JPS6335751Y2 - - Google Patents

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JPS6335751Y2
JPS6335751Y2 JP11119985U JP11119985U JPS6335751Y2 JP S6335751 Y2 JPS6335751 Y2 JP S6335751Y2 JP 11119985 U JP11119985 U JP 11119985U JP 11119985 U JP11119985 U JP 11119985U JP S6335751 Y2 JPS6335751 Y2 JP S6335751Y2
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JP
Japan
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sheath
scissors
side plates
side plate
walls
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JP11119985U
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JPS6223574U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案ははさみの不使用時にその刃部を収納
するはさみの鞘に関するものである。
(従来の技術) 従来、ビニール等により袋状に形成されたはさ
みの鞘が提案されている。しかしながらこの鞘に
おいては持ち運びのとき等にはさみがズレたり、
抜けてしまうという問題があつた。
これに対し、第11図に示すような弾性部材よ
りなる鞘21が提案されている。この鞘21の挿
入口22からは、略U字状の嵌合溝23が切込み
形成され、はさみ24の刃部25の回動軸26が
前記嵌合溝23に対しその弾性に抗して嵌合する
ようになつている。これにより、持ち運びのとき
等においてはさみ24の刃部25が鞘21から抜
け出すことを防止するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このように構成された鞘21において
もやはり、はさみ24の刃部25を挿入口22に
鞘21の長手方向から挿入しなければならないの
で、注意を要し、特に子供等の使用者においては
挿入時に同はさみ24の刃部25の先端で手指を
傷つける虞があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点を解決するためになされ
たものであつて、はさみの鞘を側板に肉薄部を設
けるとともに、同側板の基端寄りにははさみの回
動軸と係合する係合部を設け、さらに、同側板の
両側には挾持壁を突設したことにより基端と前記
側板に対応する一側部を開放したものである。
(作用) 上記手段により前記側板の前記挾持壁が設けら
れた面(鞘の開放部)方向から前記はさみの刃部
を前記鞘に挿入すると、同刃部は同側板の弾性に
抗して前記挾持壁を押し拡げ同鞘内に容易に収納
される。それとともに、はさみの前記回動軸は前
記鞘の係合部に係合される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
〜第6図に従つて説明する。
図中1は鞘であつて、はさみ11の刃部12の
幅をなす面に対応する略二等辺三角形状の側板2
と、同側板2の両側二等辺から内方へ傾けて突設
され、第4図若しくは第6図に示すように両先端
間の離間距離が短くなるように形成された一対の
挾持壁3とからなつている。
4は前記側板2の外面に互いに所定の間隔をお
いて前記鞘の長手方向に複数本設けられた肉薄部
としての溝であつて、前記鞘1の基端から同鞘1
の先端部付近まで凹設されている。5は前記側板
2の基端寄り位置にて透設された係合部としての
係合孔であつて、はさみ11が前記鞘1内に収納
されると前記回動軸13と係合するように配置さ
れている。
6は前記鞘1の開放部側である前記挾持壁3の
先端から鞘1の外方に向かつて突設された半円盤
状のつまみであつて、前記側板2の溝4に対応し
かつ手によつて操作しやすいように、鞘1の中央
基端寄り位置に配置されている。
さて、上記のように構成されたはさみの鞘の作
用について説明する。
はさみ11の刃部12を鞘1内に収納するとき
は、まず、第1図及び第4図に示すように同鞘1
の開放部方向(Q矢印方向)から同刃部12を若
干傾け、その状態で一方の挾持壁3の内側先端を
避けて、同挾持壁3下方に入り込むように鞘1内
に挿入する。
次にはさみ11の回動軸13と側板2の係合孔
5が対応する位置において、つまみ6を側板2方
向(第4図に示すR矢印方向)へ押圧操作する
と、側板2が溝4にて弾性に抗して湾曲し、両挾
持壁3の先端間の離間距離が大きくなる。この場
合、側板2の外側面に溝4を形成したので比較的
小さな力で湾曲させることができる。
この状態で、前記刃部12を前記鞘1内に押し
込み、回動軸13を係合孔5に係合させる。そし
て、前記つまみ6に対する押圧を解除すれば前記
挾持壁3は前記側板2の弾性により復帰し、側板
2とによつて、前記刃部12を鞘1内に保持す
る。
又、上記鞘1内に収納された前記はさみ11は
前記つまみ6を再びR矢印方向に押圧操作すれば
鞘1から取り外せ、同はさみ11は使用可能とな
る。
(第2実施例) 次に、第2実施例を前記第1実施例と異なると
ころについてのみ第7図及び第8図に従つて説明
する。
本実施例においては鞘7の両挾持壁8a,8b
は前記第1実施例の側板2の挾持壁3と相違して
垂直に立設され、一方の挾持壁8a上部内面には
一対の押え片9が設けられている。
なお、前記押え片9は前記鞘7の基端寄り位置
と中央部付近とにおいてはさみの刃部12の厚み
に応じて突設され、その内面が収納時のはさみの
刃部12の一側面に当接されるようになつてい
る。
本実施例の作用について説明すると、前記第1
実施例と同様にはさみ11を傾けた状態で刃部1
2の一側部を押え片9と側板2との間に挿入し、
以下前記第1実施例と同じように、つまみ6を介
して挾持壁8a,8b先端間を押し拡げると、前
記刃部12は鞘7内に収納される。すると、前記
挾持壁8a,8bと、側板2と押え片9とによつ
