JPH0139491Y2 - - Google Patents

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JPH0139491Y2
JPH0139491Y2 JP1985040918U JP4091885U JPH0139491Y2 JP H0139491 Y2 JPH0139491 Y2 JP H0139491Y2 JP 1985040918 U JP1985040918 U JP 1985040918U JP 4091885 U JP4091885 U JP 4091885U JP H0139491 Y2 JPH0139491 Y2 JP H0139491Y2
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handle member
functional
locking portions
proximal end
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食物を挿したり掬つたり等する食器
に関する。
〔従来の技術〕
従来、食物を挿したり掬つたり等する食器に
は、ナイフ、フオーク、スプーン等が有るが、こ
れらすべては長さが一定であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
長さが一定なので、種々の食物に対しては使い
勝手が悪く、食事するときに長さの異なつた別の
食器を使用せねばならなかつた。また弁当箱や収
納容器に入れるために短寸法とすれば、使用時に
使いにくい。逆に長寸法のままであれば弁当箱や
収納容器に入れ難く、持ち歩くのに不便である。
本考案は従来のこのような問題点を解決して、
弁当箱や収納容器にコンパクトに収納出来ると共
に、使用時には使い易い食器を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の食器は、挿入孔部を有する扁平略角筒
状の柄部材と、該柄部材の該孔部に挿入される挿
入部を有すると共に食物を挿したり掬つたり等す
るための機能部を有してなるプラスチツク等の弾
性材料からなる機能本体と、を備えた食器であつ
て、上記機能本体の挿入部を基端側に拡開2股状
に形成すると共に、該基端の両側面に側方突隆状
の係止部を形成し、さらに、上記柄部材の先端側
及び基端側の両側壁に、上記機能本体の上記係止
部が係止する開口部を人の指先が入込可能な大き
さに切欠形成し、且つ、係止状態の上記係止部の
最大幅寸法Eを、上記柄部材の上記開口部付近の
幅寸法C以下となるように設定したものである。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、機能本体を柄部材の挿
入孔部に挿嵌し固定した状態に於いて、柄部材の
開口部に、機能本体の係止部はそれ自身の弾発付
勢力にて弾発的に係止するため、食物を挿したり
掬つたりの通常の使用時、機能本体が挿入孔部か
ら容易に離脱することはない。このような係止状
態にあるとき、係止部を開口部から離脱させるに
は、一方の手の指先で係止部を内方へ押圧した状
態にて、他方の手で機能本体をその長手方向へ引
つ張るか又は押込めばよい。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図と第2図において、1は食器であつて、
柄部材2と、食物を挿したり掬つたり等する機能
本体3と、を備えている。
具体的には、柄部材2は挿入孔部4を有する扁
平の略角筒体からなり、先端5側及び基端6側の
両側壁7,7に夫々切欠き部8,8を設けて、該
切欠き部8…でもつて側壁7,7を貫通させてい
る。つまり、上記柄部材2の側壁7,7に開口部
9…が形成される。10,10は該柄部材2の基
端6側の上壁11及び下壁12に設けられた貫孔
である。なお、挿入孔部4は角筒体の中空部でも
つて形成している。
機能本体3は、図中の上半分が食物を挿したり
等する機能部13、下半分が上記柄部材2の挿入
孔部4に挿入される挿入部14である。具体的に
は、機能部13は波型切欠き部15,15を有す
るフオーク形状である。次に、機能本体3の挿入
部14を基端側に拡開2股状に形成する。つま
り、挿入部14は、基端側に拡開状でかつ該基端
側が2股状に形成される。さらに、基端の両側面
16,16に側方突隆状の係止部17,17が形
成されている。また、挿入部14の厚さ寸法Aを
上記柄部材2の挿入孔部4の短径内寸法Bより僅
かに小さく設定すると共に、該挿入部14の最大
幅寸法E(すなわち、上記係止部17,17の外
側端18,18間の寸法)を該挿入孔部4の長径
内寸法Dより僅かに大きく設定する。そして、該
係止部17,17を柄部材2の基端6側の開口部
9,9の周端縁に係止するように設定し、かつ、
係止状態の挿入部14の上記最大幅寸法Eを柄部
材2の上記開口部9付近の幅寸法C以下となるよ
うに定める。係止部17,17が係止する開口部
9の形状については、人の指先が入込可能な大き
さに切欠き形成する。機能本体3の材料について
は、プラスチツク等の弾性材料を採用する。
以上の如く形成された食器1の機能本体3の係
止部17,17を矢印X,X方向に押圧すれば、
該機能本体3の挿入部14は2股であるので狭く
なる。したがつて、矢印Y方向に該機能本体3を
引つ張れば、係止部17,17の外側端18,1
8は柄部材2の側壁7,7の内面19,19を
夫々外方へ弾発付勢しながら摺動し、該係止部1
7,17が先端5側の開口部9,9までくれば、
挿入部14は元の状態に戻り、該係止部17,1
7は、第3図に示す如く、該開口部9,9の周端
縁に係止する。そして、第3図の状態から係止部
17,17を矢印X,X方向に押圧して、機能本
体3を矢印Z方向に押圧すれば、上記同様に、該
係止部17,17の外側端18,18が柄部材2
の側壁7,7の内面19,19に夫々摺動し、該
係止部17,17が先端6側の開口部9,9まで
くれば、該係止部17,17は、第1図及び第2
図に示す如く、基端6側の開口部9,9の周端縁
に係止する。したがつて、上記機能本体3は上記
柄部材2の挿入孔部4に伸縮可能で、かつ、該機
能本体3が伸長状態(第3図の状態)及び短縮状
