JPS6242321A - 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂 - Google Patents

磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂

Info

Publication number
JPS6242321A
JPS6242321A JP18118685A JP18118685A JPS6242321A JP S6242321 A JPS6242321 A JP S6242321A JP 18118685 A JP18118685 A JP 18118685A JP 18118685 A JP18118685 A JP 18118685A JP S6242321 A JPS6242321 A JP S6242321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane resin
compd
magnetic recording
magnetic
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18118685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Tsushimo
由紀男 津下
Yasuyuki Taniguchi
泰之 谷口
Haruo Iizuka
治雄 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP18118685A priority Critical patent/JPS6242321A/ja
Publication of JPS6242321A publication Critical patent/JPS6242321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂に関するもの
であり、詳しくは機械的強度、弾性率が高く耐湿熱性に
優れ、かつ磁性粉の分散性、磁性塗膜表面の平滑性の優
れた磁気記録媒体を提供するために改良されたポリウレ
タン樹脂に関するものである。
〔従来の技術〕
磁気記録媒体は磁性粉、結合剤、有機溶剤及び必要に応
じて他の添加剤からなる磁性塗料全ポリエステルフィル
ムなどの非磁性基体上に塗布、乾燥することにより製造
される。磁気記録媒体は、高再生出力、高SN比などの
優れた電気特性を得るためK、結合剤としては、磁性粉
の均一な分散性及び磁性塗膜表面の高度の平滑性が要求
されかつ耐久性の優れたものが要求されている。そのた
め、これらの性能を満足させるべく、種々の結合剤の研
究がなされておシ、磁気記録媒体の耐久性を向上させる
樹脂とじてポリウレタン樹脂が提案されでいる。
従来使用されている熱可塑性ポリウレタン樹脂は両末端
に水酸基を有する長鎖ポリオールと有機ジイソシアナー
ト及び比較的低分子量の二個の活性水素を有する鎖延長
剤と称するジオール、ジアミン等とを反応、させて合成
されており、かかる両末端に水酸基を有する長鎖ポリオ
ールとしてはポリエステルポリオールあるいはポリエー
テルポリオールが主として使用さfLでいる。
このようなポリエステル糸ポリオールとしてU、一般に
エチレングリコール、/、’7−プチレンクリコール又
1d−/j−ヘキサンクリコール等とアジピン酸から合
成されるポリエステルが挙げられ、またポリエーテル系
ポリオールとしてはエチレンオキサイドやプロピレンオ
キサイドの重合体あるいは共重合体、さらにテトラヒド
ロフランの重合体であるポリテトラメチレンエーテルグ
リコ・−ル等が使用されている。しかしながら、これら
のポリオール2用いたポリウレタン樹脂は磁性粉の分散
性及び磁性伍換の表面平滑性が十分であるとはいえず、
−また上記のポリエステル系ポリオールを用いたポリウ
レタン樹脂の場合ンま耐湿熱性が悪く、一方ポリエーテ
ル系ポリオールを用いたポリウレタン樹脂はエーテル結
合全含有しているため酸化劣化されやすく耐熱性が悪い
という欠点を有している。
また磁気記録媒体の耐久性を改善する方法としてポリウ
レタン樹脂の機械的強度、弾性率を高くスるために、ビ
スヒドロキシエチルハイドロキノン、ビスヒドロキシエ
チルテレフタレート等の芳香族グリコールやスピログリ
コール等を鎖延長剤の一部、あるいはアジピン酸等の酸
