JPH0735445Y2 - テレビ電波受信用アンテナ - Google Patents

テレビ電波受信用アンテナ

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JPH0735445Y2
JPH0735445Y2 JP1990124628U JP12462890U JPH0735445Y2 JP H0735445 Y2 JPH0735445 Y2 JP H0735445Y2 JP 1990124628 U JP1990124628 U JP 1990124628U JP 12462890 U JP12462890 U JP 12462890U JP H0735445 Y2 JPH0735445 Y2 JP H0735445Y2
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JP
Japan
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antenna
element plate
antenna body
plate
switch mechanism
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Application number
JP1990124628U
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English (en)
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JPH0480111U (ja
Inventor
好男 中村
Original Assignee
ディエックスアンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンテナ本体に一対の素子板を着脱できる構成
とすることにより輸送等の利便を図つたテレビ電波受信
用アンテナに関する。
〔従来の技術〕
この種のテレビ電波受信用アンテナは例えば第7図〜第
9図に示すように、溝52にUHF用素子53を嵌め込んだ素
子板51は、アンテナ本体54の外周部に縦設せる縦孔55に
UHF用素子53の先端部を通してから挿入し、アンテナ本
体54からキャップ56を取り外して素子板51の上下に穿設
された孔部57,57とアンテナ本体54の孔部58,58とを合
せ、孔部57,58に挿通したピン59でアンテナ本体54に素
子板51を取付けると、UHF用素子53の先端をアンテナ本
体54の上部に取付けたスイッチ機構60の端子61にハンダ
付けしていた。同様に反対側の縦孔に対しても素子板51
に嵌めたUHF用素子53の先端部及び素子板51を挿入し、
素子板51をアンテナ本体54にピン59で取付けると、素子
端をスイッチ機構60の端子61にハンダ付けしていた。
尚、62は伸縮可能のVHF用ロッドアンテナである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記するような従来品では、アンテナ本体54の縦孔55に
素子板51を挿入するより前に素子板51から長く突き出た
UHF用素子53の先端側を挿入しておく必要があり、さら
に、アンテナ本体54に挿入した素子板51はその孔部57を
アンテナ本体54の孔部58に合わせてから孔部57,58に挿
通したピン59でアンテナ本体54に取付けているので、素
子板取付作業が面倒で時間がかかる不都合があつた。
又、UHF用素子53とアンテナ本体54の端子61との接続は
アンテナ本体内の狭い空間でのハンダ付けゆえ、作業性
が悪く非能率であるほか組立、分解が不便であつた。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、アンテナ本
体のスイッチ機構の端子とUHF用素子との接続、接続解
除及びアンテナ本体に対する素子板の組付け、分解が並
行して行え、しかもアンテナ本体に組付けた素子板は如
何なる方向に引張しても抜け出ることがなく、逆に組立
・分解は簡単に且つ速やかに施行できるようにしたテレ
ビ電波受信用アンテナを提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案のテレビ電波受信用アン
テナにおいては、上部にキャップを着脱可能に取付け内
部にスイッチ機構等を備えるアンテナ本体に素子を納め
た一対の素子板を着脱可能に取付けるようにしたテレビ
電波受信用アンテナにおいて、素子板の基端は素子先端
があらわれる係合突起を縦設し、アンテナ本体の外側部
には素子板の係合突起を上方から挿入できる一対の案内
溝を縦設すると共に、この案内溝にはスイッチ機構の端
子に接続され且つ案内溝に嵌挿された素子板の素子先端
部と当接する接触子を配設し、前記キャップは前記案内
溝に嵌挿された素子板の上端に当接した状態でアンテナ
本体に固定するようにしたことを特徴とするものであ
る。
接触子は一端をアンテナ本体に挿着し他端をスイッチ機
構の端子に導線を介して接続し、素子板の素子先端部に
当接する中間のコ状突起をアンテナ本体に設けたスリッ
トに挿入する構成とすれば、アンテナ本体への取付けが
容易となり、また、中間のコ状突起に弾性機能を付与で
きる。
〔作用〕
キャップ2を取外したアンテナ本体1の案内溝16に素子
板4の係合突起7,8を上方から挿入すれば、素子板4は
アンテナ本体1に前後、左右方向の移動を拘束されて取
付けられると共に、素子板4の素子先端部がアンテナ本
体1に設けられた接触子30と当接しスイッチ機構17の端
子18に電気的に接続される。ここで、アンテナ本体1の
上部にキャップ2を固定すると、素子板4は上下方向の
移動も拘束され、素子板4は如何なる方向に引張されて
もアンテナ本体1に的確に取付けられていて取外しでき
ない。アンテナ本体1から素子板4を取外す操作は前述
の組立操作の逆の順序で行うことができる。この場合、
素子板4の素子5とスイッチ機構17の端子18との電気的
接続は、アンテナ本体1からの素子板4の取外しで解除
される。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図及び
第2図において、1はアンテナ本体、2はアンテナ本体
1の上部に着脱可能に取付けられたキャップ、3はVHF
用のロッドアンテナ、4はUHF用の素子5を備える素子
板である。
素子板4は第5図及び第6図に示すように、平板部6の
表裏両面の基端に係合突起7,8を縦設し、係合突起8及
