JP6296969B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤ等の被保持部材をフレーム等の被取付け部材に保持するためのクリップに関する。
従来、この種のクリップとして、例えば、特許文献1に示すものが知られている。このクリップは、ワイヤ等の被保持部材を取り付ける取付け部と、この取付け部から延びる一対の脚部と、を備えている。そして、取付け部にワイヤ等の被保持部材を取付け部に押込み、一対の脚部をフレーム等の被取付け部材に形成した孔に差し込むようになっている。
米国特許第5762397号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のクリップでは、取付け部に金属ワイヤ等の硬質の被保持部材を押込む場合に、一対の脚部を互いに離間する方向へ押し広げ、被保持部材を一対の脚部の間を通過させる必要がある。このため、被保持部材の取付け作業性が良くない。
本発明は上記事実を考慮し、被保持部材の取付け作業性を向上できるクリップを得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明のクリップは、被取付け部材に穿設されている開口部に挿入可能な第1取付け部と、前記第1取付け部と係合した状態で前記開口部に挿入可能な第2取付け部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを長尺状の被保持部材が通過可能な開いた状態で連結すると共に、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを互いに係合する方向へ揺動可能とする連結部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部の少なくとも一方に形成され、前記連結部との間に前記被保持部材を載置可能な載置部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか一方に形成された係合部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか他方に形成され、前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、前記係合部と前記被係合部とにより前記第1取付け部と前記第2取付け部とが係合した状態で、前記載置部と前記連結部とが前記被保持部材を挟持し、前記連結部には、前記係合部と前記被係合部とにより前記第1取付け部と前記第2取付け部とが係合した状態で、前記載置部に載置された前記被保持部材に当接可能な凸部が前記載置部に対向して形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明のクリップでは、クリップを使用していない状態で、第1取付け部と第2取付け部とが長尺状の被保持部材が通過可能な開いた状態で、連結部によって互いに連結されている。この状態で、第1取付け部と第2取付け部との少なくとも一方に形成された載置部と、連結部との間に被保持部材を載置する。次に、連結部をヒンジにして、第1取付け部と第2取付け部とを互いに係合する方向へ揺動し、第1取付け部と第2取付け部との何れか一方に形成された係合部と、第1取付け部と第2取付け部との何れか他方に形成された被係合部とを係合させる。これにより、載置部と連結部とによって被保持部材を挟持することができる。次に、互いに係合しロック状態となった第1取付け部と第2取付け部とを開口部に挿入する。このため、クリップに被保持部材を保持する場合に、第1取付け部と第2取付け部とを互いに離間する方向へ押し広げる必要が無いと共に、載置部と連結部との間に被保持部材を載置することができる。この結果、被保持部材の取付け作業性が向上する。
請求項2に記載の発明のクリップでは、被取付け部材に穿設されている開口部に挿入可能な第1取付け部と、前記第1取付け部と係合した状態で前記開口部に挿入可能な第2取付け部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを長尺状の被保持部材が通過可能な開いた状態で連結すると共に、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを互いに係合する方向へ揺動可能とする連結部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部の少なくとも一方に形成され、前記連結部との間に前記被保持部材を載置可能であり、前記被保持部材の軸線に沿った方向の長さが前記連結部の前記軸線に沿った方向の長さより長い載置部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか一方に形成された係合部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか他方に形成され、前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、前記係合部と前記被係合部とにより前記第1取付け部と前記第2取付け部とが係合した状態で、前記載置部と前記連結部とが前記被保持部材を挟持することを特徴とする。
