JP5313955B2 - 電波腕時計 - Google Patents

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Description

本発明は、電波腕時計に関する。
特許文献1には、GPS(Global Positioning System)衛星からの衛星信号を受信し、かかる衛星信号に含まれるGPS時刻情報に基づいて時刻を修正するGPS付き腕時計が記載されている。同文献では、かかる腕時計の構造として、GPSアンテナを腕時計の一方の側に偏った位置に配置し、指針を駆動する輪列やモータとGPSアンテナとの干渉を避けている(図2)。
特開2009−236560号公報
GPS等の衛星からの信号はUHF帯が用いられる。このような高周波の信号はその直進性が高く、電波の経路途上にある障害物による妨害を受けやすい。このような電波を受信するアンテナを腕時計内部の偏った位置に配置すると、金属が用いられることが多い腕時計の胴が、アンテナに到達しうる電波を一部遮るなど影響を与えることが懸念される。
本発明は、GPS衛星等の衛星からの電波を受信し、時刻を修正する電波腕時計において、アンテナを略中央に配置することができる電波腕時計を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電波腕時計は、時刻に関する情報を表示する時刻情報表示手段を備えた少なくとも1つの中空歯車と、衛星からの電波を受信するパッチアンテナと、を有し、平面視において、前記パッチアンテナは、前記中空歯車の中空部に配置される。
上記本発明によれば、GPS衛星等の衛星からの電波を受信し、時刻を修正する電波腕時計において、アンテナを略中央に配置することができる電波腕時計を提供される。
本発明の第1の実施形態に係る電波腕時計の平面図である。 図1のA−A線による断面図である。 筒状部の形状を示す平面図である。 第1の実施形態に係る電波腕時計の機構を示す平面図である。 図4のB−B線による断面図である。 図4のC−C線による断面図である。 第1の実施形態に係る電波腕時計の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る電波腕時計の第1の変形例である。 第1の実施形態に係る電波腕時計の第2の変形例である。 本発明の第2の実施形態に係る電波腕時計の平面図である。 図10のD−D線による断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電波腕時計の平面図である。 図12のE−E線による断面図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電波腕時計100を示す平面図である。同図には、電波腕時計の外装である胴1、胴1内に配置された文字板2と時刻を示す指針である時針3、分針4、秒針5が示されている。また、胴1の3時側の側面にはユーザが種々の操作を行うための竜頭6、ボタン7が配置されている。胴1の12時側及び6時側の側面からは、バンドを固定するためのバンド固定部8が伸びている。
本実施形態の電波腕時計100は、中心軸に指針が取り付けられる一般的なアナログ時計と異なり、時針3及び分針4は環状のリム9及び10にそれぞれ取り付けられる。リム9及び10は、後述する中空歯車の一部であり、共通の回転中心の周りにそれぞれ回転し、その回転位置により時分を表示する。また、秒針5は、秒針軸11に取り付けられる。秒針5の回転中心、すなわち、秒針軸の位置はリム9及び10の回転中心とは異なる位置となっており、本実施形態では、リム10の内側の6時側の位置に配置されている。文字板2は、リム9及び10の内側の文字板2aと外側の文字板2bとに分割されており、適宜時刻目盛等の装飾が施される。
なお、同図に示した電波腕時計100のデザインは一例である。ここで示したもの以外にも、例えば、胴1を丸型でなく角型にしてもよいし、竜頭6やボタン7の有無、数、配置は任意である。また、本実施形態では、指針を時針3、分針4、秒針5の3本としているが、これに限定されず、秒針5を省略しても、あるいは、曜日、タイムゾーンやサマータイムの有無、電波の受信状態や電池の残量、各種の表示を行う指針や、日付表示等を追加したりしてもよい。
