部材
9は板ばね6の弾性力により第1図のC矢印方向
へ復帰する。このとき、前記軸10を、同軸10
からストツパ部12aまでの距離が軸10から押
接部11までの距離よりも長くなるように配置し
たので、てこの作用によりロツク解除操作部材9
を軽い力で操作することができ、大変使い易い。
考案の効果 要するに本考案によれば、刀身2の収納状態に
おいてストツパ部12aにより刀身2の回動を阻
止することができるので、刀身2が柄1内から不
用意に抜け出るおそれがなくなつて大変安全であ
る。また、ロツク解除操作部材9の支持する軸1
0を、同軸10からストツパ部12aまでの距離
が軸10から押接部11までの距離よりも長くな
るように配置したので、てこの作用によりロツク
解除操作部材9を軽い力で操作することができ、
大変使い易い。しかも、このストツパ部12aを
既存のロツク解除操作部材9に付加したので、特
別にストツパ手段を装着する必要がなく、部品数
を減らすとともに、構造を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる折りたたみ
ナイフの使用状態を示す一部破断側面図、第2図
は同折りたたみナイフのロツク解除作用を示す一
部破断側面図、第3図は同折りたたみナイフの収
納状態並びに刀身の係止状態を示す一部破断側面
図、第4図は同折りたたみナイフの突出作用を示
す一部破断側面図である。 柄1、刀身2、背金4、板ばね6、係止突部
7、係止孔8、ロツク解除操作部材9、軸10、
蓋部12、ストツパ部12a。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 刀身2が柄1から突出する使用状態と、刀身2
    が柄1内に収納される不使用状態とを取り得るよ
    うに、刀身2を柄1に対し回動可能に支持し、柄
    1の背側には前記使用状態で刀身2の回動を阻止
    するように刀身2に対し弾性的に係止される背金
    4を回動可能に支持するとともに、柄1の尻側に
    は背金4の弾性に抗してこの係止を解除するよう
    に背金4に係合するロツク解除操作部材9を軸1
    0によつて回動可能に支持した折りたたみナイフ
    において、 前記ロツク解除操作部材9の一端部には背金4
    に係合する押接部11を設けるとともに、他端部
    には前記不使用状態で刀身2の回動を阻止するよ
    うに刀身2に係止されるストツパ部12aを設
    け、前記軸10からストツパ部12までの距離が
    同軸10から押接部11までの距離よりも長くな
    るように軸10を配置したことを特徴とする折り
    たたみナイフ。
JP1985022364U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPS6349260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985022364U JPS6349260Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985022364U JPS6349260Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61137378U JPS61137378U (ja) 1986-08-26
JPS6349260Y2 true JPS6349260Y2 (ja) 1988-12-19

Family

ID=30514592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985022364U Expired JPS6349260Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6349260Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260500A (en) * 1975-11-13 1977-05-18 Tsutomu Amaike Switchblade knife
JPS5376500A (en) * 1976-12-17 1978-07-06 Kawashima Ind Method of assembling pocket knife

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260500A (en) * 1975-11-13 1977-05-18 Tsutomu Amaike Switchblade knife
JPS5376500A (en) * 1976-12-17 1978-07-06 Kawashima Ind Method of assembling pocket knife

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61137378U (ja) 1986-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0416655Y2 (ja)
US20050044717A1 (en) Folding knife with lock mechanism
JPS5921634B2 (ja) 折り畳み式ナイフ
JPS6349260Y2 (ja)
JP2527829Y2 (ja) 魚釣用リールのハンドル折畳み装置
WO1990015700A1 (en) Lock type rocking device in pair of rocking member and folding knife equipped with said device
JPH0527147Y2 (ja)
JPH0846Y2 (ja) 折畳み式鋏
JPS6349251Y2 (ja)
JPH0349623Y2 (ja)
JPH0725168Y2 (ja) 折りたたみ式道具における身のロック解除装置
JPH0446716Y2 (ja)
JP3008199U (ja) 折畳みナイフ
JPH0525829Y2 (ja)
JPH022275Y2 (ja)
JPH0213121Y2 (ja)
JPH08243268A (ja) 折畳みナイフの安全装置
EP1079956A1 (en) Folding knife
JPS6026962Y2 (ja) 折畳み式のこぎり
JPH0740366Y2 (ja) ケース付き鋏
JPH0324027Y2 (ja)
JPS606560Y2 (ja) 梯子兼用脚立に於ける開き止め装置
JPH034204Y2 (ja)
JP2549862Y2 (ja) 剃刀のホルダに対する刃組付体の支持構造
JPH0232014Y2 (ja)