と組合せたポリエステルポリオールを一成分として用い
たポリウレタン樹脂についても検討が行なわれているが
、これらのグリコールの融点が高くかつ浴剤に溶けにく
く反尾、上問題点も多い。また生成したポリウレタン樹
脂の溶剤に対する溶解性、柔軟性、磁性粉の分散性も不
良である。
また特開昭40−299.2に号公報に(dポリカプロ
ラクトンポリオールと有機ジイソシアネート化合物との
反尾1で得られるポリウレタン樹脂により、磁性粉の分
散性、磁性層の表面平滑性及び耐久性が改良出来ること
が記載されているが、機械的強度、弾性率、耐久性が不
充分である。
〔発明の目的〕
本発明者等はかかる現状に鑑みポリカプロラクトンポリ
オール系ポリウレタン樹脂等について種々検討を行なっ
た結果、脂肪族系開始剤音用いた汎用のポリカプロラク
トンポリオール系ポリウレタン樹脂では弾性率、強靭性
が不良でアルカ、テレフタル酸β−オキシエチルを開始
剤としε−カプロラクトンを重合して得られる数平均分
子z 5 o o −5o o oのポリカプロラクト
ンポリオールを含有する分子内に二個以上の活性水X’
(r有するポリヒドロキシ化合物とポリイソシアネート
化合物とを反応させることにより得られるポリウレタン
樹脂は、磁気記録媒体用の結合剤に含有させることによ
り従来の熱可塑性ポリウレタン樹脂を使用したものに比
べはるかに弾性率、機械的強度が高く、耐湿熱性に優れ
、かつ磁性粉の分散性、磁性塗膜表面の平滑性、優ねた
磁気記録媒体が得られることを見出し1本発明の目的を
達成した。
〔本発明の構成〕
本発明に用いられるポリウレタン樹脂は数平均分子量で
1000〜1000θO好ましくはコ000〜7000
0である。数平均分子tIO00以下ではポリウレタン
樹脂の機械的性質が劣り、磁気記録媒体の耐久性が悪く
なる。1oooo。
以上では磁性粉の分散性が劣り、磁気記録媒体の表面平
滑性が悪くなる。
本発明に用いられるポリウレタン樹脂を製造する方法と
しては、目的とするポリウレタン樹脂の重合度、使用す
る原料の種類などを考慮して公知の製造法から適宜選ば
れる。例えば必要に応じ、通常イソシアナート基に不活
性な溶媒を用い、更に必要であれば、通常のウレタン化
触媒を用いて10〜1soc好1しくはコ0〜/30℃
の温度範囲で活性水素を有するポリヒドロキシ化合物と
化学l・論的に過剰のポリイソシアネート化合物とを反
応・させて末端にインシアネート基全有するグレボリマ
ーを製造し、次いで鎖延長剤であるジオール、ジアミン
、トリオール等を反応、させて末端に水酸基を含有する
ポリウレタン樹脂を得る方法、あるいけ化学を論的に水
酸基が過剰になる仕込量でポリヒドロキシ化合物と鎖延
長剤とポリイソシアネート化合物を同時に反応させて末
端水酸基のポリウレタン樹脂を得る方法などが挙げられ
る。また鎖延長剤を用いないでポリイソシアネート化合
物とポリヒドロキシ化合物を反応させて末端水酸基のポ
リウレタン樹脂を得る方法、更にはポリヒドロキシ化合
物とポリイソシアネート化合物とを反応・させて末端水
酸基を得、それてさらにポリイソシアネート化合物を反
応、させて末端水酸基のポリウレタン樹脂?得る方法な
ども採用することが出来る。
本発明では分子内に一個以上の活性水素を有するポリヒ
ドロキシ化合物として、テレフタル酸β−オキシエチル
を開始剤グリコールとしてε−カプロラクトンを開環重
合して得られる数平均分子量s o o −s o o
 oのポリカプロラクトンポリオールf10重[1以上
含有する化合物を用いることが必須である。数平均分子
量がSOθOを越えると耐湿熱性、弾性率等が劣り好1
しくない。
テレフタル酸β−オキシエチル マー以外に下式に示す重合度−〜夕のオリゴマを、20
重量%以下含んでいるものも使用出来る。
n;l   モノマー nwx J〜+  i合i  ユ〜グのオリゴマーポリ
カフ゛ロラクトンポリオールは、それ自体公知の方法に
従いε−カプロラクトンを触媒の存在下、テレフタル酸
β−オギシエチル全開始剤グリコールとして開環重合さ
せることによって得られる。
本発明において、分子内に一個以上の活性水素を有する
ポリヒドロキシ化合物として前記のポリカプロラクトン
ポリオールを含有させることが必要であるが、他のポリ
ヒドロキシ化合物を併用することも出来る。このような
他のポリヒドロキシ化合物としては、通常分子11gθ
