JP4546263B2 - 電波時計 - Google Patents

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Description

本発明は、電波時計に係り、より詳しくは、腕時計の形態を取るに適した電波時計に係る。
時刻データを含む標準電波を受信して該時刻データに表示時刻を合わせる電波時計では、標準電波の受信用のアンテナが不可欠である。
このアンテナにより、標準電波を高感度に受信することを目的として、時計ケースの外周部にループ状のアンテナを配置することが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、この特許文献1に提案されている電波時計では、時計の外形ないしサイズが大きくなってしい、腕時計の形態の電波時計として望ましい程度を越える大きな外形のものになる虞れがある。
一方、ケース内にアンテナを収容することも、提案されている(特許文献2)。この特許文献2では、ケース内に収容されたアンテナの受信感度を保つために、文字板を樹脂で形成している。
しかしながら、特許文献2に提案されているように樹脂製の文字板を用いる場合、見栄えを高めるためには、表面上造形的な複雑な加工を要し、コストが高くなったり、製造工程が長くなってリードタイムが長くなるのを避け難い。
特開平8−307141号公報 特開2002−107463号公報
本発明は、前記した点に鑑みなされたものであって、外形の大形化及びコストを最低限に抑えつつ見栄えがよく電波の受信感度の低下が最低限に抑えられ得る電波時計を提供することにある。
本発明の電波時計は、前記目的を達成すべく、開口部を備えた金属製文字板と、時刻データを含む標準電波を受信する受信アンテナであって、文字板の開口部の背後で且つ該開口部に実質的に対面する位置においてケース内に配置されたものとを有する。
本発明の電波時計では、文字板が金属製であるので、見栄えのよいものが低コストで実現され易い。また、本発明の電波時計では、受信アンテナがケース内に収容されるので、外形の大形化が最低限に抑えられ得る。特に、本発明の電波時計では、文字板に開口部が形成されているので、文字板が金属製であっても、電波が文字板の開口部を介してケース内に入り得る。また、本発明の電波時計では、文字板の開口部の背後で且つ該開口部に実質的に対面する位置に受信アンテナが配置されているので、開口部を介してケース内に入った電波が受信アンテナによって確実に受信され得るから、文字板が金属製であるにもかかわらず、標準電波の受信感度低下が最低限に抑えられ得る。
この明細書において、受信アンテナについて、「文字板の開口部の背後で且つ該開口部に実質的に対面する位置に配置」とは、典型的には、受信アンテナの全体が、「文字板の開口部の背後で且つ該開口部の範囲内において該開口部に対面する位置に配置」されていることをいうけれども、場合によっては、受信アンテナの一部が、開口部に対面する位置になくてもよい。すなわち、典型的には、金属製文字板の開口部は、これに対面する位置にある受信アンテナの全体を該開口部内に含むような拡がりを有するけれども、場合によっては、受信アンテナの一部が開口部拡がりの範囲外にあってもよい。
受信アンテナは、標準電波を受信し得る限り、どのようなタイプのものでもよいけれども、典型的には、磁気コアにコイルを巻いた形態のものからなる。
開口部は、典型的には、受信アンテナと同様な平面形状を有するけれども、受信アンテナとは異なる平面形状を有していてもよい。受信アンテナが磁気コアにコイルを巻いた形態のものである場合、開口部は、典型的には、受信アンテナをその拡がりの範囲内に含むけれども、その代わりに、受信アンテナのうちコイルの両端から突出する磁気コアの部分が開口部の拡がりの範囲内にある限り受信アンテナのうちコイルが巻回された中間部分は、部分的には、開口部の拡がりの範囲外にあってもよい。例えば、開口部は受信アンテナの両端部に対面する部位で大きくてその中間部が幅狭の細長い開口部分になっていてもよい。また、開口部は、典型的には、一つながりのものからなるけれども、場合によっては、相互に短い間隔をおいて離れた二つ又はそれ以上の部分からなっていてもよい。
文字板について、「金属」は、通常は合金であるけれども、単一金属でもよい。また、「金属」は導電性で見栄えのよい加工がし易い材料であることをいい、実際上金属伝導を示すことにより見栄えがよく加工し易いものであれば、通常は、金属と呼ばないような材料でもよい。
本発明の電波時計において、受信アンテナが開口部から直接視認可能なように露出していてもよいけれども、本発明の電波時計では、典型的には、受信アンテナが、文字板の開口部の背後で且つ該開口部に実質的に対面する位置において文字板から間隔をおいてケース内に配置され、実質的に非金属製の時経過表示手段であって、ケース内において文字板と受信アンテナとの間に配置され、開口部の範囲内において時経過を表示するものを有する。
