JPS6241114Y2 - - Google Patents

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JPS6241114Y2
JPS6241114Y2 JP11427083U JP11427083U JPS6241114Y2 JP S6241114 Y2 JPS6241114 Y2 JP S6241114Y2 JP 11427083 U JP11427083 U JP 11427083U JP 11427083 U JP11427083 U JP 11427083U JP S6241114 Y2 JPS6241114 Y2 JP S6241114Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアドリルのように、継足し式掘削
具を、懸垂式リーダに沿つて上下動させる回転駆
動装置により回転させながら穴の掘削を行う作業
機械において、継足し用掘削具を保持するホルダ
ー装置に関する。
リーダに沿つて上下動させる回転駆動装置によ
り、継足し式掘削具を回転させる作業機械におい
ては、実公昭57−61196号公報に記載されている
ように、リーダの外面に突設し左軸受に装着した
揺動軸を中心として回動自在にホルダーに継足し
用掘削具を保持させて回転駆動装置に接続するよ
うな構成がとられている。しかし、継足し用掘削
具は掘削用機械とは別のクレーンによつて吊上げ
てホルダーに載せてからホルダーを揺動させ、回
転駆動装置との接続を行うものであるから、ホル
ダーを揺動させる油圧シリンダ等に継足し用掘削
具が衝突して損傷させ、使用不能になるおそれが
あつた。
本考案は、継足し式掘削具を有する穴掘削用作
業機械における前記欠点を解消し、掘削具継足し
作業時のホルダー回動機構の損傷のおそれが無
く、装置のコンパクト化も達成できる継足し式掘
削具のホルダー装置を提供することを目的とす
る。
この目的を達成するため、本考案の装置は、本
体に起伏自在に取付けられたブームに連結されて
懸垂され、下部が位置調節具を介して本体に連結
される懸垂式リーダと、前記本体上のウインチに
より該リーダに沿つて上下動される掘削具回転駆
動装置と、該掘削具回転駆動装置により回転され
る継足し式掘削具とを備えて穴掘削機能を持たせ
た作業機械において、前記リーダを、前記ブーム
との連結部を含む上リーダと、前記位置調節具に
連結された下リーダと、これら上下のリーダの間
に回動自在に介装された中間リーダとに分割し、
該中間リーダに継足し用掘削具を保持するホルダ
ーを取付け、該中間リーダの回動装置をリーダに
内蔵したことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は本考案を適用したエアドリルの側面図で
あり、走行体1aと旋回体1bとからなる本体1
の旋回体1bには、本体1上に設置される油圧源
(図示せず)により駆動される油圧シリンダでな
る起伏シリンダ2によりピン3を中心としてブー
ム4が起伏自在に取付けられ、ブーム4の先端に
はピン5によりリーダ6が懸垂されている。該リ
ーダ6は、ピン5によりブーム4に連結された部
分を含む上リーダ6aと、本体1の旋回体1bに
対してリーダを垂直に保つための油圧シリンダ等
でなる位置調節具70を介して連結される下リー
ダ6cと、これらの上下リーダ6a,6c間に後
述の機構で軸心が一致するように回動可能に介装
された中間リーダ6bとからなる。
各リーダ6a,6b,6cには、前面部に2本
1組のガイドパイプ7a,7b,7c(第2図参
照)が通常作業時には各パイプ軸心が一致するよ
うに取付けられ、継足し式掘削具8の回転駆動装
置9がそのフレームの後面部に取付けたガイド具
10でスライド可能にガイドパイプ7a〜7cを
抱持して装着され、旋回体1b上のウインチ11
により巻取り繰出しされるロープ12を上リーダ
6aの頂部のシーブ13,14と、回転駆動装置
9のフレームの上部に取付けたシーブ15に掛け
て終端を上リーダ頂部に接続することにより、ウ
インチ11のドラムを正逆に回転させれば回転駆
動装置9をガイドパイプ7a〜7cに沿つて昇降
させることができる。該回転駆動装置9は油圧モ
ータを有するものであるが、その油圧モータと本
体上の油圧源とを接続する油圧ホースの図示は省
略している。
継足し式掘削具8は、下端にダウンザハンマ8
aを有し、穴16の掘削進行に伴なつて順次継足
し用掘削具としてのドリルパイプ8bを継足して
いくものである。これらのダウンザハンマ8aの
パイプ状本体17とドリルパイプ8bとの接続、
およびドリルパイプ8bどうしの接続、さらにド
リルパイプ8bと回転駆動装置9のパイプ状出力
軸18との接続は、各部材の上端の雄ねじ19と
各部材下端の雌ねじ20とを螺合することにより
行われるが、各接続部にフランジを設けてボル
ト、ナツトにより接続するようにしてもよい。ダ
ウンザハンマ8aは本体17の下端にビツト21
を本体17に対して振動可能に取付け、該ビツト
21の掘削面には超硬材料である掘削部材22が
