JP6569929B1 - 腕時計および腕時計用コマ、並びに腕時計用風防 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、機械式腕時計として、視認性を犠牲にせずに装飾効果を高めたものが開示されている。
より詳細には、真正面から風防を見る場合には、複数の平面すべてが反射されることから、斜めから風防を見ざるを得ない以上、表示される時刻によっては、短針と長針との角度位置関係から、時刻の視認性が確保されないことがある。
より詳細には、風防の上面に設ける複数の平面の数、および平面の傾斜角度を選択することにより、装飾性の程度を加減することは可能であるが、視認性との両立の観点から選択肢が少ないとともに、たとえば、腕時計の購入者が自己のイニシャルを提示して、その場で装飾を施すような、オーダーメイドにより装飾性を容易に付与することが困難である。
このような腕時計は、装飾効果に優れるが、以下のような、問題点を有する。
第1に、時刻の視認性が悪く、実用的でない点である。
より詳細には、ブローチ状装飾品は、風防の表面に半分以上の領域を覆い、長短針の位置を確認することが困難であり、ブローチ状装飾品に覆われていないダイアルの領域内に、小型の長短針を設けているものが開示されているが、視認性に欠けるのは言うまでもない。
第2に、装飾品が腕時計から脱着するリスクが大である点である。
より詳細には、ブローチ状装飾品は、風防の表面から突出した形態で装着され、複雑で精工な形状を有することから、ブローチ状装飾品を何かに引っ掛けて、腕時計から脱落する可能性があり、この意味で非特許文献2の腕時計は、装飾工芸品としての置物であり、実用性に欠ける。
風防は通常透明であることから、文字盤を構成するダイアル上に、たとえば、貴金属を配置することにより装飾するとしても、ダイアルの風防を介して視認可能なエリアは、長針および短針が回転するエリアであり、貴金属を配置するエリアの確保が困難であるとともに、ダイアルは、金属製または樹脂製の薄板材からなり、ダイアル上に貴金属を固定するのが困難である。
しかしながら、いわゆる水晶のパワーストーンを得る観点から、肌に接触する位置、すなわち、腕時計の裏面に水晶体を設けるものであり、できるだけ大きな接触面積を確保する観点から水晶体の態様を定めており、もともと装飾性の観点はなく、ましてや水晶体を時計の視認性が問題となる風防側に設けるものではない。
それぞれ、共通の所定位置を中心に回転可能な長針および短針が表面に設けられ、長針と短針との間の角度位置関係により時刻表示するダイアルと、
該ダイアルを覆い、かつ、表面から厚み方向に凹部を有する透明な風防と、
該凹部にはめ込み可能なコマとを有し、
該コマは、前記風防を介して、前記長針および前記短針により表示される時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、視認可能な範囲に装飾用表面部を有する、構成としている。
すなわち、以上の構成を有する腕時計によれば、ダイアルを覆う透明な風防を介して、ダイアルの表面に設けられ、それぞれ、共通の所定位置を中心に回転可能な長針と短針の間の角度位置関係により表示される時刻が視認されるところ、風防は表面から厚み方向に凹部を有する一方、凹部にはめ込み可能なコマが設けられ、コマは、風防を介して、長針および短針により表示される時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、視認可能な範囲に装飾用表面部を有することから、たとえば、ダイアルの外周縁とコマの外周縁との間で長針と短針の間の角度位置関係が視認可能であるとともに、凹部にはめ込み可能なコマの外形を工夫したり、コマの装飾用上面部に、模様を施したり、貴金属を埋め込んだり、複数の貴金属によりイニシャル等文字、図形、記号またはその組み合わせをデザインしたり等、時刻に対する視認性を阻害することなく、装飾効果を格段に向上しつつ、オーダーメイドの装飾性を容易に付与することが可能である。
前記コマは、前記風防の中心部に設けられ、前記コマの外形周縁と、前記ダイアルの周縁との間の環状領域において、前記長針および前記短針が視認可能であるのがよい。
さらにまた、前記コマの前記装飾用上面部は、前記風防の上面と面一であるのがよい。
加えて、前記コマは、ツバを有し、前記装飾用上面部は該ツバの上面により構成され、前記溝部に上方からはめ込むことにより、前記風防の上面と段差を形成するのがよい。