態(第1図及び第2図の状態)の夫々のときに上
記柄部材2に係止状に保持される。また、機能本
体3が伸長状態のときは、内方へ押圧すれば外方
へ弾発付勢する係止部17,17と柄部材2の先
端5側の開口部9,9とをもつて、機能本体3が
短縮状態のときは、該係止部17,17と柄部材
2の基端6側の開口部9,9とをもつてロツク機
構20,20としている。
以上の実施例によれば、機能本体3が伸長状態
(すなわち、第3図の状態)からさらに係止部1
7,17を矢印X,X方向に押圧して、機能本体
3を矢印Y方向に引張れば、機能本体3と柄部材
2とが分離する。したがつて、洗浄が容易となる
と共に、種々の形状の機能部13を有する機能本
体3を柄部材2に取付けることができる。
柄部材2の形状については、図示省略するがス
プーン形状であつても良い。また、柄部材2の材
料としては、金属を使用するもプラスチツク等を
使用するも自由である。
〔考案の効果〕
本考案の食器1は、食物を挿したり掬つたり等
する機能本体3が種々の長さ(つまり、伸長状
態、短縮状態)に形成されるので、種々の食物に
対して使い勝手が良くなる。しかも一本でよいこ
とにより、洗浄が楽となると共に、費用が嵩むこ
とがなくきわめて有用である。また、遠足や学校
に弁当箱と共に持ち歩くときには、短縮できてコ
ンパクトとなつて至便であると共に、使用時には
伸長状態となつて使い易い。特に、機能本体3の
係止部17,17は、外方へ弾発付勢力を与えら
れた状態にて柄部材2の開口部9…に係止するの
で、機能本体3の機能部13のみを引つ張り、或
いは押したりした程度では柄部材2から容易に離
脱しない。係止部17,17が、柄部材2の側壁
7,7より外方へ突出していないので、使用時に
邪魔とならず、係止部2,2を内方へ押圧してし
まうようなこともない。また、開口部9…を指先
で容易に押圧することが出来るような形状とした
ので使いやすい。主として、係止部17,17が
開口部9…と係止することによつて、機能本体3
が柄部材2に固定されるので、この点、嵌合部を
有する構造でありながら、機能本体3及び柄部材
2の寸法精度はラフなものでよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、機能本体の
短縮状態の平面図、第2図は同一部断面側面図、
第3図は機能本体の伸縮状態の一部断面平面図で
ある。 2……柄部材、3……機能本体、4……挿入孔
部、20……ロツク機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 挿入孔部4を有する扁平略角筒状の柄部材2
    と、該柄部材2の該孔部4に挿入される挿入部1
    4を有すると共に食物を挿したり掬つたり等する
    ための機能部13を有してなるプラスチツク等の
    弾性材料からなる機能本体3と、を備えた食器で
    あつて、 上記機能本体3の挿入部14を基端側に拡開2
    股状に形成すると共に、該基端の両側面16,1
    6に側方突隆状の係止部17,17を形成し、さ
    らに、上記柄部材2の先端5側及び基端6側の両
    側壁7,7に、上記機能本体3の上記係止部1
    7,17が係止する開口部9…を人の指先が入込
    可能な大きさに切欠形成し、且つ、係止状態の上
    記係止部17,17の最大幅寸法Eを、上記柄部
    材2の上記開口部9…付近の幅寸法C以下となる
    ように設定したことを特徴とする食器。
JP1985040918U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0139491Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985040918U JPH0139491Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985040918U JPH0139491Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61156569U JPS61156569U (ja) 1986-09-29
JPH0139491Y2 true JPH0139491Y2 (ja) 1989-11-27

Family

ID=30550261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985040918U Expired JPH0139491Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202009008022U1 (de) * 2009-06-09 2010-11-04 Abt-Meyer, Johannes Besteck für das Handhaben von Lebensmitteln und Lebensmittelbehälter für das Transportieren und Lagern von Lebensmitteln mit einem abnehmbaren Besteck

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923378B2 (ja) * 1979-05-17 1984-06-01 株式会社東芝 濃度計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842878U (ja) * 1971-09-21 1973-06-01
JPS5923378U (ja) * 1982-08-03 1984-02-14 村松産業株式会社 スプ−ン

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JPS5923378B2 (ja) * 1979-05-17 1984-06-01 株式会社東芝 濃度計

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JPS61156569U (ja) 1986-09-29

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