JPH0259959B2 - - Google Patents

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JPH0259959B2
JPH0259959B2 JP57218518A JP21851882A JPH0259959B2 JP H0259959 B2 JPH0259959 B2 JP H0259959B2 JP 57218518 A JP57218518 A JP 57218518A JP 21851882 A JP21851882 A JP 21851882A JP H0259959 B2 JPH0259959 B2 JP H0259959B2
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cylindrical
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ridges
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case
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Ruderee Maruku
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Rado Uhren AG
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Publication of JPH0259959B2 publication Critical patent/JPH0259959B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44CPRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
    • B44C1/00Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
    • B44C1/26Inlaying with ornamental structures, e.g. niello work, tarsia work
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/22Materials or processes of manufacturing pocket watch or wrist watch cases
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B47/00Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece
    • G04B47/04Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece with attached ornaments or amusement apparatus
    • G04B47/042Fastening of jewels and the like

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 縁壁が無傷性(傷を受け難いこと)である公知
の腕時計ケースの胴は、無傷性材料から形成され
たキヤツプを有するかまたはこのような材料で全
体的に形成されている。胴が無傷性材料のキヤツ
プで覆われている場合には、該キヤツプは原則的
には焼結されている硬質の材料であつて成形なら
びに収縮が困難であるところから製造上高価で製
作が容易でない部品となる。さらにこのようなキ
ヤツプのケースの胴への取付けは、偶発的な分離
が生じないように充分に強くしかも不動にしよう
とする場合には容易ではない。また胴全体を無傷
性の材料から形成する場合には、製造は更に難し
くなりかつ高価となる。と言うのは無傷性の材料
から形成されたこの胴は、時計の動きを固定する
ための手段を備えていなければならないからであ
る。特に、硬質の材料から全体的に形成されてい
るこのような部品は衝撃により破壊し易い。した
がつて、製造業者は売却後に該業者の名に相応し
いサービスを行なうためには相当数のケース全体
の交換を余儀なくされる。
