JPH04303999A - 電磁波シールド材 - Google Patents

電磁波シールド材

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Publication number
JPH04303999A
JPH04303999A JP9377691A JP9377691A JPH04303999A JP H04303999 A JPH04303999 A JP H04303999A JP 9377691 A JP9377691 A JP 9377691A JP 9377691 A JP9377691 A JP 9377691A JP H04303999 A JPH04303999 A JP H04303999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thickness
gold
electromagnetic wave
wave shielding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9377691A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nakamura
一男 中村
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器の窓部に
取り付けて電磁波を遮蔽し、容易に電磁波シールド材の
向こう側を透視することのできる電磁波シールド材に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン、OA機器、電子レンジ
などの事務用・家庭用電子機器において、これらの機器
から発射される電磁波の遮蔽に対する規制が厳しくなっ
てきている。これは、電子機器の普及にともない、電子
機器から発射される電磁波がハウジングから漏れること
により、その周辺の電子機器に、雑音の発生やCRT画
面のちらつき、あるいは電子部品の誤動作などの悪影響
をおよぼしたり、また逆に、周辺の電子機器から発射さ
れた電磁波が、ハウジングを透過して電子機器内に入る
ことにより、同様の悪影響を受けたりするといった問題
が深刻化してきていることによる。
【0003】従来、このような電子機器相互間の電磁波
障害を防止するとともに内部を透視することができる電
磁波シールド材として、ガラス板の間に金網を挟みこん
だものや、フィルムにアルミニウム箔をラミネートした
後エッチングなどにより網目状パターンにしたものが電
子機器のハウジングの内部に組み込まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電磁波
シールド材は、内部を透視可能にするために導電性材料
部分を網目状に開口しなければならず、透明基材を完全
に覆った場合に比べて電磁波シールド効果が低下すると
いう問題点があった。また、電磁波シールド材の網表面
が金属反射するため内部を透視しづらく、反射防止コー
ティングを網に施す必要があるという問題点もあった。
【0005】以上のような問題点を解決し、電磁波シー
ルド材の向こう側を透視しやすく、高い電磁波シールド
効果が得られる電磁波シールド材を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電磁波シールド材は、透明基材上に厚さ
0.01〜0.07μmの金の薄膜が形成されているよ
うに構成した。
【0007】透明基材としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステルなどのフィルム、ガラス、アク
リル樹脂板が用いられる。
【0008】この透明基材上に金の薄膜を形成する。金
は、導電性が高いので、薄膜に形成されても電磁波を遮
蔽することができる。したがって、膜の厚さをより薄く
して膜の光透過性を上げることにより、電磁波シールド
材内部を透視することが高い電磁波シールド効果を得る
とともにできる。また金は、金属反射が少ないので電磁
波シールド材の向こう側を透視しやすい。さらに金は化
学的に最も安定な貴金属であり、電磁波シールド材の導
電性材料部分として金の薄膜を設けても錆などの変質が
起こらないので電磁波シールド効果が持続できる。また
、金はとくに展延性に優れており、柔軟な透明基材に金
の薄膜を形成して希望する形状に自由に曲げることがで
きる。
【0009】金の薄膜の厚さは、0.01〜0.07μ
mのものが用いられ、0.02μm程度が最も適してい
る。0.01μmより薄くなれば抵抗値が高くなるため
に電磁波シールド効果が弱まり、0.07μmより厚く
なれば可視光線の透過率が低下し内部が見えにくくなる
【0010】また金の薄膜は、全面でも最小線幅0.1
mm、最大口径2mmの網目状パターンやハニカム状パ
ターンで形成されていてもよい。これより開口率が大き
くなれば高い電磁波シールド効果を得ながらパターン部
分でも内部を透視することは難しくなる。
【0011】透明基材上に金の薄膜を形成する方法とし
ては、スパッタリング法が用いられる。
【0012】
【実施例】実施例1 厚さ100μmのポリエステルフィルムを透明基材とし
て用い、その上に金薄膜層を厚さ0.02μmになるよ
うに全面にスパッタリングにより形成して電磁波シール
ド材を作製した。この電磁波シールド材は、電磁波シー
ルド材の向こう側を透視しやすく、高い電磁波シールド
効果が得られた。
【0013】実施例2 厚さ3mmのアクリル樹脂板を透明基材として用い、そ
の上に金薄膜層を厚さ0.02μmになるように全面に
スパッタリングにより形成した後、線幅0.2mm口径
1mmの網目状にパターン化して電磁波シールド材を作
製した。この電磁波シールド材は、電磁波シールド材の
向こう側を透視しやすく、高い電磁波シールド効果が得
られた。
【0014】
【発明の効果】本発明の電磁波シールド材は、透明基材
上に厚さ0.01〜0.07μmの金の薄膜が形成され
ているように構成した。
【0015】したがって、金の薄膜が導電性が高いので
、膜の厚さをより薄くして膜の光透過性を上げることに
より電磁波シールド材の向こう側を透視することができ
るとともに、高い電磁波シールド効果も得ることできる
。また金の薄膜が金属反射が少ないので、電磁波シール
ド材の向こう側を透視しやすい。
【0016】また、金の薄膜が網目状パターンまたはハ
ニカム状パターンで形成される場合でも、最小線幅0.
1mm、最大口径2mmのパターンであれば高い電磁波
シールド効果を得ながらパターン部分でも電磁波シール
ド材の向こう側を透視しやすい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明基材上に厚さ0.01〜0.07
    μmの金の薄膜が形成されていることを特徴とする電磁
    波シールド材。
  2. 【請求項2】  金の薄膜が最小線幅0.1mm、最大
    口径2mmの網目状パターンまたはハニカム状パターン
    で形成されている請求項1記載の電磁波シールド材。
JP9377691A 1991-03-29 1991-03-29 電磁波シールド材 Withdrawn JPH04303999A (ja)

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JP9377691A JPH04303999A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 電磁波シールド材

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JPH04303999A true JPH04303999A (ja) 1992-10-27

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ID=14091827

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0851258A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Sharp Corp プリント配線基板のダミーパターン
KR100635835B1 (ko) * 1998-08-10 2006-10-18 스미또모 베이크라이트 가부시키가이샤 전자파 차폐 투명체
CN104837325A (zh) * 2015-05-21 2015-08-12 哈尔滨工业大学 一种内嵌式金属网栅电磁屏蔽光学窗制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0851258A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Sharp Corp プリント配線基板のダミーパターン
KR100635835B1 (ko) * 1998-08-10 2006-10-18 스미또모 베이크라이트 가부시키가이샤 전자파 차폐 투명체
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Effective date: 19980514