JPS6238005Y2 - - Google Patents

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JPS6238005Y2
JPS6238005Y2 JP1982147087U JP14708782U JPS6238005Y2 JP S6238005 Y2 JPS6238005 Y2 JP S6238005Y2 JP 1982147087 U JP1982147087 U JP 1982147087U JP 14708782 U JP14708782 U JP 14708782U JP S6238005 Y2 JPS6238005 Y2 JP S6238005Y2
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JP
Japan
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piece
holding frame
locking
rod
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982147087U
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English (en)
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JPS5952206U (ja
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Priority to JP14708782U priority Critical patent/JPS5952206U/ja
Publication of JPS5952206U publication Critical patent/JPS5952206U/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は操作装置と作動装置の間を連結し、
操作装置を操作して作動装置を作動するリンケー
ジの一部をなすロツドをパネルに取付けるための
プラスチツク製ロツドホルダーの改良に関する。
自動車のドアの車外ハンドルで錠のラツチを解
放したり、運転席のレバーでヒータ、エアコンの
風の吹出口を切換えたり、アクセルペダルの踏み
加減でキヤブレターに燃料、空気を噴射するフユ
エルインジエクシヨンを制御するリンケージの一
部のロツドをパネルに取付けるため、パネルに装
着するフアスナを二つ割りにし、その半割体の先
端(下端)同志を薄肉ヒンジ片で結合したプラス
チツク製ロツドホルダーは例えば実開昭57−
40559号公報で公知である。
しかし、これは一方の半割体の上端外側に設け
てある軸にほゞL形に成形した係止蓋片を枢着
し、両半割体の上端の対向面に形成してある上向
きに開放した収容部に収容されたロツドが脱出す
るのを防ぐために係止蓋片を回動して収容部を上
から塞ぎ、係止蓋片の自由端を他方の半割体の上
端外側にパチンとスナツプ留めする様になつてい
るため、薄肉ヒンジ片で結合した両半割体とは別
に係止蓋片を成形して組立てる必要があり、手数
がかゝると共に、使用中に保持しているロツドに
軸方向の力が作用すると係止蓋片のスナツプ留め
が外れ、係止蓋片は開いてロツドが脱出する虞れ
がある。
そこで本考案は一体に成形して組立ての手数を
解消すると共に、ロツドに軸方向の力が加わつて
も開いてロツドが脱出することを完全に防止した
プラスチツク製ロツドホルダーを提供することを
目的として開発したもので、以下、図示の一実施
例を参照して説明する。
1は上述した公知のものと同様なフアスナで、
下端を薄肉のヒンジ片2により結合された断面形
状が半円形の二つの半割体2a,2bを有し、各
半割体は外側面の途中に自由端を斜め上に向けて
回りから外に張出した舌状の逆止片3a,3bを
備えている。又、上端には半割体の直径方向の面
2′を除いて回りから張出した矩形の頭部4a,
4bがあり、第2図に矢印で示した様に薄肉ヒン
ジ片2を折つて直径方向の面2′で対面させると
頭部を含めて両半割体は対向し、頭部の下は断面
形状が円形になり、その直径は上から下に向かつ
て僅かではあるが小さくなり、少しテーパーが付
いている。
従つて、パネルPには対向状態の両半割体がど
うにか通れる直径の孔P′を開設して置き、頭部4
a,4bの下面がパネルの上面に受止められるま
で孔P′に上から押込むと、逆止片3a,3bは孔
の縁で一旦内方に撓められて孔を下に通過し、パ
ネルの下面で外方にパチンと再び開き、パネルを
頭部の下面と逆止片の自由端で挟む。このため、
頭部の下面と逆止片の自由端間の間隔は取付ける
べきパネルPの厚さに大体等しく定める。尚、頭
部4a,4bには下面の縁に斜下向きの張出片
4′を設け、その弾性力でパネルPの厚さに許容
差があつてもこれを吸収できる様にすると共に、
頭部4a,4bの相対向する面の一方には窪み5
a、他方には窪みに嵌合する突起5bを設け、両
半割体を対面状に対向させたときその面2′に沿
つてずれ動くのを防止する様にすることが好まし
い。
さて、本考案では頭部の一方4a上に対向面
2′から突出するほゞコ字形ないしC字形の保持
枠6を設け、両半割体2a,2bを対向させたと
き保持枠6の対向面2′から突出した下方の突出
部6′は他方の頭部4bの上面に当接する様にす
る。そして、他方の頭部4bの外縁にはヒンジ片
7で倒L形のカバー8を連接する。
カバー8は、ヒンジ片7を折つて起したとき保
持枠6の対向面2′から突出した上方の突出部
6″に当接して保持枠の開放した側面を塞ぐ閉塞
片9と、保持枠の上面上に重なる重合片10とか
らなり、保持枠6の上方の突出部6″には角(ツ
ノ)形の上向きの係止突起11を設け、重合片1
0にはカバーを前述の様に起して行くと上記突起
11が下面に摺接して押上げられる舌状の係止片
12と、係止片の自由端の前に設けられた係止突
起11が突入する孔13を設ける。この孔13は
係止片12を舌状にするためにその両側に設ける
切込孔12′,12′と一体に開設すればよい。そ
して、係止突起11を突出部6″の前端から張出
して設けたときは閉塞片9の内面にも孔13に開
通する窪み9′を設けて置く。