この電波時計では、「ケース内において文字板と受信アンテナとの間に配置された時経過表示手段が、開口部の範囲内において時の経過を示す」ので、金属製文字板による見栄えを確保しつつ文字板の開口部が時刻の経過の表示に用いられ得る。更に、本発明の電波時計では、「ケース内において文字板と受信アンテナとの間に配置された時経過表示手段が、実質的に非金属製で」あるので、時経過表示手段によって文字板の開口を介した電波の受信感度が低減される虞れが最低限に抑えられ得る。
なお、時経過表示手段について、「実質的に非金属製」とは、標準電波の透過を実際上妨げない程度に非金属材料を主体とするものをいい、標準電波の透過を実際上妨げない限り、一部に金属材料部分が含まれていてもよい。
本発明の電波時計において、時経過表示手段は、時の経過を表し得る限り、開口部を介して表示されるべき図形ないし絵柄や模様が時の経過と共に変化するようなものであってもよいけれども、典型的には、曜、日、時、分及び秒のうちの少なくともいずれか一つを表示する時刻情報表示手段からなる。
この場合、典型的には、受信アンテナがケースの内周の近傍において円弧状に延在し、時刻情報表示手段が回転体からなる。
この時刻情報表示手段を構成する回転体は、典型的には、円形ないし円環状の曜車、日車、時車、又は分車等からなる。時車は、例えば、12時間で一回転する通常の時車でも、24時間で一回転する24時車でもよい。
なお、時経過表示手段は、時刻情報を表示する液晶パネルからなっていてもよい。この場合、液晶パネルは、電波の透過を妨げる導電性部分の割合が最低限であることが好ましい。
本発明の好ましい実施の形態のいくつかを添付図面に示した好ましい実施例に基づいて説明する。
図1から図3には、本発明による好ましい第一実施例の電波時計1が示されている。電波時計1は、腕時計の形態で、ほぼ環状のケース10を備え、ケース10の開口11は、前面側の小径孔部12と背面側の大径孔部13とからなる。小径孔部12の開口端の大径環状溝部14にはパッキン81を介してガラス2が嵌着され、大径孔部13の開口端15には裏ぶた3が螺着されている。従って、ケース10の周壁16並びにガラス2及び裏ぶた3により、ケース10内に室4が形成されている。
小径孔部12と大径孔部13との段差部17には、金属製円板からなる文字板20が載置され、室4を前面側の室5と背面側の室6とに分割している。文字板20は、中心孔21に加えて円弧状の開口部22を備える。文字板20の表面23には、時刻表示用の目盛等が付され、更に、開口部22の中央部の周縁にマーク24が付されている。
室6内には、更に、文字板20から厚さ方向Zに間隔をおいて樹脂製の地板25が配置されている。地板25は、文字板20と同様な円弧状開口部26を備える。但し、地板25が樹脂製の場合、開口部26はなくてもよい。文字板20と地板25との間には、中心軸線Cのまわりで回転可能な回転体としての日車27と、日車27の厚さ方向位置を規制する日車押え28とが配置されている。時経過表示手段ないし時刻情報表示手段としての日車27は、文字板20の開口部22に対面する半径位置に円周に沿って日表示29を有する。
ケース10の周壁16と文字板20及び裏ぶた3とにより形成された室6内には、ボタン型電池7やムーブメント30や時刻データ受信・処理手段50が収容されている。ムーブメント30や時刻データ受信・処理手段50を構成する電気・電子部品は、回路基板19に実装されている。但し、電気・電子部品のうち重量やサイズの大きなものは、地板25に装着ないし固定されて支持されている。7f,7gは電池7用のプラスおよびマイナスの電極端子であり、19fは回路基板19からなる回路ブロックへの給電端子である。
ムーブメント30は、図3に示したように、水晶発振器31やモータ32や輪列33や時計駆動用IC34を含む。モータ32は、水晶発振器31及びIC34の制御下で電池7により駆動されて、輪列33を回転駆動する。輪列33は中心軸線Cに沿って延びた同軸の複数の回転軸41の夫々の一端に結合され、該回転軸41の夫々の他端には時針42や分針43のような時刻表示針が取付けられている。なお、日車27は、日回し車(図示せず)を介して輪列33に連結されている。
時刻データ受信・処理手段50は、時刻データを含む標準電波を受信する受信アンテナ51や該アンテナ51で受信した電波から時刻データの抽出処理等を行う受信用IC52を含む。図2及び図3からわかるように、受信アンテナ51は、文字板20の開口部22に丁度対面する位置において地板25に固定され、円弧状の磁気コア53と該コア53に巻回されたコイル54とを含む。典型的には、図2に示したように、受信アンテナ51の全体が、文字板20の開口部22内に臨む。
以上の如く構成された電波時計1では、仮に、日車27がないと仮定すると、受信アンテナ51は、その受信端部55,56を含む全体が文字板20の開口部22を介して見えるように露出している。また、この電波時計1では、日車27が樹脂製で実際上電波の透過を妨げないことから、時刻データを含む標準電波が樹脂製日車27及び金属製文字板20の開口部22を介して受信アンテナ51により確実に受信され得る。
