JPS6242251B2 - - Google Patents
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- JPS6242251B2 JPS6242251B2 JP55107900A JP10790080A JPS6242251B2 JP S6242251 B2 JPS6242251 B2 JP S6242251B2 JP 55107900 A JP55107900 A JP 55107900A JP 10790080 A JP10790080 A JP 10790080A JP S6242251 B2 JPS6242251 B2 JP S6242251B2
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- JP
- Japan
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- focus
- gate
- signal
- output
- flip
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- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 34
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004091 panning Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/30—Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
- G02B7/32—Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシネカメラ等に用いられ、連続したピ
ント調整を自動的に行うべくレンズを変位させる
ための合焦制御装置に係り、特に無限焦点の判別
による無用なレンズ変位の防止対策に関する。
ント調整を自動的に行うべくレンズを変位させる
ための合焦制御装置に係り、特に無限焦点の判別
による無用なレンズ変位の防止対策に関する。
一般に、シネカメラ等における自動焦点調節装
置は、撮影用レンズの繰出し量に連動して変位す
る一対の測距素子を有し、被写体からの反射光が
一対の測距素子に均等に入射することによりピン
ト合致と判別し、どちらかの測距素子に偏つて入
射することにより、前ピンか後ピンかによるピン
ボケ状態であると判別する。そしてその結果によ
り撮影用のレンズを合焦方向に移動させている。
このような場合、測距素子による微弱信号のSN
比(信号対雑音の比)を向上させるため、その信
号の積分操作を行つている。そして積分が完了す
るまでの間、レンズを移動させるモータは、前回
の積分結果に基づいて制御する。
置は、撮影用レンズの繰出し量に連動して変位す
る一対の測距素子を有し、被写体からの反射光が
一対の測距素子に均等に入射することによりピン
ト合致と判別し、どちらかの測距素子に偏つて入
射することにより、前ピンか後ピンかによるピン
ボケ状態であると判別する。そしてその結果によ
り撮影用のレンズを合焦方向に移動させている。
このような場合、測距素子による微弱信号のSN
比(信号対雑音の比)を向上させるため、その信
号の積分操作を行つている。そして積分が完了す
るまでの間、レンズを移動させるモータは、前回
の積分結果に基づいて制御する。
ところで、上述のようなアクテイブ(能動)形
の自動焦点調節装置では、被写体が無限遠方に存
在する場合、被写体で反射されて測距素子に入射
する信号はほとんどなくなるので、この場合、当
然上記積分は不能になる。この点を考慮して、従
来は積分不能時にレンズのピント位置を無限遠方
撮影状態に変位させていた。しかし、このように
すると、第5図で示すように被写体が近距離に存
在しても所定の測距位置に背景(空、山、雲な
ど)が入ると、被写体はピンボケになつてしま
う。また測距用光束などが被写体で完全に吸収さ
れれば、同様に積分不能になり、被写体はピンボ
ケになる。更に第4図で示すごときパンニングを
行う場合、各人物と背景とにピント合致点がいち
いち変化し、見苦しい画面となる。
の自動焦点調節装置では、被写体が無限遠方に存
在する場合、被写体で反射されて測距素子に入射
する信号はほとんどなくなるので、この場合、当
然上記積分は不能になる。この点を考慮して、従
来は積分不能時にレンズのピント位置を無限遠方
撮影状態に変位させていた。しかし、このように
すると、第5図で示すように被写体が近距離に存
在しても所定の測距位置に背景(空、山、雲な
ど)が入ると、被写体はピンボケになつてしま
う。また測距用光束などが被写体で完全に吸収さ
れれば、同様に積分不能になり、被写体はピンボ
ケになる。更に第4図で示すごときパンニングを
行う場合、各人物と背景とにピント合致点がいち
いち変化し、見苦しい画面となる。
本発明の目的は、ピントが完全に一致しなくと
もボケ画像と認識されないピント許容範囲内か否
かを判別して記憶すると共に、ピント合致のため
のレンズ移動方向を判別して記憶し、これら2つ
の記憶を適正な積分が行われるたびに更新し、積
分不能時は上記記憶内容から一定の条件の場合の
み無限遠方撮影位置へのレンズ移動を行わせるこ
とにより、無限焦点への無用なレンズの移動を防
止し、ピンボケやピント合致点のひんぱんな変化
による見苦しい画面を生じることのない合焦制御
装置を提供することにある。
もボケ画像と認識されないピント許容範囲内か否
かを判別して記憶すると共に、ピント合致のため
のレンズ移動方向を判別して記憶し、これら2つ
の記憶を適正な積分が行われるたびに更新し、積
分不能時は上記記憶内容から一定の条件の場合の
み無限遠方撮影位置へのレンズ移動を行わせるこ
とにより、無限焦点への無用なレンズの移動を防