本発明は、従来の手段と同等に有効でしかも単
純で廉価な手段によつて腕時計ケースの胴の縁壁
を保護することにより上に述べたような欠点を克
服しようとするものである特許請求の範囲第1項
に記載の構成を有する胴は、縁壁に設けられて該
縁壁から突出する保護要素により好適に保護され
る。これら保護要素は異物が胴に当らないように
保護し、したがつて該銅は比較的柔軟な材料から
製作することができ、加工が非常に容易になり、
しかも収率が向上する。このような保護作用は、
特許請求の範囲第1項に記述されているような形
態に由り、比較的僅かに突出する保護要素を用い
て達成される。特に、サフアイア・ガラスが胴の
上面全体を覆つている場合ならびにスイス国特許
願第4228/80―0号、第2858/81−8号および第
2859/81−0号各明細書に記載されているように
保護要素の上方および下方において胴本体の露出
した部分が2分の1ミリメートル程度の高さを有
するような事例においては、胴の本体から10分の
2ミリメートル程度突出した保護要素で満足な結
果が得られる。さらに、胴本体に形成された対応
の形状を有する収容部内に係合する保護要素の表
面は、これら保護要素を満足に固定する上に充分
な面積を有している。
胴の凹部に部分的に係合した要素を用いて時計
のケースの胴の縁壁を装飾することは既に提案さ
れている(スイス国特許第3126545明細書参照)。
装飾要素を別に製作して、次いで単に接着するこ
とにより胴本体に固定すれば、装飾要素を備えた
胴を一体的に加工する場合よりも容易に、いろい
ろな装飾を施したケースを実現することができ
る。実際上、装飾要素は、引抜き、切断、型鍛
造、曲げ加工および研磨によつて製造されて、胴
の外丸削りされた本体に溶接後に、仕上げ加工が
行なわれている。
装飾要素に対して上記のような加工を施すため
には、該装飾要素は展性のある金属したがつて比
較的柔軟な金属で製作されていなければならな
い。したがつて上述の既に知られている提案は、
傷を受けないほどに充分な硬さを有する材料から
形成された要素を使用すると言う考え方を示唆す
るところは皆無であり、該側壁の極く一部分を占
めるだけであつて少しも突出しておらず、時計ケ
ースの胴の側壁を保護する作用はない。
また摩擦に対して抵抗のあるサフアイア製の装
飾板片を接着により時計のケースの上面に固定し
たり、腕輪のリンクまたは他の装飾片に固定する
ことも提案されている(西独特許公報第2921597
号参照)。
しかしながら上記の提案例は、腕時計ケースの
胴の縁壁を保護する目的の特許請求の範囲に記載
されているような要素の特殊な形態に関しては何
ら示唆するところがなく、またそれと関連して、
鋼玉内に入射光の反射による強輝度の中心領域を
発生することにより胴に見掛け上厚さが非常に減
少した外観を付与することに関しては何んら教示
するところはない。
特許請求の範囲第2項に記載の保護要素の固定
方法は特に単純でしかも非常に効果的である。こ
の固定方法では、実際上、フツ化水素酸を含む殆
どの化学物質に対して抵抗のある接着剤の使用し
か要求されず、しかも1ミリ平方当り3.5ないし
4.5キログラム程度の接着力が保証される。
特許請求の範囲第3項記載の実施態様は、保護
要素が非常に廉価であり、しかも取付けが容易で
迅速に行なわれる点で特に好適である。
本発明は、多角形の胴の縁壁の保護に限定され
るものではなく、特許請求の範囲第4項に記載の
ような実施態様が可能である。この場合には、特
許請求の範囲第3項記載の実施態様の場合よりも
保護要素の取付けが面倒ではあるが、しかしなが
ら保護要素のコストが低減されるところからやは
り非常に好適である。
胴の縁壁の保護要素は特許請求の範囲第5項に
記載のように実現するのが好ましい。このように
すれば、特に胴の上面全体が、スイス国特許願第
4228/80−0号、第2858/81−8号および第
2859/81−0号明細書に記載のようにガラスで覆
われている場合には、胴の縁壁にガラス縁のよう
な外観を与えることができ、胴には非常に魅惑的
な形態が付与されるからである。
上記の実施態様において、さらに、特許請求の
範囲第6項に記載の構成を用い胴の縁壁の外観を
洗練したものにすることができる。この実施態様
によれば入射光の透明な鋼玉内での反射で輝度の
強い中心領域(輝線)が生じ、その結果、特に保
護要素を押縁の形態にした場合に厚さが非常に減
