JPS62376Y2 - - Google Patents

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JPS62376Y2
JPS62376Y2 JP9512981U JP9512981U JPS62376Y2 JP S62376 Y2 JPS62376 Y2 JP S62376Y2 JP 9512981 U JP9512981 U JP 9512981U JP 9512981 U JP9512981 U JP 9512981U JP S62376 Y2 JPS62376 Y2 JP S62376Y2
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JP9512981U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば多数の自転車を出し入れし
て保管する建築設備としての自転車等の格納装置
に関するものである。
最近は、駅前等の広場では、著しい数の自転車
が違法かつ無秩序に放置されて、正常な道路交通
を阻害し、このような自転車公害が、都市環境上
の大きな社会問題になつている。この問題を解決
するための自転車保管手段として、懸垂階層パレ
ツトを用いて自転車を密に保管する懸垂方式によ
る格納装置が知られているが、懸垂積層方式にお
いては、各層の自転車収置用パレツトと吊下リン
クとを、固定的に連結させていることから、各パ
レツト間の上下間隔が一定のピツチになつてお
り、しかもそのピツチ間隔寸法は、自転車搬出入
のために人が出入りするのに必要な1.8M以上の
高さになつている。
このため、自転車搬入階以外の各段層のパレツ
ト上方には、必要以上の空間が採られていて、極
めて収納効率の悪い使い方になつていた。
本考案は、上記問題点を解消するためになされ
たものであつて搬入階以外の各階層のパレツトの
ピツチ寸法を、パレツト上に収置された自転車に
干渉を及ぼさない程度の高さまで下げるようにし
たものである。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明
する。
実施例の格納装置は、第1図ないし第5図に示
すように、地上に立設された塔形の建屋1と、同
建屋1の内空よりわずかに狭い平面形状に形成さ
れた複数(図示では6台)のパレツト2と、同パ
レツト2を昇降制御駆動する駆動機構とにより構
成されていて、先ず建屋1は、その地下にすべて
のパレツト2を積置し得る深さのピツト3が設け
られると共に、天井1a裏の機械室4には、昇降
駆動動力としてのウインチ5が設置されている。
また、建屋1の内壁の4隅には、パレツト2の
4隅を挟持案内するためのガイドレール6が、屋
内上部からピツト3の床面に全通して垂直に固設
されている。
次に、建屋1の正面すなわち第1図の右方側壁
には、自転車を搬出入するための通路1bが地面
に接して開口している。
なお、建屋1内は各パレツト2毎に空間が階層
的に設定されていて、地面付近の搬入階高さGF
から順次上方に、次階高さ2F、3階から5階ま
での中間高さ3F,4F,5F、および最上階高
さTFに区分されている。
そのほか、建屋1の内壁4周の次階高さ2Fに
対応した複数箇所(図示では、1辺2箇所、全部
で4箇所)には、パレツト2の昇降通域内に張出
する作動ストツパ7が取付けられていて、同作動
ストツパ7が張出操作された状態では、降下する
パレツト2を受止める作用を行うようになつてい
る。
次に、各パレツト2には、その4隅に対角方向
に張出したコロ8が突設されていて、同コロ8が
上述したガイドレール6に当接することにより、
パレツト2は平面内の移動が抑止され、従つて昇
降動だけなし得るようになつている。
しかしてパレツト2の上面には、自転車Wを自
立状態で収置するための図示しない車輪嵌入溝が
列穿されているほか、パレツト2の4隅の側辺に
沿つて切落とされた長手の切込空間には、箱枠形
のリンクハウジング9(詳細後述)が嵌着されて
いる。
ところで、ウインチ5から引出された4本の各
ワイヤロープ11は、ガイドプーリを介して天井
1aの4隅に導かれた後、天井1aを貫通して建
屋1の内空に垂下され、更に各ロープ11毎に滑
車12で上方に折返された上で、各ロープ11の
先端は天井1aに結着されている。
これらの各滑車12のアームには、パレツト2
の台数より1つ少ない数(図示では5本)の吊下
リンク13が連結、懸垂されているが、夫々の吊
下リンク13は、アツパアーム14と、同アーム
14を挟む2枚板より成るロアアーム15との2
腕に分割形成されていて、各吊下リンク13の中
間には、継ピン16で枢結された折畳みナツクル
17が形成されると共に、上側パレツト2のロア
アーム15と下側パレツト2のアツパアーム14
との接合部には、接続ピン18で枢結された吊下
リンク13,13間の接続部としての接続ナツク
ル19が形成されていて、各パレツト2の吊軸1
0は、下述する連結リンクを介して各接続ナツク
ル19に間接的に結合され、この状態で各パレツ
ト2は、ガイドレール6に案内されながら吊下リ
ンク13によつて昇降駆動される。
次に、吊下リンク13が貫通するパレツト4隅
のリンクハウジング9は、その上面に、ロアアー
ム15が出入し得る幅の逃孔9aが開けられて、
つば9bが形成されており、また、その下面は、
