JPS6242270Y2 - - Google Patents

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JPS6242270Y2
JPS6242270Y2 JP1984135221U JP13522184U JPS6242270Y2 JP S6242270 Y2 JPS6242270 Y2 JP S6242270Y2 JP 1984135221 U JP1984135221 U JP 1984135221U JP 13522184 U JP13522184 U JP 13522184U JP S6242270 Y2 JPS6242270 Y2 JP S6242270Y2
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JP
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exhaust pipe
opening
cap body
cap
tank
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JP1984135221U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は落差式石油ストーブ用のタンク等の
キヤツプに関する。
[従来の技術] 従来、この種のキヤツプは、第2図で示すよう
に、キヤツプ本体1の頭部2の中央に開口部3が
形成されており、このキヤツプ本体1内には、こ
の開口部3を開閉するバルブ4がスプリング5に
より閉方向に付勢させて設けられている。かかる
キヤツプを給油口部6に螺着するタンク7に灯油
を入れる場合、タンク7をその給油口部を上側に
して床に置き、キヤツプを外して行う。
[考案が解決しようとする問題点] 上記、従来のキヤツプを有するタンクに灯油を
入れる場合にあつては、キヤツプを給油口部5か
ら取り外して行うが、このとき、キヤツプは常に
灯油でぬれた状態にあるので、手に灯油が付いて
しまい不快な思いをする。また、灯油を入れたあ
と給油口部5へのキヤツプの取り付けが不完全で
あると、キヤツプ側を下に向けてストーブに収納
するとき、キヤツプの部分から灯油が漏れたり、
或は給油口部5からキヤツプが外れ思わぬ事故を
引き起す場合がある。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記問題点を解決することを目的と
するものであつて、タンクの給油口部からキヤツ
プを外さないでタンク内に灯油を入れられるよう
にした石油ストーブ用タンク等の給油口キヤツプ
を提供するものである。
即ち、この考案は、タンクの給油口部に螺着す
る帽冠体状のキヤツプであつて、キヤツプ本体の
頭部中央に開口部を形成し、このキヤツプ本体内
には、前記開口部より大径の支持筒体を嵌合し、
この支持筒体の開口部内に前記キヤツプ本体の開
口部を位置させるように支持筒体の一部開口端を
キヤツプ本体の頭部内面に固着し、支持筒体内に
は、一開口端側内外周にフランジ部を設けた排気
筒を軸方向に移動自在に遊嵌合し、そして支持筒
体と排気筒との間に弾装したスプリングにより排
気筒を付勢して排気筒の外周に設けたフランジ部
を前記キヤツプ本体の頭部の内面に圧接させ、更
に排気筒内にはこの排気筒のキヤツプ本体側の開
口部を開閉するバルブを設け、このバルブをスプ
リングにより排気筒の内周に設けたフランジ部に
圧接させたことを特徴とするものである。
[作用] キヤツプ本体の頭部開口部は、通常この頭部内
面にスプリングにより付勢され圧接している排気
筒の外周に設けられたフランジ部と、排気筒内周
に設けられたフランジ部の内面にスプリングによ
り付勢され圧接しているバルブにより閉じられた
状態にある。かかるキヤツプ本体の外方から排気
筒をスプリングの弾発に抗して内方に押圧移動さ
せると、排気筒の外周に設けてあるフランジ部が
キヤツプ本体の頭部内面から離反し、この結果頭
部開口部が開いて支持筒体と排気筒との間を通つ
てキヤツプ本体を螺着したタンク内外が連通す
る。また、排気筒内のバルブをスプリングの弾発
に抗して内方に押圧移動させると、バルブが排気
筒の内周に設けたフランジ部から離反し、排気筒
のキヤツプ本体側の開口部が開き、排気筒内を通
してタンク内外が連通する。
しかして、排気筒及びバルブを内方に押圧して
キヤツプ本体の頭部の開口部を開き、支持筒体と
排気筒との間からタンク内に灯油を入れ、一方排
気筒内を通してタンク内の空気を排出でき、タン
ク内にキヤツプ本体を螺着したままの状態でタン
ク内へ灯油を入れることが可能となる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明するが、この考案は実施例に限定されるも
のではない。
図面において、8はタンク、9はタンク8の給
油口部、10は給油口部9に螺着する帽冠体状の
キヤツプ本体であり、このキヤツプ本体10の頭
部11の中央には開口部12が形成されている。
13はキヤツプ本体10内に嵌合された支持筒体
で、この支持筒体13は前記開口部12よりも大