止し、ピンボケやピント合致点のひんぱんな変化
による見苦しい画面を生じることのない合焦制御
装置を提供することにある。
以下本発明を図面に示す一実施例を参照して説
明する。先ず、本発明が適用される測距方式のピ
ント合致判別原理を第1図により説明する。図に
おいて、VA,VBは共に測距素子からの信号を積
分した積分値で、このうちVAは前ピンのとき大
きな出力が得られる系統の積分値、またVBは後
ピンのとき大きな出力が得られる系統の積分値で
ある。これら積分値VA,VBの大きな方(図では
VA)が所定の閾値VHに達した時点で小さな方
(図ではVB)が所定の低い閾値VLに達していれ
ばピント許容範囲内にあり、達していなければピ
ント許容範囲外、つまりピンボケと判別する。そ
して2つの積分値VA,VBが一致する方向、すな
わちこの場合は積分値VBを高める方向にレンズ
を変位させる。また上述した新たな積分結果によ
り、レンズの変位方向とスピードが決定されるま
でのt秒間は前回の積分結果による方向及びスピ
ードでレンズを変位させる。
明する。先ず、本発明が適用される測距方式のピ
ント合致判別原理を第1図により説明する。図に
おいて、VA,VBは共に測距素子からの信号を積
分した積分値で、このうちVAは前ピンのとき大
きな出力が得られる系統の積分値、またVBは後
ピンのとき大きな出力が得られる系統の積分値で
ある。これら積分値VA,VBの大きな方(図では
VA)が所定の閾値VHに達した時点で小さな方
(図ではVB)が所定の低い閾値VLに達していれ
ばピント許容範囲内にあり、達していなければピ
ント許容範囲外、つまりピンボケと判別する。そ
して2つの積分値VA,VBが一致する方向、すな
わちこの場合は積分値VBを高める方向にレンズ
を変位させる。また上述した新たな積分結果によ
り、レンズの変位方向とスピードが決定されるま
でのt秒間は前回の積分結果による方向及びスピ
ードでレンズを変位させる。
次に第2図により具体的な合焦制御装置を説明
する。図において、11,12は測距素子で、被
写体で反射する発光素子10からの測距用光束を
受け、その入射量に応じた電気信号を生じる。こ
こで、測距素子11は前ピンのとき入射量が大き
く、また測距素子12は後ピンのとき入射量が大
きくなる。13,14は共に積分回路で、対応す
る測距素子11,12からの信号を積分し、積分
値VA,VBを出力する。16は2つの積分値V
A,VBを高低2つの閾値VH,VLとそれぞれ比較
させる比較器群で、積分値VAと閾値VHとの比較
器17、積分値VBと閾値VHとの比較器18、積
分値VAと閾値VLとの比較器19、積分値VBと
閾値VLとの比較器20を有する。
する。図において、11,12は測距素子で、被
写体で反射する発光素子10からの測距用光束を
受け、その入射量に応じた電気信号を生じる。こ
こで、測距素子11は前ピンのとき入射量が大き
く、また測距素子12は後ピンのとき入射量が大
きくなる。13,14は共に積分回路で、対応す
る測距素子11,12からの信号を積分し、積分
値VA,VBを出力する。16は2つの積分値V
A,VBを高低2つの閾値VH,VLとそれぞれ比較
させる比較器群で、積分値VAと閾値VHとの比較
器17、積分値VBと閾値VHとの比較器18、積
分値VAと閾値VLとの比較器19、積分値VBと
閾値VLとの比較器20を有する。
25は方向判別記憶部で、上記比較器17,1
8からの出力信号V1またはV2を受けることによ
り、図示しない撮影レンズの移動方向、いいかえ
れば前ピンか後ピンかを判別すると共にその結果
を記憶するものである。ここで、比較器17の出
力信号V1は前記積分値がVA>VBのとき、すな
わち前ピンのとき生じるもので、オアゲート26
を介してDフリツプフロツプ27の入力端子Dに
加わる。また上記出力信号V1はオアゲート28
を介してSRフリツプフロツプ29のセツト端子
Sに加わる。このSRフリツプフロツプ29のリ
セツト端子Rは前記比較器18の出力端と接続し
ており、前記積分値が(VA<VB)のとき、すな
わち後ピンの場合生じる出力信号V2を受ける。
従つてこのSRフリツプフロツプ29は出力信号
V1またはV2のいずれか、すなわち前ピンか後ピ
ンかを記憶する。また前記出力信号V2はもう一
方のDフリツプフロツプ30の入力端子Dにも加
わる。オアゲート31は上記Dフリツプフロツプ
27,30にトリガ信号を与えるもので、その入
力端は前記比較器17,18の出力端と接続す
る。また出力端はオアゲート32、遅延回路33
を介して両Dフリツプフロツプ27,30のトリ
ガ端子Tに接続する。従つて前記比較器17,1
8のいずれかから出力信号V1またはV2が生じる
ことにより、一定の時間遅れ後Dフリツプフロツ
プ27,30をトリガし、出力信号Q4またはQ3
を生じさせる。
8からの出力信号V1またはV2を受けることによ
り、図示しない撮影レンズの移動方向、いいかえ
れば前ピンか後ピンかを判別すると共にその結果
を記憶するものである。ここで、比較器17の出
力信号V1は前記積分値がVA>VBのとき、すな
わち前ピンのとき生じるもので、オアゲート26
を介してDフリツプフロツプ27の入力端子Dに
加わる。また上記出力信号V1はオアゲート28
を介してSRフリツプフロツプ29のセツト端子
Sに加わる。このSRフリツプフロツプ29のリ
セツト端子Rは前記比較器18の出力端と接続し
ており、前記積分値が(VA<VB)のとき、すな
わち後ピンの場合生じる出力信号V2を受ける。
従つてこのSRフリツプフロツプ29は出力信号
V1またはV2のいずれか、すなわち前ピンか後ピ
ンかを記憶する。また前記出力信号V2はもう一
方のDフリツプフロツプ30の入力端子Dにも加
わる。オアゲート31は上記Dフリツプフロツプ
27,30にトリガ信号を与えるもので、その入
力端は前記比較器17,18の出力端と接続す
る。また出力端はオアゲート32、遅延回路33