少した外観が胴に付与される。
本発明による時計ケースの胴は特許請求の範囲
第7項に記載の方法で製造するのが有利である。
実際この方法によれば、所望直径の硬質材料で造
られた円筒形または球形の要素の製作が容易とな
る。これら要素の接着時には、胴は素材であるの
で接着もしくは接合作業により胴が変質する危険
はない。次いで保護要素の研磨が行われる。この
加工は胴本体には行なわれない。最後に、胴本体
に対して、通例のように最終研磨および表面処理
を含む仕上げ処理が行なわれるが、それによつて
保護要素が影響を受けることはない。保護要素は
胴本体ならびに該胴本体の研磨に用いられる材料
よりも非常に高い硬度を有しているからである。
また、小石上に接着された小片の部分を該小石
と同じレベルまで研磨によつて除去して該小石内
に象嵌することが提案されている(フランス国特
許公報第1393525号参照)。
この場合には、研磨によつて比較的軟質の物質
例えば金を研磨し硬質の片、例えば石に金を象嵌
したりあるいは逆に比較的軟質の支持体例えば真
鍮に接着された比較的硬質の材料例えば鋼玉を研
磨により部分的に除去することができる。
特許請求の範囲第8項に記載の特定の方法によ
れば、特許請求の範囲第6項に記載の方法にした
がつて製造される胴を特に簡単な仕方で実現する
ことができる。
以下、本発明による腕時計のケースの胴の2つ
の実施例ならびに本発明による方法を実施するた
めの具体例を略示する図面を参照して説明する。
例えば、スイス国特許願第4228/80―0号明細
書に記述されている時計のケースの場合と同様
に、第1図ないし第3図に示されている時計のケ
ースの胴1(特に第2図参照)は、その上面2を
サフアイア・ガラス3で完全に覆われている。こ
のサフアイア・ガラス3は、パツキング・リング
5を介在して胴1の開口4内に圧嵌めされて胴1
に固定されている。さらに、サフアイアまたは焼
入れ無機ガラスから形成された透明の中央板6が
ガラス3の下面に接着されている。ガラス3の周
辺部は、透明の飾り縁枠7を有しており、この縁
枠は、その内側に見られるダイヤル8と共に、時
計の上面の様相を決定する。
図示の時計のガラスは、例えばスイス国特許願
第2858/81―8号および第2859/81―0号明細書
に開示されているような仕方で形成して胴1に固
定してもよいことは言うまでもない。
第1図に示されているように、胴1は隅9が45
度でカツトされた矩形輪郭を有している。「12時」
および「6時」の側にそれぞれ位置する胴1の短
辺部10および11は、図示の時計のケースに腕
輪を取付けることを可能にする角部を形成するよ
うに当業者には周知の仕方で溝切りされている。
「3時」および「9時」側にそれぞれ位置するケ
ースの長辺部12および13で、胴1の縁壁14
には、該縁壁14の扁平面の一端から他端に延在
する半円筒形の凹部15が形成されている。大量
生産ベースで製作され通常約2mm台のムーブメン
ト厚さを有する電子時計の場合には、該凹部もし
くは溝15の寸法は、該凹部15の上側および下
側に延在する胴1の縁壁14の長辺部12,13
の部分の高さが10分の数ミリメートルを越えない
ように選択することができる。因に、凹部もしく
は溝15は整形フライスを用いて容易に加工する
ことができる。
凹部もしくは溝15内には、透明な単結晶鋼玉
製の押縁16,17,18が接合される。これら
押縁の断面は、その円形周辺が180゜より僅かに大
きく延在するような円形断面形状を有しておつ
て、該押縁は溝15から突出し、胴1の縁壁14
に対し厚さ約10分の2ミリメートルの突出した部
分を呈している。凹部15内に接合される押縁1
6,17,18の部分は、180゜より僅かに小さい
周面に亘つて、反射性の薄い金属層19で覆われ
ている。この層19は、当業者には周知の仕方で
真空蒸着により押縁16,17,18に付着する
ことができる。このようにして付着付された層の
接着力は非常に大きい。実際、鋼玉材料を損傷す
ることなく押縁を取外すことが不可能なほどに接
着力もしくは接合力は大きい。
「9時」側の胴1の辺には2つの押縁17およ
び18が設けられておつて、これら押縁間に竜頭
20が配置されている。竜頭20をケースのこの
辺側に配置したのは、携帯者に見られる側に位置
する押縁16を二分しないようにするためであ
る。実際上、層19は第2図に矢印aおよびbで