なお、本明細書では、電波腕時計という用語を、腕時計であって、かつ、外部からの電波を受信し、当該電波に含まれる時刻に関する情報に基づき、腕時計内部に保持している時刻の情報である内部時刻を修正する機能を有している腕時計を指すものとして用いる。
図2は、図1のA−A線による断面図である。電波腕時計100の文字板2を覆うように風防12が胴1に取り付けられ、また、風防12の反対側では、裏蓋13が胴1に取り付けられる。風防12の材質は、ガラス等の透明な材料であり、非磁性かつ非導電性である。また、胴1及び裏蓋13の材質は、特に限定はされないが、本実施形態では金属である。
本明細書では、以降、電波腕時計100の風防12が配置される方向(図2における上方向)を風防側、裏蓋13が配置される方向(図2における下方向)を裏蓋側と呼ぶ。
文字板2bの裏蓋側には、太陽電池14が配置され、風防側から入光した光により発電がなされる。そのため、文字板2bはある程度光線を透過する材質で形成される。本実施形態では、文字板2bは、太陽電池14を挟むようにして、地板15に固定枠16により固定される。本実施形態では、固定枠16はいわゆるスナップ止めの方法で地板15に固定されるが、これに限定されず、種々の方法によって固定してよい。
地板15は、合成樹脂等の非磁性かつ非導電性の材質からなり、パッチアンテナ17や輪列をはじめとする各種部材を支持する。パッチアンテナ17には、その厚み方向を貫くように給電ピン18が設けられ、風防側の面が衛星からの電波を受信する受信面19となっている。
ところで、一般に長波帯を用いて地上局から送信される標準電波を用いて時刻修正を行う電波時計では、フェライトあるいはアモルファス合金等の磁芯にコイルを巻いた形式のいわゆるバーアンテナが用いられることが多い。これに対し、本実施形態に係る電波腕時計100では、はるかに周波数の高いUHF帯を用いて衛星から送信される信号を受信する。そのため、UHF帯の信号の受信に適した小型のアンテナとして、パッチアンテナ17を用いている。
地板15の中央には、筒状部20が形成されており、その内側には、パッチアンテナ17が収容される。また、筒状部20の上面には、文字板2aが取り付けられる。衛星から到達する電波は、文字板2aを透過し、パッチアンテナ17の受信面19で受信される。そのため、文字板2aの材質は、非磁性かつ非導電性の材料、例えば、合成樹脂である。
なお、文字板2aを省略し、パッチアンテナ17が露出するデザインとしても良い。その場合には、風防を除き、パッチアンテナ17の受信面に到来する電波を遮るものはなく、受信性能は高い。
筒状部20の外側面は円筒面となっており、その外側に分表示中空歯車21が配置される。分表示中空歯車21は、リム10と歯部22からなっており、リム10の内周面は筒状部20の外周面により案内され、回転自在に支持される。リム10の外周面には、さらに時表示中空歯車23が配置される。時表示中空歯車23もまた、リム9と歯部24からなっており、回転自在に支持されている。符号25、26は分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23が風防側に抜けないよう押さえる中空歯車押さえである。歯部22及び歯部24は、それぞれ同図に表れない輪列と噛み合ってモータに連なっており、自在に回転させられるようになっている。
また、筒状部20の内側面は、パッチアンテナ17を収容する収容穴となっている。収容穴の形状は、筒状部20の外側面と相似形、すなわち、円形であっても良いし、パッチアンテナ17の外形に合わせた形状であっても良い。本実施形態では、パッチアンテナ17の外形は平面視においておおむね矩形である。
図3は、筒状部20の形状を示す平面図である。図中(a)は、筒状部20の内側面の形状が円形である場合であり、筒状部20の内側には、パッチアンテナ17の形状及び位置を二点鎖線で示した。この場合、筒状部20の厚みが全周にわたり等しいため、筒状部20の強度がどの位置でも等しく、また、筒状部20を含む地板を合成樹脂を用いて、例えば射出成型等により製造する場合には、いわゆるヒケが発生しづらいため精度の良い筒状部20が得られる。
一方、同図中(b)は、筒状部20の内側面がパッチアンテナ17の外形に合わせた形状である場合である。この場合、筒状部20の外形を小さくすることができる。