を介して両Dフリツプフロツプ27,30のトリ
ガ端子Tに接続する。従つて前記比較器17,1
8のいずれかから出力信号V1またはV2が生じる
ことにより、一定の時間遅れ後Dフリツプフロツ
プ27,30をトリガし、出力信号Q4またはQ3
を生じさせる。
上記Dフリツプフロツプ27,30はレンズ移
動用モータ35のスイツチング回路36に方向信
号を与えるもので、前ピンの場合出力される出力
信号Q4は、図示しないレンズの焦点を遠ざける
方向(例えば正転方向)にモータ35を回転させ
るべく、方向端子(far)に入力される。また後
ピンの場合出力される出力信号Q3はレンズの焦
点を近づける方向(例えば逆転方向)にモータ3
5を回転させるべく方向端子(near)に入力され
る。
動用モータ35のスイツチング回路36に方向信
号を与えるもので、前ピンの場合出力される出力
信号Q4は、図示しないレンズの焦点を遠ざける
方向(例えば正転方向)にモータ35を回転させ
るべく、方向端子(far)に入力される。また後
ピンの場合出力される出力信号Q3はレンズの焦
点を近づける方向(例えば逆転方向)にモータ3
5を回転させるべく方向端子(near)に入力され
る。
40はピント許容範囲判別記憶部で、アンドゲ
ート41及びDフリツプフロツプ42を有する。
上記アンドゲート41はその入力端を比較器1
9,20の出力端に接続しており、ピント許容範
囲内のとき生じる上記両比較器19,20の出力
信号V3及びV4を受けてオン動作する。Dフリツ
プフロツプ42は、その入力端子Dを上記アンド
ゲート41の出力端に接続しており、後述するト
リガ信号を受けることにより、アンドゲート41
の出力状態を記憶する。すなわち、アンドゲート
41が前述のようにオン状態であれば、ピント許
容範囲内であることを記憶し、オフ状態であれ
ば、ピント許容範囲外であることを記憶する。ま
たこのDフリツプフロツプ42のトリガ端子T
は、前記オアゲート31の出力端に接続してお
り、前記出力信号V1またはV2が生じるごとにト
リガされる。ここで、Dフリツプフロツプ42の
出力回路は、反転出力2が生じるよう構成して
あるので、上記トリガ時、入力端子Dに信号が入
力されていない場合、すなわちピント許容範囲外
の場合のみ反転出力2を生じる。
ート41及びDフリツプフロツプ42を有する。
上記アンドゲート41はその入力端を比較器1
9,20の出力端に接続しており、ピント許容範
囲内のとき生じる上記両比較器19,20の出力
信号V3及びV4を受けてオン動作する。Dフリツ
プフロツプ42は、その入力端子Dを上記アンド
ゲート41の出力端に接続しており、後述するト
リガ信号を受けることにより、アンドゲート41
の出力状態を記憶する。すなわち、アンドゲート
41が前述のようにオン状態であれば、ピント許
容範囲内であることを記憶し、オフ状態であれ
ば、ピント許容範囲外であることを記憶する。ま
たこのDフリツプフロツプ42のトリガ端子T
は、前記オアゲート31の出力端に接続してお
り、前記出力信号V1またはV2が生じるごとにト
リガされる。ここで、Dフリツプフロツプ42の
出力回路は、反転出力2が生じるよう構成して
あるので、上記トリガ時、入力端子Dに信号が入
力されていない場合、すなわちピント許容範囲外
の場合のみ反転出力2を生じる。
45は前記積分の最長時間を規制する計時回路
で、タイミング回路46からの信号により、前記
積分回路13,14の積分開始と同期して計時を
開始する。この計時回路45の出力端は、後述す
る無限焦点判別部50を構成するアンドゲート5
1の一方の入力端に接続しており、前述した積分
不能により所定の最長積分時間を計時したことに
よつて生じる出力信号をこのアンドゲート51の
一方の入力要素として加える。またこの計時回路
45の出力端は前記オアゲート32の他方の入力
端にも接続する。従つて最長積分時間計時による
出力は、遅延回路33を介して前記Dフリツプフ
ロツプ27,30のトリガ信号となる。また上記
オアゲート32の出力端はタイミング回路46に
接続しており、上記最長積分時間計時による出力
は、タイミング回路46を介して積分回路13,
14に対する積分停止信号及び計時回路45に対
する計時解除信号となる。ここで、上記オアゲー
ト32は、2系統の積分値VA,VBのどちらかが
閾値VHに達し、出力信号V1またはV2が生じれば
オン状態になる。従つて前記計時回路45が最長
積分時間を計時しなくとも、上記状態になればタ
イミング回路46を介して積分停止及び計時解除
信号が生じる。
で、タイミング回路46からの信号により、前記
積分回路13,14の積分開始と同期して計時を
開始する。この計時回路45の出力端は、後述す
る無限焦点判別部50を構成するアンドゲート5
1の一方の入力端に接続しており、前述した積分
不能により所定の最長積分時間を計時したことに
よつて生じる出力信号をこのアンドゲート51の
一方の入力要素として加える。またこの計時回路
45の出力端は前記オアゲート32の他方の入力
端にも接続する。従つて最長積分時間計時による
出力は、遅延回路33を介して前記Dフリツプフ
ロツプ27,30のトリガ信号となる。また上記
オアゲート32の出力端はタイミング回路46に
接続しており、上記最長積分時間計時による出力
は、タイミング回路46を介して積分回路13,
14に対する積分停止信号及び計時回路45に対
する計時解除信号となる。ここで、上記オアゲー
ト32は、2系統の積分値VA,VBのどちらかが
閾値VHに達し、出力信号V1またはV2が生じれば
オン状態になる。従つて前記計時回路45が最長
積分時間を計時しなくとも、上記状態になればタ
イミング回路46を介して積分停止及び計時解除
信号が生じる。
上記タイミング回路46は、合焦指令装置(例
えばスタートボタン)47による開始信号を受
け、以下周期的に積分回路13,14への積分指
令、計時回路45への計時指令、発光素子10へ
