JPS623743Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS623743Y2
JPS623743Y2 JP1979137795U JP13779579U JPS623743Y2 JP S623743 Y2 JPS623743 Y2 JP S623743Y2 JP 1979137795 U JP1979137795 U JP 1979137795U JP 13779579 U JP13779579 U JP 13779579U JP S623743 Y2 JPS623743 Y2 JP S623743Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
fixing
base plate
precious
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979137795U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5654485U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979137795U priority Critical patent/JPS623743Y2/ja
Publication of JPS5654485U publication Critical patent/JPS5654485U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS623743Y2 publication Critical patent/JPS623743Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、貴石と金属等を組合わせたデザイン
の携帯時計用文字板に関する。
〔従来の技術〕
従来の、貴石と金属を組合わせた携帯時計用文
字板は、第1図及び第2図に示す如く、ベース1
の表面に接着層3を設け、金属片5及び貴石2を
貼付ける方法であつた。この方法は金属片5を、
ベース1とは別工程で製作し、ベース1に固定す
る構成であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の従来技術では、文字板の部品点
数が増え、又、組立時、金属片5と貴石2の固定
精度を出すため、製造コストは必然的に、高くな
つてしまう欠点があつた。又、金属片5の表面仕
上げのバラツキが左右若干異なる場合があり、組
合わせを配慮しなければならないという欠点も有
する。また薄型化しにくいという欠点も有してい
る。
そこで、本考案はこのような問題点を解決する
もので、文字板部品点数を減らすとともに、部品
の固定精度が容易に出せ、また表面仕上げのバラ
ツキを減少させた文字板を安定して提供するもの
である。また薄型化しても、貴石が剥離、割れな
どを起こすことのない文字板を提供する目的も併
せもつものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の携帯時計用文字板は、貴石とベース板
を組合わせてなる携帯時計用文字板において、前
記ベース板は、中心部に中心穴と、前記ベース板
の下面に複数の機械体への固定用ピンと、前記ベ
ース板表面には外径側に沿つて外径より中心穴の
ほぼ1/2の幅の表面仕上げ用突起部と、前記ベー
ス板の内側には中心穴より外径までのほぼ1/2の
幅の貴石固着用溝部を有し、前記固定用ピンは前
記突起部下面に固着され、前記溝部に前記貴石が
前記突起部上面とほぼ同一面となるよう固着され
ていることを特徴とする。
〔実施例〕
本考案の具体例を第3図で示す。
黄銅、洋白など金属からなるベース板1に、厚
目の材料を用い、ベース1の外周部a及び中心穴
部bをプレス抜後、第3図に示す如く、貴石固着
用溝4を切削、或いは塑性加工により形成する。
貴石固着用溝4は、貴石2の寸法によつて左右
されるが、1例をあげると、外径10mmの文字板で
巾5mm、厚さ0.4mmの貴石2を貼付ける場合、貴
石貼付け用溝は、巾5.1mm、深さ0.45mm程度の寸
法で中止穴より外径までのほぼ1/2の位置に成形
する。塑性加工による貴石固着用溝4の成形の場
合は、ベース1の外周部a及び中心穴部bをプレ
ス抜する前に実施し、切削加工と併用して形成す
ることも出来る。
溝形成後は、文字板に通常実施される表面仕上
げ(羽布、模様つけ、メツキ、塗装、印刷など)
を行ない、該溝部に貴石を固着する。
同様に、ベース1の材料をプラスチツクにし
て、射出成形によつても加工できる。
〔考案の効果〕
斯様にして仕上げた携帯時計用文字板は、機械
体への固定用ピンは、前記文字板の外径より、中
穴までのほぼ1/2の幅のベース部を一様に厚くし
た表面仕上げ用突起部下面にあり、また前記文字
板の中心穴より外径までのほぼ1/2の幅にベース
部を薄くした貴石固着用溝部を有し、前記突起部
と前記溝部を一体に形成し、前記溝部に貴石をほ
ぼ同一面に固着したことにより (1) 文字板の部品点数が減少する。
(2) ベース突起部を1/2の巾で、厚みも溝部より
大きくもたせてあり、前記突起部の下面に固着
したので、文字板を機械体へ固定する時、ピン
を横からネジ止め等で固定しても、厚みの薄い
溝部分に応力歪が発生せず、貴石が剥落、割れ
ることもない。
(3) ベースの外周部近くまで貴石が来ていないの
で、貴石に直接手が触れることもなく、されに
時計ケースの見切部に当らないので割れること
がない。
(4) 表面仕上げをする際に、前記突起部は通常羽
布で平滑化して表面仕上げするものであるが、
通常羽布は文字板外径側から中心に向かつて、
中心穴をダラさないように羽布かけするため、
外周部を高く且つ幅も1/2にしたことにより内
側のコーナー部が直接羽布に当らないようにす
ることができ、ダレることが少なくなり、貴石