配設されている。該ダウンザハンマ8aに対し、
地上に設置されたエアコンプレツサ23から耐圧
ホース24、回転駆動装置9のパイプ状出力軸1
8、ドリルパイプ8bを介して圧縮空気が送り込
まれ、ダウンザハンマ8aに内蔵した弁等でなる
振動機構に該圧縮空気が作用し、ビツト22を振
動させて掘削部材22を岩盤等の被掘削面に衝突
させることにより掘削すると共に、掘削部材22
間から圧縮空気を噴出することにより、穴16を
通して掘削により生じた粉塵を地上に吹き上げ排
出するように構成されている。
下リーダ6cには、ドリルパイプ8bを接続分
解する時に使用される締緩装置25が取付けられ
ている。該締緩装置25の概略について説明する
と、これは、第2図にも示されているように、下
リーダ6cに枢着される2本の弧状をなす包囲体
素体50a,50bの先端をターンバツクル50
c等の締付具によつて連結してなり、ダウンザハ
ンマ8aの本体17やドリルパイプ8bを締付け
固定したり摺動可能とすることが可能な下段の分
割形包囲体25aと、該下段の包囲体25a上に
回転自在にかつ前記ドリルパイプ8a等に対して
前記と同様の包囲体素体51a,51b、ターン
バツクル51cからなる機構によつて締緩可能な
構造の上段の包囲体25bと、該上段の包囲体2
5aを前記下段の包囲体25bに対して回動させ
る油圧シリンダ25cとからなる。
第3図および第4図は本考案の要部であるホル
ダー装置について示す図であり、中間リーダ6b
の上部にはボルト、ナツトを用いてフランジ結合
された軸取付筒27を有し、該軸取付筒27の中
心には軸28が固設され、該軸28は上リーダ6
aの下端にフランジ結合された軸受保持筒29内
に上下2段に設けたスラストベアリング30,3
1により、上リーダ6aに対して回転自在にかつ
上下動不能に嵌合して連結されている。また中間
リーダ6bの下部にはフランジ結合された軸取付
筒32を有し、該軸取付筒32にはその中心に軸
33を固設し、該軸の下部は、下リーダ6cにフ
ランジ結合された軸受保持筒34内に上下2段に
設けたスラストベアリング35,36により、下
リーダ6cに対して回転自在にかつ上下動不能に
嵌合して連結されている。該軸受保持筒34の下
部には下リーダ6cに内蔵されるように中間リー
ダ回動用油圧モータ37が取付けられている。
中間リーダ6bには、継足し用ドリルパイプ8
b′(第2図参照)を保持する有底筒状のホルダー
38が、該ホルダー38の上下2個所に設けたブ
ラケツト39と中間リーダ6bおよびその一部を
なす軸取付筒32に取付けたブラケツト40(4
0′は取付け位置を変えるための予備のブラケツ
トを示す)とをボルト4とナツト42を用いて結
合することにより、中間リーダ6bの側面部に取
付けられている。このホルダー38は、前記油圧
モータ37を作動させることにより、第4図に仮
想線で示すように、中間リーダ6bの前部、すな
わち前記回転駆動装置9の直下の位置に回動させ
ることができるように構成されている。またこの
回動における両端の限界位置を規制するストツパ
を、下リーダ6cまたは上リーダ6aと中間リー
ダ6bとの間に設けることにより、または、中間
リーダ回動用油圧モータ37を例えば油圧シリン
ダ型の90度の回転範囲をもつものとしてその回動
始点、終点を予め設定しておくことにより、ホル
ダー38を前部に位置させる時には前記出力軸1
8の直下に位置させ、ホルダー38を退避させた
時はガイドパイプ7a,7b,7cの軸心を一致
させることができる。
第1図に示すように、上リーダ6aの背面の下
方には、通常作業時に中間リーダ6bが回動する
ことを防ぐロツク用油圧シリンダ43が取付けら
れ、該油圧シリンダ43は、通常作業時は内蔵ば
ね44によりピストンロツド45が押下げられて
中間リーダ6bの一部をなす軸取付筒27に固設
された受具46の穴に嵌合されてガイドパイプ7
a,7b,7cの位置が合致するようにし、継足
し用ドリルパイプ8bの継足し時には本体1に設
けた切換弁(図示せず)を操作して該油圧シリン
ダ43に油圧ホース(図示せず)を介して圧油を
送り込むことにより、ピストンロツド45を押上
げてロツクを解除することにより、中間リーダ6
bを回動させることができるようになつている。
この構成において、穴掘削進行により、回転駆
動装置9がリーダ6の最下位置まで下降し、ドリ
ルパイプ8b′を継足す場合は、それまで回転駆動
装置9の出力軸18に接続されていたドリルパイ
プ8bまたはダウンザハンマ8aを下段の包囲体
25aでそのターンバツクルを締付け方向に回動
させることにより締付け、一方出力軸18のドリ
ルパイプ8bおよびダウンザハンマ8aの本体1
7と同径に形成した部分18aを上段の包囲体2
5bによりそのターンバツクル回動操作によつて
締付け、油圧シリンダ25cを伸長させて出力軸
18の雌ねじ20とドリルパイプ8b等の雄ねじ
19との結合を緩め、その後は回転駆動装置9の
油圧モータを逆転させることに8によつて出力軸
18とドリルパイプ8b等とのねじ結合を解き、