このような構成により、パッチアンテナ17は、中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)の中空部に配置される。また、図2に戻り、電波腕時計100の断面視において、中空歯車と、パッチアンテナ17は重なり合う位置に配置されており、電波腕時計100の厚みが薄くなるよう配慮されている。
指針である分針4及び時針3は、分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23のリム10及びリム9の風防側の端部にそれぞれ取り付けられている。なお、本実施形態の中空歯車は、ユーザに時刻を知らせる機能を有する時刻情報表示手段で有れば、どのようなものを備えていてもよい。指針は、時刻情報表示手段の一例である。また、正確には図1のA−A線による断面では分針4及び時針3は図2に表れないが、理解を容易にするため、同図では分針4及び時針3が3時の位置にあるものとして示した。
なお、本実施形態では、分表示中空歯車21を時表示中空歯車23の内側に配置したが、これを逆にし、内側の中空歯車が時表示を行うものとしてもよい。また、中空歯車を回転自在に案内する構造は特に限定されない。本実施形態のように滑り案内を用いるものはもちろん、ベアリングを用いても、複数の自由歯車を用いてもよい。
地板15の裏蓋側には、回路基板27が配置され、さらにその裏蓋側には電池支持枠28が配置される。電池支持枠28もまた、好適には合成樹脂製であり、非導電性の材料からなる。電池支持枠28には電池29が支持される。本実施形態では、電池29は充電可能な二次電池であり、ボタン型のリチウムイオン二次電池を用いている。そして、太陽電池14により発電された電力が蓄積されるようになっている。電池29の両極となる両面には、それぞれ好ましくは金属製の電極板30、31が設けられており、回路基板27に設けられた配線パターンと導通するようになっている。本実施形態では、電極板30は電池29上に溶接されており、電極板31は、その弾性復元力により電池29の面に押しつけられるようになっている。また、電池29は平面視において、電波腕時計100のほぼ中央に配置されている。
巻真32の一端には竜頭6が取り付けられ、他端には竜頭操作検知部33が組みつけられており、ユーザーが竜頭6を引き出し、回転させた際に、竜頭6の引き出し位置、回転量及び回転方向を電気的に検知するようになっている。
なお、本実施形態では、電波腕時計100は太陽光発電による電力により駆動し、蓄電可能な二次電池を備えたものとして示したが、これに換え、一次電池を使用するものとしてもよい。その場合には、太陽電池14は不要である。そして、その場合には文字板2bは必ずしも光線を透過する材質でなくても良く、金属製であっても良い。また、電池29の形状はボタン型に限定されず、任意である。さらに、二次電池としてリチウムイオン二次電池以外のもの、例えば、リチウムイオンキャパシタやニッケル水素畜電池を用いてもよい。
図4は、本実施形態に係る電波腕時計100の機構を示す平面図である。同図は、電波腕時計100の胴や風防、裏蓋、竜頭等の外装や、文字板を取り除いた機構部分を示しており、地板15と、パッチアンテナ17、各指針を駆動する歯車機構、並びに、パッチアンテナ17により受信された信号をベースバンド信号へと変換する高周波回路34、ベースバンド信号より情報を抽出するデコーダ回路35及び電波腕時計100全体の動作を制御するとともに、内部回路により時刻を計時するコントローラ36の位置関係を示している。そのため、歯車機構や高周波回路34、デコーダ回路35及びコントローラ36のように他の部材の背後に隠れて見えない部材も同図中では実線で示されている。
地板15の6時側の位置には、分針4及び秒針5を駆動する第1の駆動機構37が配置されている。第1の駆動機構37は、モータ38のロータ39の回転を、歯車である五番車40、四番車41、三番車42、歯部22の順に伝達して減速し、分表示中空歯車21に伝達する。これにより分表示中空歯車21が回転され、リム10に取り付けられた分針4により分を表示する。また、四番車41の回転軸は、秒針軸11となっており、秒針5が取り付けられている。すなわち、本実施形態では、分針4と秒針5は連動している。
図5は、図4のB−B線による断面図である。B−B線は、第1の駆動機構37の各車の中心を通る線であり、図示の簡略化のため、地板15は一部その表示を省略している。