径となつており、そしてこの支持筒体13の開口
部14内に前記キヤツプ本体10の頭部11に形
成された開口部12を位置させるようにして、支
持筒体13の一開口端がキヤツプ本体10の頭部
11内面に固着されている。15は支持筒体13
の周壁の一部に形成された支持筒体13内外を連
通させる連通口である。16は支持筒体13内
に、軸方向に移動自在に嵌合した排気筒であり、
この排気筒16のキヤツプ本体10側の開口端側
の内外周にフランジ部17,18が形成されてお
り、この外周のフランジ部17は支持筒体13と
排気筒16との間に弾装されたスプリング19に
より付勢され前記キヤツプ本体10の頭部11の
内面に圧接されている。20はフランジ部17に
設けられたシール材である。21は排気筒16の
キヤツプ本体10側の開口部22の開閉を行うた
めに排気筒16内に設けられたバルブであり、こ
のバルブ21は排気筒16内に弾装したスプリン
グ23により付勢され、排気筒16の内周に設け
られているフランジ部18に圧接されている。2
4はバルブ21に設けたシール材である。25は
キヤツプ本体10の頭部11内面に設けたシール
材である。
上記実施例に示すキヤツプにあつては、キヤツ
プ本体10の頭部11の開口部12は、通常の状
態で、頭部11の内面にスプリング19により付
勢されて圧接している排気筒16の外周に設けら
れたフランジ部17と、排気筒16内周に設けら
れたフランジ部18の内面にスプリング23によ
り付勢されて圧接しているバルブ21により閉じ
られている。
かかるキヤツプ本体10の外方から排気筒16
をスプリング19の弾発に抗して内方に押圧移動
させると、排気筒16の外周に設けてあるフラン
ジ部17がキヤツプ本体10の頭部11内面から
離反し、この結果、頭部11の開口部12が開い
て、支持筒体13と排気筒16との間を通り、そ
して支持筒体13に形成された連通口15を通つ
てキヤツプ本体10を螺着したタンク8の内外が
連通する。また、排気筒16内のバルブ21をス
プリング23の弾発に抗して内方に押圧移動させ
ると、バルブ21が排気筒16の内周に設けたフ
ランジ部18から離反し、排気筒16のキヤツプ
本体10側の開口部22が開き、排気筒16内を
通してタンク8の内外が連通する。しかして、排
気筒16及びバルブ21を内方に押圧してキヤツ
プ本体10の頭部11の開口部12を開き、支持
筒体13と排気筒16との間からタンク8内に灯
油を入れ、一方、排気筒16内を通してタンク8
内の空気を排出でき、タンク8にキヤツプ本体1
0を螺着したままの状態でタンク8内に灯油を入
れることが可能となる。
第3図は、この考案に係るキヤツプを螺着した
タンク内に、灯油を入れるのに使用するポンプを
示し、このポンプは次の構成らなつている。図面
において26は灯油収納タンク27に差し込み、
そして上部開口部を灯油の排出口28とした吸込
管であり、この吸込管26の排出口28には、前
記キヤツプ本体10を内部に受けるキヤツプ受部
29が設けられており、キヤツプ受部29の内
面、即ちキヤツプ本体10の頭部11の外面に当
接する面にはシール材30が設けられてる。31
は前記吸込管26内に設けられ、その一端を吸込
管26の排出口28から突出させ、他端を吸込管
26の適所から吸込管26外へ開口させた吸気管
で、この吸気管31の前記突出端部は、前記キヤ
ツプ本体10のバルブ21を内方へ押圧するバル
ブ押圧部32となり、また吸気管31の前記突出
端部付近の外周には排気筒16の内周に設けられ
たフランジ部18に当接し、排気筒16を内方へ
押圧する押圧用フランジ部33が設けらている。
この押圧用フランジ部33の押圧面にはシール材
34が設けられている。35は吸気管31の突出
端部に形成された連通口で、排気筒16内と吸気
管31とを連通するようになつている。36はそ
の一端開口部が前記吸込管28の適所から外方へ
開口している吸気管31の該開口部に接続してあ
り、他端開口部には蛇腹筒からなる圧縮復元自在
の作動筒37を接続させた接続管である。この接
続管36には吸込管26に接近して排気管38が
連設してある。39は吸気管31と接続管36と
の接続部に設けた吸気弁、40は排気管38に設
けた排気弁である。
次に、このポンプを使用してタンク8内に灯油
を入れる場合について説明すると、第4図に示す
ように、ポンプの吸込管26と排気管38を灯油
収納タンク27に差し込む。次に、タンク8の給
油口部9を下に向けた状態のままで、キヤツプ本
体10をポンプのキヤツプ受部29に装着する。
すると、吸込管26の排出口28から突出してい
る吸気管31の端部であるバルブ押圧部32が、
排気筒16の開口部22を閉じているバルブ21
を内方へ押圧して開口部22を開く、しかして排
気筒16内と吸気管31内とが連通する。同時
に、前記吸気管31の外周に設けられた押圧用フ
ランジ部33が、排気筒16の内周に設けられた
フランジ部18に当接して排気筒16を内方に押
圧することにより、排気筒16の外周に設けられ
ており、キヤツプ本体10の頭部11の内面に当
接しているフランジ部17を頭部11の内面から
離反させる。しかしてキヤツプ本体10の開口部
