JPS6239985Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239985Y2 JPS6239985Y2 JP3254383U JP3254383U JPS6239985Y2 JP S6239985 Y2 JPS6239985 Y2 JP S6239985Y2 JP 3254383 U JP3254383 U JP 3254383U JP 3254383 U JP3254383 U JP 3254383U JP S6239985 Y2 JPS6239985 Y2 JP S6239985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- transmission
- engine
- shaft
- steering wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 230000037396 body weight Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、作業者の負担を軽減するようにした
乗用型のテイラーに関するもものである。
乗用型のテイラーに関するもものである。
従来のテイラーは、いずれも作業者が歩行して
各種の作業をする必要があるため、作業者の負担
が大きいという欠点があつた。又、このような作
業者の負担を軽減するために乗用トラクタがある
が、これまでのトラクタは車体形状及び重量が大
きく、しかも高価であるので小型、軽量で安価な
乗用型テイラーの出現が望まれていた。
各種の作業をする必要があるため、作業者の負担
が大きいという欠点があつた。又、このような作
業者の負担を軽減するために乗用トラクタがある
が、これまでのトラクタは車体形状及び重量が大
きく、しかも高価であるので小型、軽量で安価な
乗用型テイラーの出現が望まれていた。
本考案は、このような要望を満足すべくなされ
たものであり、テイラーとしての軽快性を損なう
ことなく作業者の負担を軽減できる走行安定性に
優れたセミクローラ式の乗用型テイラーを提供す
ることを目的としている。
たものであり、テイラーとしての軽快性を損なう
ことなく作業者の負担を軽減できる走行安定性に
優れたセミクローラ式の乗用型テイラーを提供す
ることを目的としている。
以下に本考案を図示された一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
図において、断面箱型の鋼材で形成された前後
方向に沿うフレーム1の前端にステアリングコラ
ム2を直立状態で固定し、このコラム2内にシヤ
フト3を回転可能で、かつ下端をフレーム1の下
方に、上端はコラム2の上方から突出させて装着
している。そして前記シヤフト3の下端には一輪
の操向車輪4を軸架した軸受金5を固着してい
る。
方向に沿うフレーム1の前端にステアリングコラ
ム2を直立状態で固定し、このコラム2内にシヤ
フト3を回転可能で、かつ下端をフレーム1の下
方に、上端はコラム2の上方から突出させて装着
している。そして前記シヤフト3の下端には一輪
の操向車輪4を軸架した軸受金5を固着してい
る。
前記フレーム1の後端には変速機6を固定し、
この変速機6から左右に延びる断面六角形の車軸
7,7の先端(外端)にそれぞれゴムクローラ
8,8を着脱自在に装着している。尚、このゴム
クローラ8,8は、三角クローラで構成されてお
り、クローラの外周面にはラグを設けることによ
り、充分な牽引力が得られるようにしている。そ
して、変速機6の前方におけるフレーム1の中央
にはエンジン9を搭載し、このエンジン9の出力
軸と前記変速機6の入力軸とを動力伝達ケース1
0を介して連動させている。11は燃料タンク、
12は主変速レバー、13は副変速レバーであ
る。
この変速機6から左右に延びる断面六角形の車軸
7,7の先端(外端)にそれぞれゴムクローラ
8,8を着脱自在に装着している。尚、このゴム
クローラ8,8は、三角クローラで構成されてお
り、クローラの外周面にはラグを設けることによ
り、充分な牽引力が得られるようにしている。そ
して、変速機6の前方におけるフレーム1の中央
にはエンジン9を搭載し、このエンジン9の出力
軸と前記変速機6の入力軸とを動力伝達ケース1
0を介して連動させている。11は燃料タンク、
12は主変速レバー、13は副変速レバーであ
る。
前記フレーム1の後端に固定した変速機6の上
端には、後方に延びるステイ14を設け、このス
テイ14の後端上面にシート15を装着してい
る。さらに又、前記ステアリングコラム2のシヤ
フト3の上端にハンドルブラケツト16を固定
し、パイプ等で構成され後方に至るに従つて次第
に横幅が広くなるようなループハンドル17を前
記ハンドルブラケツト16にボルト18で締付固
定することにより、該ハンドル17の後端部を前
記エンジン9の上方を経てシート15の前部上方
まで延設している。
端には、後方に延びるステイ14を設け、このス
テイ14の後端上面にシート15を装着してい
る。さらに又、前記ステアリングコラム2のシヤ