の発光指令を生じる。もちろん、前述のようにオ
アゲート32の出力信号により、これらの停止ま
たは解除信号を生じる。また上記合焦指令装置4
7は遅延回路48及び前記オアゲート28を介し
てSRフリツプフロツプ29のセツト端子Sに接
続している。従つて合焦動作の開始信号は、上記
SRフリツプフロツプ29のセツト端子Sに加わ
るので、合焦動作の開始時、方向判別記憶部25
は上記SRフリツプフロツプ29により、強制的
に前ピン状態を記憶する。
えばスタートボタン)47による開始信号を受
け、以下周期的に積分回路13,14への積分指
令、計時回路45への計時指令、発光素子10へ
の発光指令を生じる。もちろん、前述のようにオ
アゲート32の出力信号により、これらの停止ま
たは解除信号を生じる。また上記合焦指令装置4
7は遅延回路48及び前記オアゲート28を介し
てSRフリツプフロツプ29のセツト端子Sに接
続している。従つて合焦動作の開始信号は、上記
SRフリツプフロツプ29のセツト端子Sに加わ
るので、合焦動作の開始時、方向判別記憶部25
は上記SRフリツプフロツプ29により、強制的
に前ピン状態を記憶する。
前記無限焦点判別部50は2個のアンドゲート
51,52を有する。ここで、アンドゲート51
は、一方の入力端を前述のように計時回路45の
出力端に接続し、他方の入力端はDフリツプフロ
ツプ42の反転出力2用端子に接続する。従つ
てこのアンドゲート51は、計時回路45が積分
不能により最長積分時間を計時し、かつピント許
容範囲判別記憶部40がピント許容範囲外を記憶
していることによりオン状態となる。アンドゲー
ト52は一方の入力端がSRフリツプフロツプ2
9の出力Q1用端子に接続し、他方の入力端は上
記アンドゲート51の出力端に接続する。またこ
のアンドゲート52の出力端は前記オアゲート2
6の他方の入力端に接続する。従つてアンドゲー
ト52は前記アンドゲート51の条件に加えて方
向判別記憶部25が前ピン状態を記憶しているこ
とによりオン状態となる。そしてその出力信号は
オアゲート26を介してDフリツプフロツプ27
の入力端子Dに入力される。
51,52を有する。ここで、アンドゲート51
は、一方の入力端を前述のように計時回路45の
出力端に接続し、他方の入力端はDフリツプフロ
ツプ42の反転出力2用端子に接続する。従つ
てこのアンドゲート51は、計時回路45が積分
不能により最長積分時間を計時し、かつピント許
容範囲判別記憶部40がピント許容範囲外を記憶
していることによりオン状態となる。アンドゲー
ト52は一方の入力端がSRフリツプフロツプ2
9の出力Q1用端子に接続し、他方の入力端は上
記アンドゲート51の出力端に接続する。またこ
のアンドゲート52の出力端は前記オアゲート2
6の他方の入力端に接続する。従つてアンドゲー
ト52は前記アンドゲート51の条件に加えて方
向判別記憶部25が前ピン状態を記憶しているこ
とによりオン状態となる。そしてその出力信号は
オアゲート26を介してDフリツプフロツプ27
の入力端子Dに入力される。
55はパルス幅決定回路で、2系統の積分値V
A,VBを入力し、これらのレベル差に応じたパル
ス幅を決定し記憶する。この記憶は前記オアゲー
ト31からの信号が入力される都度新たな積分値
VA,VBに対応したパルス幅に書きかえられる。
また前記計時回路45からの信号が入力された場
合は、それ以前の値を維持する。このように記憶
されピントのずれに応じて順次書きかえられるパ
ルス幅は、前記スイツチング回路36に出力さ
れ、モータ35への通電時間を制御する。すなわ
ち、積分値VA,VBのレベル差が大きくピントの
ずれが大きいと、パルス幅が大きくなり、モータ
35に対する通電時間を長くし、スピードを早め
る。積分値VA,VBのレベル差が小さい場合は、
反対にモータ35への通電時間を短くしてモータ
スピードを遅くする。
A,VBを入力し、これらのレベル差に応じたパル
ス幅を決定し記憶する。この記憶は前記オアゲー
ト31からの信号が入力される都度新たな積分値
VA,VBに対応したパルス幅に書きかえられる。
また前記計時回路45からの信号が入力された場
合は、それ以前の値を維持する。このように記憶
されピントのずれに応じて順次書きかえられるパ
ルス幅は、前記スイツチング回路36に出力さ
れ、モータ35への通電時間を制御する。すなわ
ち、積分値VA,VBのレベル差が大きくピントの
ずれが大きいと、パルス幅が大きくなり、モータ
35に対する通電時間を長くし、スピードを早め
る。積分値VA,VBのレベル差が小さい場合は、
反対にモータ35への通電時間を短くしてモータ
スピードを遅くする。
次に作用を説明する。始めに比較的近距離の被
写体を捕えて積分動作が正常に行われる場合を説
明する。合焦指令装置47による開始信号により
タイミング回路46を介して発光素子10を発光
させると、被写体で反射された測距用光束は一対
の測距素子11,12に入射される。この測距素
子11,12で光電変換された信号は積分回路1
3,14でそれぞれ積分され積分値VA,VBを生
じる。これら積分値VA,VBはピントのずれの度
合及び前ピンか後ピンかの方向によつて大小関係
が変化するもので、前ピンの場合は積分値VAの
上昇率が大きく、後ピンの場合は積分値VBの上
昇率の方が大きい。従つて前ピンの場合は、第1
図で示すごとく積分値VAの方が早く閾値VHに達
し、比較器17は出力信号V1を生じる。この出
力信号V1はオアゲート28を介してSRフリツプ
フロツプ29のセツト端子Sを「H」レベルにす
る。従つて方向判別記憶部25に前ピン状態を記
憶する。また出力信号V1はオアゲート26を介
してDフリツプフロツプ27の入力端子Dを
「H」レベルにする。更に出力信号V1はオアゲー
ト31を介してパルス幅決定回路55に加わり、
新たな積分値VA,VBに応じたパルス幅に記憶を
書きかえ、かつこれをスイツチング回路36に出
