JPS624045A - 携帯用サ−マルラベルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の一利用分野） 本発明は、データ入力手段としてペンスキャナ或はタッ
チスキャナ等の光学読取機を採用した携帯用サーマルラ
ベルプリンタにかかり、特に各種の荷物等を取り扱いな
がら作業する場合に、装置の携帯性及び作業性を改良し
た携帯用サーマルラベルプリンタに関する。

（従来技術） 従来、スーパマケット等小売店等において使用する携帯
用サーマルラベルプリンタは、必要な情報を印字したラ
ベルを剥離し、これを商品にはりつけるために、このプ
リンタ全体を手でもって全体をちょうどハンマのように
操作するようになっているものである。

処が、小売店においては個々の商品がそれほど大きくな
いので、これらプリンタを操作しつつ商品を取扱うのに
多少重量があるプリンタであっても何とか使用可部であ
ったが、各種の荷物やダンボール等を取り扱う運送業界
にあっては、携帯用サーマルラベルプリンタとしてでき
るだけ操作性がよく軽量のものが要請されている。勿論
、小売店においても携帯性１作業性に優れたラベルプリ
ンタがあれば望ましいものである。

しかしながら、携帯用サーマルラベルプリンタは駆動用
のバッテリその他の部品の重量の故に、手にもって操作
し且つ軽量であって操作性がよいものは実現がむずかし
いという問題がある。

さらに、従来からハンドラベラと通称されているラベル
印字貼付機にサーマルヘッドを搭載した携帯用サーマル
ラベルプリンタではラベルロールがラベラの上部に位置
するのが設計の常識であるが、以下のような問題が生ず
る。

すなわち、第４図に示す如く、サーマルラベルロールＲ
から繰り出されたサーマルラベルＴは。

サーマルヘッド２０及びプラテン２１との間で印字され
、転向ピン１６で台紙Ｓのみが転向することによってラ
ベル片りが本体外に排出され、台紙Ｓは移送ローラ１９
と係合して移送され本体後部より排出される。尚、サー
マルヘッド２０はバッテリ２７と接続された制御回路２
６によって駆動制御される。

ところが、図示のような配置関係にあると帯状のサーマ
ルラベルＴは、制御回路２６とサーマルヘッド２０とを
接続する帯状のフラットケーブルＣと交差する交差部Ｋ
が生じてしまう。

このため第５図に示す如く、フラットケーブルＣをたと
えば左右に分割しサーマルラベルＴの左右両端に逃がす
必要がある。しかし、このような構造はプリンタ本体を
幅方向に大きく設計することとなって結果的にサーマル
ラベルプリンタ全体として大型化あるいは重量化を避け
ることができなかった。

（発明の目的） 本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、比
較的大型の荷物等を扱う場合でもラベル発行を操作性よ
く行うことができる携帯用サーマルラベルプリンタを提
供することを目的とする。

（発明の概要） 即ち、本発明は手に持って操作するのは軽量で操作性の
よいペンスキャナやタッチスキャナ等の光学読取機のみ
とし、ラベルの発行をふくむその他すべての機構は人体
に装備するようにして作業！ 者の手をあかし、操作性を向上させるとともに、サーマ
ルヘッドへのフラットケーブルとサーマルラベルとの交
差を防止してこの点からもプリンタ全体の小型化が可能
となるようにした携帯用サーマルラベルプリンタである
。

、（実施例） 次に、本発明の一実施例を図面とともに説明する。

第１図は本発明によるサーマルプリンターの縦断面説明
図であって、その携帯式に構成されたプリンク本体２は
人体の任意の部分たとえば作業者の腰部Ｗに当接する側
面部３を有している。この側面部３にはゴム材による脚
３ａが設けられ、任意の台上に置いて卓上式として使用
することもできるようになっている。プリンタ本体２に
は肩あるいは腰部Ｗに装備できるように、プリンタ本体
２を包むショルダ等の装備部材２ａが取り付けられてい
る。ショルダ以外にもｍＷに本体２を装備するベルト等
を用いることができる。

プリンタ本体２の上面部にはデータ及び命令入力手段と
してテンキー４及び各種のファンクションキー５が配列
されたキーボード６が設けられ。

この上部にデータ表示手段として液晶などによるディス
プレイ７が設けられている。また側面部には電源スィッ
チ８が設けられている。また底面部にはサーマルラベル
Ｔをロール状に巻いたサーマルラベルロールＲの保持部
材１ｏが設けられ、印刷され剥離されたラベル片りが本
体２の上面部やや下方より排出されるようになっている
。

