JPS6242476Y2 - - Google Patents
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- JPS6242476Y2 JPS6242476Y2 JP1981383U JP1981383U JPS6242476Y2 JP S6242476 Y2 JPS6242476 Y2 JP S6242476Y2 JP 1981383 U JP1981383 U JP 1981383U JP 1981383 U JP1981383 U JP 1981383U JP S6242476 Y2 JPS6242476 Y2 JP S6242476Y2
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- hole
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- Expired
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Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は装飾用の金属ネツトに関し、より詳し
くは、例えば電子レンジのフロントグリルに使用
して、電子レンジから発生するマイクロ波を吸収
遮断することのできる装飾用の金属ネツトに関す
る。
くは、例えば電子レンジのフロントグリルに使用
して、電子レンジから発生するマイクロ波を吸収
遮断することのできる装飾用の金属ネツトに関す
る。
周知のように電子レンジは被加熱材料である誘
電材料に高周波電界をかけることで、誘電材料そ
のものから発熱させる器具である。この時使用さ
れる高周波電界は数ギガヘルツの周波数を有して
おり、これが磁界を伴つて空気中に放散してマイ
クロ波となる。そして、このマイクロ波が音響機
器、テレビ、コンピユーター等の電子機器に悪影
響を与えることも周知である。そこで、電子レン
ジのフロントグリルには、このマイクロ波を遮断
するため、金属ネツトを使用することが行なわれ
ている。金属ネツトの材質、厚み、孔径時、様々
なものが、遮断できるマイクロ波の周波数と関連
を持つているが、その理論は十分に完成してはお
らず、実験の繰り返しによつて、最適な金属ネツ
トを選択使用しているのが実情である。
電材料に高周波電界をかけることで、誘電材料そ
のものから発熱させる器具である。この時使用さ
れる高周波電界は数ギガヘルツの周波数を有して
おり、これが磁界を伴つて空気中に放散してマイ
クロ波となる。そして、このマイクロ波が音響機
器、テレビ、コンピユーター等の電子機器に悪影
響を与えることも周知である。そこで、電子レン
ジのフロントグリルには、このマイクロ波を遮断
するため、金属ネツトを使用することが行なわれ
ている。金属ネツトの材質、厚み、孔径時、様々
なものが、遮断できるマイクロ波の周波数と関連
を持つているが、その理論は十分に完成してはお
らず、実験の繰り返しによつて、最適な金属ネツ
トを選択使用しているのが実情である。
ところで、この金属ネツトは、薄い金属板に多
数の孔を機械的に穿つことによつて製造されてお
り、極めて装飾性の乏しいものであつた。
数の孔を機械的に穿つことによつて製造されてお
り、極めて装飾性の乏しいものであつた。
本考案者等はこうした事情に鑑みて、マイクロ
波の遮断効果を減ずることのない装飾性の高い金
属にネツトについて検討を重ねた結果、本考案に
致つたものである。すなわち、本考案は、金属板
に多数の孔を形成して網状にした金属ネツトであ
つて、この孔の大きさを部分的に変えることによ
り模様を形成し、かつ、この模様を孔のない部分
で縁取りしたことを特徴とする装飾用金属ネツト
である。
波の遮断効果を減ずることのない装飾性の高い金
属にネツトについて検討を重ねた結果、本考案に
致つたものである。すなわち、本考案は、金属板
に多数の孔を形成して網状にした金属ネツトであ
つて、この孔の大きさを部分的に変えることによ
り模様を形成し、かつ、この模様を孔のない部分
で縁取りしたことを特徴とする装飾用金属ネツト
である。
以下、図面を参照して本考案を説明する。図面
は本考案の実施例を示すもので、第1図はその平
面図、第2図は第1図のAで示される部分の拡大
図である。
は本考案の実施例を示すもので、第1図はその平
面図、第2図は第1図のAで示される部分の拡大
図である。
すなわち、第1図において、この金属ネツトに
は多数の孔11,12が開けられており、また模
様状に縁取り2が形成されている。この孔11,
12は、縁取り2の内部と外部ではその大きさが
異なる。例えば第2図の部分拡大図のように、縁
取り2の内部の孔11は径0.7mmであり、外部の
孔12は径0.5mmである。孔のピッチは縁取り2
の内外で同一かほとんどで、このため、縁取り2
の内外で開孔率が異なる。
は多数の孔11,12が開けられており、また模
様状に縁取り2が形成されている。この孔11,
12は、縁取り2の内部と外部ではその大きさが
異なる。例えば第2図の部分拡大図のように、縁
取り2の内部の孔11は径0.7mmであり、外部の
孔12は径0.5mmである。孔のピッチは縁取り2
の内外で同一かほとんどで、このため、縁取り2
の内外で開孔率が異なる。
縁取り2は孔のない部分で構成されているが、
この内外の孔11及び12の径は板厚の110%以
上なら良いが0.2〜1.2mm程度が好ましくピッチは
孔径の150〜190%の拒離が好ましい。また金属板
の厚みは0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.5mmであ
る。上述したように、マイクロ波の遮断には十分
な理論が確立していないが、例えば厚さ0.2mmの
鉄板に、孔径0.8mmの孔を開けたものは、2450M
Hz(2.45GHz)のマイクロ波に対して遮蔽効果が
高い。
この内外の孔11及び12の径は板厚の110%以
上なら良いが0.2〜1.2mm程度が好ましくピッチは
孔径の150〜190%の拒離が好ましい。また金属板
の厚みは0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.5mmであ
る。上述したように、マイクロ波の遮断には十分
な理論が確立していないが、例えば厚さ0.2mmの
鉄板に、孔径0.8mmの孔を開けたものは、2450M
Hz(2.45GHz)のマイクロ波に対して遮蔽効果が
