JPS6240842A - パイプライン転送監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は１．パイプライン転送のデータ転送の完了やパ
イプラインの詰まりの検出に好適なパイプライン転送監
視装置に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

一般に、多量の連続するデータをシステム内で転送する
場合、その転送系をいくつかに分割し、パイプライン処
理することにより、高速にデータ転送を行うことができ
る。第２図に従来のパイプライン転送を用いるシステム
を示す。ノードｌに入力されたデータは、ノード２．３
．４へ順に転送される。各ノード間で転送が行なわれた
ことを確認するため、各ノードはデータを受信すると送
信側のノードに図中、破線で示すローカル・アクルッジ
信号ＡＣＫｌ〜３を出力する。また、ノードがデータ受
信可能状態であることを指示するためにローカル―アク
ルツジ信号ＡＣＫ　１〜３をハンドシェイク・ラインと
しても用いる場合もあ私１個のデータのみ転送する場合
と従来のパイプライン転送では、データが最終ノード（
ここではノード４）まで送られたかどうかをパイプライ
ンの先頭側より把握することができない。また、複数の
データを連続的に転送する場合も同様に、最後の幾かの
データが転送を完了したのかわからない。

〔発明の目的〕

したがって、本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
パイプライン中に送り込まれたデータが全て出力された
ことを簡単にｍ認できるパイプライン転送監視装置を与
えることにある。

〔発明の概要〕

本発明は、複数個のノード間で行われるパイプライン転
送のためのパイプライン転送監視装置を提供する。

本装置は、第１７−ドと最終ノードに接続され、第１７
−ドからの出力データ数と最終ノードに到達したデータ
数の差を計数するカウンタより構成される。カウンタの
計数値により、転送の終了、そして現在パイプライン中
にあるデータの数がわかる。

また、カウンタに制御回路等を接続１〜、現在のパイプ
ライン中にあるデータ数等のカウンタの計数値により、
パイプライン転送の制御を行うことができる。

〔発明の実施例〕

第１図に、本発明にかかるバイブライン転送監視装置を
用いた好適な一実施例を示す。第１図の構成においては
、更に、ノード■とノード４からのパルス信号１０　、
　ＡＣＫ　４を受信するカウンタ５と前記カウンタ５に
接続する制御回路６が設けられている。カウンタ５は、
ノードｌよりのパルス信号ＩＯによりインクリメントさ
れ、またノード４からの信号Ａ、、　ＣＫ　４によりデ
クリメントされる。

制御回路６は、さらにシステム内のコンピュータ（図示
せず）に接続される。尚、図中の破線は第２図と同様で
ローカル・アクルツジ信号等の各ノード間のハンドシェ
イク・ライン１１〜１３を示す。以下、本装置によるパ
イプライン転送の監視動作を説明する。１個のデータ転
送の場合、ノードｌからデータが出力されると、パルス
信号１０がノードｌよりカウンタ５に送られ、カウンタ
５の値は＋１となる（カウンタ５の初期値は０に設定さ
れている）。このデータが７−ド２、ノード３へ順次転
送され、ノード４に到達した時、ノード４はアクノレツ
ジ・パルス信号ＡＣＫＩ４をカウンタ５に送る。これに
より、カウンタ５の値はデクリメントし、０となる。制
御回路６は、カウンタ５の値がデクリメントし、０とな
ったことによって、コンピュータ等へデータの転送が終
了したことを通知する。

多量の連続するデータ転送の場合、データがノード１よ
り出力されるたびに、パルス信号１０がカウンタ５へ送
られ、カウンタ５の値は１ずつインクリメントする。ま
た、ノード４ヘデータが到達するたびに、アクノレツジ
・パルス信号Ａ　ＣＫ１４がカウンタ５に送られ、カウ
ンタ５の値は１ずつデクリメントする。カウンタ５の値
が、最初のノード（ノードｌ）と最終ノード（ノード４
）の間の７−ド数に等しくなると（ここでは、＋２）、
パイプライン中の全てのノードがデータを持っているこ
とを意味する。このため、カウンタ５の値が＋２になる
と、制御回路６で、転送停止の指示をすることができる
。そして、ノード４よつアクルッジーバルス信号ＡＣＫ
ｌ　４がカウンタ５へ送られると、カウンタ５の値は１
デクリメントし、制御回路６によって、転送開始の指示
が行なわれる。カウンタ５の値がその初期値Ｏになると
、全てのデータ転送が終了したことなので、制御回路６
は、コンピュータ・＼転送完了を通知する。

ノード１〜３は、例えば、システム内のパイプライン転
送におけるバッファ・レジスタで、ノード４はデータ出
力部であってよい。基本的には、個々のノード間におけ
るハンドシェイクを行う必蟹がある。しかし、例えば、
ノードｌとノード２間のみ光ファイバによるデータ転送
を行う場合、この間での転送速度は以降の７一ド間にお
ける転送速度よりも遅くなる。したがって、この場合、
上述のバイブライン転送監視装置を用いると、ノードｌ
と７一ド２間のハンドシェイク・ライン１１な削減して
もよい。すなわち、パイプライン転送において最終ノー
ドであるノード４からアクノレツジ・パルス信号を受取
り、これとノードｌからの出力データ数との差をとるこ
とにより、転送したデータがノード４に到達したときが
確認できる。

これと同時に、この差がノードｌとノード４の間にある
ノードの数に達したとき、ノードからの転送を中止する
ことによりノ１ンドシエイクにも用いることができる。

例えは、上で述べた場合のように、最初のノード間の転
送速度が以降のノード間の転送速度より遅いとき、最初
のノード間の・・ンドシエイク・ラインは不要となるた
め、本発明のパイプライン転送監視装置を用いることに
よりラインの増加は生じない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、簡単に構成されるパイプライン
転送監視装置を用いることによって、データが全て転送
されたことを容易に確認することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかるパイプライン転送監視装置を
具備したシステムのブロック図。 第２図は、従来のパイプライン転送を用いたシステムの
ブロック図。 １〜４：ノード、　　５：カウンタ、 ６：制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のノード間で行なわれるパイプライン転送のため
   のパイプライン転送監視装置において、第１ノードと最
   終ノードに接続され、該第１ノードからの出力データ数
   と、該最終ノードに到達したデータ数の差を計数するカ
   ウンタを設けたことを特徴とするパイプライン転送監視
   装置。