示すように、押縁16,17および18の中心領
域に入射光束を収束して、光を当てられたこれら
押縁を観察した時に扁平面21の中心部に、押縁
の残部と比較して非常に大きい輝度の「線条」2
2が見られるようになつている。不思議なこと
に、この輝く線条22は、見掛上、胴ならびに時
計自体の厚さを減少し、恰も胴が約1mm弱の厚さ
しか有さないケースを備えた薄い時計の印象を与
える。
また、このように竜頭20を選択された位置に
設けることにより、携帯者の袖口から出た手の側
に面し最も見られ易い胴の縁壁の側における上述
の光学的現象が阻害されることはない。また竜頭
20のこのような位置は不利ではない。逆に、こ
の位置であれば竜頭が誤つて引抜かれる危険は減
少する。特に、水晶時計(クオーツ時計)の場合
には、この竜頭は分針および秒針を進ませて、
「時報」を待ちつつ所定の時間停止することによ
り秒台まで時間を合わせることにしか用いられな
い。尤も、時計にカレンダ機構が設けられている
場合には、竜頭20は更に、少なくとも31日の月
の経過後にカレンダ機構に日合わせに用いられ
る。しかも、比較的デリケートで指を使つて行な
われなければならない竜頭によるこのような操作
は必ずしも時計を袖口に付けた状態で行なうもの
とは限らない。時計を外して行なう場合には、ケ
ースの長い辺のいずれの側に竜頭が配設されてお
つても差し支えないことは明瞭である。
腕輪もしくは腕帯の取付け角に隣接する押縁1
6,17および18の端は、ケースの隅9と同面
関係になるように45゜でカツトされている。層1
9の形成には、例えばクロム、銀、金のようない
ろいろな金属および例えチタンまたはホウ素の炭
化物のような或る種の炭化物を用いることができ
る。押縁16,17および18の外観は、(プラ
チナ、金、ロジウム銀、ステンレス・スチールま
たはクロム、ニツケル、金または銀鍍金されたス
チール製の)胴の可視残余部分またはダイヤル8
の外観と調和させることができる。この目的で、
焼結した鋼玉製の押縁を接合して用いることを可
能である。このような押縁は一般に不透明であ
る。したがつてこの場合には、胴に接合される表
面に反射性の層を設ける必要はない。この場合に
は透明の鋼玉から形成されて反射性の層で被覆さ
れた押縁の既述の光学的効果は最早や生じない。
逆に、これら押縁の色をダイヤル8の色と調和さ
せることができる。ダイヤル板を硬質の金属、例
えばチタン炭化物から造つた場合には、押縁1
6,17および18も同じ硬質金属を用いて製作
することができるよう。胴の縁壁もしくはカツト
壁14を好適に保護する目的で、いずれの場合に
も、押縁16,17および18として、時計を通
常の状態で携帯している時に傷を受けない、即
ち、実質的に無傷性の材料を選ぶことができる。
押縁16,17および18が胴1から突出してい
るので、外に現われる該胴の壁面部分は、表面状
態を変更するような異物との接触から保護され
る。押縁16,17および18自体を損傷するよ
うな物体はほとんど考えられないので、これら押
縁が実際上破損したり傷付けられる危険は殆どな
い。したがつて、腕時計のケースの胴の縁壁面に
は、時計の携帯者が直ぐに変更したくはならない
ような特に念入りに仕上げられた外観を付与する
ことができる。
第1図ないし第3図に示されている胴の製造に
当つては、整直されて完全に研磨された円筒状の
要素23(第7図)を製作する。これら要素23
の長さは、胴の辺の長さより僅かに大きくするこ
とができる。任意数のこれら要素23を、支持体
25の半円筒形のソケツト24内に配置して該支
持体25を真空蒸着装置内に導入する。次いで要
素23を蒸気26に曝すことにより、これら要素
には、180゜よりも僅かに少ない範囲に亘つて延在
する層19が形成される。要素23の表面は申し
分ないほどに研磨されているので、この層は自動
的に反射性になる。なお、支持体25上での要素
23の配位は問題にならないことを述べておく。
したがつて支持体にこのようなソケツト24を設
ける上で注意すべきことはない。
次いで、層19を設けた要素23を胴1に接合
する(第8図参照)。この場合、要素23の金属
被覆された部分が胴1の溝もしくは凹部15の内
部に埋没するように注意すべきである。金属被覆
は、180゜よりも僅かに小さい要素23の断面円弧
に亘つて延在しているので、金属被覆された部分
が完全に凹部もしくは溝15の内部に没入するよ
