JPS6238308Y2 - - Google Patents

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JPS6238308Y2
JPS6238308Y2 JP13297081U JP13297081U JPS6238308Y2 JP S6238308 Y2 JPS6238308 Y2 JP S6238308Y2 JP 13297081 U JP13297081 U JP 13297081U JP 13297081 U JP13297081 U JP 13297081U JP S6238308 Y2 JPS6238308 Y2 JP S6238308Y2
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terminal
battery
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attached
board
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JP13297081U
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JPS5837665U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電池の性能テストに際し使用される放
電端子盤の改良に係り、軽量かつ小型で使いやす
く、かつ持運びが容易な放電端子盤を提供するこ
とを目的とする。
従来の放電端子盤は、第7図に示すように2枚
の板バネを対向するように折曲げて端子11,2
0としたものや、第8図に示すように一方の端子
20を固定し、他方の端子11はコイルバネ60
をはめて上下に作動できるようにした電池ホルダ
ー10を垂直に固定した大きな盤面62に多数
(通常100個程度)取り付けたものが使用されてい
た。
しかしながら、これらの放電端子盤は、電池ホ
ルダー10に第7図に示すような板バネを利用し
たものでは、装着すべき電池を指先で摘んで板バ
ネの力に抗しながら端子間に挿入しなければなら
ず、電池の装着、離脱が行ないにくいうえに、薄
形電池では正極缶の上端と負極端子板との高さの
差がほとんどないため、装着時に一方の端子に正
極缶と負極端子板とが一緒に接触して短絡を引き
おこす危険性があり、また第8図に示すようなコ
イルバネ60を利用したものは、作動側端子11
の頭部61を指先で摘んでバネの力に抗して垂直
に下方へ引張らなければならず、指先に非常な負
担がかかるうえに、装着する電池の割にはホルダ
ーが大型化し、かつ高価になるという欠点があ
り、放電端子盤自身も大型で持運びができないた
め、1つの電池について温度を大巾に変えて電気
特性を調べる場合には、それぞれの温度に設定し
た槽内の放電端子盤に電池を移しかえなければな
らず、手間がかかるうえに、電池の入れまちがい
が生じたり、接触状態が変動したりして正確な試
験結果が得られないという欠点があつた。
本考案はそのような事情に鑑みてなされたもの
であり、電池ホルダーを小型でかつ軽量化して使
いやすくし、安価に製作できるようにすると共
に、放電端子盤も小型かつ軽量化して使いやす
く、かつ持運びを容易にし、ホルダーに電池を保
持した状態で放電端子盤を移動することを可能な
らしめ、それによつて電池の入れまちがいや、電
池と端子との接触状態の変動を防止するようにし
たものである。
つぎに本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の放電端子盤の一実施例を示す
平面図、第2図は第1図に示す放電端子盤におい
て用いるプリント基板の表面側を示し、第3図は
該プリント基板の裏面側を示す図である。
まずプリント基板について説明すると、プリン
ト基盤1は、たとえばガラス繊維強化プラスチツ
クなどからなる絶縁板2と、該絶縁板2の表面側
および裏面側に形成した銅などの良導電性金属よ
りなる導電箔3,4および端子部分5を備えてな
る。そして絶縁板2には後に詳述する電池ホルダ
ー10の正極端子11を取り付けるための穴6お
よび放電端子盤をコネクターに挿し込んだ状態か
ら抜き出すのを容易にするための把手8を取り付
けるための穴7が設けられている。
本考案の放電端子盤は第1図に示すように上述
のごときプリント基板1に電池ホルダー10を取
り付けたものであるが、電池ホルダー10の構成
ならびにその取付けは以下に示すとおりである。
すなわち、電池ホルダー10は第4〜6図に詳
示するように正極端子11と負極端子20とで電
池を保持しうるようにしたものであり、正極端子
11はその上部12がプリント基板1の絶縁板2
の上面より少し上方に凸出するように取り付けら