と突起部の境界で美観点にすぐれた同一平面上
の平面感を損なうことなく製造することができ
る。
(5) 表面仕上げ用突起部をベースと一体にして広
くとつてあるので、種々の模様やメツキを施し
てなる表面仕上げもバラツキなく、且つバラエ
テイーも多くとれるので貴石の価値を一層引き
たてることができる。
(6) 前記突起部を広くしたことにより、時刻表示
の文字、略字を12ケ所同時に加工することもで
き、貴石上に貼りつけた時の脱落の心配もな
く、また貴石に穴あけして前記文字、略字を固
着するより容易は穴あけ加工ができる。
(7) 前記突起部を広く1/2とし、厚みも大きくし
てあるので、貴石を薄くしても前記応力歪がほ
とんどかからないので、割れることもなく薄型
化文字板にも適用できる。
などの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は、従来方法による貴石と金属
の組合わせた文字板の断面図を示す。第3図は、
本考案による貴石と金属の組合わせ文字板の断面
図を示す。 1……ベース、2……貴石、3……貴石固定用
接着剤、4……貴石固定用溝、5……金属片、6
……機械体への固定用ピン、a……ベース外周
部、b……中心穴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貴石とベース板を組合わせてなる携帯時計用文
    字板において、前記ベース板は、中心部に中心穴
    と、前記ベース板の下面に複数の機械体への固定
    用ピンと、前記ベース板表面には外径側に沿つて
    外径より中心穴のほぼ1/2の幅の表面仕上げ用突
    起部と、前記ベース板の内側には中心穴より外径
    までほぼ1/2の幅の貴石固着用溝部を有し、前記
    固定用ピンは前記突起部下面に固着され、前記溝
    部に前記貴石が前記突起部上面とほぼ同一面とな
    るよう固着されていることを特徴とする携帯時計
    用文字板。
JP1979137795U 1979-10-03 1979-10-03 Expired JPS623743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979137795U JPS623743Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979137795U JPS623743Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5654485U JPS5654485U (ja) 1981-05-13
JPS623743Y2 true JPS623743Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=29369207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979137795U Expired JPS623743Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS623743Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343960B2 (ja) * 1973-07-30 1978-11-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931377U (ja) * 1972-06-20 1974-03-18
JPS5343960U (ja) * 1976-09-20 1978-04-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343960B2 (ja) * 1973-07-30 1978-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5654485U (ja) 1981-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI606775B (zh) 電子裝置及其製作方法
US7846538B2 (en) Connection structure with a workpiece and an object
US4397566A (en) Wrist-watch casing
JPS623743Y2 (ja)
US3724202A (en) Ring member for a watch dial
JPS6052391B2 (ja) 時計用装飾板の製造方法
JP3150803B2 (ja) 時計文字板用足無し時字及びその製造方法並びにそれを使用した時計用文字板
US3525210A (en) Case for watch
JP2952320B2 (ja) 強化パターン模様付裏蓋を有する貴金属時計ケースの製造方法
JP2002196086A (ja) 装飾文字板およびその製造方法
JPS6214237B2 (ja)
JPS6132386Y2 (ja)
JPS5837026Y2 (ja) 時計のカバ−ガラス構造
JPH0353186Y2 (ja)
JPS58154485U (ja) 腕時計用文字板
JPS5935829Y2 (ja) 携帯時計用側
JP2573683Y2 (ja) 時計用文字板及び時計
JPH0414233Y2 (ja)
JPS58118979A (ja) 時計用文字板
JPH046263A (ja) サファイヤヘの貴金属加飾方法
JPS5842780U (ja) 時計用地板
JPH11183648A (ja) 植え物の固定構造
JPS60242387A (ja) 時計用文字板
JPH01308993A (ja) 時計用カバーガラス
CN111694260A (zh) 具有陶瓷结构和镶件的钟表或珠宝的复合部件