〜1ooooを有するものであり、一般にポリウレタン
樹脂製造用として使用される公知のポリヒドロキシ化合
物、例えば低分子グリコール類、ポリエーテル類、ポリ
エステル類、ポリチオエーテル類、ポリブタジェングリ
コール類、ケイ素含有ポリオール、リン含有ポリオール
などが使用可能である。
低分子グリコール類としてはエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、/、3−ブタ
ンジオール、l、4−ブタンジオール、ペンタエチレン
グリコール。
ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
コーエチルーl、3−ヘキサンジオール、N−フルキル
ジェタノールアミン、ビスフェノール人などが使用され
る。更にジメチロールプロピオン酸等のカルボ゛キシル
基を有するジオール類あるいはトリメチロールプロパン
等の低分子量ポリオール等も一部混合使用することも可
能である。
ポリエーテル類としては例えば酸化エチレン、酸化プロ
ピレン、テトラヒドロフランなどの重合生成物もしくは
共重合体等が挙けられる。また前記低分子グリコール類
の縮合によるポリエーテル類、あるいは混合エーテル類
、さらにこれらのポリエーテル類および前記低分子グリ
コールに酸化エチレン、酸化プロピレン?付加淑合させ
た生成物も使用できる。
ポリチオエーテル類としては特にチオグリコール単独又
はそれと他のグリコール類との縮合生成物の使用が好適
である。
ポリエステル類としては低分子グリコール類と二塩基酸
とから脱水縮合反応、によって得られるポリエステル類
およびε−カプロラクトンなどのラクトンを前記の低分
子グリコール等の存在下で開環重合したラクトンポリオ
ール類が挙げられる。
筐た。王妃ポリヒドロキシ化合物として一部三官能以上
のポリオールを混合使用することも可能である。
本発明においては、前記のポリカプロラクトンポリオー
ルの含有量は分子内に二個以上の活性水素を有するポリ
ヒドロキシ化合物の全一・に対し、少なくとも/θ班酋
%含有していることが必須で、ポリカプロラクトンポリ
オールの使用割合がlO重鷲多以下では本発明の特徴で
ある機械的強度、弾性率、耐久性、磁性粉の分散性、磁
性塗膜の表面平滑性が十分発現できず、好ましくない。
本発明でポリヒドロキシ化合物と反応させてポリウレタ
ン樹脂km造するのに用いるポリイソシアネート化合物
としては、u、F−)リレンジインシアネート1.2.
4−トリレンジイソシアネート、グ、≠′−ジフェニル
メタンジイソシアネート、ナフタレン−l、j−ジイン
シアネート、トリジンジイソ7アネート、キシリレンジ
イソシアネート、インホロンジインシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシア坏−ト、リジンエチルエステルジイ
ソシアネート、4t、4L’−メチレンビス(シクロヘ
キシルイソシアネート)、ω、ay’ −ジインシアネ
ートジメチルシクロヘキサン等の有機ジイソシラネート
化合物およびこれらの有機ジイソシアネート化合物と多
価アルコールとの付加物等を用いることが出来る。
これらの有機ジインシアネートのうち、シクロヘキシル
基を有するジイソシアネートを含んだ有機ジインシアネ
ートを用いたウレタン樹脂の場合に艮好な結果が得らj
、殊に、イソホロンジイソシアネートを言んだジインシ
アネートを用いたウレタン樹脂は磁性粉末の分散性及び
磁性層の表面平滑性が特に優れている。
ポリウレタン樹脂の人造に用いられる鎖延長剤としては
エチレングリコール、プロピレングリコール、/、4N
−フ゛タンジオール、1.乙−ヘキサンジオール、ネオ
にメチルグリコール、ペン゛タンジオール等のグリコー
ル、トリメチロールプロパン、グリセリン等の低分子ポ
リオール、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヒ
ドラジン、ピペラジン、インホロンジアミン等のジアミ
ンを用いることが出来る。
また鎖延長剤として前記のポリヒドロキシ化合物を使用
することも可能である。
不発明においてポリウレタン南脂を製造する際の溶媒と
しては、通常イソシアネート基に不活性なメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、
トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素溶剤、テトラヒ
ドロフラン等が用いられる。
ポリウレタン樹脂は常法に従って製造されるが、その際
の触媒としては通常のウレタン化反りし触媒であるスズ
系、鉄系、三級アミン系の触媒が用いられる。スズ系触
媒としてはジブチルチンジラウレート、ジオクチルチン
ジラウレート、ジブテルチンジオクトエート、スタナス
オクトエート等がある。鉄系触媒としては鉄アセチルア
セトネート、塩化第二鉄等がある。三級窒素系触媒とし
てはトリエチルアミン、トリエチレンジアミンがある。
磁気記録媒体の磁性層は結合剤、磁性粉、更に必要に応
じ、添加される谷成分全通当な有機溶剤と温材して、a
+性ケ料全満製し、非磁性支持体表面に塗布した伎、乾
燥することによって形成される。
結合剤としては、本発明で得られる熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂、架橋剤としての低分子量ポリイソシアネート化
合物の他に通常のバインダー成分として用いられる塩化
ビニル−heビニル共重合体、ニトロセルロース、エポ
キシ樹脂、フェノキシ樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂
等を混合して使用することも可能である。
低分子児ポリイソシア坏−ト化合物としてはインシアネ
ート基金−個以上有するインシアネート化合物のアダク
ト体(コ価又は3価の多価アルコールとのアダクト体、
−量体、3を体等のアダクト体、水とのアダクト体等)
が使用できる。
このような低分子量ポリイソシアネート化合物としては
、例えば、バイエル社製の商品名デエスモジュールし、
デエスモジュールN、S本ポリウレタン工業(剛製の商
品名コ0坏−トし、コロネートHL、三菱化成工業(剛
製のマイチックGP10!;A、、マイチックHvs1
gh(三菱化成工業株の登録商さ)などがある。
これらの低分子量ポリイソシアネート化合物は、結合剤
全1せの3〜50(車前)易の割合で使用される。
本発明の磁気記録媒体に使用される磁性粉としては、従
来より使用されている公知のものであり、例えば、r−
酸化鉄、コバルト被着r−酸化鉄、コバルトビーフ0γ
−酸化鉄、CrO2、合金磁性粉、メタル磁性粉等が挙
げられる。
また、磁気記録媒体の磁性層を形成させる際、必要に応
じ、通常使用されている各種の添加剤、例えば帯電防止
剤、カーボンブラック、潤滑剤。
非磁性無機顔料等を添加して使用することも出来る。
非磁性支持体としては、ポリエステル(例えば、ポリエ
チレンテレフタレート)、ポリアミド、ポリオレフィン
、セルロース誘導体、非磁性の金属、紙等が使用され、
その形状は、フィルム、テープ、シート、カード、ディ
スク等である。
なお、上記においては、本発明のポリウレタン樹脂を磁
気記録媒体の磁性層として使用する場合について説明し
たが、本発明のポリウレタン樹脂は、磁性層の他、磁気
記録媒体のいわゆるトップコートW1(磁性111の上
面層)、バックコート層(ベースフィルムの下面層)、
アンダーコート層(磁性J@とベースフィルムの中間層
)にも適用可能である。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に具体的に説明するが本発
明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定される
ものではない。
以下において、数平均分子骨は、ゲルハiエイジョンク
ロマトグラフィー法により測定した。カラムは、東洋曹
達社1pJG2000.2本、GJOOO/本およびG
’1000 を本を1更用し、テトラヒドロフランを溶
媒としてダOCでおこなった。分子量の校正はポリスチ
レンを使用して行なった。
実施例1 (1)  ポリウレタン樹脂−/の製造温度計、攪拌器
1滴下ロート、乾燥管付き冷却器を取付けた四つロフラ
スコに弘、ダーシフェニルメタンジイソシアネート10
0fおよびメチルイソブチルケトン4< qj pi仕
込み、内温をgo℃にして攪拌した。これにテレフタル
酸β−オキシエチルを開始剤としε−カプロラクトンを
開環重合して得られる数平均分子量tθ0のポリカグロ
ラクトンボリオールlコ0fと数平均分子骨jTjrO
の汎用の3官能ポリカグロラクトンボリオール(プラク
セル=θ5:ダイセル化学工業鯛、グラフセルは商標)
