JPH056070Y2 - - Google Patents

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JPH056070Y2
JPH056070Y2 JP315788U JP315788U JPH056070Y2 JP H056070 Y2 JPH056070 Y2 JP H056070Y2 JP 315788 U JP315788 U JP 315788U JP 315788 U JP315788 U JP 315788U JP H056070 Y2 JPH056070 Y2 JP H056070Y2
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handle
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brush
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、本体に柄部を着脱自在に取り付け
るための柄連結装置に関するものである。
〔従来の技術〕
本体と柄部とで構成されるものの中には、その
本体と柄部が着脱自在になつていることが好まし
いものが多々ある。例えば浴用のボデイブラシ
は、背中を洗う場合は柄部を持つて使用すること
が行われるが、手足を洗う場合はその柄部が邪魔
になるため柄部を取り外して使用できることが好
ましい。このような、本体から柄部が着脱自在に
なつたボデイブラシとして、実公昭54−4851号に
開示されているようなものがあり、一部で使用さ
れている。このボデイブラシは、第3図および第
4図に示すように、下面にブラシ毛1が植毛され
たブラシ体2と柄部3とで構成されており、ブラ
シ体2にはトンネル状の柄嵌入孔4が側面の一端
から他端にかけて穿設され、その他端側の上部が
切り欠かれて係合用の切り欠き部5に形成されて
いる。そして、柄部3の取り付け部側は上記柄嵌
入孔4に嵌入できる形状に形成され、その先端側
が薄肉状の弾性部6に形成されているとともに先
端部上部側が上記切り欠き部5に係合できる係合
突起7に形成されている。このため、柄部3を、
その弾性部6側からブラシ体2の柄嵌入孔4に嵌
入することによりブラシ体2と柄部3を連結する
ことができ、取り外しは、係合突起7を下方に押
圧した状態で、柄部3をブラシ体2から引き抜く
ことによりできるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のボデイブラシは、脱着用
の切り欠き部5および係合突起7からなる柄連結
部がブラシ体2の上面に形成されているため、ブ
ラシ毛1等の処理部材をブラシ体2の下面だけに
しか設けることができない。このため、ブラシの
外にスポンジ等を用いる場合はその都度持ち替え
て使用しなければならず使い勝手が悪いという問
題があつた。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、上下面にブラシやスポンジ等の処理部が設
けられた本体に柄部を着脱自在に取り付けるため
の柄連結装置の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案の柄連結
装置は、上下面に処理部が設けられた本体の側面
に一端側から他端側に抜けるスライド孔を設け、
上記一端側からこのスライド孔に柄部の取り付け
側を挿入して柄部を着脱自在に取り付けるための
柄連結装置であつて、上記スライド孔の底面に係
合用突起を設け、上記柄部の取り付け側に、先端
が二股に分岐しているとともに、その二股の間に
上記係合用突起と係合可能な係合用凹部が形成さ
れた弾性片を設け、先端が先鋭になつており、ス
ライド孔への挿入時にその先端の先鋭部が上記弾
性片の二股間に入り込んでその二股を押し広げこ
の弾性片の係合用凹部と上記係合用突起との係合
を解除する押圧片を上記スライド孔の他端側にス
ライド自在に設けたという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この考案の柄連結装置は、従来例の
ように切り欠き部や係合突起をブラシ体の上面に
設け、下面にブラシ毛を設けるのではなく、本体
の側面の一端側から他端側にかけてスライド孔を
設けそのスライド孔に柄部を係脱自在に挿入して
本体と連結するようになつている。そのため、本
体の上下両面をボデイ洗いに有効に利用できるよ
うになつている。より詳しく説明すると、この考
案の柄連結装置は、本体の側面に上記のようにス
ライド孔を設け、そのスライド孔の底面に係合用
突起を設けている。そして、柄部の先端部を二股
に分岐させ、この先端を押し込んで二股の間に形
成された係合用凹部を上記係合用突起に係合させ
ることにより柄部を本体に連結し、上記スライド
孔の他端側から押圧片を押し込むことにより上記
弾性片の二股を押し広げて上記連結を解除し、柄
部を本体から取り外すことができるようになつて
いる。そのため、本体の上面および下面の両方
に、ブラシ毛やスポンジ等からなる処理部を設け
ることができ使い勝手がよくなる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示している。す
なわち、図はボデイブラシ11を示しており、こ
のボデイブラシは11は、本体12と、本体12
の下面に植毛されたブラシ毛部13と、本体12
の上面に着脱自在になつたスポンジ部14と、柄
部15と、押圧片16とで構成されている。本体
12は楕円形の厚肉状体からなりその側面の一端
12aから他端12bにかけてスライド孔17が
設けられている。18はスライド孔17の底面の
略中央部に設けられた係合用突起であり、その両
側面が、一端12a側が先鋭になるように傾斜面
に形成されている。19はスライド孔17におけ
る他端12b側の両側面に相対峙して設けられた
一対の係合用突起であり、その側面が、他端12
b側の空間部が幅広になるような傾斜面に形成さ
れている。20は本体12の上面の縁部に沿つて
設けられた嵌合用溝である。スポンジ部14は、
本体12の嵌合用溝20と着脱自在に嵌合できる
突条(図では隠れて見えない)が下面に設けられ
た取り付け板14aの上面にスポンジ14bが粘
着されて構成されている。柄部15は取り付け側
が、上記スライド孔17に挿入できる棒体からな
つており、その先端側が所定間隔を保つて平行に
延びる幅狭の一対の弾性係合片21に形成されて
いる。この一対の弾性係合片21は先端部分の全