また、プリンタ本体２にはペンスキャナ１１の接続部１
２ａ及び後述するバッテリ２７の充電用接続部１３が設
けられている。尚、符号１４は台紙Ｓの排出孔である。

ペンスキャナ１１はダンボール等の荷物（図示せず）に
あらかじめ貼付された札Ｆ上の伝票コード等のバーコー
ドＢを読み取ってこのプリンタ１内にデータ入力するた
めに利用できるようになっているものである。

更に、プリンタｌの内部構造を説明する。ラベルロール
Ｅの保持部材１０から繰り出されたサーマルラベルＴは
位置検出センサ１５を通ってラベルの通路１８に繰り出
される。

ここでサーマルラベルＴは第２図に示す如く粘着剤を有
したラベル片りを剥離剤が塗布された台紙Ｓ上に連続的
に仮着した構成である。このサーマルラベルＴのラベル
片り上には、上記札Ｆ上のバーコードＢにもとづいて伝
票コードなどのバーコードＢその他の情報Ｉが印字され
るようになっているもので、台紙Ｓ上には位置検出用の
検出孔りが穿設されている。なお、この検出孔りは移送
ローラ１９（第１図）による移送用にも用いられる。

第１図にもどって、サーマルラベルＴはサーマルヘッド
２０及びプラテン２１に至り、プラテン２１の先の転向
ピン１６部分で転向されてラベル片りが剥離され移送ロ
ーラ１９に台紙Ｓのみが係合し台紙Ｓは排出孔１４から
本体ｚ外に排出される。

また、移送ローラエ９はステッピングモータＭのステッ
プ回転によって駆動回転され、印字及び移送のためにラ
ベルＴを所定方向に移送するものである０図示のもので
はラベル片りが剥離されるようになっているが、剥離し
ない場合にはサーマルラベルＴをサーマルヘッド２０と
プラテン２１との間を通してからそのまま本体２外に排
出するようにすればよい、なお、ラベルＴの装填に当っ
ては、サーマルヘッド２０を矢印の如くプラテン２１か
ら離隔させる。

プリンタ本体ｚ内には、電気的な制御手段として制御回
路２６が設けられ、この制御回路２６にはバッテリ２７
、外部機器とのデータ入出力用のインターフェース２８
、ＲＯＭからなる通信用及び各種制御用プログラム記憶
回路２９．ＲＡＭからなるデータ記憶回路３０およびキ
ーボード６、・更にはディスプレイ７そして前述のセン
サ１５゜サーマルヘッド２０、ステッピングモータＭが
おのおの接続されて制御回路２６により制御されるよう
になっている。なお、バッテリ２７は充電可能なもので
、外部の充電鼎（図示せず）と接続部１３により接続可
能とされている。

第３図はサーマルラベルプリンタ１からパソコン３２に
データを出力あるいは入力する場合の接続形態を示して
いる。即ち、パソコン３２に接続ケーブル３３をもって
インターフェース２８の接続部１２から外部のパソコン
３２にデータを伝送できるようにしである。

また、この外にも音響カプラを使って電話機を介し無線
あるいは有線にて大型のホストコンピュタ（いずれも図
示せず）とプリンタ１を接続するようにしてもよい。

次に、運送業における荷物処理時のラベル貼付作業を例
にとって本発明の詳細な説明する。

運送業の荷物担当者は本プリンタｌをベルトあるいはシ
ョルダ等の装備部材２ａによって自分のｅＷあるいは肩
等に装備する。この状態ではプリンタ１の操作者は両手
がフリーの状態で、操作のために手にもたなければなら
ないものは片手に軽量のペンスキャナ１１のみである。

したがって、通常は操作者はペンスキャナ１１を胸のポ
ケット等にいれておけば、両手があいた状態で荷物を処
理することができるので、従来のラベルプリンタの如き
操作性に不便を感じることなく荷物の処理及びラベル発
行を行うことができる。

さて、操作者は荷物（通常はダンボールに収納されてい
る）にあらかじめ貼付された札ＦのバーコードＢをペン
スキャナ１１にて読み取る。この読み取りデータは記憶
回路３０に記憶され、制御回路２６からの印字指令信号
によってこのデータにもとづいてラベル片り上に札Ｆと
同様な内容の情報が印字される。即ち、ファンクション
キー５内のプリントボタン（図示せず）を押せば、移送
ローラ１９の回転によってサーマルラベルＴが移送され
印字パターンに応じてサーマルヘッド２０部分で任意の
バーコードＢ等の印字がラベル片り上に行うことができ
、更に台紙Ｓのみのプラテン２１での転向によってラベ
ル片りは台紙Ｓから剥離され本体２外に排出される。勿
論、上記プリントボタンを用いずにペンスキャナ１１に
よる読取り完了後直ちに印字されるように制御するよう
にしてもよい。