請求項3に記載の発明のクリップは、請求項1又は2に記載のクリップにおいて、前記被保持部材は、線状部材であって、前記第1取付け部と前記第2取付け部とに形成され、前記開口部の周縁部に弾性的に係合可能な弾性脚部を有する。
請求項3に記載の発明のクリップでは、第1取付け部と第2取付け部とを開口部に挿入すると、第1取付け部と第2取付け部とに形成された弾性脚部が開口部の周縁部に弾性的に係合する。これにより、第1取付け部と第2取付け部とが被取付け部材に穿設されている開口部に取り付けられる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のクリップにおいて、前記載置部は前記第1取付け部と前記第2取付け部との双方に形成されている。
請求項4に記載の発明のクリップでは、クリップに被保持部材を保持する場合に、第1取付け部に形成された載置部と第2取付け部に形成された載置部のうち作業し易い方の載置部と、連結部との間に被保持部材を載置することができる。このため、被保持部材の取付け作業性がさらに向上する。
請求項5に記載の発明は請求項1〜4の何れか1項に記載のクリップにおいて、前記載置部の前記被保持部材の軸線に沿った方向の長さは前記連結部の前記被保持部材の軸線に沿った方向の長さより長い。
請求項5に記載の発明のクリップでは、クリップに被保持部材を保持した場合に、被保持部材が、軸線に沿った方向の長さが連結部より長い載置部に支持される。このため、被保持部材を安定させた状態で保持ができ、被保持部材の取付け作業性がさらに向上する。
請求項6に記載の発明は請求項1〜5の何れか1項に記載のクリップにおいて、前記係合部は弾性変形可能な係合爪であり、前記被係合部は前記係合爪が係合可能な係合孔である。
請求項6に記載の発明のクリップでは、第1取付け部と第2取付け部との何れか一方に形成された係合爪を、第1取付け部と第2取付け部との何れか他方に形成された係合孔の周縁部に係合させることで節度感が得られる。このため、係合爪が係合孔の周縁部に係合したことを確認でき、確実に係合させることができる。また、係合爪が係合孔の周縁部に係合しロック状態になることによって、作業中にクリップから被保持部材が外れることがない。このため、被保持部材の取付け作業性がさらに向上する。
請求項1又は2に記載の本発明のクリップは、上記構成としたので、被保持部材の取付け作業性を向上できる。
請求項3に記載の本発明のクリップは、上記構成としたので、被保持部材の取付け作業性をさらに向上できる。
請求項4に記載の本発明のクリップは、上記構成としたので、被保持部材の取付け作業性をさらに向上できる。
請求項5に記載の本発明のクリップは、上記構成としたので、被保持部材の取付け作業性をさらに向上できる。
請求項6に記載の本発明のクリップは、上記構成としたので、被保持部材の取付け作業性をさらに向上できる。
本発明の一実施形態に係るクリップを示す軸線方向の一方から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップの使用状態を示す図1に対応する正面図である。 図1の矢印3方向から見た側面図である。 図1の矢印4方向から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップの使用状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るクリップが適用されたシートバッグフレームを示す車両前方から見た概略図である。
本発明の一実施形態に係るクリップについて図1〜図6に従って説明する。なお、図6にされる矢印UPは、クリップが固定された車両用シート(座席)の上方向を示しており、INは車両用シートの幅方向内側を示している。
図6に示すように、本実施形態の車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション(図示省略)と、車両用シート10に着座した乗員の背部を支えるシートバック12とを備えている。
シートバック12の内部には、シートバック12の骨格を構成するシートバックフレーム14が設けられている。このシートバックフレーム14は、左右のサイドフレーム16、18と、左右のサイドフレーム16、18の上端に架け渡されたアッパフレーム20と、左右のサイドフレーム16、18の下端に架け渡されたロアフレーム22と、を有している。
アッパフレーム20の両端部20Aとロアフレーム22の両端部22Aとの間には、金属ワイヤ等からなる硬質の被保持部材(線状部材)としてのシートバックバネ30が架設されている。シートバックバネ30の上端部30Aは、グロメット32を介して、アッパフレーム20の両端部20Aに取付けられている。また、シートバックバネ30の下部30Bはそれぞれ本実施形態のクリップ34を介して、ロアフレーム22の両端部22Aに取付けられている。
なお、シートバックバネ30には、クリップ35を介してシートバックパネル37が固定されている。
(クリップの構成)
図2に示すように、本実施形態のクリップ34は、被取付け部材としてのロアフレーム22の取付け部24に穿設されている円形の開口部25に取付け可能となっている。なお、図6に示すように、ロアフレーム22の取付け部24は、シート上下方向に沿った垂直面となっている。