接続ナツクル19が出入し得るように開口されて
いる。
更に、ロアアーム15が貫通する箇所のリンク
ハウジング9の対向内壁面には、つば9bの幅と
等しい厚みを有する長手方形の1対の受けブロツ
ク20が固設されると共に、各受けブロツク20
の下面の中間部分は、高い山形の凹部20aが係
合部として切込み成形されている。同凹部20a
の下方には、上述接続ピン18の両端に形成され
た係合具としてのボス22が対接しており、ま
た、両受けブロツク20,20の対向内面の側傍
には、吊軸10が軸支されている。
更に、吊軸10の反対寄りのリンクハウジング
9の内壁面には、リンクハウジング9内に折畳ま
れたロアアーム15を折畳み位置に支持するため
のストツパピン21が横設されている。
しかして、吊軸10と接続ピン18との間に
は、各1対のアーム23,24より成る折れ込み
自在の連結リンクが組付けられていて、両アーム
23,24間は、一本の長手の枢結ピン25で枢
着されている。
吊軸10は、このように接続ナツクル19に間
接的に接合されているので、吊軸10と接続ナツ
クル19との間の鉛直方向に関する間隔は、前記
連結リンクの屈伸に伴つて変化することになる。
具体的には、パレツト2の荷重(収置自転車を含
む)が接続ナツクル19に少しでもかかつている
条件下では、第3図の上半部に示すように、ボス
22が凹部20aの頂面に当接する連結リンク折
込み態位に縮んでおり、一方、荷重が接続ナツク
ル19にかかつていない条件下、すなわち第3図
の下半のように荷重が作動ストツパ7に担持され
ている状態の下では、連結リンクが伸び切るまで
接続ナツクル19は自由に下がれる。
ここで、以上にように構成された実施例の格納
装置の作動について述べる。
先ず、第1図に示した作動態位は、1番下と下
から2台目(以下、単に「何台目」と呼ぶ)のパ
レツト2がピツト3の床上に積層されると共に、
3台目のパレツト2は、吊下リンク13に吊られ
た状態で搬入階高さGFの位置に静止しており、
すなわちウインチ5は、搬入階高さGFに設置さ
れた図示しないリミツトスイツチの制御操作によ
り、ワイヤロープ11の繰出し作動(第1図中、
矢印で示す方向Dへの作動)が、上記静止位置で
制動されている。
また、4台目のパレツト2は、機械故障時にお
ける不慮のパレツト落下を防止する安全作用を兼
ねて張出・引込作動される作動ストツパ7に衝合
し、すなわち作動ストツパ7に載つて次階高さ2
Fにある。
次で5台目と最上6台目の各パレツト2は、
夫々の凹部20aに各ボス22が係合しており、
吊下リンク13に吊られた状態で、中間高さ3
F,4Fに静止している。
いま、吊下リンク13の長さをl、連結リンク
の伸び代(第3図表記)をpとし、かつパレツト
2の厚みを無視すれば、上述図示態位では、搬入
階高さGFにあるパレツト2と次階高さ2Fにあ
るパレツト2との間隔はl+pとなり、一方、次
階高さ2Fにあるパレツト2と中間高さ3Fにあ
るパレツト2との間隔はl−pとなり、更に、そ
れより高い中間高さ(3F〜)にある各パレツト
2相互間の間隔は、一定の長さlになつている。
なお、実施例の装置では、自転車Wの出入れ
に、先入れ後出し方式が採られていることから、
次階高さ以上の高さ(2F〜)にあるパレツト2
には、満車状に自転車Wが収置されると共に、搬
入階高さGFにあるパレツト2上では自転車Wの
出入れ作業が行われている。
次に、図示態位において3台目(搬入階高さ
GF)のパレツト2が満車になつた際には、次に
控えた2台目のパレツト2が搬入階高さGFまで
引上げられるが、その時には、指令操作によりウ
インチ5が第1図中矢印で示す方向Uに巻込まれ
て、滑車12が上昇始動し、3台目および5,6
台目のパレツト2は、凹部20aに吊下リンク1
3のボス22を係合させ、吊下リンク13と一体
になつて上昇し、その後は、次のシーケンスを経
て制御操作が自動的に行われる。
(1) 吊下リンク13が長さp上昇した時点から
は、4台目のパレツト2もボス22が凹部20
aに係合し、やがて吊下リンク13と1体とな
つて上昇するが、図示しないリミツトスイツチ
の検出信号により、4台目のパレツト2が作動
ストツパ7から浮上つた後の適時に、作動スト
ツパ7がパレツト通域から引込められる。
(2) 上記リミツトスイツチの検出に基づいて3台
目のパレツト2が作動ストツパ7の上方まで上
昇した時点において、ウインチ5が一旦停止さ
れると共に、作動ストツパ7が張出される。
(3) 作動ストツパ7の張出しが検知されると、ウ
インチ5がワイヤロープ11を再び繰出し作動
(第1図中、矢印で示す方向Dへの作動)し、
吊下リンク13が下降する。
(4) 前項下降直後には、3台目のパレツト2が作
動ストツパ7に載り、その後は同パレツト2の
連結リンクが伸び始めるが、2台目のパレツト
2が搬入階高さGFまで降下した時点で、上述
したようにウインチ5が停止して制動がかけら
れ、これにより、元の搬出入可能状態に戻る。
そのほか3台目のパレツト2が空車になつた以
後に上階の自転車Wを搬出する際には、上述した
シーケンスが逆の順序で操作制御され、これによ
り、各パレツト2は1階づつ降下する。
このような作動によれば、搬入階高さGFにあ
るパレツト2の上方だけに広い間隔l+pが採ら
れるので、従来の懸垂積層格納方式におけるよう