さらに、前記風防は、中心部が最も厚みを有するように形成され、前記溝部は、該中心部に設けられるのがよい。
さらにまた、前記コマは、前記凹部と相補形状の中実状で、不透明の金属製または樹脂製であり、前記装飾用上面部には、貴金属が埋め込まれているのがよい。
前記コマは、前記凹部と相補形状の中実状で、透明の樹脂製であり、前記装飾用表面部は、前記凹部を構成する部位に面する装飾用周側面部を有し、前記装飾用周側面部には、貴金属が埋め込まれているのでもよい。
また、前記コマは、文字、図形または記号またはそれらの組み合わせの外形に形成されるのがよい。
さらに、前記コマは、開口部を有し、前記溝部には、前記開口部にはめ込み可能な凸部が形成されているのがよい。
加えて、前記風防および前記コマは、前記ダイアルの前記中心部に関して同心状の円形であり、前記コマの半径は、前記風防の半径の5分の1以上3分の2以下であるのがよい。
また、前記凹部は、前記風防の厚み方向に抜ける貫通孔であり、前記コマは、一端にツバを有し、該貫通孔の開口部に該ツバを当て込むことにより、上方または下方からはめ込み可能であるのがよい。
さらに、コマ自体が、貴金属製でもよい。
中心部に上面側に臨む溝部を有する透明な風防の該溝部にはめ込み可能なコマであって、該コマは、時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、前記溝部の開口周縁に対応する外形の周縁内には、装飾用上面部が形成されている、構成としている。
また、前記コマは、前記溝部と相補形状の中実状で、不透明の金属製または樹脂製であり、前記装飾用上面部には、貴金属が埋め込まれているのがよい。
さらに、前記コマは、前記凹部と相補形状の中実状で、透明の樹脂製またはガラス製であり、前記コマの周側面には、貴金属が埋め込まれているのがよい。
それぞれ、共通の所定位置を中心に回転可能な長針および短針が表面に設けられ、長針と短針との間の角度位置関係により時刻表示するダイアルを覆う風防であって、該風防は、透明であり、コマをはめ込み可能な凹部を上面側または下面側に有し、該コマは、時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、前記凹部の開口周縁に対応する外形の周縁内には、装飾用上面部が形成されている、構成としている。
また、前記凹部は、前記風防の上面側または下面側に臨む溝部であり、前記コマは、該溝部に上方または下方からはめ込み可能であるのがよい。
さらに、前記風防は、中心部が最も厚みを有するように形成され、前記溝部は、前記風防の中心部に設けられるのがよい。
ベゼル62は、円形であり、ダイアル16と同心状にダイアル16の周囲を囲むように配置され、風防20はベゼル62に嵌め込まれるようになっている。ベゼル62には、リュウズ64が取り付けられ、リュウズ64の操作により、長針12の支軸58を中心とする回転動作を可能としている。
ダイアル16は、例えば、円形の輪郭を有し、円形の中心は、ベルト48の中心線56に重なるように、ベルト48が腕時計本体11に取り付けられ、特に、ベルト48の中心線56に沿って12時の方向および6時の方向が規定される。
支軸58には、ダイアル16の背後で腕時計本体11内に収容されるムーブメント21が接続され、ムーブメント21の働きにより、長針12および短針14は支軸58を中心として回転される。
長針12および短針14それぞれについて、一端部22が視認可能でなくても、すなわち、ダイアル16の中心部24が、風防20を介して視認可能でなくても、他端部26が視認可能であれば、時刻の視認は可能であり、特に、インデックス60が時刻の読み取りを支援している。
図4および図5に示すように、コマ28は、凹部18にはめ込み可能であり、コマ28は、長針12および短針14により表示される時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、凹部18の開口周縁に対応する外形周縁30内部には、装飾用上面部38が形成されている。
風防20およびコマ28は、ダイアル16の中心部24を中心とする同心状の円形であり、コマ28の半径D1は、風防20の半径D2の5分の1以上3分の2以下である。半径は、手首に装着する腕時計本体の大きさを考慮して、たとえば、3ミリないし7ミリである。風防20の半径の5分の1未満では、時刻の視認性には十分であるが、コマ28の風防20に占める割合から、装飾性に劣り、逆に、風防20の半径の3分の2を越えると、装飾性は強調されるが、時刻の視認性には不十分となる。
