JPS5837026Y2 - 時計のカバ−ガラス構造 - Google Patents
時計のカバ−ガラス構造Info
- Publication number
- JPS5837026Y2 JPS5837026Y2 JP1978059350U JP5935078U JPS5837026Y2 JP S5837026 Y2 JPS5837026 Y2 JP S5837026Y2 JP 1978059350 U JP1978059350 U JP 1978059350U JP 5935078 U JP5935078 U JP 5935078U JP S5837026 Y2 JPS5837026 Y2 JP S5837026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- cover glass
- support frame
- watch
- glass support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計用カバーガラスの外径を胴外径とほは゛同
径にし、時計ケースの平面全部がカバーガラスとなるよ
うにした時計の外装構造に関するものであり、特に変形
側などに用いられる事により、小型、軽量で薄型の時計
を得ることができ、しかもより斬新かつユニークな外観
を表出する事ができ、これに伴い既存モチ゛ルのイメー
ジを打破し、時計用側に新ジャンルのイメージを確立す
る事を目的としたものである。
径にし、時計ケースの平面全部がカバーガラスとなるよ
うにした時計の外装構造に関するものであり、特に変形
側などに用いられる事により、小型、軽量で薄型の時計
を得ることができ、しかもより斬新かつユニークな外観
を表出する事ができ、これに伴い既存モチ゛ルのイメー
ジを打破し、時計用側に新ジャンルのイメージを確立す
る事を目的としたものである。
従来の腕時計ケースにおけるカバーガラスの取付構造は
第１図に示すように、時計の胴２とカバーガラス１との
間にガラスリング４を介在させ、前記カバーガラス１は
ガラスリング４を介して胴２に取付けられるのが一般的
な構造であり、この為、時計ケースの外観はデザイン的
に固定化され、カバーガラス１は金属製の枠に外周を保
護される形でモデルテ゛ザインがなされると共に、ケー
スの金属部分の厚みと体積が増してしまい、常に重量感
があるといった不具合を生じた。
第１図に示すように、時計の胴２とカバーガラス１との
間にガラスリング４を介在させ、前記カバーガラス１は
ガラスリング４を介して胴２に取付けられるのが一般的
な構造であり、この為、時計ケースの外観はデザイン的
に固定化され、カバーガラス１は金属製の枠に外周を保
護される形でモデルテ゛ザインがなされると共に、ケー
スの金属部分の厚みと体積が増してしまい、常に重量感
があるといった不具合を生じた。
又、第２図Ａ、Ｂは他の従来例を示したものである。
カバーガラス１はアリ溝穴に形成された胴２のガラス挿
入部に、１２時−６時あるいは３時−９時方向のどちら
か一方向からスライドさせて挿入されたものであり、こ
の為に前記カバーガラス１はストレートな形状に形成さ
れねばならず、しかも胴２のアリ溝形成部分は肉厚とな
り、又これに伴いカバーガラスも肉厚となり、したがっ
て時計ケース全体の厚みを増してしまうなどの欠点があ
った。
入部に、１２時−６時あるいは３時−９時方向のどちら
か一方向からスライドさせて挿入されたものであり、こ
の為に前記カバーガラス１はストレートな形状に形成さ
れねばならず、しかも胴２のアリ溝形成部分は肉厚とな
り、又これに伴いカバーガラスも肉厚となり、したがっ
て時計ケース全体の厚みを増してしまうなどの欠点があ
った。
さらにカバーガラス１は胴２に対し一方向からスライド
挿入されている為、外部からの衝撃等によりカバーガラ
スが胴から抜けてしまったり、ズしてしまう等の不具合
が生じ、さらに又、円形側及び多角形側、変形側などに
は使用できない不具合もあった。
挿入されている為、外部からの衝撃等によりカバーガラ
スが胴から抜けてしまったり、ズしてしまう等の不具合
が生じ、さらに又、円形側及び多角形側、変形側などに
は使用できない不具合もあった。
すなわち、時計用ケースとして基本的に要求されるテ゛
ザイン形状の自由化、軽量薄型化の面において大きな制
約があり、満足されるべきものではなかった。
ザイン形状の自由化、軽量薄型化の面において大きな制
約があり、満足されるべきものではなかった。
本考案は上記欠点を除去した時計用ケースを提供するも
のであり、以下第３図、第４図により本実施例を詳述す
る。
のであり、以下第３図、第４図により本実施例を詳述す