て刃部12は鞘7内に保持される。
なお、その他の作用効果は前記第1実施例と同
様である。
(第3実施例) 次に、第3実施例を前記第2実施例と異なると
ころについてのみ第9図及び第10図に従つて説
明する。
この実施例においては鞘15の側板16は、肉
薄部としての凹部17を外面に形成し、さらに挾
持壁20a,20bに対し互いに相対する押え片
19が内方へそれぞれ突設されているところが第
2実施例と異なつている。
本実施例の作用について説明すると、はさみ1
1の刃部12を鞘15内に収納するには、はさみ
11を傾けて刃部12の一側部をいずれか一方の
押え片19との間に挿入し、以下、第1実施例と
同じように挾持壁20a,20b先端間を押し拡
げればよい。この場合、側板16の外側面に凹部
を形成したので比較的小さな力で前記挾持壁20
a,20bは押し拡げられる。すると、挾持壁2
0a,20bと側板16と押え片19とによつて
刃部12は鞘15内に保持される。なお、その他
の作用効果は前記第1実施例と同様である。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば前記肉薄部を側板の挾持壁側に
設けるなどこの考案の趣旨から逸脱しない範囲で
任意に変更することも可能である。
考案の効果 以上詳述したように本考案においては、鞘の基
端と一側部を開放し、側板にははさみの刃部を押
圧し、保持する挾持壁とはさみの回動軸と係合す
る係合部を設けたことによつて、鞘の長手方向か
らではなく、鞘の開放部方向からはさみの刃部を
鞘内に安全かつ容易に収納できる。しかも、前記
係合部によつてはさみの不使用時に鞘から刃部が
ズレたり抜けたりすることがないという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は第1実施例を示し、第1図
ははさみを鞘に収納した断面図、第2図ははさみ
と鞘の斜視図、第3図は鞘の底面図、第4図〜第
6図ははさみと鞘の要部横断面図であつて、刃部
が鞘内に挿入され、収納されるまでを示し、第7
図は第2実施例の鞘の斜視図、第8図は同じくは
さみを鞘に収納した要部横断面図、第9図は第3
実施例の鞘の斜視図、第10図は同じくはさみを
鞘に収納した要部横断面図、第11図は従来例を
示すはさみを鞘に収納した状態の平面図である。 側板……2,16、挾持壁……3,8a,8
b,20、肉薄部……4,17、係合凹部……
5、はさみ……11、回動軸……13。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 側板2,16に肉薄部4,17を設けるとと
    もに、同側板2,16の基端寄りにははさみ1
    1の回動軸13と係合する係合部5を設け、さ
    らに、同側板2,16の両側には挾持壁3,8
    a,8b,20を突設したことにより基端と前
    記側板2,16に対応する一側部を開放したこ
    とを特徴とするはさみの鞘。 2 前記肉薄部は前記側板2の一側面に設けられ
    た溝4である実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のはさみの鞘。 3 前記両挾持壁3,8a,8b,20は先端中
    央基端寄りにて外方へつまみ6,18を突設し
    たものである実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項のうちいずれか1項に記載のはさみ
    の鞘。 4 前記両挾持壁3は前記側板から離れるほど互
    いに離隔距離が短くなるように形成されたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項から第3
    項のうちいずれか1項に記載のはさみの鞘。 5 前記両挾持壁8a,8b,20は前記側板
    2,16に対し垂直に立設され、その一方の挾
    持壁8a先端部には内方へ押え片9が突設され
    たものである実用新案登録請求の範囲第1項か
    ら第3項のうちいずれか1項に記載のはさみの
    鞘。 6 前記両挾持壁8a,8b,20は前記側板
    2,16に対し垂直に立設され、同両挾持壁2
    0先端内面には押え片19が突設されたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項から第3項
    のうちいずれか1項に記載のはさみの鞘。
JP11119985U 1985-07-20 1985-07-20 Expired JPS6335751Y2 (ja)

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JP11119985U JPS6335751Y2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11119985U JPS6335751Y2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20

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Publication Number Publication Date
JPS6223574U JPS6223574U (ja) 1987-02-13
JPS6335751Y2 true JPS6335751Y2 (ja) 1988-09-21

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JP11119985U Expired JPS6335751Y2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20

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JPH026133U (ja) * 1988-06-22 1990-01-16

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JPS6223574U (ja) 1987-02-13

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