体形状がつぎのように形成されている。すなわ
ち、各弾性係合片21の最先端部を内側に厚肉に
し、かつ厚肉部の先端内側を斜めに切り込んで切
り込み部21bに形成し、それによつて一対の弾
性係合片21の先端部分の形状をM字状に形成し
ている。なお、上記弾性係合片21の中央部分の
内側には、それぞれ係合用突起18と係合できる
係合用凹部21aが形成されている。押圧片16
は全体が矢印状に形成され、その先端側がスライ
ド孔17の他端側に挿入できる矢先形状からなつ
ている。押圧片16の後端側は、スライド孔17
の他端開口の開口縁に係止できるような矢羽形状
からなり、この矢羽形状の押圧部16aから係合
解除片16bが延びている。この係合解除片16
bは、その先端(一端12a側)の矢先部が、上
記柄部15の弾性係合片21の先端のM字状部2
1bに入り込み、一対の弾性係合片21を押し広
げうるようになつている。上記先端の矢先部の抜
け止めは、本体12の係合用突起19との係合に
より行われる。22は、矢印の後部の抜け止め用
係合部である。なお、この係合部22と押圧部1
6aとの間の長さは係合用突起19の長さよりも
長く形成されている。
この構成において、まず、本体12の他端12
b側から押圧片16をスライド孔17を圧入す
る。その結果、押圧片16の係合解除片16bの
先端部が係合用突起19を乗り越えその係合部2
2が係合用突起19と係合する。この係合により
押圧片16はスライド孔17から抜け止めされ、
係合部22と押圧部16aとの間の長さと係合用
突起19の長さの差の長さ分だけ、スライド孔1
7に沿つて移動できるようになつている。つい
で、本体12の一端12a側から柄部15をスラ
イド孔17に圧入する。その結果、柄部15の一
対の弾性係合片21が互いに押し広げられるよう
にして係合用突起18を乗り越え、係合用突起1
8を挟んだ状態で、弾性係合片21の係合部21
aが係合用突起18と係合して第2図に示す状態
になる。この状態では、押圧片16の押圧部16
aが本体12の側面から突出している。つぎに、
スポンジ部14を、取り付け板14aの突条を本
体12の嵌合用溝20に嵌合させることにより取
り付ける。そして、その状態のボデイブラシ11
を、その柄部15を手で持つてブラシ毛部13ま
たはスポンジ14bを背中等に擦り付けることに
より使用する。また、手足や身体の前部側を洗う
場合には、ボデイブラシ11を押圧片16を本体
12内に押圧すると同時に柄部15を本体12か
ら引つ張る。その結果、押圧片16の係合解除片
16bの先端部が、柄部15の弾性係合片21を
それぞれ押し広げ、柄部15の係合部21aと係
合用突起18との係合を解除させる。そして、本
体12から柄部15が取り外される。このため、
本体12を直接手で持つてボデイブラシ11を使
用することができる。なお、スポンジ部14の代
わりに、ブラシ毛部13と硬さのことなるブラシ
毛部を取り付けたり、他の処理部材を取りつけて
使用することもできる。
このように、この柄連結装置を用いたボデイブ
ラシ11は、本体12の側面の一端12aから他
端12bにかけて設けられたスライド孔17に一
端12a側から柄部15を挿入することにより本
体12と柄部15を連結し、本体12の他端12
b側に突出している押圧部16aを押圧すること
により柄部15を本体12から取り外すことがで
きるようになつている。そのため、本体12の下
面および上面の両方にブラシ毛部13およびスポ
ンジ14b等の処理部を設けることができる。ま
た、上記柄部15の着脱操作が容易である。さら
に、スポンジ部14を他の処理部材に代えること
により使用方法を多様化することができる。
なお、上記実施例ではスポンジ部14を着脱自
在にしているが、これに限定するものではなく、
固定してもよい。また、弾性係合片21の先端部
は、上記実施例のような先端側が突出した略三角
形でなく球形に形成してもよい。さらに、この柄
連結装置はボデイブラシだけでなく、本体の上下
面に処理部を設け、その本体に柄部を着脱自在に
取り付けるものであればなんにでも取り付けるこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案の柄連結装置は、以上のように構成さ
れているため、柄部が着脱自在になつた本体の上
下両面にブラシやスポンジ等の処理部を設けるこ
とができ、使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図はその本体に柄部を取り付けた状態を示す平
面図、第3図は従来例の平面図、第4図はその要
部縦断面図である。 11……ボデイブラシ、12……本体、12a
……一端、12b……他端、13……ブラシ毛
部、14……スポンジ部、15……柄部、16…
…押圧片、16b……係合解除片、17……スラ
イド孔、18……係合用突起、21……弾性係合
片、21a……係合用凹部、22……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下面に処理部13,14が設けられた本体1
    2の側面に一端12a側から他端12b側に抜け
    るスライド孔17を設け、上記一端12a側から
    このスライド孔17に柄部15の取り付け側を挿
    入して柄部15を着脱自在に取り付けるための柄
    連結装置であつて、上記スライド孔17の底面に
    係合用突起18を設け、上記柄部15の取り付け
    側に、先端が二股に分岐しているとともに、その
    二股の間に上記係合用突起18と係合可能な係合
    用凹部21aが形成された弾性片21を設け、先
    端が先鋭になつており、スライド孔17への挿入
    時にその先端の先鋭部が上記弾性片21の二股間
    に入り込んでその二股を押し広げこの弾性片21
    の係合用凹部21aと上記係合用突起18との係
    合を解除する押圧片16を上記スライド孔17の
    他端側にスライド自在に設けたことを特徴とする
    柄連結装置。
JP315788U 1988-01-13 1988-01-13 Expired - Lifetime JPH056070Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01110082U JPH01110082U (ja) 1989-07-25
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