る。
第３図は本考案実施例の断面図であり、１は平面的に形
成されたカバーガラス、１２はカバーガラス外周を支持
するリング状のガラス支持枠、２はガラス支持枠の外周
とほぼ同径の外周を有する胴、３は胴２に装着された裏
蓋、１ａは胴２と裏蓋３の立上り部との間に設けられた
パツキン、９は中枠、７はムーブメント、５は文字板で
ある。
成されたカバーガラス、１２はカバーガラス外周を支持
するリング状のガラス支持枠、２はガラス支持枠の外周
とほぼ同径の外周を有する胴、３は胴２に装着された裏
蓋、１ａは胴２と裏蓋３の立上り部との間に設けられた
パツキン、９は中枠、７はムーブメント、５は文字板で
ある。
又、第４は本考案平面図を示したものである。
上述の構成からなる本考案によれば、胴２のガラス固定
面には段部２ａを設け、前記段部２ａと厚さ２０〜４０
／１００ ｍｍ程度の金属もしくは合成樹脂で形成され
たリング状の支持枠１２の裏面とをロー付け、又は接着
剤等により直接固定したものであり、その後前記ガラス
支持枠にカバーガラス１を接着して形成された時計ケー
スであるので、胴２のカバーガラス１との間にはガラス
下パツキン１１は不用となり、しかも胴２は前記ガラス
支持枠とほぼ同径の外周を有する為、時計ケースの平面
全部がカバーガラスとなるのである。
面には段部２ａを設け、前記段部２ａと厚さ２０〜４０
／１００ ｍｍ程度の金属もしくは合成樹脂で形成され
たリング状の支持枠１２の裏面とをロー付け、又は接着
剤等により直接固定したものであり、その後前記ガラス
支持枠にカバーガラス１を接着して形成された時計ケー
スであるので、胴２のカバーガラス１との間にはガラス
下パツキン１１は不用となり、しかも胴２は前記ガラス
支持枠とほぼ同径の外周を有する為、時計ケースの平面
全部がカバーガラスとなるのである。
又、ガラス下パツキン１１及びガラス縁４等が不用とな
るので、デザイン的に全く新しいイメージのモデルを表
出できると共に、第２図に示すごとく、胴２の一部でカ
バーガラス１を挟持固定する事も必要でなくなる為、小
型軽量でかつ薄型の時計が形成されるのである。
るので、デザイン的に全く新しいイメージのモデルを表
出できると共に、第２図に示すごとく、胴２の一部でカ
バーガラス１を挟持固定する事も必要でなくなる為、小
型軽量でかつ薄型の時計が形成されるのである。
しかも、前述のごとくカバーガラスは平面的な形状をし
ており、この為前記ガラス支持枠によってガラス外周部
を挟持固定する必要がなくなり組立作業が簡単に行なわ
れる。
ており、この為前記ガラス支持枠によってガラス外周部
を挟持固定する必要がなくなり組立作業が簡単に行なわ
れる。
ここでさらに詳しくガラス支持枠を開示すれば、前記ガ
ラス支持枠１２は金属部材で形成する場合は、厚さ２０
〜４０／１００ ｍｍ程度の金属薄板をプレス加工等に
より成形するか、もしくは電鋳加工により厚さ２０〜４
０／ １００ ｍｍ程度のリング状に形成されたもので
あり、又合成樹脂等で形成する場合は、主に硬質プラス
チック等の材料を射出成形などにより厚さ２０〜４０／
１００ ｍｍ程度のリング状のガラス支持枠として加
工したものが使用されるのである。
ラス支持枠１２は金属部材で形成する場合は、厚さ２０
〜４０／１００ ｍｍ程度の金属薄板をプレス加工等に
より成形するか、もしくは電鋳加工により厚さ２０〜４
０／ １００ ｍｍ程度のリング状に形成されたもので
あり、又合成樹脂等で形成する場合は、主に硬質プラス
チック等の材料を射出成形などにより厚さ２０〜４０／
１００ ｍｍ程度のリング状のガラス支持枠として加
工したものが使用されるのである。
次に第５図は本考案における他の実施例を示したもので
、カバーガラス１の外周方向裏面に段部１ａを設け、前
記段部１ａとガラ又支持枠１２の立上り部を係合させ、
前記ガラス支持枠１２をも含めて平面的カバーガラス１
で覆う様にしたから完全に平面はカバーガラスだけが表
われる構造となり得るのである。
、カバーガラス１の外周方向裏面に段部１ａを設け、前
記段部１ａとガラ又支持枠１２の立上り部を係合させ、
前記ガラス支持枠１２をも含めて平面的カバーガラス１
で覆う様にしたから完全に平面はカバーガラスだけが表
われる構造となり得るのである。
以上の通り、本考案によれば時計用カバーガラスの外径
を胴の外径とほは同径としたばかりか、カバーガラスを
平面的に形成する事によって、ガラス支持枠とカバーガ
ラスとを接着固定可能としたので前記ガラス支持枠のガ
ラス支持外径を小さくする事ができ、従来の時計とはう
ってかわった全く新しいデザインの時計が表出できると
共に、従来の時計のイメージを一部するものである。