同図には、モータ38のコイルの断面が示されており、ロータ39から、五番車40、四番車41、三番車42を経て分表示中空歯車21の歯部22へと連なる輪列が図示されている。輪列を構成するこれら歯車は、図示されている通り、地板15に組み付けられる。また、四番車41が有する秒針軸11は、分表示中空歯車21より風防側まで延ばされており、秒針5が他の部材と干渉しないようにされている。また、本実施形態では、図4に示されるように、秒針軸11は分表示中空歯車21の中空部側に配置されているため、秒針軸11と分針4や時針3が干渉することはない。
また、秒針軸11を有する四番車41は、パッチアンテナ17と干渉しないよう配置しなければならない。そのため、図4に示されるように、パッチアンテナ17が矩形である場合には、パッチアンテナ17のいずれかの辺の中央に向き合う位置に四番車41を配置するとよい。このようにすると、四番車41の配置スペースが広くなり、四番車41に大径の車を使用できる。ここで、辺の中央に向き合う位置とは、当該辺から外方に向かう垂直二等分線近傍の位置であり、好ましくは、かかる垂直二等分線上に秒針軸11を置く。また特に、パッチアンテナ17の外形が概ね長方形である場合には、その長辺の中央に向き合う位置とすると良い。本実施形態では、パッチアンテナ17の外形はおおむね正方形であり、各辺はそれぞれ12時、3時、6時及び9時の方向を向いているため、四番車41もまたこれらの方向に位置するように配置することが好ましい。図に示した例では、四番車41は6時の方向に位置するよう配置されている。もちろん、パッチアンテナ17が配置される角度が変われば、四番車41が配置されるのに適した位置も、パッチアンテナ17の角度に応じて変わることになる。
なお、パッチアンテナ17の外形は、ここで説明した矩形に限定されず、円形であってもよい。その場合には、筒状部20の内側面の形状も円形であることが好ましい(図3(a)参照)。この場合においても、筒状部20の厚みが全周にわたり等しいため、その強度はどの位置でも等しく、また、筒状部20を含む地板を合成樹脂の射出成型等により製造する場合にヒケが発生しづらい。また、筒状部20の内側面とパッチアンテナ17との距離が全周にわたり一定となるため、平面視において、各部材を無駄なく配置することができ、電波腕時計100全体をコンパクトに構成することができる。また、パッチアンテナ17の外形が等方的であるため、四番車41の配置位置に制約はない。
モータ38のコイルの風防側には、外部磁界によるモータ38の誤動作を防止する金属製の耐磁板43が取り付けられる。図示していないが、モータ38の裏蓋側にも同様の耐磁板を設けてもよい。
ところで、パッチアンテナ17を用いた受信の際には、受信の障害となりうる金属部材を、できる限りパッチアンテナ17の受信面19より上側(本実施形態では、風防側)に配置しないようにする方が好ましいと考えられる。そこで、本実施形態の分表示中空歯車21の歯部22は、パッチアンテナ17の受信面19よりも裏蓋側に設けられる。このようにすると、輪列を構成する各歯車の大部分はいずれも受信面19よりも裏蓋側に位置することとなる。そのため、輪列を構成する歯車に金属が用いられる場合においても、かかる部材がパッチアンテナ17による電波の受信に与える影響は小さい。時表示中空歯車23の歯部24についても同様であり、パッチアンテナ17の受信面19よりも裏蓋側に設けることが好ましい。
図4に戻り、地板15の12時側の位置には、時針3を駆動する第2の駆動機構44が配置されている。第2の駆動機構44は、モータ45のロータ46の回転を、歯車である時中間車(1)47、時中間車(2)48、時中間車(3)49、時中間車(4)50、歯部24の順に伝達して減速し、時表示中空歯車23に伝達する。これにより時表示中空歯車23が回転され、リム9に取り付けられた時針3により時を表示する。第2の駆動機構44の断面方向の構造は、秒針軸11が無いことを除き、第1の駆動機構37のものとおおむね同様である。
このように、分表示中空歯車21をモータ38、時表示中空歯車23をモータ45と、両者を異なるモータにより駆動すると、時針3を独立して回転させることができるため、例えば、ユーザが異なるタイムゾーンの地域に移動した際に、時刻を現地時間に合わせる際に、時針3のみを回転させて時刻合わせが行える。しかしながら、これに限定はされず、時針3と分針4を連動させ、秒針5を独立して駆動してもよい。この場合、秒針5には秒を示す機能以外に、電波腕時計100の種々の状態を表示させる機能や、ストップウォッチの計測針としての機能を付与してもよい。