高い。
本考案の金属ネツトは、縁取りの内外で径の異
なる孔が開けられており、その開口率が異なるの
で、大きな孔の開けられた部分(第1図及び第2
図では縁取りの内)は明るく、小さな孔の開けら
れた部分は暗く見える。この効果は金属ネツトを
斜めから見た時に特に顕著で、斜めから見ること
により、金属ネツトの厚みにより小さな径の孔が
塞がれて透視できる面積が小さくなる。大きな径
の孔も斜めから見ることで塞がれて透視できる面
積が小さくなるが、大きな径の孔と小さな径の孔
では、孔全体の面積に対する塞がれる面積の比が
異なり、両者の開孔率の相異が一層顕著になり、
このため、斜めから見た時の明るさに大きな差が
できるのである。
なる孔が開けられており、その開口率が異なるの
で、大きな孔の開けられた部分(第1図及び第2
図では縁取りの内)は明るく、小さな孔の開けら
れた部分は暗く見える。この効果は金属ネツトを
斜めから見た時に特に顕著で、斜めから見ること
により、金属ネツトの厚みにより小さな径の孔が
塞がれて透視できる面積が小さくなる。大きな径
の孔も斜めから見ることで塞がれて透視できる面
積が小さくなるが、大きな径の孔と小さな径の孔
では、孔全体の面積に対する塞がれる面積の比が
異なり、両者の開孔率の相異が一層顕著になり、
このため、斜めから見た時の明るさに大きな差が
できるのである。
本考案の金属ネツトは金属板を機械的に穿孔す
ることによつて得ることもできるが、この場合に
は、形成する模様に対応して孔の大きさを変えな
くてはならない。簡便に製造するためにはエツチ
ングが便利で、すなわち、第3図aに示すよう
に、金属板3上に感光性樹脂を塗布し、露光現像
してレジスト4を形成する。この後、レジスト4
の上から、酸等のエツチング液を塗布して、孔1
1,12を形成する。(第3図b)この後、例え
ば電着塗装等の方法で塗装することができる。
ることによつて得ることもできるが、この場合に
は、形成する模様に対応して孔の大きさを変えな
くてはならない。簡便に製造するためにはエツチ
ングが便利で、すなわち、第3図aに示すよう
に、金属板3上に感光性樹脂を塗布し、露光現像
してレジスト4を形成する。この後、レジスト4
の上から、酸等のエツチング液を塗布して、孔1
1,12を形成する。(第3図b)この後、例え
ば電着塗装等の方法で塗装することができる。
本考案は以上のような構成であり、電子レンジ
から発生するマイクロ波を遮断することができる
と共に、開口率の相異により模様部分と他の部分
でその明るさが異なるという装飾効果を有する。
また開口率と共に孔径が異なることから、斜めか
ら見た場合の明暗の相異が大きく引き立ち、その
装飾効果も顕著である。
から発生するマイクロ波を遮断することができる
と共に、開口率の相異により模様部分と他の部分
でその明るさが異なるという装飾効果を有する。
また開口率と共に孔径が異なることから、斜めか
ら見た場合の明暗の相異が大きく引き立ち、その
装飾効果も顕著である。
以上、本考案を電子レンジのフロントグリルに
用いる場合を例として説明したが、本考案はこれ
に限るものではなく、例えばスピーカーボツクス
の前面に使用した場合は、同様の装飾効果を有す
ると共に音の拡散をコントロールすることができ
る。
用いる場合を例として説明したが、本考案はこれ
に限るものではなく、例えばスピーカーボツクス
の前面に使用した場合は、同様の装飾効果を有す
ると共に音の拡散をコントロールすることができ
る。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は装飾用
金属ネツトの平面図、第2図は第1図のAの部分
の拡大図、第3図a,bは製造工程を示す断面図
である。 11,12……孔、2……縁取り、3……金属
板、4……レジスト。
金属ネツトの平面図、第2図は第1図のAの部分
の拡大図、第3図a,bは製造工程を示す断面図
である。 11,12……孔、2……縁取り、3……金属
板、4……レジスト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属板に多数の孔を形成して網状にした金属
ネツトであつて、この孔の大きさを部分的に変
えることにより模様を形成し、かつ、この模様
を孔のない部分で縁取りしたことを特徴とする
装飾用金属ネツト。 2 孔の径が0.2〜1.2mmであることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の装飾用金
属ネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981383U JPS59125097U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 装飾用金属ネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981383U JPS59125097U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 装飾用金属ネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125097U JPS59125097U (ja) | 1984-08-23 |
JPS6242476Y2 true JPS6242476Y2 (ja) | 1987-10-30 |
Family
ID=30150949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981383U Granted JPS59125097U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 装飾用金属ネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125097U (ja) |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP1981383U patent/JPS59125097U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125097U (ja) | 1984-08-23 |
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