y109−を滴下した。滴下終了後go℃でユ時間加熱
反応を行ない、末端がインシアネート基であるプレポリ
マーを作った。引続きこの反応物に’+lI−ブタンジ
オールr、<z yとメチルイソブチルケトンt、i 
yとの混合溶液に滴下した。滴下終了後9θCて6時間
加熱反応を行ない、ポリウレタン樹脂−/を得た。反応
が終了したことは赤外吸収スペクトルで223;0(M
”−’のインシアネート基の吸収が消失したことによっ
て確認した。
(2)磁気記録媒体の製造 ポリウレタン樹脂−73θθ部 ニトロセルロース       110部(ダイセル化
学工業■製FM−soO)塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体     5o部(?I!気化学工業■製 100
QGKT)レシチン            10部カ
ーボンブラック        ito部CO含有γ−
F 6203        770部メチルエチルケ
トン      920部メチルイソブチルケトン  
  310部シクロヘキサノン       、ylO
F!A上記組成の混合物をサンドグラインドミル中で6
時間混練した後、架橋剤として低分子量ポリイソシアネ
ート、マイチックAD7!(三菱化成工業■製:TDI
とトリメチロールプロパン反応物、マイチックは商標)
50部を混合し、−過して磁性塗料を得た。
この磁性塗料をポリエチレンテレフタレートフィルム上
に乾燥後の膜厚がSμになるように塗布し、溶剤を熱風
乾燥機で除去した後、カレンダーにかけ表面を平滑にし
た。その後6θCで一≠時間加熱処理し磁気記録媒体金
得た。
得られた磁気記録媒体の磁性塗膜の表面反射率全測定し
た結果を表−7に示す。
実施例ユ (1)ポリウレタン樹脂−2の製造 実施例1と同様の装置にインホロンジイソシアネート/
//f、メチルイソブチルケトン707?およびシ゛1
ブチルチンジラウレート0.02 ≠7を仕込み、内1
1;12rocにして攪拌した。これにテレフタル酸β
−オキシエチルを開始剤とし、ε−カプロラクトンを開
環重合して得られる数平均分子ff(K 00のポリカ
プロラクトンポリオール3409−を滴下した。滴下終
了後10℃で2時間加熱反応を行ない、末端がインシア
ネート基であるプレポリマーを作った。引続きこの反応
物を数平均分子xbsoのポリテトラメチレンエーテル
グリコール3コ、jl、トリメチロールプロパン反応物
?、ジブチルチンジラウレートo、oox?とメチルイ
ソブチルケトン! 2.1 fとの混合溶液に滴下した
。滴下終了後qocで弘時間加熱反応を行ないポリウレ
タン樹脂−一を得た。
(2)磁気記録媒体の製造 実施例1のポリウレタン樹111i−/の代すにポリウ
レタン樹脂−ユを使用した以外は実施例/と同様にして
磁気記録媒体全製造した。
得られた磁気記録媒体の磁性塗膜の表面反射率全測定し
た結果を表−/に示す。
実施例3 (1)  ポリウレタン樹脂−3の製造実施例/と同様
の装置にテレフタル酸β−オキシエチルを開始剤としε
−カプロラクトンを開環重合して得られる数平均分子量
/ :100のポリカプロラクトンポリオール3001
、/、グーブタンジオール/g(i−、ジブチルチンジ
ラウレート0.0 / !; 54およびメチルイソブ
チルケトンA / Off仕込み、内温を50℃にして
攪拌した。これにインホロンジイソシアネートに9?を
滴下した。滴下終了(6qo℃で6時間加熱反応を行な
いポリウレタン樹脂−3を得た。
(2)磁気記録媒体の製造 実施例1のポリウレタン樹脂−/の代りにポリウレタン
樹脂−3を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
記録媒体を製造した。
得られた磁気記録媒体の磁性@膜の表面反射率全測定し
た結果を表−/に示す。
実施例亭 m  ポリウレタン樹脂−グの製造 実施例1と同(5)の装置にp 、 +′−ジフェニル
メタンジイソシアネート1asyおよびメチルイソブチ
ルケトン7μ09・を仕込み、内温をgQ℃にして攪拌
した。これにテレフタル酸β−オキシエチルを開始剤と
しε−カプロラクトンを開環重合して得られる数平均分
子量g o oのポリカプロラクトンポリオールダθ2
、数平均分子量にコOの汎用の=官能ポリカプロラクト
ンポリオール(プラクセルxog :ダイセル化学工業