また、本実施形態では、中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)は外歯歯車となっている。このようにすると、中空歯車の駆動機構(第1の駆動機構37と第2の駆動機構)は主としてその外周側に配置されるため、中空歯車の中空部に、パッチアンテナ17を配置するための空間が確保される。また、中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)はいずれも、パッチアンテナ17による電波の受信に影響を与えないよう、非磁性かつ非導電性の材質、例えば、合成樹脂により形成されていることが好ましい。なお、再び図2を参照し、パッチアンテナ17の受信面19がより風防12に近い位置に配置されている場合など、中空歯車が断面視において、受信面19より裏蓋側に位置する場合等には、中空歯車を金属としても差し支えないと考えられる。
本実施形態では、第1の駆動機構37と第2の駆動機構44を有し、2つのモータ38,45を備えており、かかるモータ38,45はともに中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)の外周側に配置されている。このため、モータ38,45により発生するノイズがパッチアンテナ17による電波の受信に影響を与えにくい。また、モータ38,45はそれぞれ中空歯車の回転中心Oに対し反対側に位置するよう配置される。このため、モータ38とモータ45から発生するノイズが互いに影響を及ぼす可能性が低減されるほか、電波腕時計100の重量バランスが保たれる。すなわち、比較的重量のある部品であるモータ38及びモータ45がそれぞれ中空歯車の回転中心Oに対し反対側に位置するため、電波腕時計100全体の重心が回転中心Oから大きくずれることがない。なお、中空歯車の回転中心Oに対し反対側とは、回転中心Oに対し概ね対称となる位置を指しているが、より正確には、例えば一例として、モータ38上の任意の点、例えば、コイルの中心と回転中心Oを結ぶ線分と、モータ45上の任意の点であるコイルの中心と回転中心Oを結ぶ線分とが形成する角度が、90度以上、より好ましくは135度以上、さらに好ましくは180度となる位置であると定義して良い。あるいは、別の例として、回転中心Oを通るある直線が、回転中心Oに対して反対側となる位置で、モータ38上のいずれかの点と、モータ45上のいずれかの点を通過するような位置であると定義しても良い。
また、高周波回路34及びデコーダ回路35と、コントローラ36はそれぞれ中空歯車の回転中心Oに対し反対側に位置するよう配置されている。中空歯車の回転中心Oに対し反対側とは、上述した通りである。これは、高周波回路34及びデコーダ回路35の動作周波数と、コントローラ36の動作周波数の違いに起因する。すなわち、本実施形態に係る電波腕時計100では、高周波回路34及びデコーダ回路35は、パッチアンテナ17により受信されたUHF帯の電波を検波し、デコードしなければならないため、両者は高周波数で動作されなければならない。これに対し、コントローラ36は電波腕時計100全体および時計回路を動作させるものであり、この動作周波数は、通常電子時計に用いられる水晶振動子の振動周波数である32768Hz程度の低周波数である。そのため、駆動周波数の著しく異なる両者からの電磁ノイズが互いの動作に悪影響を及ぼす可能性があるが、それぞれ駆動周波数の異なる回路を中空歯車の回転中心Oに対し反対側に位置するよう分散して配置すると、回転中心O上に配置されたパッチアンテナ17の接地部分及び電池29(図2参照)が、電磁ノイズを遮蔽する大きな金属部材となり、かかる電磁ノイズによる悪影響を低減する。このため、本実施形態に係る電波腕時計100はその電波の受信性能が優れたものとなる。