これにより保持枠6に横からロツドRを入れ、
ヒンジ片7でカバー8を起して行くと、係止突起
11は係止片12を下から衝き上げながら第4図
の様に係止片12の自由端に向け移動して行き、
自由端を通り過ぎると孔13中に突入し、背面1
1′で係止片12の自由端に引掛る。この引掛力
を高めるために係止突起の背面11′は斜面に
し、係止片12の自由端もこれに適合させるとよ
い。
こうして本案によればカバーの閉塞片9は保持
枠内に収容されたロツドRに接触しながら保持枠
の横向きの開放部を塞ぎ、重合片10は保持枠の
上面に重なつて留められてカバー8をその状態に
保持する。従つて、ロツドRにどの様な方向の力
が加えられても保持枠の上面上に重なつて留めら
れている重合片10を外すことはできないのでロ
ツドが外れる虞は全くない。そして、カバーはヒ
ンジ片で半割体に接合されているため一体に成形
され、組立ての手数が省ける。
尚、ロツドRとして、こゞでは外周に雄ねじを
有する螺杆を示したが、この場合は保持枠6の内
部を半円形にすると共に、内周には雄ねじに合う
雌ねじ14や雄ねじに突入する環状の歯をねじと
同ピツチで形成して置けばカバーを留めたのちで
も螺杆を回して螺動させ、保持位置を調節でき
る。又、このホルダーはフアスナでパネルに取付
後、ロツドを保持することもできるし、最初にロ
ツドを保持し、それからフアスナでパネルに取付
けてもよい。
更に、第8図示の如く係止片12の自由端と重
合片10の自由端とをペンチ等でつまみ係止片1
2と係止突起11との係合を解離することによ
り、ロツドをフアスナから取外すことができる。
尚、このために係止片12の自由端には係止突起
11の上端よりも上に突出する突出部12′を設
けて置くとよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はフアスナの半割体を対向させた状態の一部を断
面にした側面図、第2図は同上の成形状態の同様
な側面図、第3図は成形状態の平面図、第4図は
カバーを起こしている途中の状態の一部を断面に
した側面図、第5図はロツド保持状態の同様な側
面図、第6図は同上の上面図、第7図は同上の下
面図、第8図はロツドの保持を釈放させた状態の
側面図で、図中、1はフアスナ、2はヒンジ片、
2a,2bは半割体、4a,4bは頭部、6は保
持枠、7はヒンジ片、8はカバー、9は閉塞片、
10は重合片を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端がヒンジ片2で結合されたフアスナ1の二
    つの半割体2a,2aの各上端に設けた頭部4
    a,4aの一方に、他方の半割体上に向いて開放
    したコ字形ないしC字形の保持枠6を設け、他方
    の頭部には上記保持枠6の開放した側面を塞ぐ閉
    塞片9と、保持枠の上面上に重なる重合片10か
    らなる倒L形のカバー8をヒンジ片7で起こすこ
    とができる様に連接し、前記保持枠6の上面に係
    止突起11を上向きに突設し、前記重合片10に
    は、前記カバー8を起した際に上記係止突起11
    に下面が摺接して押上げられる舌状の係止片12
    と、該係止片の自由端に隣接して上記係止突起1
    1が突入する孔13を設けたことを特徴とするプ
    ラスチツク製ロツドホルダー。
JP14708782U 1982-09-30 1982-09-30 プラスチツク製ロツドホルダ− Granted JPS5952206U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14708782U JPS5952206U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 プラスチツク製ロツドホルダ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14708782U JPS5952206U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 プラスチツク製ロツドホルダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5952206U JPS5952206U (ja) 1984-04-06
JPS6238005Y2 true JPS6238005Y2 (ja) 1987-09-29

Family

ID=30327197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14708782U Granted JPS5952206U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 プラスチツク製ロツドホルダ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112546A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd クリップ
JP6296969B2 (ja) * 2014-12-10 2018-03-20 株式会社ニフコ クリップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338057U (ja) * 1976-09-08 1978-04-03
JPS5740559B2 (ja) * 1980-08-23 1982-08-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217566Y2 (ja) * 1980-08-15 1987-05-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338057U (ja) * 1976-09-08 1978-04-03
JPS5740559B2 (ja) * 1980-08-23 1982-08-28

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JPS5952206U (ja) 1984-04-06

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