これにより、コマ28の外形周縁30と、ダイアル16の周縁32との間の環状領域34において、長針12および短針14が視認可能である。
コマ28の厚みd(凹部18の深さに相当)は、風防20に対する凹部18の加工の容易性、およびガラス製風防20の強度確保の観点から定めればよいが、風防20の厚みの二分の一以下とするのが好ましく、たとえば、1ミリないし3ミリである。なお、コマ28の下面は、視認性がなく装飾用上面部38に比べて装飾的要素が薄いので、平面状である必要はない。
この場合、風防20の中心部まわりにおいて、風防20の上面23に、絵柄、模様等を印刷またはエッチング加工を施すことにより、装飾性をある程度向上することは可能であるが、後に説明するように、風防20の中心部まわりに風防20とは異なる材質のコマ28をはめ込み、その外形および/またはその装飾用上面部38に、印刷またはエッチング加工を施す、あるいは、貴金属Mを埋め込むことにより、より高級感のある装飾性を演出することが可能である。
より具体的には、装飾用上面部38に貴金属Mが埋め込み可能な溝部を設け、宝石指輪に用いられる既存の接着剤により固定するのがよい。コマ28の装飾用上面部38に貴金属Mが埋め込み可能な溝部を加工する方法は、後に説明する風防20の上面23に凹部18を加工する物理的手段あるいはレーザー加工を用いればよいが、ガラス製風防20の精密加工に比べて、コマ28の加工は容易である。
金属製の具体例としては、金、銀、プラチナ、チタン等が挙げられる。貴金属Mの具体例としては、ダイアモンド、ルビー、サファイヤ等が挙げられる。コマ28は、その外形形状に応じて、中空上に形成してもよい。
コマ28の材質および貴金属Mの種類は、それらの色彩、光沢、色合い等の組合せのデザイン性から適宜選択すればよい。
図4においては、装飾用上面部38の中心部に貴金属Mが埋め込まれるとともに、TAROU HANAKO と印刷され、図5においては、装飾用上面部38の中心部に貴金属M1が埋め込まれるととともに、貴金属M1のまわりに複数の貴金属M2が周方向に互いに間隔を隔てて埋め込まれている。
一方、凹部18は、風防20の上面23側に臨む溝部36であり、コマ28は、溝部36に上方からはめ込み可能である。より具体的には、溝部36は、円形底面を有する円柱状であり、コマ28を締まり嵌め可能に構成すればよい。風防20をダイアル16に接着する固定する際に用いる既知の透明製接着剤を溝部36の底面および側面に塗布して、コマ28をより確実に風防20に対して固定するのがよい。
なお、溝部36の外形は、はめ込むべきコマ28の形状により決まり、円形底面を有する円柱状、すなわち、一定円形断面の柱状体である必要はないが、コマ28のはめ込みの容易性からは、たとえば、截頭円錐のように、底面に向かって縮径となる形状が好ましい。
物理的手段としては、従来既知のダイシング加工、ホイールスクライブ加工、ウォータージェット加工の研削法を挙げることができる。
風防20は、上面23は平面状であるだけでなく、断面状で球状、弓形(図3参照)でもよい。また、ダイアル16の中心部24に一致する1つの頂点から外縁に向かって下る線状の稜線31を有し、隣接する稜線31同士の間で広がる平面を有するものでもよい。
コマ28の装飾用上面部38は、風防20の上面23から露出し、風防20の上面23と面一である。よって、装飾用上面部38に埋め込まれる貴金属Mは、風防20の上面23から突出する形態で設けられている。
なお、装飾用上面部38に埋め込まれる貴金属M、すなわち、風防20の上面23から突出する貴金属Mと、風防20の内部に埋め込まれる貴金属Mとを併用してもよい。
また、ツバ42の張出フランジ部の環状下面と風防20の上面23との間も接着剤により固定することにより、コマ28を溝部36に対してより強固に固定することが可能である。
この場合、段差44を構成するツバ42の外周縁を曲線状のデザイン(たとえば、ハート形、スペード形、クローバー形)とすることにより、装飾性を向上するのでもよく、ツバ42がない場合に比し、凹部18としては、底部を有する溝部36でなく、風防20の厚み方向に貫通する貫通孔でもよく、ツバ42の内面が風防20の上面23に当接するまで、コマ28を貫通孔に差し込めばよい。