その後、ウインチ11をロープ巻取り方向に作動
させて回転駆動装置9をリーダ6の上部に引上
げ、次にロツク用油圧シリンダ43に圧油を送つ
て中間リーダ6bのロツクを解き、油圧モータ3
7を作動させ、クレーン(図示せず)により継足
し用ドリルパイプ8b′を保持させたホルダー38
を側方から前方へ変位するように回動させ、今度
は回転駆動装置9をウインチ11をロープ繰出し
方向に作動させることにより下げてその出力軸1
8を継足し用ドリルパイプ8b′に突き合わせ、回
転駆動装置9の油圧モータを正転(掘削時の回転
方向と同方向に回転)させ、ドリルパイプ8b′の
雄ねじ19に出力軸18の雌ねじ20を螺合させ
て結合する。次に回転駆動装置9をその出力軸1
8に結合したドリルパイプ8b′と共に該ドリルパ
イプ8b′がホルダー38から抜け出すまで引上
げ、油圧モータ37を前記と逆方向に作動させて
ホルダー38を第4図の実線位置に戻し、油圧シ
リンダ43への圧油を抜いてピストンロツド45
を受具46の穴に嵌合することにより中間リーダ
6bをロツクし、再び回転駆動装置9を下げて前
記下段の包囲体25aに締付け固定されているダ
ウンザハンマ8aまたはドリルパイプ8bと前記
ドリルパイプ8b′とを突き合わせ、回転駆動装置
9の油圧モータを作動させることにより結合さ
せ、次に下段の包囲体25aを緩め、該下段の包
囲体25aをガイドとして、回転駆動装置9を下
ろしながらその油圧モータを回動させ、かつエア
コンプレツサ23を作動させて圧縮空気をダウン
ザハンマ8aに送り込んでビツト21を振動さ
せ、掘削により生じた粉塵を地上へと排出するこ
とにより、掘削を進行させる。
以上の説明は掘削具が岩盤等を掘削するエアド
リルである場合について行つたが、継足し式オー
ガスクリユー等についても用いることが可能であ
る。また中間リーダの回動装置(油圧モータ)
は、下リーダではなく、中間リーダまたは上リー
ダに内蔵するようにしてもよい。
以上述べたように、本考案の継足し式穴掘削具
のホルダー装置は、上下リーダに回動可能に結合
された中間リーダにホルダーを取付け、その中間
リーダの回動装置をリーダ内に設けたので、クレ
ーン等によつて継足し用掘削具を吊込んで継足し
作業等を行う場合、掘削具等がホルダーの回動機
構に衝突して回動機構を損傷させるおそれが無
く、かつ装置もかさばらず、コンパクト化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案を適用したエアドリルの側面図、第2図
はその部分正面図、第3図は中間リーダの部分と
ホルダーを示す縦断面図、第4図は第3図のA−
A断面図である。 1……本体、4……ブーム、6……リーダ、6
a……上リーダ、6b……中間リーダ、6c……
下リーダ、8a……ダウンザハンマ、8b……ド
リルパイプ、9……回転駆動装置、11……ウイ
ンチ、37……中間リーダ回動用油圧モータ、3
8……ホルダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に起伏自在に取付けられたブームに連結さ
    れて懸垂され、下部が位置調節具を介して本体に
    連結される懸垂式リーダと、前記本体上のウイン
    チにより該リーダに沿つて上下動される掘削具回
    転駆動装置と、該掘削具回転駆動装置により回転
    される継足し式掘削具とを備えて穴掘削機能を持
    たせた作業機械において、前記リーダを、前記ブ
    ームとの連結部を含むリーダと、前記位置調節具
    に連結された下リーダと、これら上下のリーダの
    間に回動自在に介装された中間リーダとに分割
    し、該中間リーダに継足し用掘削具を保持するホ
    ルダーを取付け、該中間リーダの回動装置をリー
    ダに内蔵したことを特徴とする継足し式掘削具用
    ホルダー装置。
JP11427083U 1983-07-25 1983-07-25 継足し式掘削具用ホルダ−装置 Granted JPS6022592U (ja)

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JPS6022592U JPS6022592U (ja) 1985-02-16
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CN104913113A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 山特维克矿山工程机械有限公司 软管释放装置、岩钻单元及管理软管的方法

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CN104913113A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 山特维克矿山工程机械有限公司 软管释放装置、岩钻单元及管理软管的方法

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