フト3の上端にハンドルブラケツト16を固定
し、パイプ等で構成され後方に至るに従つて次第
に横幅が広くなるようなループハンドル17を前
記ハンドルブラケツト16にボルト18で締付固
定することにより、該ハンドル17の後端部を前
記エンジン9の上方を経てシート15の前部上方
まで延設している。
前記フレーム1の前端に設けたステアリングコ
ラム2の後方にはフレーム1と同一の断面形状を
もつた支柱19を固定し、この支柱19と作業機
装着用のヒツチ金具20を前面に固定したプレー
ト21とを左右の上部リンク22,22及び下部
リンク23,23を介して平行四辺形に連結して
いる。そして、前記プレート21を操向車輪4の
前方に突出させたうえで、上部リンク22の中間
部と前記支柱19の下端部とを油圧シリンダ24
を介して結合することにより、油圧ポンプ25に
設けたコントロールレバー26を操作して油圧シ
リンダ24を伸縮させれば上下のリンクなどで構
成された昇降リンク27がプレート21を昇降さ
せてヒツチ金具20に装着した各種の作業機(図
示省略)の地上高さを変更できるように構成して
いる。
ラム2の後方にはフレーム1と同一の断面形状を
もつた支柱19を固定し、この支柱19と作業機
装着用のヒツチ金具20を前面に固定したプレー
ト21とを左右の上部リンク22,22及び下部
リンク23,23を介して平行四辺形に連結して
いる。そして、前記プレート21を操向車輪4の
前方に突出させたうえで、上部リンク22の中間
部と前記支柱19の下端部とを油圧シリンダ24
を介して結合することにより、油圧ポンプ25に
設けたコントロールレバー26を操作して油圧シ
リンダ24を伸縮させれば上下のリンクなどで構
成された昇降リンク27がプレート21を昇降さ
せてヒツチ金具20に装着した各種の作業機(図
示省略)の地上高さを変更できるように構成して
いる。
さらに、前記支柱19の両側には、上下のリン
ク23,23及び油圧シリンダ24との結合部を
形成する支軸28,29,30の端部をそれぞれ
突出させ、この突出量を変えることで下部リンク
23,23の左右幅を他のものの左右幅より狭く
して油圧シリンダ24と下部リンク23との干渉
を回避している。
ク23,23及び油圧シリンダ24との結合部を
形成する支軸28,29,30の端部をそれぞれ
突出させ、この突出量を変えることで下部リンク
23,23の左右幅を他のものの左右幅より狭く
して油圧シリンダ24と下部リンク23との干渉
を回避している。
31は油圧ホース、32は油圧ポンプ25とエ
ンジン9とを連動させる動力伝達ケース、33は
図示しないクラツチペダル及びブレーキペダルな
どを取り付けたステツプであり、前記車軸7の上
方を覆うようになつている。34は変速機6の後
面下端部に装着したリヤヒツチであり、作業機な
どを装着できるようにしている。
ンジン9とを連動させる動力伝達ケース、33は
図示しないクラツチペダル及びブレーキペダルな
どを取り付けたステツプであり、前記車軸7の上
方を覆うようになつている。34は変速機6の後
面下端部に装着したリヤヒツチであり、作業機な
どを装着できるようにしている。
本考案は上記の構成であつて、機体の進行方向
を変更しようとするときは、ループハンドル17
を回動させる。すると、このハンドル17にハン
ドルブラケツト16を介して結合されているシヤ
フト3が回転して左右の操向車輪4を操向回動さ
せるため、機体の進行方向が変る。
を変更しようとするときは、ループハンドル17
を回動させる。すると、このハンドル17にハン
ドルブラケツト16を介して結合されているシヤ
フト3が回転して左右の操向車輪4を操向回動さ
せるため、機体の進行方向が変る。
前記ハンドル17はループハンドルで構成して
いるので、左右操向時にも片手で操作ができるの
で、通常の方向変更はもとより、反転操作も従来
の丸ハンドルに比して容易になり、ステアリング
操作を行ないながら作業機をもう一方の手で操作
することもできるものである。
いるので、左右操向時にも片手で操作ができるの
で、通常の方向変更はもとより、反転操作も従来
の丸ハンドルに比して容易になり、ステアリング
操作を行ないながら作業機をもう一方の手で操作
することもできるものである。
又、エンジン9の上方をループハンドル17が
覆うようになつているため、上方からの落下物が
エンジンに直接衝突する可能性が少なく、このた
めに、必ずしもエンジン9にカバーを装着する必
要がなくなり、エンジン9の点検作業性、整備作
業性を向上できる利点がある。
覆うようになつているため、上方からの落下物が
エンジンに直接衝突する可能性が少なく、このた
めに、必ずしもエンジン9にカバーを装着する必
要がなくなり、エンジン9の点検作業性、整備作
業性を向上できる利点がある。
一方、比較的重量の大きいエンジン9がフレー
ム1の中央に搭載され、変速機6を車軸7,7の
部分に設けると共に、シート15を車体の後端に
装着しているため、機体重量を小さくしようとも
操向車輪の軸荷重を確保しつつゴムクローラの軸
荷重を充分に大きくして安定した牽引力を発生さ
せることができると共に、作業機を機体前部の昇