に各階のパレツト上にすべてl+p(普通
1.8M)の間隔が採られた場合に比べ、自転車W
の格納密度(台/m3)を著しく高めることができ
る。
そのほか実施例の格納装置においては、 (a) ワイヤロープ11、一連の吊下リンク13、
各連結リンク、各パレツト2の各部材間が、す
べて機械的に結合されているので、一部分が外
れるような虞れがなく、従つて安全度が高い。
(b) 前項の理由に加え、不作動中のパレツト2が
自動的にピツト3内に重合積置されるので、全
体の装置構造が簡単であり、また機能的な故障
を生じるような部分がない。
(c) 前項と同じ理由で、装置がコンパクトであ
る。
(d) 万一部分的に破壊が生じたような場合でも、
作動ストツパ7によつて上層パレツトの落下が
次階高さ2Fでくい止められるので、人身事故
につながる虞れがない、 等の利点がある。
以上詳述したように、本考案に係る自転車等の
格納装置によれば、懸垂積層格納方式の構成を採
用し、各パレツトを吊下リンクに係合させて支
持・駆動すると共に、折れ込み自在のアームより
なる連結リンクを介して吊下リンクの各接続部に
各パレツトの吊軸を間接的に結合させるように構
成し、さらに作動ストツパを設けてパレツトを所
要位置で支えられるように構成してある。従つて
上階にある各パレツト間の上下間隔を、必要最小
の寸度に詰めることが可能になり、これにより、
格納装置の経済性、実用性および安全性を高める
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す自転車等の
格納装置の側断面図、第2図は、第1図の−
線における部分平断面図、第3図は、第2図の
−線における側断面図、第4図および第5図
は、夫々第3図の−線および−線におけ
る部分断面図である。 W……自転車、1……建屋、1a……天井、2
……パレツト、7……作動ストツパ、9……リン
クハウジング、10……吊軸、13……吊下リン
ク、19……接続部としての接続ナツクル、20
a……係合部としての凹部、22……係合具とし
てのボス、23,24……連結リンクを構成する
アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 屋内の天井から垂下されて昇降動する互いに接
    続された複数の吊下リンクの各接続部に、複数の
    パレツトをそれぞれ保持させることによつて、自
    転車等が収置された上記各パレツトを上記屋内に
    積層状に格納させるようにした格納装置におい
    て、 各パレツト2に設けられ、内部に係合部20a
    と吊軸10とを有するリンクハウジング9と、前
    記吊下リンク13の接続部に設けられ、前記リン
    クハウジング9の下方から前記係合部20aに係
    合して各パレツト2を支持する係合具22と、前
    記吊下リンク13の接続部と前記吊軸10とを連
    結し、前記係合部20aと前記係合具22との係
    合時には前記リンクハウリング9内に収納される
    折込み自在のアーム23,24よりなる連結リン
    クと、次階高さ2Fに対応した位置に設けられ、
    前記パレツト2が昇降する通域内に張出して次階
    高さ2Fにあるパレツト2を下面から支えること
    により、搬入階高さGFのパレツト2と前記次階
    高さ2Fにあるパレツト2との間隔が吊下リンク
    13の長さと連結リンクの伸び代との和になるよ
    う設定する作動ストツパ7と、を具備することを
    特徴とする自転車等の格納装置。
JP9512981U 1981-06-29 1981-06-29 自転車等の格納装置 Granted JPS582269U (ja)

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JP9512981U JPS582269U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 自転車等の格納装置

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JP9512981U JPS582269U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 自転車等の格納装置

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Publication Number Publication Date
JPS582269U JPS582269U (ja) 1983-01-08
JPS62376Y2 true JPS62376Y2 (ja) 1987-01-07

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ID=29890045

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JP9512981U Granted JPS582269U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 自転車等の格納装置

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