うにして胴1に対し要素23を配位するために特
別な装置の使用を必要とはしない。用いられる接
着もしくは接合が完全に重合化によるものである
場合には、要素23は破壊を伴わずに胴1から分
離することはできない。
次いで、これら要素23を、砥石27の作用に
よつて、胴1の壁面14から約10分の2ミリメー
トルの位置にある破線cまで外部の材料を除去す
る。腕輪の取付け部に隣接する要素23の端部も
同時に、胴の隅9と一致するように研磨除去す
る。
透明な単結晶鋼玉製の要素23の代りに、焼結
された鋼玉または硬質金属製の不透明な要素を用
いる場合にも、単に第7図に示した工程を省くだ
けで同じ仕方で製作を行なうことができる。
第4図ないし第6図に示した第2の実施例は、
ケースの長辺したがつてまた胴の長辺に反りが与
えられている点で上に述べた第1の実施例と本質
的に異なつている。また胴28の壁面を画定する
反り面に連続した溝を形成する代りに、これら面
には、互いにできるだけ近似した半球形のソケツ
ト29の列が形成されており、これら半球形のソ
ケツトの直径は第1番目の実施例の凹部もしくは
溝15の幅にほぼ等しく選ばれている。
この胴も、第7図および第8図を参照して先に
説明した仕方で製造される。円筒形の要素23で
はなく、小球が用いられる。これら小球を胴28
に形成されたそれぞれのソケツト29内に接着し
て砥石研磨により半分より僅かに小さい部分を除
去した後に、胴28の長辺の縁壁を装飾する半球
玉の数珠が得られる。
この実施例でも用いられる小球を透明の半結晶
鋼玉で製作して、次いで、第7図を参照し述べた
ように反射性の層を被着すれば、第2図および第
3図を参照して述べた光学的現象に類似の光学的
現象がこの第2の実施例でも生ずる。尤も、該実
施例の場合には、強輝度の「線条」ではなく、一
連なりの輝点30が保護要素32の扁平面31の
中心にそれぞれ現われる。
問題の光学的作用は、保護要素が半球体の形態
にある場合には、円筒状セグメントの形態にある
要素を用いた場合よりも顕著ではないので、前者
の使用はできる限り避けてもよい。いずれにせ
よ、第4図および第6図に示したような反りの代
りに、直線の辺を有する多角形輪郭の胴を形成す
るように2つまたは3つの扁平面から反りを形成
することができる。このようにした場合保護要素
で装飾される胴の壁部分は、扁平面と同数の円筒
状セグメントの形態にある保護要素を有すること
になる。
上記の要素により胴の壁面に対し保護が付与さ
れるので、胴を特に硬質の材料で造る必要はな
い。加工を容易にするために、好ましくは真鍮製
の材料から製作することができよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による胴を備え
た腕時計の平面図、第2図は第1図の切断部分を
拡大尺で示す斜視図、第3図は第1図に示した時
計の拡大部分立面図、第4図は本発明の第2の実
施例による胴を備えた時計を示す第1図に類似の
平面図、第5図は第3図に類似の図であつて第4
図の時計の一部を示す拡大立面図、第6図は胴の
軸線に垂直な第5図の胴の中心断面図、第7図は
本発明による方法を実施するための態様の1ステ
ツプを示し、そして第8図は本発明の方法を実施
するための同上の態様の別のステツプを図解する
図である。 1,28……胴、3……サフアイア・ガラス、
4……開口、5……パツキング・リング、6……
中央板、7……飾り縁枠、8……ダイヤル、9…
…隅、10,11……短辺部、12,13……長
辺部、14……カツト壁、15……凹部、16,
17,18,32……押縁、19……金属層、2
0……竜頭、21……扁平面、22……輝線条、
23……要素、24,29……ソケツト、25…
…支持体、26……蒸気。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 傷が付きにくい縁壁を有する腕時計ケースの
    胴において、前記縁壁が、実質的に傷が付きにく
    い材料から作られた、前記胴1,28の軸平面又
    は前記胴の軸線に対して平行であると共に前記胴
    1,28の前記縁壁14に対して垂直な面におけ
    る断面が、少なくとも近似的に180゜よりも、わず
    かにより大きな円形切片の形状を有している突出
    した押縁16,17,18;32を備えており、
    前記押縁16,17,18;32のそれぞれの切