びこの側の面にコ状の溝9を形成し、この溝9に先端部
を折曲げたコ状の素子5を嵌め込み、素子5の二つの先
端部は係合突起7に穿設された通孔11,11に挿入して平
板部6に取付けてなり、素子5は通孔11に挿入する部分
及び平板部6の先端面12に沿う部分以外は平板部6の平
坦面と面一か若干内側にある。尚、素子板4は前記する
ような構成のほか、例えば平板部に素子をプリントする
とか蒸着する方法で構成してもよい。
アンテナ本体1は、その外側部と上面に素子板4の係合
突起7,8を含む基端部を上方から挿入できる溝14,15から
なる案内溝16を対称に形成すると共に、上部中央にはス
イッチ機構17を設け、このスイッチ機構の端子18は下方
へ開口する凹部20にあり、この凹部はアンテナ本体1の
下端縁に着脱可能に取付ける底板によつてカバーするよ
うにしている。凹部20と溝14とを仕切る側壁部分21の凹
部側の中間には上下両端にそれぞれ孔部22,22を縦設し
た突起23を突設すると共に、突起23の上方の天井部分に
は後述の接触子30を孔部22に上方から挿脱できるように
窓部25を開口し、突起23から上方及び下方の側壁部分21
には接触子30の中間のコ状突起31を案内するために溝14
と凹部20とを連通するスリット24を縦設している。
スイッチ機構17の端子18には導線28、アンテナ接続端子
29を介して接続子30を接続している。この接触子30は一
端を前記アンテナ接続端子29に取付け、他端部を突起部
23の孔部22に挿入し、中間のコ状突起31をスリット24に
挿入するので、接触子30の回動はスリット24によつて阻
止される。この接触子30は、一端を孔部22に挿入しコ状
突起31をスリット24に位置せしめた状態において、案内
溝16に挿入した素子板4の先端面12の素子5で少し押し
戻されるように設定されているので、素子5と当接する
と弾発力で素子5に圧接する。
本実施例では、キャップ2を取外したアンテナ本体1の
案内溝16,16に素子板4,4を挿入すれば、素子5はその両
先端部で接触子30,30と確実に当接してアンテナ接続端
子29,29、導線28,28を介しスイッチ機構17の端子18,18
に電気的に接続されると共に、素子板4,4はアンテナ本
体1に左右及び前後方向の移動を拘束された状態で取付
けられる。そして、アンテナ本体1にキャップ2を固定
すれば、素子板4,4は上下方向の移動も拘束されるか
ら、アンテナ本体1に的確に固定されることとなる。こ
の素子板4をアンテナ本体1から取外すには、キャップ
2をアンテナ本体1から取外して素子板4を上方へ抜き
取ればよい。その際接触子30は素子板4の素子5との当
接を解かれて弾性復帰する。このようにアンテナ本体1
に対する素子板4の取付け取外し及びアンテナ本体1の
スイッチ機構17に接続する接触子30と素子板4の素子5
との電気的接続、接続解除が、アンテナ本体1に対する
素子板4の挿脱操作で並行して行える。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、アンテナ本体に対
するキャップの着脱操作と素子板の挿脱操作によりアン
テナ本体に対する素子板の取付け取外し及びアンテナ本
体のスイッチ機構の端子と素子板の素子との電気的接
続、接続解除が並行して得られるので、アンテナ本体に
対する素子板の組立て、分解が簡単迅速に施工できる実
益がある。又、アンテナ本体に素子板を組付けると、素
子板を如何なる方向に引張しても取外せないから、不注
意で素子板が抜け出るという不具合は起こらない。又、
前記スイッチ機構の端子にコ状突起で接続する接触子は
素子板の素子に弾発力で接触するようにしているので、
良好な電気的接続が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部切欠き一部断面した正面
図、第2図は本考案の素子板組付方法説明図、第3図は
アンテナ本体の一部切欠き一部断面した斜視図、第4図
はアンテナ本体に設ける接触子と素子板の素子との当接
状態の断面図、第5図は素子取付け前の素子板の斜視
図、第6図は素子を取付けた素子板の斜視図、第7図は
従来品の素子板取付方法説明図、第8図は従来品におけ
る素子取付け前の素子板の斜視図、第9図は従来品にお
けるアンテナ本体の一部切欠き一部断面した斜視図であ
る。 1……アンテナ本体、2……キャップ、4……素子板、
5……素子、7,8……係合突起、16……案内溝、17……
スイッチ、24……スリット、30……接触子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にキャップを着脱可能に取付け内部に
    スイッチ機構等を備えるアンテナ本体に素子を納めた一
    対の素子板を着脱可能に取付けるようにしたテレビ電波
    受信用アンテナにおいて、素子板の基端には素子先端が
    あらわれる係合突起を縦設し、アンテナ本体の外側部に
    は素子板の係合突起を上方から挿入できる一対の案内溝
    を縦設すると共に、この案内溝にはスイッチ機構の端子
    に接続され且つ前記案内溝に嵌挿された素子板の素子先
    端部と当接する接触子を配設し、前記キャップは前記案
    内溝に嵌挿された素子板の上端に当接した状態でアンテ
    ナ本体に固定するようにしたことを特徴とするテレビ電
    波受信用アンテナ。
  2. 【請求項2】接触子は一端をアンテナ本体に挿着し他端
    をスイッチ機構の端子に導線を介して接続し、中間のコ
    状突起をアンテナ本体に設けたスリットに挿入して素子
    板の素子先端で押し込まれるようにした請求項1記載の
    テレビ電波受信用アンテナ。
JP1990124628U 1990-11-26 1990-11-26 テレビ電波受信用アンテナ Expired - Lifetime JPH0735445Y2 (ja)

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JPH0480111U JPH0480111U (ja) 1992-07-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5733610Y2 (ja) * 1977-11-25 1982-07-24
JPH039368Y2 (ja) * 1986-04-17 1991-03-08

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