図10に示すように、さらなる変形例としては、コマ28は、リング状で開口部46を有し、溝部36には、開口部46にはめ込み可能な凸部が形成されているのでもよく、複数の貴金属Mをリングの周方向に間隔を隔てて配置するのでもよい。
以上、コマ28の外形、装飾用上面部38に埋め込む貴金属Mの種類、複数の場合にはその配置、装飾用上面部38に加工による施す模様、これらの組合せを工夫して、装飾効果を格段に向上させることが可能である。
図13に示すように、さらなる変形例として、風防20として、ダイアル16の中心部24に一致する1つの頂点から外縁に向かって下る線状の稜線31を有し、隣接する稜線31同士の間で広がる平面67を有するものを採用し、1つの頂点まわりに、上述のようなコマ28を設けてもよい。以上によれば、光の反射が多様化することにより、装飾性をさらに向上することが可能である。なお、平面67ごとに光の反射方向は相違することで、一つの平面で光の反射に応じて視認性が悪化しても、他の平面で針の位置は確認可能である。
まず、腕時計購入者が、購入する腕時計を決定する際、オーダーメイドの装飾を施すのに、たとえば、自己の名前、イニシャル、誕生日等を提示する。この場合、ハート形、スペード形、クローバー形等外形の異なるコマ28とコマ28の外形に応じた溝部36が加工された風防20が複数ペア用意されていて、その中から、好みのコマ28および風防20を選択するのでもよい。
コマ28および風防20のラインアップとしては、コマ28については、透明性、不透明性またはカラー付透明性を含む材質、コマ28の外形、および貴金属Mが埋め込まれる位置(上面23、周側面66、下面25)、風防20としては、コマ28を設ける凹部として、溝タイプか、または貫通孔タイプか、凹部を設けるのが上面23か、下面25の選択があれば好ましい。
提示された文字、記号、模様に基づいて、腕時計用コマ28の装飾用上面部に、たとえば、レーザー加工によりエッチング加工し、エッチング加工した腕時計用コマ28を風防20の溝部36に、たとえば、透明の接着剤を用いて、締まり嵌めして、風防20をダイアル16に装着して、腕時計として完成する。
以上のように、その場で、オーダーメイドの装飾性を容易に行うことが可能である。
この場合、新規な腕時計を購入する場合に限らず、自己の所有する既存の腕時計にオーダーメイドの装飾を施したい場合に、その場で、たとえば、既存の風防20にレーザー加工により、凹部(加工の容易性より貫通孔がよい)を加工し、上述のようなオーダーメイドの装飾を施したコマ28をその場で装着するのも可能である。
なお、装飾用上面部38または周側面66に貴金属Mを埋め込むことにより、文字、記号および模様を表示する場合には、オーダーメイドでその場で加工するのは困難であるが、ハート形、スペード形等のコマ28に貴金属Mを埋め込んだ腕時計用コマ28を予め準備しておくことにより、その場で、好みの腕時計用コマ28を選択して、風防20に埋め込むことも可能である。
本発明の第2実施形態の特徴は、風防20に対してコマ28を設ける位置、それに応じて、風防20に設ける凹部18の位置にあり、第1実施形態においては、凹部18は、風防20の上面23側に臨む溝部36であり、コマ28は、溝部36に上方からはめ込み可能であるのに対して、本実施形態においては、凹部18は、風防20の下面25側に臨む溝部36であり、コマ28は、溝部36に下方からはめ込み可能である。
このような実施形態によれば、第1実施形態においては、コマ28の上面40が風防20の上面23に露出し、特に、装飾用上面部38に設けた貴金属Mが露出していたのに対して、コマ28の上面40が風防20の上面23に露出せず、特に、装飾用上面部38に設けた貴金属Mが露出しないが、風防20自体は透明であることから、風防20の厚み方向の途中にあるコマ28の装飾用上面部38に設けた貴金属Mが風防20の上方から視認可能となっている。
この場合、第1実施形態においては、貴金属Mが装飾用上面部38から突出するのに対して、本実施形態においては、貴金属M1、M2を含め、風防20の下面25に設ける溝部36にはめ込み可能なように、貴金属M1、M2は、コマ28の上面と面一としている。
コマ28の周側面66に、周溝37を設け、周溝37内に貴金属Mを埋め込むことにより、その分、高級感を演出することが可能である点は、第1実施形態と同様である。