製)3ユf%を面下した。滴下終了後gocで一時間加
熱反え。
を行ない、末端がインシアネート基であるブレボリマー
を作った。引続きこの反応物を分子量lIQθのボリプ
ロビレングリコールユθ?、トリメチロールプロパンコ
、コ?およびメチルインブチルケトン、33..39−
との混合溶液に滴下した。滴下終了後90℃で6時間加
熱反応を行ないポリウレタン樹脂−9を得た。
(2)磁気記録媒体の製造 実施例1のポリウレタン樹脂−/の代りにポリウレタン
樹脂−ダを使用した以外は実施例1と同様にして磁気記
録媒体を製造した。
得られた磁気記録媒体の磁性M膜の表面反射率を測定し
た結果を表−7に示す。
比較例1 ti+  ポリウレタン樹脂−5の製造実施例/と同様
の装置に7.q′−ジフェニルメタンジイソシアネート
1ooyおよびメチルイソブチルケトンu + o p
@仕込み、内温をgOcにして攪拌した。これに数平均
分子量SSOの汎用のユ官能ポリカプロラクトンポリオ
ール/9Jfを滴下した。滴下終了後ざOCでコ時間加
熱反応を行ない、末端がイソシアナート基であるプレポ
リマーを作った。
引続きこの反応物を/、!−ブタンジオール!r、<4
9−とメチルイソブチルケトンryとのi合法液に滴下
した。滴下終了後?。Cで6時間加熱反応を行ない、ポ
リウレタン樹脂−5全得た。
(2)磁気記録媒体の製造 実施例1のポリウレタン樹脂−7の代りにポリウレタン
樹脂−3を使用した以外は実施例/と同様にして磁気記
録媒体を製造した。
得らね、た磁気記録媒体の磁性塗膜の表面反射率を測定
した結果を表−7に示す。
比較例コ (1)  ポリウレタン樹脂−6の製造実施例1と同様
の装置にジフェニルメタンジイソシアナート1ooyお
よびシクロヘキサノング501を仕込み、内温をにOC
にして攪拌した。これに/、4t−ブタンジオールとア
ジピン酸からなる数平均分子−:alo o oのポリ
エステルジオール350fを滴下した。
滴下終了後rocで2時間加熱反応を行ない、末端がイ
ンシアナート基であるプレポリマーを作った。引続きこ
の反応物を/、F−ブタンジオール!、q2とメチルイ
ソブチルケトン、23.7fとの混合浴iK滴下した。
、滴下終了後90℃で6時間加熱反応を行ない、ポリウ
レタン樹脂を得た。
(2)磁気記録媒体の製造 実施例1のポリウレタン樹脂−7の代りにポリウレタン
樹脂−6を使用した以外は実施例/と同様にし7て磁気
記録媒体を製造した。
得られた磁気記録媒体の磁性塗膜の表面反射率を測定し
た結果を表−7に示す。
さらに、実施例1.λ1、?、ダ、比較例/、−で得ら
れたポリウレタン樹脂ioo部に架橋剤としてマイチッ
クAD75 11部を加えた溶液を塗布し、室温で30
分出1放置した後、tOCで9時間乾燥して得られた膜
厚約/θOμの硬化フィルムの機械的物性ならびに70
C1相対湿変9!壬の湿熱条件下でλ週間経過後の硬化
フィルムの機械的物性を測定した。
結果を表−コに示す。
※表面反射率: デジタル変角光沢針(スガ試験機■ 製)により光沢質(入射角lり0/受 光角ダso )を測定 表−コ ポリウレタン樹脂の物性 (※1)引張り試験 テンシロンにより測定 テストピース :長さ5O112IL、巾io調、厚さ
100μ測定環境:温度23℃、相対湿度60%(*2
)湿熱試験条件 恒温恒湿試験機使用 温度70℃、相対湿度9!斧、コ週間 表−7の結果より実施例7〜ダのポリウレタン樹脂を用
いた磁気記録媒体は光沢度が平均して高く、磁性粉の分
散性に優れているといえる。
また表−コの結果から実施例/〜qのポリウレタン樹脂
は弾性率、機械的強度が高く、耐湿熱性に優れているこ
とが分る。
〔発明の効果〕
本発明の磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂はポリイソシ
アネート化合物と前記の特定されたポリヒドロキシ化合
物との灰化・によって得られる樹脂で従来品に比べて弾
性率、機械的強度が高くかつ磁性粉の分散性磁性塗膜表
面の平滑性、耐湿熱性に優れた効果が認められるもので
おる。
出願人  三菱化成工業株式会社 代理人  弁理士 長谷用  − ほか/名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子内に2個以上の活性水素を有するポリヒドロ
    キシ化合物とポリイソシアネート化合物との反応で得ら