12が開き、タンク8内と吸込管26の排出口2
8とは支持筒体13と排気筒16との間を通して
連通された状態となる。
そこで、作動筒37を圧縮すると、作動筒37
内の空気は吸気弁39によつて吸気管31への流
れが阻止され、排気管38から排出される。次に
作動筒37の圧縮を解放すると、作動筒37は膨
張即ち元の状態に復帰し、このとき空気を吸い込
むが、排気管38の排気弁40により排気管38
からの空気の流入が阻止されるので、この結果、
吸気管31を通してタンク8内の空気が吸い込ま
れる。タンク8内の空気が作動筒37により吸い
込まれそして排気管38から排出される結果、タ
ンク8内は負圧になり、灯油収納タンク27内の
灯油は吸込管26からタンク8内に吸い込まれ
る。そこで前記作動筒37の圧縮、解放を繰返す
ことによりタンク8内にはどんどん灯油が流入
し、タンク8の中に灯油が一定量満たされると、
タンク8内の灯油は吸気管31を通つてタンク8
外へ流れ出し、排気管38から灯油収納タンク2
7内に排出される。これをみることにより、タン
ク8内に灯油が十分に入つたことを確認したら、
作動筒37の圧縮、解放作動を止め、そしてタン
ク8を持ち上げ、ポンプから引き離す。タンク8
をポンプから外すとポンプの吸気管31の端部で
あるバルブ押圧部32によるバルブ21の押圧及
び吸気管31の外周に設けた押圧用フランジ部3
3による排気筒16の押圧が解放され、その結
果、キヤツプ本体10の頭部11の開口部12は
通常の状態に戻り閉じられ、灯油はタンク8内に
保持される。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば落下式石油ス
トーブ用のタンク等に灯油を入れるに際し、タン
クの給油口部に螺着したキヤツプを外さないで灯
油を入れることができるので、従来のように、タ
ンクに灯油を入れるとき手に灯油が付いて不快な
思いをすることが無くなり、また、給油口部から
の灯油の漏れや給油口部からのキヤツプの外れと
いつたことが確実に解消されるので安全性が高い
といつたこと等、石油ストーブ用タンク等の給油
口キヤツプとして優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図は従来のキヤツプを示す縦断面図、第3図
はこの考案に係るキヤツプを使用したタンクに給
油する場合に使用されるポンプを示す縦断面図、
第4図は第3図に示すポンプによりタンク内に給
油する状態を示す縦断側面図である。 8……タンク、9……給油口部、10……キヤ
ツプ本体、11……頭部、12……開口部、13
……支持筒体、14……開口部、16……排気
筒、17……フランジ部、18……フランジ部、
19……スプリング、21……バルブ、22……
開口部、23……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンクの給油口部に螺着する帽冠体状のキヤツ
    プであつて、キヤツプ本体の頭部中央に開口部を
    形成し、このキヤツプ本体内には、前記開口部よ
    り大径の支持筒体を嵌合し、この支持筒体の開口
    部内に前記キヤツプ本体の開口部を位置させるよ
    うに支持筒体の一部開口端をキヤツプ本体の頭部
    内面に固着し、支持筒体内には、一開口端側内外
    周にフランジ部を設けた排気筒を軸方向に移動自
    在に遊嵌合し、そして支持筒体と排気筒との間に
    弾装したスプリングにより排気筒を付勢して排気
    筒の外周に設けたフランジ部を前記キヤツプ本体
    の頭部の内面に圧接させ、更に排気筒内にはこの
    排気筒のキヤツプ本体側の開口部を開閉するバル
    ブを設け、このバルブをスプリングにより排気筒
    の内周に設けたフランジ部に圧接させてなる石油
    ストーブ用タンク等の給油口キヤツプ。
JP1984135221U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPS6242270Y2 (ja)

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JPS6153642U JPS6153642U (ja) 1986-04-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2595557B2 (ja) * 1987-09-04 1997-04-02 松下電器産業株式会社 給油装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216592A (ja) * 1982-05-26 1983-12-16 三菱電機株式会社 液体タンクへの液体注入装置

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JPS58216592A (ja) * 1982-05-26 1983-12-16 三菱電機株式会社 液体タンクへの液体注入装置

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