図6は、図4のC−C線による断面図である。同図には、回路基板27上に実装された高周波回路34及びデコーダ回路35、コントローラ36が示されている。本実施形態では、高周波回路34とデコーダ回路35を、回路基板27の互いに反対の面であって、ちょうど相対する位置に配置し、両者をスルーホールで接続している。このようにすると、高周波回路34とデコーダ回路間の配線経路が短くなり、寄生容量やインピーダンスが小さくなるため、ノイズの影響が低減される。また、高周波回路34とコントローラ36は回路基板の裏蓋側に配置されている。これは、高周波回路34については、パッチアンテナ17の給電ピン18との接続が容易であることが理由であり、また、コントローラ36については、パッチアンテナ17の受信面19からできる限り遠い位置にノイズ源となりうるコントローラ36を配置した方が良いことによる。地板15の裏蓋側の面には、デコーダ回路35を収容する凹部が形成されている。
しかしながら、高周波回路34及びデコーダ回路35、コントローラ36の配置はこれに限定はされない。高周波回路34とデコーダ回路35を回路基板27の同一の面に配置してもよいし、高周波回路34とデコーダ回路35の機能を統合したワンチップの集積回路を用いてもよい。高周波回路34及びコントローラ36は、回路基板27の風防側の面に配置してもよく、デコーダ回路35を回路基板27の裏蓋側の面に配置してもよい。
図7は、本実施形態に係る電波腕時計100の機能ブロック図である。パッチアンテナ17により受信された衛星からの電波は、高周波回路34によりベースバンド信号に変換され、デコーダ回路35により時刻に関する情報、特に、正確な現在時刻を示す情報が抽出され、コントローラ36へと受け渡される。コントローラ36は、受け取った正確な現在時刻を示す情報に基づいて、内部の時計回路が保持する時刻情報である内部時刻を修正し、内部時刻に基づいてモータ38,45を駆動する。モータ38,45により発生した回転動力は、輪列を経て指針(時針3、分針4及び秒針5)へと伝達され、時刻表示がなされる。
また、太陽電池14による発電により得られた電力は、電池29に蓄積される。そして、電池29からは、高周波回路34、デコーダ回路35及びコントローラ36に電力が供給される。スイッチ51は、高周波回路34及びデコーダ回路35への電力供給のオン/オフを切り替えるスイッチであり、コントローラ36により制御される。高周波数で動作する高周波回路34とデコーダ回路35はその消費電力が大きいため、コントローラ36は、衛星からの電波を受信する時のみスイッチ51をオンとして高周波回路34及びデコーダ回路35を動作させ、それ以外の時はスイッチ51をオフとして、電力消費を低減する。
電波の受信は、竜頭6やボタン7等の入力手段によるユーザからの要求がなされた時や、あらかじめ定められた時刻となったときに行ってよく、そのほかにも、前回の時刻修正があった時刻からの経過時間、あるいは太陽電池14の発電量やその他の電波腕時計100の周囲の環境を示す情報等に基づいて行うようにして良い。
本実施形態の電波腕時計100は、種々の変形が可能である。
図8は、本実施形態に係る電波腕時計100の第1の変形例であり、秒針軸11をリム9及び10の外周側に配置した例である。また、図9は、本実施形態に係る電波腕時計100の第2の変形例であり、秒針5を、時表示中空歯車及び分表示中空歯車と同軸で回転する第3の中空歯車である秒表示中空歯車のリム52に取り付けたものである。秒針5は、分針4と連動するものであっても、独立して駆動可能なものであってもよい。
続いて、本発明の第2の実施形態を、図10及び図11を参照しつつ説明する。本実施形態は、第1の実施形態の電波腕時計とは、時刻情報表示手段の構成が異なっている。その他の第1の実施形態と同様の部材については、同符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る電波腕時計200の平面図である。電波腕時計200は、中空歯車が備える時刻情報表示手段が、指針ではなく、円板である。胴1内に納められた文字板2a、2bの間には、分表示中空歯車のリム(同図中に現れず)に取り付けられた分円板53と、時表示中空歯車のリム(同図中にあらわれず)に取り付けられた時円板54が配置される。分円板53及び時円板54はともに中抜きの円板であり、共通の中心の周りに回転するようになっている。分円板53上には分を示す目盛りが、時円板54上には時を示す目盛りが記されており、文字板2a及び/または2b状に設けられたインデックスマーク55上の目盛りを読むことにより、現在時刻を知ることができるようになっている。秒針5は、分円板53及び時円板54の回転中心、すなわち、中空歯車の回転中心とは異なる位置に設けられた秒針軸11に取り付けられている。