降リンクに装着したときの前後バランスを良好に
保持して作業時の操縦性及び安定性を確保でき
る。
ム1の中央に搭載され、変速機6を車軸7,7の
部分に設けると共に、シート15を車体の後端に
装着しているため、機体重量を小さくしようとも
操向車輪の軸荷重を確保しつつゴムクローラの軸
荷重を充分に大きくして安定した牽引力を発生さ
せることができると共に、作業機を機体前部の昇
降リンクに装着したときの前後バランスを良好に
保持して作業時の操縦性及び安定性を確保でき
る。
以上説明したように本考案は、従来の歩行型の
テイラーと同様の軽快性を備えた乗用型テイラー
を提供できるので、通常の各種作業はもとより、
歩行型テイラーでしか不可能であつた畦間作業な
どを快適に行なうことができる効果がある。
テイラーと同様の軽快性を備えた乗用型テイラー
を提供できるので、通常の各種作業はもとより、
歩行型テイラーでしか不可能であつた畦間作業な
どを快適に行なうことができる効果がある。
又、駆動輪をゴムクローラで構成しているの
で、これを車輪で構成したものに対比して牽引力
を大きくできると共に、山間地及び傾斜地、荒地
などでの安定性及び踏破性を向上できる効果もあ
る。
で、これを車輪で構成したものに対比して牽引力
を大きくできると共に、山間地及び傾斜地、荒地
などでの安定性及び踏破性を向上できる効果もあ
る。
第1図は本考案の一実施例の略示側面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は昇降リンクの平面
図、第4図は第3図の後面図である。 1……フレーム、3……シヤフト、4……操向
車輪、6……変速機、7……車軸、8……ゴムク
ローラ、9……エンジン、14……ステイ、15
……シート、16……ハンドルブラケツト、17
……ループハンドル、20……ヒツチ金具、24
……油圧シリンダ、25……油圧ポンプ、27…
…昇降リンク。
図は第1図の平面図、第3図は昇降リンクの平面
図、第4図は第3図の後面図である。 1……フレーム、3……シヤフト、4……操向
車輪、6……変速機、7……車軸、8……ゴムク
ローラ、9……エンジン、14……ステイ、15
……シート、16……ハンドルブラケツト、17
……ループハンドル、20……ヒツチ金具、24
……油圧シリンダ、25……油圧ポンプ、27…
…昇降リンク。
Claims (1)
- フレームの前端に装着した一輪の操向車輪と、
前記フレームの中央に搭載したエンジンならびに
後端に装着した変速機と、該変速機から左右に延
びる車軸に装着した左右一対のゴムクローラと、
前記変速機の上端後方に配設したシートと、前記
フレームの前端中央に設けたステアリングコラム
と、該コラム内に挿通し前記操向車輪の軸受金と
連結したシヤフトと、前記シヤフトの上端に設け
前記エンジンの上方を経てシートの前部上方まで
延設したループハンドルと、前記操向車輪の前方
に突出するよう前記フレームの前端部に装着した
作業機装着用の昇降リンクと、該リンクを昇降作
動させる油圧シリンダとを備えてなる乗用型テイ
ラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254383U JPS59137876U (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | セミクロ−ラ式乗用型テイラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254383U JPS59137876U (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | セミクロ−ラ式乗用型テイラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137876U JPS59137876U (ja) | 1984-09-14 |
JPS6239985Y2 true JPS6239985Y2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=30163360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254383U Granted JPS59137876U (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | セミクロ−ラ式乗用型テイラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137876U (ja) |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3254383U patent/JPS59137876U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59137876U (ja) | 1984-09-14 |
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