図1に示すように、クリップ34は開口部25(図2参照)に挿入可能な第1取付け部36と、第1取付け部36と係合した状態(図2の状態)で開口部25に挿入可能な第2取付け部38と、を備えている。また、第1取付け部36と第2取付け部38とは連結部40によって互いに連結されている。
連結部40は帯状となっており、一方の端部40Aが第1取付け部36のフランジ部36Aに連結されており、他方の端部40Bが第2取付け部38のフランジ部38Aに連結されている。また、連結部40は第1取付け部36と第2取付け部38とが互いにシートバックバネ30がシートバックバネ30の径方向(図1の矢印B方向)から通過可能な開いた状態、即ち、図1に示すように、第1取付け部36と第2取付け部38とが90°(直角)に開いた位置で、第1取付け部36と第2取付け部38とを連結している。また、連結部40は弾性変形可能となっており、第1取付け部36と第2取付け部38とを、互いに係合する方向(図1の矢印A方向)へ揺動可能に連結している。
第1取付け部36のフランジ部36Aからは、連結部40と略対向する方向(図1の下方)へ載置部としての第1載置部42が突出形成されている。この第1載置部42は連結部40の内周面と略対向しており、第1載置部42の載置面42Aは、シートバックバネ30の外周面に対応した円弧状凹面となっている。従って、この載置面42Aを鉛直上方に向けた状態とした場合には、載置面42A上にシートバックバネ30を載置できるようになっている。
第2取付け部38のフランジ部38Aからは、連結部40と略対向する方向(図1の右方)へ載置部としての第2載置部44が突出形成されている。この第2載置部44は連結部40の内周面と略対向しており、第2載置部44の載置面44Aは、シートバックバネ30の外周面に対応した円弧状凹面となっている。従って、この載置面44Aを鉛直上方に向けた状態(図1の状態)では、載置面44A上にシートバックバネ30を載置できるようになっている。
図2に示すように、連結部40における長手方向中間部(図2の左右方向中間部)の内周面には、連結部40の長手方向(図2の左右方向)に所定の間隔を開けて凸部46、48が突出形成されている。これらの凸部46、48はそれぞれシートバックバネ30の外周面に当接するようになっている。
図5に示すように、第1取付け部36と第2取付け部38とを互いに係合した状態では、第1載置部42と第2載置部44とがシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向へ連結した状態になる。そして、第1載置部42と第2載置部44とが連結した載置部全体のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL1は、連結部40のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL2より長くなっている(L1>L2)。
図1に示すように、第1取付け部36におけるフランジ部36Aと第1載置部42との連結部からは第1挿入部50が、連結部40と反対側方向(図1の右方)へ、フランジ部36Aと第1載置部42とに対して垂直に突出形成されている。また、この第1挿入部50には係合壁部52が係合方向(図1の下方)に向かって突出形成されている。さらに、係合壁部52には係合部としての係合爪54が形成されている。
第1挿入部50の先端50Aには、係合壁部52と反対側方向へ向かって弾性脚部56が形成されている。この弾性脚部56は根元部56Aをヒンジ部として第1挿入部50と接離する方向へ弾性変形可能となっており、先端部56Bが、ロアフレーム22の取付け部24の開口部25(図2参照)に弾性的に係合可能となっている。
一方、第2取付け部38におけるフランジ部38Aと第2載置部44との連結部からは第2挿入部60が、連結部40と反対側方向(図1の下方)へ、フランジ部38Aと第2載置部44とに対して垂直に突出形成されている。また、この第2挿入部60には被係合凸部62が係合方向(図1の右方)に向かって突出形成されている。さらに、被係合凸部62には被結合部としての係合孔64が形成されている。
第2挿入部60の先端60Aには、被係合凸部62と反対側方向へ向かって弾性脚部66が形成されている。この弾性脚部66は根元部66Aをヒンジ部として第2挿入部60と接離する方向へ弾性変形可能となっており、先端部66Bが、ロアフレーム22の取付け部24の開口部25に弾性的に係合可能となっている。
第1取付け部36と第2取付け部38とを、互いに係合する方向(図1の矢印A方向)へ揺動すると、係合爪54が弾性変形した係合孔64を通過し、その後復帰して、図2に示すように、係合爪54が係合孔64の周縁部に係合する。そして、係合爪54と係合孔64とにより第1取付け部36と第2取付け部38とが係合したロック状態では、第1載置部42及び第2載置部44と、連結部40とがシートバックバネ30を挟持するようになっている。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、本実施形態のクリップ34は、使用していない状態で、第1取付け部36と第2取付け部38とがシートバックバネ30がシートバックバネ30の径方向(図1の矢印B方向)から通過可能な開いた状態(90°に開いた位置)で、連結部40によって互いに連結されている。この状態で、第1取付け部36に形成された第1載置部42と、第2取付け部38に形成された第2載置部44と、のうちの何れか一方と、連結部40との間にシートバックバネ30を載置する。