力する。また上記オアゲート31を通つた一方は
更にオアゲート32を介して遅延回路33に加わ
る。従つて所定の時間遅れ後、Dフリツプフロツ
プ27,30のトリガ端子Tを共に「H」レベル
にする。このとき入力端子Dが「H」レベルにな
つているDフリツプフロツプ27のみが出力信号
Q4を生じ、スイツチング回路36に加わる。ス
イツチング回路36はこの信号Q4を受け、かつ
前記パルス幅決定回路55からの信号により、モ
ータ35をレンズの焦点が遠方に移動するようピ
ントのずれ、すなわち積分値VA,VBの差に対応
したスピードで回転させる。
写体を捕えて積分動作が正常に行われる場合を説
明する。合焦指令装置47による開始信号により
タイミング回路46を介して発光素子10を発光
させると、被写体で反射された測距用光束は一対
の測距素子11,12に入射される。この測距素
子11,12で光電変換された信号は積分回路1
3,14でそれぞれ積分され積分値VA,VBを生
じる。これら積分値VA,VBはピントのずれの度
合及び前ピンか後ピンかの方向によつて大小関係
が変化するもので、前ピンの場合は積分値VAの
上昇率が大きく、後ピンの場合は積分値VBの上
昇率の方が大きい。従つて前ピンの場合は、第1
図で示すごとく積分値VAの方が早く閾値VHに達
し、比較器17は出力信号V1を生じる。この出
力信号V1はオアゲート28を介してSRフリツプ
フロツプ29のセツト端子Sを「H」レベルにす
る。従つて方向判別記憶部25に前ピン状態を記
憶する。また出力信号V1はオアゲート26を介
してDフリツプフロツプ27の入力端子Dを
「H」レベルにする。更に出力信号V1はオアゲー
ト31を介してパルス幅決定回路55に加わり、
新たな積分値VA,VBに応じたパルス幅に記憶を
書きかえ、かつこれをスイツチング回路36に出
力する。また上記オアゲート31を通つた一方は
更にオアゲート32を介して遅延回路33に加わ
る。従つて所定の時間遅れ後、Dフリツプフロツ
プ27,30のトリガ端子Tを共に「H」レベル
にする。このとき入力端子Dが「H」レベルにな
つているDフリツプフロツプ27のみが出力信号
Q4を生じ、スイツチング回路36に加わる。ス
イツチング回路36はこの信号Q4を受け、かつ
前記パルス幅決定回路55からの信号により、モ
ータ35をレンズの焦点が遠方に移動するようピ
ントのずれ、すなわち積分値VA,VBの差に対応
したスピードで回転させる。
後ピンの場合は、比較器18から出力信号V2
が生じるので、SRフリツプフロツプ29のリセ
ツト端子Rが「H」レベルとなり、方向判別記憶
部25は後ピン状態を記憶する。また同信号V2
により、Dフリツプフロツプ30の入力端子Dが
「H」レベルになる。その他は前ピンの場合の動
作と同じで、スイツチング回路36はモータ35
をレンズの焦点が近づく方向に回転させる。第3
図aは上記動作を表わすタイムチヤートで、図中
実線は後ピンの場合、破線は前ピンの場合を示
す。
が生じるので、SRフリツプフロツプ29のリセ
ツト端子Rが「H」レベルとなり、方向判別記憶
部25は後ピン状態を記憶する。また同信号V2
により、Dフリツプフロツプ30の入力端子Dが
「H」レベルになる。その他は前ピンの場合の動
作と同じで、スイツチング回路36はモータ35
をレンズの焦点が近づく方向に回転させる。第3
図aは上記動作を表わすタイムチヤートで、図中
実線は後ピンの場合、破線は前ピンの場合を示
す。
次に上述した正常動作中に、第4図や第5図で
説明した理由等により、積分不能になつた場合を
説明する。ここで、前述した正常動作の積分結果
として得られる情報は、(i)前ピンでピント許容範
囲内OK、(ii)前ピンでピント許容範囲外NG、(iii)後
ピンで許容範囲内OK、(iv)後ピンで許容範囲外NG
の4種類がある。本発明では、積分不能となつた
時点の状態が上記(ii)の場合のみレンズを無限撮影
位置に移動させ、その他の(i)(iii)(iv)の場合は、積分
不能となつた時点の位置にレンズを固定し、無用
なレンズの変位を防止している。
説明した理由等により、積分不能になつた場合を
説明する。ここで、前述した正常動作の積分結果
として得られる情報は、(i)前ピンでピント許容範
囲内OK、(ii)前ピンでピント許容範囲外NG、(iii)後
ピンで許容範囲内OK、(iv)後ピンで許容範囲外NG
の4種類がある。本発明では、積分不能となつた
時点の状態が上記(ii)の場合のみレンズを無限撮影
位置に移動させ、その他の(i)(iii)(iv)の場合は、積分
不能となつた時点の位置にレンズを固定し、無用
なレンズの変位を防止している。
上記それぞれの場合のタイムチヤートを第3図
c,d,e,fに示す。ここで、実線は積分不能
の前回及び前々回の積分結果が同一の場合を示
し、相違する場合は破線で示す。先ず、上記(i)の
場合を第3図cのタイムチヤートを参照して説明
する。積分不能になつたときの状態が前ピンなの
で、方向判別記憶部25はSRフリツプフロツプ
29のセツト端子Sが「H」レベルであり、出力
Q1を生じて前ピンであることを記憶している。
またピント許容範囲内なので、両積分値VA,VB
は共に低閾値VLに達しており、比較器19,2
0は共に出力信号V3,V4を生じる。このためア
ンドゲート41はH状態となり、Dフリツプフロ
ツプ42の入力端子Dを「H」レベルにする。従
つて積分不能前におけるオアゲート31からの信
号によりトリガされた後の出力状態は、反転出力
2が「L」レベルとなる。このため積分不能に
より、計時回路45が最長積分時間を計時し、そ
の出力端を「H」レベルにしてもアンドゲート5
1の出力端は「L」レベルのままである。従つて
アンドゲート52は前記SRフリツプフロツプ2
9の出力Q1が「H」レベルでもその出力端は
「L」レベルのままであり、Dフリツプフロツプ
27の入力端子Dも「L」レベルのままである。
このためモータ35は回転せず、積分不能時の位