    片の正中部分は、前記胴1,28の前記縁壁14
    に形成された対応する形状の受け部15,29内
    に、多くとも180゜に渡つて係合して固定されてい
    ること特徴とする腕時計ケースの胴。 2 前記胴1の前記縁壁14の受け部15,29
    内に係合される前記押縁16,17,18;32
    のそれぞれの部分が、前記受け部15,29の壁
    全体に渡つて接合されている特許請求の範囲第1
    項記載の腕時計ケースの胴。 3 多角形の輪郭を有し、1対の隅から他の対の
    隅まで延びている辺だけに、傷が付きにくい前記
    押縁16,17,18を設け、前記押縁16,1
    7,18は、円筒状の切片の形状を有していて、
    前記胴1の前記縁壁14の各偏平面に形成され
    た、半円筒形断面を有している、長手方向に延び
    ている凹部19内に係合している特許請求の範囲
    第1又は2項記載の腕時計ケースの胴。 4 1対の隅から他の対の隅まで延びる辺が、円
    弧状であり、前記押縁32が、半球よりもわずか
    により大きい球状のわん形を有しており、前記押
    縁32のそれぞれの中心半球部が、前記胴28の
    辺に形成された半球状凹部29内に収容され、前
    記辺に、その全長に渡り延びている数珠連なりの
    前記押縁32が設けられている特許請求の範囲第
    1又は2項記載の腕時計ケースの胴。 5 前記押縁16,17,18;32が、透明又
    は着色された焼結された、又は、単結晶の鋼玉製
    である特許請求の範囲第1〜4項のいずれか1項
    に記載の腕時計ケースの胴。 6 前記胴1,28の前記縁壁14の前記凹部1
    5,29内に係合する表面よりも、わずかにより
    小さな前記透明押縁16,17,18;32の表
    面部分が、反射性金属層19により覆われている
    特許請求の範囲第5項記載の腕時計ケースの胴。 7 傷が付きにくい縁壁を有する腕時計ケースの
    胴であつて、前記縁壁が、実質的に傷が付きにく
    い材料から作られた、前記胴1,28の軸平面又
    は前記胴の軸線に対して平行であると共に前記胴
    1,28の前記縁壁14に対して垂直な面におけ
    る断面が、少なくとも近似的に180゜よりも、わず
    かにより大きな円形切片の形状を有している突出
    した押縁16,17,18;32を備えており、
    前記押縁16,17,18;32のそれぞれの切
    片の正中部分が、前記胴1,28の前記縁壁14
    に形成された対応する形状の受け部15,29内
    に、多くとも180゜に渡つて係合し、固定されてい
    る腕時計ケースの胴の製造方法において、硬質の
    材料から所望の直径の円筒状又は球状要素23を
    形成し、機械加工により前記胴1,28の前記縁
    壁14に形成された半円筒状の凹部19又は半球
    形状の凹部29内に前記円筒状又は球状要素23
    を接着し、小さな部分が残るだけであるようにし
    て前記円筒状又は球状要素23の突出した部分を
    研磨除去し、次いで、前記胴1,28を仕上げ処
    理することを特徴とする腕時計ケースの胴の製造
    方法。 8 形成される前記円筒状又は球状要素23が、
    透明の鋼玉製であり、また、前記円筒状又は球状
    要素23を前記胴1,28に接合する前に、前記
    円筒状又は球状要素23を、支持体25に対応し
    て形成された半円筒形のソケツト24内に配置
    し、その後、前記支持体25に支持された前記円
    筒状又は球状要素23の表面の半分よりも、より
    わずかに小さな表面に、真空蒸着により反射性の
    層19を接着する段階を含んでいる特許請求の範
    囲第7項記載の腕時計ケースの胴の製造方法。
JP57218518A 1981-12-15 1982-12-15 腕時計ケ−スの胴およびその製造方法 Granted JPS58109877A (ja)

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DE3274588D1 (en) 1987-01-15
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