なお、風防20に設ける凹部18を溝部でなく、風防20の厚み方向に貫通する貫通孔とする一方、コマ28の下端部に環状張出部であるツバ42を設け、ツバ42を風防20の下面25に当てながら、コマ28を貫通孔に差し込み、コマ28の上面40が風防20の上面23に露出し、特に、装飾用上面部38に設けた貴金属Mが露出するようにしてもよい。
本発明の第3実施形態の特徴は、コマ28の態様、および、それに応じて、コマ28に埋め込む貴金属Mの位置にあり、第1実施形態においては、コマ28は不透明であり、それに応じて、コマ28に埋め込む貴金属Mは、コマ28の上面40である装飾用上面部38に設けるのに対して、本実施形態においては、コマ28が透明であり、それに応じて、貴金属Mをコマ28の周側面66に設けている。
この場合、周側面66の凹部に貴金属Mを埋め込む際、凹部の開口を塞ぐ風防20の溝部36の面に当たらないように、貴金属Mの高さを調整する。
一方、コマ28について、第1実施形態においては、コマ28の装飾用上面部38に、貴金属Mを埋め込む凹部を設けているのに対して、本実施形態においては、コマ28の周側面66に周方向に所定角度間隔を隔てて、複数の凹部を設けている。たとえば、90度間隔で4つ設けてもよい。
コマ28の下面に凹部を設け、そこに貴金属Mを配置したり、周側面66および下面の両方に貴金属Mを配置してもよい。
コマ28の周側面66に、周溝37を設け、周溝37内に貴金属Mを埋め込むことにより、その分、高級感を演出することが可能である点は、第1実施形態と同様であるが、本実施形態においては、コマ28が透明であることから、第1実施形態とは異なり、真上からコマ28に埋め込む貴金属M全体を視認可能であり、風防20の内部に位置する貴金属Mを強調することが可能である。
この場合、コマ28は完全透明でなく、カラー付の透明でもよく、貴金属Mとのコーディネイトにより、カラーの色を決めればよい。
この場合、複数のコマ28を風防20の異なる位置に配置してもよく、複数のコマ28それぞれにおいて、外形を異なるものとし、あるものはツバ42を有し、あるものは、第1実施形態のように、風防20の上面23に設けた凹部18に上方からはめ込み、あるものは、風防20の下面25に設けた凹部18に下方からはめ込む等の組合せにより、デザイン性を向上するのでもよい。
D1 コマの半径
D2 風防の半径
t 風防の厚み
d コマの厚み
S 模様
10 腕時計
11 腕時計本体
12 長針
14 短針
16 ダイアル
17 スペース
18 凹部
19 裏蓋
20 風防
21 ムーブメント
22 一端部
23 上面
24 中心部
25 下面
26 他端部
28 コマ
30 外形周縁
32 周縁
34 環状領域
36 溝部
37 周溝
38 装飾用上面部
40 上面
42 ツバ
44 段差
46 開口部
48 ベルト
50 ラグ
52 バックル
56 中心線
58 支軸
60 インデックス
62 ベゼル
64 リュウズ
66 周側面
67 平面
Claims (22)
- それぞれ、共通の所定位置を中心に回転可能な長針および短針が表面に設けられ、長針と短針との間の角度位置関係により時刻表示するダイアルと、
該ダイアルを覆い、かつ、上面または下面から厚み方向に凹部を有する透明な風防と、
該凹部にはめ込み可能なコマとを有し、
該コマは、前記風防を介して、前記長針および前記短針により表示される時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、視認可能な範囲に装飾用表面部を有し、
さらに、長針または短針の角度位置調整を可能とするリューズを側周部に有し、
前記風防は、その下面全体または上面全体が平坦であり、その下周縁部が下方から支持されている、
ことを特徴とする、腕時計。 - 前記長針および前記短針は、それぞれの一端部が、前記ダイアルの中心部に設けられ、該中心部を中心に回転することにより、それぞれの他端部により、時刻を表示し、
前記コマは、前記風防の中心部に設けられ、前記凹部の開口周縁と、前記ダイアルの周縁との間の環状領域において、前記長針および前記短針が視認可能である、請求項1に記載の腕時計。 - 前記凹部は、前記風防の上面側に臨む溝部であり、前記コマは、該溝部に上方からはめ込み可能であり、前記装飾用表面部は、前記風防の上面から露出する装飾用上面部を有する、請求項1または請求項2に記載の腕時計。
- 前記コマの前記装飾用上面部は、前記風防の上面と面一である、請求項3に記載の腕時計。