れ、絶縁板2の上面より凸出した部分の周縁部1
3は外周端から内部側へ向つてなだらかな曲線を
描いて徐々に高くなるように形成されている。し
かし、凸出部分の中央部は電池を載置したときに
安定しやすいように平面状に形成しておくことが
好ましい。正極端子11の下部14は絶縁板2の
裏面側で導電箔4と接触している。なお、このよ
うな正極端子11は鳩目を利用して容易に形成す
ることができる。そして正極端子11の電池と接
触する部分には通常金メツキまたは白金ロジウム
メツキが施される。
負極端子20はプリント基板1に固定された金
属製で断面コ字状の固定部材21と同様に金属製
で断面コ字状の作動部材22とを有し、作動部材
22はそのほぼ中央部でピン23によつて前記固
定部材21に連結され、その先端部24は鋸歯状
に形成されると共に、ピン23に取り付けたネジ
リコイルバネ25によつて付勢され、前記正極端
子11上に載置された電池40の負極端子板41
に圧接するように形成されている。そして負極端
子20の固定部材21は絶縁板2の表面側に形成
された導電箔3と接触している。なお負極端子2
0における作動部材22と固定部材21との連絡
は、第6図に詳示するように、作動部材22の両
側部のほぼ中央部を固定部材21側に向けて膨出
させ、それに対応して固定部材21の両側部の一
部を作動部材22側に向けて膨出させ、固定部材
21側の膨出部26を作動部材22側の膨出部2
7に挿入し、膨出部26,27同士を重ね合わ
せ、両者を通してあけた穴にネジリコイルバネ2
5を取り付けたピン23を通して連結し、バネ2
5のハ字状に開脚した部分25a,25bをそれ
ぞれ作動部材22の後部29と固定部材21の後
部28に当接し、該バネ25の反撥力によつて作
動部材22の先端部24が正極端子11上に載置
された電池40の負極端子板41に圧接する構成
となつている。30は作動部材22の後端部に被
着した合成樹脂製のキヤツプであり、作動部材2
2の後端部の押し下げを容易ならしめるためのも
のである。そして負極端子20には通常ニツケル
メツキが施される。なお50は正極端子11上に
載置した電池40の正極缶42が負極端子20の
固定部材21に接触するのを防止するために、絶
縁板2上に形成した止め板である。
しかして、この電池ホルダー10に電池40を
保持させるには、まず、第4図に示すような状態
にある負極端子20の作動部材22の後端部を押
し下げ、先端部24と正極端子11との間を開
き、電池40を絶縁板2上を摺動させて正極端子
11に載置する。この際、正極端子11は絶縁板
2上に凸出した部分の周縁部12がその外周端か
ら内部側へ向つて徐々に高くなるように形成され
ているので、電池40を正極端子11上に載置す
るのが容易であり、また摺動させつつ載置するの
で、電池の正極端子を兼ねる正極缶42やホルダ
ー10の正極端子11に付着したホコリやゴミが
こすりとられ、それらによる接触不良が防止され
る。
電池40を正極端子11上に載置後、押し下げ
ていた負極端子20の作動部材22の後端部から
指をはなすと、作動部材22の先端部24はバネ
25によつて付勢され、正極端子11上に載置さ
れた電池40の負極端子板42に圧接して第5図
に示すように電池40を正極端子11と負極端子
20とで保持するようになる。この際、作動部材
22の先端部24は鋸歯状に形成されているの
で、電池40の負極端子板41や作動部材22の
先端部24にホコリなどが付着している場合で
も、それらによる接触不良が防止される。テスト
後の電池40をホルダー10から取りはずすに
は、負極端子20の作動部材22の後端部を下に
押し下げて先端部24を電池40の負極端子板4
1から離脱させ、正極端子11から電池40を取
り去ればよい。
この電池ホルダー10においても、電池40の
装着、離脱に際しては、バネ25の力に抗して負
極端子20の作動部材22の後端部を押し下げな
ければならないが、力をかける方向が押し下げる
方向なので、力がかけやすく、かつ大きな力を要
しない。また短絡を起させることも少ない。
そして正極端子11は市販の鳩目を利用して作
製することができ、また負極端子20は市販のク
リツプを改造することによつて容易に作製するこ
とができるので、安価に製作でき、かつ構成が簡
単なので、小型かつ軽量である。
さらに、この電池ホルダー10は従来使用の電
池ホルダーとは異なり、プリント基板に取り付け
ることができるという特徴を有し、電池ホルダー
の小型化、軽量化と相俟つて、放電端子盤自身も
小型かつ軽量化でき、使いやすく、かつ持運びが
容易になり、作業台上などで電池の装着、離脱が
でき、またホルダーに電池を保持した状態で移動
ができ、1個の電池についてたとえば60℃と−10
℃での放電特性を調べる場合のように、温度を大