なお、本実施形態では秒針軸11は円板(分円板53及び時円板54)の外周側に設けられているが、内周側に設けるようにしてもよい。また、秒針5に換えて、秒表示も時分同様に円板を用いて表示するようにしてもよい。さらに、本実施形態で示した表示の方法は一具体例であり、必ずしもこれに限定されない。各円板に目盛りを記し、インデックスマーク55の位置の目盛りを読む表示以外にも、各円板に指針の代わりとなる目印を付し、文字板2bに一般的な時計と同様の時刻目盛りを表示するようにしてもよい。
図11は図10のD−D線における断面図である。同図に示すように、分円板53は分表示中空歯車21のリム10の風防側端部に取り付けられる。また、時円板54は時表示中空歯車23のリム9の同じく風防側端部に取り付けられる。そして、文字板2b、時円板54、分円板53及び文字板2aは、その高さが等しく、面一となるように配置される。しかしながら、これは一例であり、文字板2b、時円板54、分円板53及び文字板2aの高さが互いに異なってもよい。また、その他の部分は、第1の実施形態と同様である。
なお、分円板53を中抜きされている中空の円板ではなく、中実の円板としてもよい。また、分円板53と時円板54を入れ替え、図10中の分円板53上に時表示を、時円板54上に分表示をしても差し支えない。
さらに、本発明の第3の実施形態を、図12及び図13を参照しつつ説明する。本実施形態もまた、第1の実施形態の電波腕時計とは、時刻情報表示手段の構成が異なっている。その他の第1の実施形態と同様の部材については、第1の実施形態と同符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る電波腕時計300の平面図である。
電波腕時計300では、中空歯車が備える時刻情報表示手段が、一般的な時計同様の、回転中心に配置された指針軸である時針軸56及び分針軸57に取り付けられた指針である。また、文字板2はドーナツ状の中抜き形状であり、その内側に見えているのは、時表示中空歯車が有する天板58である。時針軸56及び分針軸57にはそれぞれ時針3及び分針4が取り付けられる。秒針5は、時針3及び分針4の回転中心、すなわち、中空歯車の回転中心とは異なる位置であって、天板58の外周側に設けられた秒針軸11に取り付けられている。なお、ここで示す秒針5の配置は一例であり、その他にも、例えば時針軸56及び分針軸57と同軸に秒針軸を設け、秒針5を取り付けるようにしてもよい。
図13は図12のE−E線における断面図である。同図に示すように、分表示中空歯車21のリム10の風防側端部には、天板59が設けられ、その回転中心には、分針軸57が固定されている。そのため、分針軸57は、分表示中空歯車21と一体に回転する。分針軸57には、分針4が取り付けられる。また、時表示中空歯車23のリム9の風防側端部には、天板58が設けられ、その回転中心には、分針軸57を内部に収容する筒状の時針軸56が固定されている。そのため、時針軸56は、時表示中空歯車23と一体に回転する。時針軸56には、時針3が取り付けられる。
天板58及び59は、パッチアンテナ17の風防側を覆うため、その電波の受信に影響を与えないよう、非磁性かつ非導電性の材質で形成することが好ましく、好適には合成樹脂を用いて良い。前述のとおり、中空歯車も非磁性かつ非導電性の材質で形成することが好ましいことから、中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)と天板58,59、及び指針軸(分針軸57及び時針軸56)は合成樹脂で一体に形成するとよい。また、天板58及び59は、必ずしも中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)の風防側の面全面を覆う平板でなくともよい。ほかにも、例えば自転車のタイヤのスポークのように、回転中心から放射状に延びる梁で指針軸を支えるようにしてもよいし、装飾的な透かし模様を形成し、その回転中心に指針軸を設けるなどしてもよい。いずれにせよ、指針軸(分針軸57及び時針軸56)が中空歯車(分表示中空歯車21及び時表示中空歯車23)と一体に回転するよう取り付けられていれば、天板58,59の具体的形状は問わない。
