JPH0353186Y2 - - Google Patents

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JPH0353186Y2
JPH0353186Y2 JP10156583U JP10156583U JPH0353186Y2 JP H0353186 Y2 JPH0353186 Y2 JP H0353186Y2 JP 10156583 U JP10156583 U JP 10156583U JP 10156583 U JP10156583 U JP 10156583U JP H0353186 Y2 JPH0353186 Y2 JP H0353186Y2
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JP
Japan
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hard
watch case
watch
polishing
columnar
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JP10156583U
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JPS6011088U (ja
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は腕時計ケースの構成に関するものであ
る。
従来の腕時計ケースの構成はステンレス系素材
を中心として、プレス打抜加工によりムーブメン
ト・文字板・指針を内装する空間をもつ枠体状に
一体成形した形状になつている。従つて時計ケー
ス自体の内寸法出し、外寸法出しあるいは各種段
付、バンド穴、リユーズ穴等の加工形成作業は砥
石を使用した研削・研摩によるものが大部分であ
つた。ところで近年ステライト・炭化タングステ
ン・炭化タンタル等硬質材料で形成された腕時計
ケースが提案され、その色調・光沢・耐擦傷性・
耐食性に秀れた製品として高級品に採用されてい
るが、このような材料に対する研削・研摩等の加
工性は、その硬度故良好でなく、たとえば外面加
工においては、屈折あるいは屈曲したり段差をも
つた箇所があるため、素材の研摩面・研摩角度を
変えなければならず工程数が多くなり、またバン
ド取付部等の凹箇所・見切部等は実際研摩不可能
となつている場合が多い。そのため腕時計ケース
のデザインに制約を受け、工程中の加工個数も限
定されるので量産性が悪かつた。さらに硬質材料
の成形には主として放電加工を採用しているた
め、その銅電極の消耗と共に加工時間の長さによ
るコストアツプが欠点となつていた。
本考案は上記の欠点を考慮して、加工の容易な
時計ケースの構成にすることにより、新規なデザ
インを生み出す可能性をもち、量産性の向上及び
コストの低減化を計つた腕時計ケースを提供する
ことを目的とする。
次に本考案を図面と共に説明する。本考案は、
硬質腕時計ケースであつて、従来の腕時計ケース
においては素材を枠状にして一体成形した後研
削・研摩加工により製品化していたものに対し
て、研削・研摩、加工した硬質材料で形成された
柱状材を枠状に形成して腕時計ケース体としたも
のであり、すなわち研削・研摩等機械加工した硬
質材料で両端部に凹状切り込みを形成した複数の
柱状材を、それぞれ組み合わせて嵌合することに
より井桁状に構成した腕時計ケースである。硬質
素材は4本が最も一般的であるが、3本あるいは
5,6本…にも選択出来、それぞれ独特なデザイ
ンをもつた腕時計ケースが与えられる。第1図は
それぞれの柱状材1,2,3,4に対して凹状切
り込み5を同一面に形成した実施例であり、第2
図は柱状材1′,2′,3′,4′に対して凹状切り
込みをそれぞれ反対面に形成し、1′,3′は金
色、2′,4′は金属色素材を使用しそれぞれネジ
6により固定した実施例である。リユーズ穴7・
バンド穴8は組み立て前に該当する柱状材に対し
て、所定の位置に形成しておくことが出来、また
見切り面・バンド加工面もそれぞれの柱状材に対
して研摩出来るので整形可能となり、段付研削・
研摩加工も比較的簡単に形成される。第3図は本
考案の他の実施例であり、屈折箇所を形成した柱
状材を組み合わせたデザインである。組み立て終
了後嵌合部をロー付け、ネジ止め、ピン止め、接
着材等により固着し、内胴径を放電加工し整形す
ることにより腕時計ケース部品として仕上がる。
以上のことから、本考案の腕時計ケースの構成
は、従来の特に硬質材料を使用した枠状の一体成
形腕時計ケースと比較して、分割された柱状材を
素材として、それぞれに対して研削・研摩加工が
出来るので、従来不可能であつた箇所の加工が可
能となり、また各部材の本数・組合わせより、形
状が四角形状だけでなく、三角形・六角形等の多
角形状あるいは異形状の外観を有するもの、また
横枠は金色、縦枠は黒色というようなツウートー
ンカラーの腕時計ケースがマスク工程を必要とせ
ず容易に形成出来ることから、デザイン上の自由
度が多くなり、さらにチツプ材を使用するために
材料コストが低減化され、放電加工よりも砥石を
用いた研削・研摩加工が中心になることによる加
工コスト・加工時間の短縮化は量産性向上に大き
く貢献するようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図・第2図・第3図は本考案の実施例を示
す斜視図。 1,2,3,4,1′,2′,3′,4′:柱状
材、5:凹状切り込み、6:ネジ、7:リユーズ
穴、8:バンド穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質腕時計ケースにおいて、硬質材料で形成さ
    れた柱状材の両端部に形成した凹状切り込みに、
    それぞれの柱状材を嵌合させることにより、井桁
    状に構成した腕時計ケース。
JP10156583U 1983-06-30 1983-06-30 腕時計ケ−ス Granted JPS6011088U (ja)

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JP10156583U JPS6011088U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 腕時計ケ−ス

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JP10156583U JPS6011088U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 腕時計ケ−ス

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JPS6011088U JPS6011088U (ja) 1985-01-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2628172B2 (ja) * 1987-12-26 1997-07-09 川崎重工業株式会社 ランス孔シール装置

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JPS6011088U (ja) 1985-01-25

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