置を維持する。
c,d,e,fに示す。ここで、実線は積分不能
の前回及び前々回の積分結果が同一の場合を示
し、相違する場合は破線で示す。先ず、上記(i)の
場合を第3図cのタイムチヤートを参照して説明
する。積分不能になつたときの状態が前ピンなの
で、方向判別記憶部25はSRフリツプフロツプ
29のセツト端子Sが「H」レベルであり、出力
Q1を生じて前ピンであることを記憶している。
またピント許容範囲内なので、両積分値VA,VB
は共に低閾値VLに達しており、比較器19,2
0は共に出力信号V3,V4を生じる。このためア
ンドゲート41はH状態となり、Dフリツプフロ
ツプ42の入力端子Dを「H」レベルにする。従
つて積分不能前におけるオアゲート31からの信
号によりトリガされた後の出力状態は、反転出力
2が「L」レベルとなる。このため積分不能に
より、計時回路45が最長積分時間を計時し、そ
の出力端を「H」レベルにしてもアンドゲート5
1の出力端は「L」レベルのままである。従つて
アンドゲート52は前記SRフリツプフロツプ2
9の出力Q1が「H」レベルでもその出力端は
「L」レベルのままであり、Dフリツプフロツプ
27の入力端子Dも「L」レベルのままである。
このためモータ35は回転せず、積分不能時の位
置を維持する。
次に(iii)(iv)の場合を第3図d,fにより説明す
る。この場合は、積分不能時が後ピンであるた
め、SRフリツプフロツプ29はリセツト端子R
が「H」レベルになつており、出力Q1は「L」
レベルである。従つてアンドゲート52の出力端
は「L」レベルであり、Dフリツプフロツプ27
の入力端子Dも「L」レベルのままである。この
ためモータ35は回転せず、積分不能時の位置を
維持する。
る。この場合は、積分不能時が後ピンであるた
め、SRフリツプフロツプ29はリセツト端子R
が「H」レベルになつており、出力Q1は「L」
レベルである。従つてアンドゲート52の出力端
は「L」レベルであり、Dフリツプフロツプ27
の入力端子Dも「L」レベルのままである。この
ためモータ35は回転せず、積分不能時の位置を
維持する。
次に(ii)の場合を第3図eにより説明する。この
場合、積分不能時が前ピンなので、SRフリツプ
フロツプ29の出力Q1は「H」レベルである。
またピント許容範囲外なので、アンドゲート41
の出力端は「L」レベル、同じくDフリツプフロ
ツプ42の入力端子Dも「L」レベルである。こ
のため積分不能前におけるオアゲート31の出力
信号によるトリガ後は、反転出力2が「H」レ
ベルとなる。従つて積分不能に伴つて計時回路4
5の出力端が「H」レベルになると、アンドゲー
ト51はH状態となり、その結果アンドゲート5
2もH状態となる。そしてオアゲート26を介し
てDフリツプフロツプ27の入力端子Dを「H」
レベルにする。すなわち、無限焦点判別部50が
無限撮影位置へのレンズ移動指令を発したことに
なる。このため遅延回路33を介して計時回路4
5の出力がDフリツプフロツプ27にトリガ信号
として加わると、出力信号Q4が生じ、モータ3
5を正転方向に回転させてレンズを無限撮影位置
に移動させる。
場合、積分不能時が前ピンなので、SRフリツプ
フロツプ29の出力Q1は「H」レベルである。
またピント許容範囲外なので、アンドゲート41
の出力端は「L」レベル、同じくDフリツプフロ
ツプ42の入力端子Dも「L」レベルである。こ
のため積分不能前におけるオアゲート31の出力
信号によるトリガ後は、反転出力2が「H」レ
ベルとなる。従つて積分不能に伴つて計時回路4
5の出力端が「H」レベルになると、アンドゲー
ト51はH状態となり、その結果アンドゲート5
2もH状態となる。そしてオアゲート26を介し
てDフリツプフロツプ27の入力端子Dを「H」
レベルにする。すなわち、無限焦点判別部50が
無限撮影位置へのレンズ移動指令を発したことに
なる。このため遅延回路33を介して計時回路4
5の出力がDフリツプフロツプ27にトリガ信号
として加わると、出力信号Q4が生じ、モータ3
5を正転方向に回転させてレンズを無限撮影位置
に移動させる。
次に合焦指令装置47により開始指令を与えた
開始直後の第1回積分動作が不能な場合を第3図
bのタイムチヤートを参照して説明する。この場
合、前記開始指令は、遅延回路48、オアゲート
28を介してSRフリツプフロツプ29のセツト
端子Sを「H」レベルにする。すなわち、方向判
別記憶部25は、強制的に疑似的前ピン状態を記
憶している。このため前述した(ii)の場合と同様に
モータ35が正転回転し、レンズを無限撮影位置
に移動させる。
開始直後の第1回積分動作が不能な場合を第3図
bのタイムチヤートを参照して説明する。この場
合、前記開始指令は、遅延回路48、オアゲート
28を介してSRフリツプフロツプ29のセツト
端子Sを「H」レベルにする。すなわち、方向判
別記憶部25は、強制的に疑似的前ピン状態を記
憶している。このため前述した(ii)の場合と同様に
モータ35が正転回転し、レンズを無限撮影位置
に移動させる。
以上のように本発明によれば、正常な積分動作
により被写体画像のボケ状況がピント許容範囲か
否か及び前ピンか後ピンかをそれぞれ判別し記憶
するので、積分不能に陥つた場合は、この記憶に
基づいてレンズ移動用モータを制御でき、その結
果、第5図のように画面には入つているが、測距
位置を一瞬逸脱してしまう動きのある被写体の場
合でもピント位置がむやみに変化してピンボケに
なることはない。また第4図のように近距離の被
写体を広範に撮影するパンニングの場合でもピン
ト位置がむやみに変化しないので見苦しい画面と
はならない。一方風景撮影もスタートボタン等に
より開始指令を与えるだけで、レンズを無限撮影
位置に移動できるので、支障なく行える。
により被写体画像のボケ状況がピント許容範囲か
否か及び前ピンか後ピンかをそれぞれ判別し記憶