を胴の外径とほは同径としたばかりか、カバーガラスを
平面的に形成する事によって、ガラス支持枠とカバーガ
ラスとを接着固定可能としたので前記ガラス支持枠のガ
ラス支持外径を小さくする事ができ、従来の時計とはう
ってかわった全く新しいデザインの時計が表出できると
共に、従来の時計のイメージを一部するものである。
しかも、ガラス下パツキン、ガラスリング、又胴のガラ
ス挟持部等も不用となり、小型軽量で薄型の時計を作る
事ができるだけでなく、より加飾的要素もモデルイメー
ジの巾に盛り込む事ができる等の効果を有するのである
。
ス挟持部等も不用となり、小型軽量で薄型の時計を作る
事ができるだけでなく、より加飾的要素もモデルイメー
ジの巾に盛り込む事ができる等の効果を有するのである
。
第１図は従来例を示す断面図、第２図Ａ、Ｂは他の従来
例を示す平面図及び断面図、第３図は本考案実施例を示
す断面図、第４図は第３図の平面図、第５図は本考案他
の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・カバーガラス、１ａ・・・・・・カバー
ガラス段部、２・・・・・・銅、４・・・・・・ガラス
リング、９・・・・・・中枠、１１・・・・・・ガラス
下パツキン、１２・・・・・・ガラス支持枠。
例を示す平面図及び断面図、第３図は本考案実施例を示
す断面図、第４図は第３図の平面図、第５図は本考案他
の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・カバーガラス、１ａ・・・・・・カバー
ガラス段部、２・・・・・・銅、４・・・・・・ガラス
リング、９・・・・・・中枠、１１・・・・・・ガラス
下パツキン、１２・・・・・・ガラス支持枠。
Claims (1)
- 厚さ２０〜４０／１００ ｍｍ程度の合成樹脂または金
属から成るガラス支持枠と、前記ガラス支持枠とほぼ同
外径に形成された胴と、前記ガラス支持枠によって支持
固定される平面的カバーガラスとから戊り、前記カバー
ガラスとガラス支持枠及びガラス支持枠と胴とをそれぞ
れ接着固定したことを特徴とする時計のカバーガラス構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978059350U JPS5837026Y2 (ja) | 1978-05-01 | 1978-05-01 | 時計のカバ−ガラス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978059350U JPS5837026Y2 (ja) | 1978-05-01 | 1978-05-01 | 時計のカバ−ガラス構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54162269U JPS54162269U (ja) | 1979-11-13 |
| JPS5837026Y2 true JPS5837026Y2 (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=28958986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978059350U Expired JPS5837026Y2 (ja) | 1978-05-01 | 1978-05-01 | 時計のカバ−ガラス構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837026Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH343321A (fr) * | 1957-12-12 | 1959-12-15 | Montilier Watch Co S A Fabriqu | Boîte de montre |
-
1978
- 1978-05-01 JP JP1978059350U patent/JPS5837026Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH343321A (fr) * | 1957-12-12 | 1959-12-15 | Montilier Watch Co S A Fabriqu | Boîte de montre |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54162269U (ja) | 1979-11-13 |
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