- 前記コマは、ツバを有し、前記装飾用上面部は該ツバの上面により構成され、前記溝部に上方からはめ込むことにより、前記風防の上面と段差を形成する、請求項3に記載の腕時計。
- 前記凹部は、前記風防の下面側に臨む溝部であり、前記コマは、該溝部に下方からはめ込み可能であり、前記装飾用表面部は、前記溝部の上面に面する装飾用上面部を有する、請求項1または請求項2に記載の腕時計。
- 前記風防に前記コマをはめ込んだ後の前記風防に前記コマを合わせた厚みは、中心部が最も厚みを有するように形成され、前記溝部は、該中心部に設けられる、請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の腕時計。
- 前記コマは、前記凹部と相補形状の中実状で、不透明の金属製または樹脂製であり、前記装飾用上面部には、貴金属が埋め込まれている、請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の腕時計。
- 前記貴金属が複数埋め込まれ、複数の貴金属により文字、図形または記号またはそれらの組み合わせを形成する、請求項8に記載の腕時計。
- 前記コマは、前記凹部と相補形状の中実状で、透明の樹脂製またはガラス製であり、前記装飾用表面部は、前記凹部を構成する部位に面する装飾用周側面部を有し、前記装飾用周側面部には、貴金属が埋め込まれている、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の腕時計。
- 前記コマは、文字、図形または記号、またはそれらの組み合わせの外形に形成される、請求項8または請求項10に記載の腕時計。
- 前記コマは、開口部を有し、前記溝部には、前記開口部にはめ込み可能な凸部が形成されている、請求項3または請求項6に記載の腕時計。
- 前記装飾用表面部には、エッチング模様が形成されている、請求項1に記載の腕時計。
- 前記風防および前記コマは、前記ダイアルの前記中心部に関して同心状の円形であり、前記コマの半径は、前記風防の半径の5分の1以上3分の2以下である、請求項2に記載の腕時計。
- 中心部に上面側または下面側に臨む溝部を有する透明な風防の該溝部にはめ込み可能なコマであって、該コマは、前記風防を介して、時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、前記溝部の開口周縁に対応する外形の周縁内には、装飾用上面部が形成され、
前記風防は、その下面全体または上面全体が平坦であり、その下周縁部が下方から支持されている、
ことを特徴とする、腕時計用コマ。 - 前記コマは、前記溝部と相補形状の中実状で、不透明の金属製または樹脂製であり、前記装飾用上面部には、貴金属が埋め込まれている、請求項15に記載の腕時計用コマ。
- 前記コマは、前記風防の表面から厚み方向に設けた凹部と相補形状の中実状で、透明の樹脂製またはガラス製であり、前記コマの周側面には、貴金属が埋め込まれている、請求項15に記載の腕時計用コマ。
- それぞれ、共通の所定位置を中心に回転可能な長針および短針が表面に設けられ、長針と短針との間の角度位置関係により時刻表示するダイアルを覆う風防であって、該風防は、透明であり、コマをはめ込み可能な凹部を上面側または下面側に有し、該コマは、時刻の視認性を阻害することのない外形を備え、前記凹部の開口周縁に対応する外形の周縁内には、装飾用上面部が形成され、
前記風防は、その下面全体または上面全体が平坦であり、その下周縁部が下方から支持されている、ことを特徴とする
腕時計用風防。 - 前記凹部は、前記風防の上面側または下面側に臨む溝部であり、前記コマは、該溝部に上方または下方からはめ込み可能である、請求項18に記載の腕時計用風防。
- 前記風防に前記コマをはめ込んだ後の前記風防に前記コマを合わせた厚みは、中心部が最も厚みを有するように形成され、前記溝部は、前記風防の中心部に設けられる、請求項19に記載の腕時計用風防。
- 前記凹部は、前記風防の厚み方向に抜ける貫通孔であり、前記コマは、一端にツバを有し、該貫通孔の開口部に該ツバを当て込むことにより、上方または下方からはめ込み可能である、請求項1または請求項2に記載の腕時計。
- 前記コマ自体が、貴金属製である、請求項1に記載の腕時計。
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