また、本実施形態では、文字板2は天板58より裏蓋側の位置に配置しているが、天板58と同じ高さに配置し、電波腕時計300をユーザが見た際に、文字板2の面が面一となるようにしてもよい。あるいは、文字板2を天板58よりやや風防側の位置に配置し、天板58のほぼ全体を覆い、中央に指針軸(分針軸57及び時針軸56)が貫通する穴を有する形状としてもよい。いずれにしても、本実施形態の電波腕時計300では、図12に示されているように、一般的な中心に指針軸を有する時計と外観が近似した電波腕時計300が提供される。
1 胴、2 文字板、3 時針、4 分針、5 秒針、6 竜頭、7 ボタン、8 バンド固定部、9,10 リム、11 秒針軸、12 風防、13 裏蓋、14 太陽電池、15 地板、16 固定枠、17 パッチアンテナ、18 給電ピン、19 受信面、20 筒状部、21 分表示中空歯車、22 歯部、23 時表示中空歯車、24 歯部、25,26 中空歯車押さえ、27 回路基板、28 電池支持枠、29 電池、30,31 電極板、32 巻真、33 竜頭操作検知部、34 高周波回路、35 デコーダ回路、36 コントローラ、37 第1の駆動機構、38 モータ、39 ロータ、40 五番車、41 四番車、42 三番車、43 耐磁板、44 第2の駆動機構、45 モータ、46 ロータ、47 時中間車(1)、48 時中間車(2)、49 時中間車(3)、50 時中間車(4)、51 スイッチ、52 リム、53 分円板、54 時円板、55 インデックスマーク、56 時針軸、57 分針軸、58,59 天板、100,200,300 電波腕時計。

Claims (12)

  1. 時刻に関する情報を表示する時刻情報表示手段を備えた少なくとも1つの中空歯車と、
    衛星からの電波を受信するパッチアンテナと、を有し、平面視において、前記パッチアンテナは、前記中空歯車の中空部に配置される電波腕時計。
  2. 断面視において、前記中空歯車及び前記パッチアンテナは重なり合う位置に配置される請求項1に記載の電波腕時計。
  3. 断面視において、前記中空歯車の歯が設けられている位置は、前記パッチアンテナの受信面より裏蓋側である請求項2に記載の電波腕時計。
  4. 前記中空歯車は、外歯歯車である請求項1乃至3のいずれかに記載の電波腕時計。
  5. 前記中空歯車は、非磁性かつ非導電性の材質により形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載の電波腕時計。
  6. 少なくとも2つのモータを備え、前記2つのモータは前記中空歯車の外周側であって、前記中空歯車の回転中心に対し反対側に位置するよう配置される請求項1乃至5のいずれかに記載の電波腕時計。
  7. 前記中空歯車として、時表示手段を備えた時表示中空歯車と、分表示手段を備えた分表示中空歯車を備え、前記時表示中空歯車と、前記分表示中空歯車は異なるモータにより駆動される請求項1乃至6のいずれかに記載の電波腕時計。
  8. 秒針を有する秒針軸を有し、前記秒針軸の回転中心は前記中空歯車の回転中心とは異なる位置である請求項1乃至7のいずれかに記載の電波腕時計。
  9. 受信された前記電波に基づいてベースバンド信号を発生する高周波回路及び前記ベースバンド信号より情報を抽出するデコーダ回路と、
    前記情報に含まれる時刻に関する情報に基づき、内部時刻を修正するコントローラと、を有し、
    前記コントローラと、前記高周波回路及びデコーダ回路は前記中空歯車の回転中心に対し反対側に位置するよう配置される請求項1乃至8のいずれかに記載の電波腕時計。
  10. 前記時刻情報表示手段は、前記中空歯車のリムに取り付けられた指針である請求項1乃至9のいずれかに記載の電波腕時計。
  11. 前記時刻情報表示手段は、前記中空歯車に取り付けられた中空または中実の円板である請求項1乃至9のいずれかに記載の電波腕時計。
  12. 前記中空歯車の回転中心に、前記中空歯車と一体に回転するよう取り付けられた指針軸を有し、
    前記時刻情報表示手段は、前記指針軸に取り付けられた指針である請求項1乃至9のいずれかに記載の電波腕時計。
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