するので、積分不能に陥つた場合は、この記憶に
基づいてレンズ移動用モータを制御でき、その結
果、第5図のように画面には入つているが、測距
位置を一瞬逸脱してしまう動きのある被写体の場
合でもピント位置がむやみに変化してピンボケに
なることはない。また第4図のように近距離の被
写体を広範に撮影するパンニングの場合でもピン
ト位置がむやみに変化しないので見苦しい画面と
はならない。一方風景撮影もスタートボタン等に
より開始指令を与えるだけで、レンズを無限撮影
位置に移動できるので、支障なく行える。
第1図は本発明における基本的合焦判別動作説
明図、第2図は本発明による合焦制御装置の一実
施例を示す回路図、第3図a,b,c,d,e,
fは本発明装置の作用を説明するタイムチヤー
ト、第4図及び第5図は従来の問題点を説明する
ための撮影状態の説明図である。 11,12……測距素子、13,14……積分
回路、25……方向判別記憶部、40……ピント
許容範囲判別記憶部、45……計時回路、47…
…合焦指令装置、50……無限焦点判別部、V
A,VB……積分値、VH,VL……閾値。
明図、第2図は本発明による合焦制御装置の一実
施例を示す回路図、第3図a,b,c,d,e,
fは本発明装置の作用を説明するタイムチヤー
ト、第4図及び第5図は従来の問題点を説明する
ための撮影状態の説明図である。 11,12……測距素子、13,14……積分
回路、25……方向判別記憶部、40……ピント
許容範囲判別記憶部、45……計時回路、47…
…合焦指令装置、50……無限焦点判別部、V
A,VB……積分値、VH,VL……閾値。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 測距素子からの信号を入力として前ピン状態
で大きな出力が得られる第1の系統及び後ピン状
態で大きな出力が得られる第2の系統に設けられ
る2つの積分回路と、これら2つの積分回路のう
ちいずれか一方が所定の閾値に達したことにより
レンズの移動方向を判定しかつその結果を記憶す
る方向判別記憶部と、上記いずれか一方の積分値
が所定の閾値に達した時点における他方の積分値
の大きさによりピント許容範囲内か否かを判断し
その結果を記憶するピント許容範囲判別記憶部
と、前記積分回路の積分回始により計時を始めい
ずれか一方の積分値が所定の閾値に達することに
より計時を停止する計時回路と、この計時回路が
所定の最長積分時間を計時したとき前記ピント許
容範囲判別記憶部が許容範囲外を記憶しかつ方向
判別記憶部が前ピン状態を記憶していることを条
件に無限焦点へのレンズ移動指令を生じる無限焦
点判別部とを備えたことを特徴とする合焦制御装
置。 2 方向判別記憶部として、合焦動作の開始信号
に連動した信号を入力することにより、前ピン状
態を記憶するように構成したものを用いたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の合焦制御
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10790080A JPS5732409A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Focusing controller |
US06/282,027 US4389106A (en) | 1980-08-06 | 1981-07-10 | Focusing control device |
DE3152974A DE3152974C2 (de) | 1980-08-06 | 1981-07-27 | Objektiv-Scharfeinstellvorrichtung für Filmkameras o. dgl. |
DE3129545A DE3129545C2 (de) | 1980-08-06 | 1981-07-27 | Objektiv-Scharfeinstellvorrichtung für Filmkameras o.dgl. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10790080A JPS5732409A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Focusing controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732409A JPS5732409A (en) | 1982-02-22 |
JPS6242251B2 true JPS6242251B2 (ja) | 1987-09-07 |
Family
ID=14470909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10790080A Granted JPS5732409A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Focusing controller |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4389106A (ja) |
JP (1) | JPS5732409A (ja) |
DE (2) | DE3152974C2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5772115A (en) * | 1980-10-23 | 1982-05-06 | Canon Inc | Output stablizing circuit for focus detector |
JPS5964816A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-12 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ鏡筒 |