巾に変更してテストを行なう場合には、この放電
端子盤を電池ホルダーに電池を保持した状態で移
動し、端子部分をそれぞれの温度に設定された槽
内に取り付けたコネクターに挿し込めばよく、手
間が省け、かつ電池の入れまちがいや電池と端子
との接触状態の変動が防止される。なお、コネク
ターから放電端子盤を抜き出す際には、放電端子
盤に第1図に示すような把手8を取り付けてお
き、コネクター側にもそれに対応したガイドを設
けておけば、抜き出しがきわめて容易になる。
なお実施例では作動部材22を有する側の端子
を負極端子とし、他方の端子を正極端子として説
明したが、正負逆であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の放電端子盤の一実施例を示す
平面図、第2図は第1図に示す放電端子盤におい
て用いるプリント基板の平面図、第3図は該プリ
ント基板の底面図である。第4〜6図は第1図に
示す放電端子盤に用いた電池ホルダーを示すもの
で、第4図は側面図、第5図は電池を保持した状
態の側面図、第6図は固定部材と作動部材との連
結部分の一部切欠した拡大側面図、第7〜8図は
従来の放電端子盤の要部を示す側面図である。 1……プリント基板、2……絶縁板、3……導
電箔、4……導電箔、10……電池ホルダー、1
1……正極端子、12……上部、13……周縁
部、14……下部、20……負極端子、21……
固定部材、22……作動部材、23……ピン、2
4……先端部、25……バネ、40……電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板1に、上部12がプリント基板1
    の絶縁板2の上面より少し上方に凸出するように
    絶縁板2に取り付けられ、かつ絶縁板2の上面に
    凸出した部分の周縁部13は外周端から内部側へ
    向つて徐々に高くなるように形成され、下部14
    が絶縁板2の裏面側で導電箔4に接触する一方の
    端子11と、絶縁板2の表面側でプリント基板1
    に固定され、導電箔3と接触する固定部材21と
    そのほぼ中央部がピン23によつて該固定部材2
    1に連結され、かつその先端部24が鋸歯状に形
    成されると共に、前記ピン23に取り付けられた
    ネジリコイルバネ25によつて付勢され前記一方
    の端子11上に載置された電池40の一方の電極
    端子板に圧接するように形成された作動部材22
    とを有する他方の端子20とで電池40を保持し
    うるようにした電池ホルダー10を取り付けたこ
    とを特徴とする放電端子盤。
JP13297081U 1981-09-07 1981-09-07 放電端子盤 Granted JPS5837665U (ja)

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JP13297081U JPS5837665U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 放電端子盤

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JP13297081U JPS5837665U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 放電端子盤

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Publication Number Publication Date
JPS5837665U JPS5837665U (ja) 1983-03-11
JPS6238308Y2 true JPS6238308Y2 (ja) 1987-09-30

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ID=29926462

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JP13297081U Granted JPS5837665U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 放電端子盤

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100584U (ja) * 1984-12-06 1986-06-27

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JPS5837665U (ja) 1983-03-11

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