次に、連結部40をヒンジにして、第1取付け部36と第2取付け部38とを互いに係合する方向(図1の矢印A方向)へ揺動させ、図2に示すように、第1取付け部36に形成された係合爪54を、第2取付け部38に形成された係合孔64の周縁部に係合させる。これにより、第1載置部42及び第2載置部44と、連結部40とでシートバックバネ30を挟持することができる。
次に、係合した状態の第1取付け部36と第2取付け部38とを、ロアフレーム22の取付け部24に穿設されている円形の開口部25に挿入する。この際、第1取付け部36に形成された弾性脚部56と、第2取付け部38に形成された弾性脚部66とが、弾性変形して開口部25を通過し、その後復帰して、弾性脚部56の先端部56Bと弾性脚部66の先端部66Bとが、ロアフレーム22の開口部25の周縁部に係合する。これにより、シートバックバネ30のロアフレーム22への取付け作業が完了する。
このように、本実施形態のクリップ34では、シートバックバネ30をロアフレーム22の取付け部24に取付ける作業において、クリップ34にシートバックバネ30を保持する場合に、第1取付け部36と第2取付け部38とを互いに離間する方向(図1の矢印A方向と反対方向)へ押し広げる必要が無い。また、第1取付け部36と第2取付け部38とがシートバックバネ30がシートバックバネ30の径方向(図1の矢印B方向)から通過可能な開いた状態(図1の位置)において、図1に二点鎖線で示すように、第1載置部42と第2載置部44との何れか一方と、連結部40との間にシートバックバネ30を載置することができる。このため、シートバックバネ30のロアフレーム22へ取付ける際の作業性が向上する。
また、本実施形態のクリップ34では、クリップ34にシートバックバネ30を保持する場合に、第1取付け部36に形成された第1載置部42と、第2取付け部38に形成された第2載置部44のうち作業し易い方の載置部と、連結部40との間にシートバックバネ30を載置することができる。このため、シートバックバネ30のロアフレーム22への取付ける際の作業性がさらに向上する。
また、本実施形態のクリップ34では、図5に示すように、第1載置部42と第2載置部44とが連結した載置部全体のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL1が、連結部40のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL2より長くなっている(L1>L2)。このため、クリップ34にシートバックバネ30を保持した場合に、シートバックバネ30が、軸線に沿った方向の長さL1が連結部40の軸線に沿った方向の長さL2より長い第1載置部42と第2載置部44とに支持される。この結果、シートバックバネ30を安定させた状態でクリップ34に保持でき、シートバックバネ30のロアフレーム22への取付け作業性がさらに向上する。
また、本実施形態のクリップ34では、第1取付け部36に形成された係合爪54を、第2取付け部38に形成された係合孔64の周縁部に係合させることで節度感が得られる。このため、係合爪54が係合孔64の周縁部に係合したことを確認でき、確実に係合させることができる。また、図2に示すように、係合爪54が係合孔64の周縁部に係合してロック状態になることによって、作業中にシートバックバネ30がクリップ34から外れることがない。このため、シートバックバネ30のロアフレーム22の取付け部24への取付け作業性がさらに向上する。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、クリップ34を被保持部材としてのシートバックバネ30の、被取付け部材としてのロアフレーム22への取付けに適用したが、被保持部材はシートバックバネ30に限定されず、ワイヤ等の他の被保持部材としてもよい。また、被取付け部材はロアフレーム22に限定されず、アッパフレーム20等の他の被取付け部材としてもよい。
また、上記実施形態のクリップ34では、第1取付け部36と第2取付け部38とを90°に開いた位置で連結部40によって互いに連結したが、第1取付け部36と第2取付け部38とがシートバックバネ30がシートバックバネ30の径方向から通過可能な開いた状態であれば、角度は90°に限定されない。
また、上記実施形態のクリップ34では、第1取付け部36に第1載置部42を形成し、第2取付け部38に第2載置部44を形成した。これに代えて、第1取付け部36と第2取付け部38との何れか一方のみに載置部を形成した構成としてもよい。