従って、運送すべき荷物が複数個口にわたる時には、こ
のようにして印字・剥離されたラベル片りを指でとって
荷物に貼付することができる。

尚、データ入力ペンスキャナ１１を使用しない場合には
、キーボード６を使用する。入力データはディスプレイ
７の表示によって確認できる。

ペンスキャナ１１あるいはキーボード６によって入力さ
れたデータは、データ記憶手段３０に一時記憶され入力
操作が終った段階で、必要ならば第３図に示すごとく、
本体ｌよりパソコン３２あるいはホストコンピュタ−に
これらのデータをインターフェース２８さらには接続部
１２から伝送し、各種のデータ処理に供されるものであ
る。

尚、パソコン３２等外部の機器からデータをプリンタ１
に入力する場合にも、接続部１２を介して実行すること
ができる。

従って、各種データのやりとりに基いたラベル発行によ
って多くの広範な分野に応用が可能であり、従来にない
使用例を見出すことができる。

例えば、小売店における在庫管理はもとより、事務所に
おけるデータファイル管理、血液センターにおける血液
カード又は試験管等へのラベル発行あるいは医療業務に
おけるカルテ、診断書等へのバーコードの貼付、あるい
は工場における工程管理、部品乃至在庫管理等において
も広く利用することが出来るものである。更には、デパ
ート、スーパー等の外商データ管理及びラベル発行、顧
客管理等にも応用可能である。

更に、本プリンタ１は第１図に示す如くサーマルヘッド
２０の発熱面側にラベルロールＲの保持手段１０が設け
られているので、たがいに帯状のフラットケーブルＣと
サーマルラベルＴとは交差することなく携帯式のプリン
タとして重要な小型化という全体の設計上からみても好
ましいものである。

（発明の効果） 以上説明したごとく、本発明によれば操作者が手で扱う
のはデータ入力用のペンスキャナ等の光学読取機のみな
ので、荷物や商品の取り扱いに両手を動員することがで
き、能率的に荷物処理やラベル発行を行うことができる
。また、ラベルロールとサーマル印字手段との位置を工
夫したので、全体の小型化を容易にでき、この面からも
軽量で操作性のよいプリンタとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面説明図、第２図はサ
ーマルラベルの説明図、第３図はプリンタとパソコンと
の接続説明図、第４図は従来の携帯用サーマルラベルプ
リンタの概略説明図、第５図は同、サーマルヘッド付近
の要部概略説明図である。 図中、 ｌ・・サーマルラベルプリンタ ２・・プリンタ本体　３・・側面部 ３ａ・・脚　　　　　４＠・テンキー ５番拳ファンクションキー　６・・キーホード７・・デ
ィスプレイ　８・・電源スィッチｉｏ−・ラベル保持部
材　１１・φベンスキャナ１２．１２ａ、１３＊＊接続
部　１４−−排出孔１５・・ラベル位置検出センサ １８・・ラベル通路　　　１９・・移送ローラ２０−−
サーマルヘッド　２１・・プラテン２６・魯制御回路　
　　　２７・・バッテリ２８・・インターフェース ２９・・プログラム記憶回路 ３０・・データ記憶回路　３２・・パソコン３３１１０
接続ケーブル Ｂ−・バーコード　　　Ｄ・・位置検出孔Ｆ・・札　　
　　　　　Ｉ・・情報 Ｌ・φラベル片　　Ｍ・・ステッピングモータＰ・・転
向ビン Ｒ・・サーマルラベルロール　　Ｓ・・台紙Ｔ　１１　
＠サーマルラベル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 台紙にサーマル紙が仮着されたサーマルラベルの通路を
   有するプリンタ本体と、サーマルラベルロールの保持部
   材と、サーマルラベルの位置検出手段と、サーマルラベ
   ルの送り手段と、この送り手段によって繰り出されるサ
   ーマルラベル上にサーマル印字を行うサーマル印字手段
   と、データ記憶手段と、データの入力手段と、プログラ
   ム記憶手段と、外部機器との入出力手段と、上記各手段
   を制御する制御手段とを備えた携帯用サーマルラベルプ
   リンタにおいて、前記データの入力手段が携帯用の光学
   読取機であって、前記プリンタ本体には人体に装備でき
   るような装備手段を設け且つ前記サーマル印字手段のサ
   ーマルヘッドの発熱面側に前記ラベルロールの保持部材
   が配置されていることを特徴とする携帯用サーマルラベ
   ルプリンタ。