JPS59101611A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-12 | Chinon Kk | 合焦制御装置 |
JPS59129809A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-26 | Asahi Optical Co Ltd | カメラの自動焦点装置 |
DE3416072C2 (de) * | 1983-04-28 | 1993-12-16 | Canon Kk | Automatische Scharfeinstellungsdetektoreinrichtung |
JPS6036905A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-26 | Canon Inc | 焦点測定装置 |
JPS6084523A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 自動焦点検出装置 |
US4621292A (en) * | 1983-10-19 | 1986-11-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Automatic focusing device for a video camera |
DE3501554A1 (de) * | 1984-01-20 | 1985-08-14 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Videoaufzeichnungskamera |
JPH067216B2 (ja) * | 1984-04-04 | 1994-01-26 | キヤノン株式会社 | 自動焦点装置 |
US4623237A (en) * | 1984-07-07 | 1986-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Automatic focusing device |
JPH0673193B2 (ja) * | 1984-07-31 | 1994-09-14 | 沖電気工業株式会社 | 光ディスクメモリの再生方法及び装置 |
JPS61168140A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-29 | Soron Kk | レ−ザカ−ドの読取装置 |
JPS61227237A (ja) * | 1985-04-02 | 1986-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 光学的情報再生装置 |
US5087119A (en) * | 1986-02-28 | 1992-02-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Distance measuring apparatus |
JP2656036B2 (ja) * | 1987-05-20 | 1997-09-24 | キヤノン株式会社 | 光ヘツド |
US5227828A (en) * | 1988-10-18 | 1993-07-13 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic focusing device for camera lens |
GB2224126B (en) * | 1988-10-18 | 1993-03-31 | Asahi Optical Co Ltd | Automatic focusing device |
JPH0783445B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1995-09-06 | シャープ株式会社 | 撮像装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3999192A (en) * | 1970-05-27 | 1976-12-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus detecting system |
DE2832044A1 (de) * | 1978-07-21 | 1980-01-31 | Agfa Gevaert Ag | Fokussiervorrichtung fuer fotografische oder kinematografische kameras |
-
1980
- 1980-08-06 JP JP10790080A patent/JPS5732409A/ja active Granted
-
1981
- 1981-07-10 US US06/282,027 patent/US4389106A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-07-27 DE DE3152974A patent/DE3152974C2/de not_active Expired
- 1981-07-27 DE DE3129545A patent/DE3129545C2/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3129545A1 (de) | 1982-05-27 |
JPS5732409A (en) | 1982-02-22 |
DE3152974C2 (de) | 1984-10-31 |
US4389106A (en) | 1983-06-21 |
DE3129545C2 (de) | 1983-12-01 |
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