    れるポリウレタン樹脂において、該ポリヒドロキシ化合
    物としてテレフタル酸β−オキシエチルを開始剤として
    ε−カプロラクトンを重合して得られる、数平均分子量
    500〜5000のポリカプロラクトンポリオールを1
    0重量%以上含有するポリヒドロキシ化合物を使用する
    ことを特徴とする、磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂。
JP18118685A 1985-08-19 1985-08-19 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂 Pending JPS6242321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18118685A JPS6242321A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18118685A JPS6242321A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6242321A true JPS6242321A (ja) 1987-02-24

Family

ID=16096364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18118685A Pending JPS6242321A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6242321A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0059935B1 (en) Non-foamed thermoplastic polyurethane resin
JPS6118809B2 (ja)
JPS6242321A (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂
JP2579501B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂
JPS63135473A (ja) ポリウレタン樹脂系接着剤
JPH06279746A (ja) 磁気記録媒体用結合剤
JPH0551008B2 (ja)
JPS61168615A (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂
JP2880232B2 (ja) 磁気記録媒体用バインダー樹脂組成物
JPS61157516A (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂
JPS63139909A (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物
JPH0658736B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH0762321A (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン系バインダー及び磁気記録媒体
JPH038372B2 (ja)
JPH0733424B2 (ja) 磁気記録媒体用結合剤
JP2579501C (ja)
JPH0236213A (ja) ポリウレタン樹脂及びその製造方法
JPH0570545A (ja) ポリウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂組成物、磁気記録媒体の結合剤およびそれを用いた磁気記録媒体
JPH0676265A (ja) 磁気記録媒体用結合剤
JPS58108031A (ja) 磁気記録媒体
JPH04344319A (ja) 磁気記録媒体用バインダーおよびそれを配合した磁性塗料
JPH0457816A (ja) 磁気記録媒体の結合剤及びその磁気記録媒体
KR930007873B1 (ko) 자기테이프용 우레탄 수지의 제조방법
JP3031377B1 (ja) 磁気記録媒体用バインダ―及びこれを用いた磁気記録媒体
JP3292252B2 (ja) 磁気記録媒体の結合剤用ポリウレタン樹脂組成物および磁気記録媒体の結合剤