また、上記実施形態のクリップ34では、第1載置部42と第2載置部44とを連結した載置部全体のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL1を、連結部40のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL2より長くした(L1>L2)。これに代えて、載置部全体のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL1と、連結部40のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL2とを同じ長さにしてもよい(L1=L2)。また、載置部全体のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL1を、連結部40のシートバックバネ30の軸線30Cに沿った方向の長さL2より短くしてもよい(L1<L2)。
また、上記実施形態のクリップ34では、係合部を係合爪54、被結合部を係合孔64としたが、係合部と被結合部は係合爪54と係合孔64に限定されず、他の構成としてもよい。
また、本発明のクリップは車両用シート以外の他の部位にも適用可能である。
22 ロアフレーム(被取付け部材)
30 シートバックバネ(被保持部材)
30C シートバックバネの軸線
34 クリップ
36 第1取付け部
38 第2取付け部
40 連結部
42 第1載置部(載置部)
44 第2載置部(載置部)
50 第1挿入部
54 係合爪(係合部)
56 弾性脚部
60 第2挿入部
64 係合孔(被結合部)
66 弾性脚部

Claims (6)

  1. 被取付け部材に穿設されている開口部に挿入可能な第1取付け部と、
    前記第1取付け部と係合した状態で前記開口部に挿入可能な第2取付け部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部とを長尺状の被保持部材が通過可能な開いた状態で連結すると共に、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを互いに係合する方向へ揺動可能とする連結部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部の少なくとも一方に形成され、前記連結部との間に前記被保持部材を載置可能な載置部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか一方に形成された係合部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか他方に形成され、前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、
    前記係合部と前記被係合部とにより前記第1取付け部と前記第2取付け部とが係合した状態で、前記載置部と前記連結部とが前記被保持部材を挟持し、
    前記連結部には、前記係合部と前記被係合部とにより前記第1取付け部と前記第2取付け部とが係合した状態で、前記載置部に載置された前記被保持部材に当接可能な凸部が前記載置部に対向して形成されているクリップ。
  2. 被取付け部材に穿設されている開口部に挿入可能な第1取付け部と、
    前記第1取付け部と係合した状態で前記開口部に挿入可能な第2取付け部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部とを長尺状の被保持部材が通過可能な開いた状態で連結すると共に、前記第1取付け部と前記第2取付け部とを互いに係合する方向へ揺動可能とする連結部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部の少なくとも一方に形成され、前記連結部との間に前記被保持部材を載置可能であり、前記被保持部材の軸線に沿った方向の長さが前記連結部の前記軸線に沿った方向の長さより長い載置部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか一方に形成された係合部と、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部との何れか他方に形成され、前記係合部と係合可能な被係合部と、を有し、
    前記係合部と前記被係合部とにより前記第1取付け部と前記第2取付け部とが係合した状態で、前記載置部と前記連結部とが前記被保持部材を挟持するクリップ。
  3. 前記被保持部材は、線状部材であって、
    前記第1取付け部と前記第2取付け部とに形成され、前記開口部の周縁部に弾性的に係合可能な弾性脚部を有する請求項1又は2に記載のクリップ。
  4. 前記載置部は前記第1取付け部と前記第2取付け部との双方に形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のクリップ。
  5. 前記載置部の前記被保持部材の軸線に沿った方向の長さは前記連結部の前記被保持部材の軸線に沿った方向の長さより長い請求項1〜4の何れか1項に記載のクリップ。
  6. 前記係合部は弾性変形可能な係合爪であり、前記被係合部は前記係合爪が係合可能な係合孔である請求項1〜5の何れか1項に記載のクリップ。
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