また、この電波時計1では、文字板20の開口部22の背後にある受信アンテナ51が、日車27によって、ユーザの視界から隠され、その代わりに、文字板20の開口部22が、日車27による日表示を与える表示領域を構成する。文字板20の表面23のうち開口部22の周方向縁部に近接した部位には、矢印のようなマーク24が付され、日車27の回転位置に応じた日付がマーク24により示される。
従って、この電波時計1では、金属製文字板20の開口部22が、その背後に位置する受信アンテナ51への電波の伝播路として働くだけでなく、受信アンテナ51と文字板20との間に位置する日車27による日表示の表示窓として働く。樹脂製の日車27は、受信アンテナ51をユーザの視界から隠しつつ開口部22内で日表示を与える。
この電波時計1では、文字板20が金属製であるので、見栄えもよい。
なお、文字板20と受信アンテナ51との間に配置されて、時刻情報を与える時刻情報表示手段としては、日車27のように日情報を与えるものの代わりに、曜日情報を与える曜車でも、時間情報を与える時車(時円板)でも、分又は秒情報を与える分車や秒車でもよい。これらの車は、電波の透過を許す樹脂のような非導電材料で、典型的には、円板状ないし円環状に形成され、輪列の対応する部分の回転に応じて、回転され、該当する種類を時刻情報を金属製文字板20の開口部22を介して与える。
時刻情報表示手段が、時車ないし時円板からなる例を、第二実施例として図4に示す。図4に示した第二実施例の電波時計1aにおいて、第一実施例の電波時計1の部材ないし要素や部位と同一のものには、同一の符号が付され、ほぼ同様で一部が異なるものには、添字aが付されている。
電波時計1aは、金属製の文字板20の背後に、樹脂製の時円板60を有する。時円板60は指針取付用回転軸41のうち時表示軸ないし筒車の胴部に嵌着されている。地板25aは、文字板20に対面する側の外周部に文字板20に向かって突出した環状の支持脚部61を備える。支持脚部61は、円周方向に間隔をおいて形成された複数の支持突起部からなっていてもよい。時円板60は、地板25の支持脚部61により形成された円形の凹部62内に遊嵌され、筒車胴部の回転に応じて、時表示針と同様に、中心軸線Cのまわりで回転される。時円板60は、開口部22に対面する半径位置に、円周方向に沿って時表示63を有する。この電波時計1aでは、指針は、例えば、分針43だけからなる。但し、秒針が合ってもよく、また、所望ならば時車と重複して時を表示する時針があってもよい。
なお、時円板60は、12時間で一回転される代わりに、24時車として24時間で一回転されるように、中間の歯車を介して輪列33の筒歯車に連結されていてもよい。また、時円板60は、連続的に回転される代わりに、例えば一時間毎に、間欠回転されてもよい。
この電波時計1aにおいても、文字板20が金属製であることにより、見栄えが容易に確保され、文字板20の開口部22及び樹脂製の時円板60が受信アンテナ51による電波の受信を確保するだけでなく、時円板60の時表示部63が文字板20の開口部22において時表示を与える。
なお、例えば、図4の電波時計1aにおいて、円板60が、12時間又は24時間で一回転する時円板の代わりに、60分で一回転する分円板であっても、60秒で一回転する秒円板であってもよい。当然ながら、夫々の場合に応じて、文字板20の開口部22に臨む半径の円に沿って分や秒を表示する文字やマークが付される。なお、例えば、60秒で一回転する秒円板の場合、マークとして文字の代わりに各種の図形や絵が表示されていてもよい。その場合、例えば、一秒毎に異なる絵が表示され得る。
以上において、文字板20の開口部22は、単なる円弧状穴であるとして説明したけれども、いずれの場合においても、開口部22に、例えば、ガラス板のような非導電性で透光性の材料体が窓として嵌められていてもよい。その場合、ガラス板が、円弧状開口部22の全体において一様に透光性である代わりに、例えば、文字板20において矢印で示される現在時刻位置において透明で、その両側では現在時刻位置から離れるほど透明度が低下するようになっていても、現在時刻位置以外では、不透明であってもよい。このようなガラス板を備えるような場合、秒車の絵が少しづつ異なる姿態をとる絵からなり、連続的に見た場合、動画的に視認されるようなものであってもよい。なお、円板60は、60秒で一回転する代わりに、より短い時間で一回転しても、数分で一回転してもよい。場合によっては、一回転に要する時間が調整可能になっていてもよい。
以上においては、受信アンテナ51が円弧状であることから、文字板20の開口部22も円弧状であるとして説明したけれども、受信アンテナ51が直線的な棒状である場合、開口部22も長方形状でもよい。また、受信アンテナ51が直線的な棒状など円弧状以外の形状であっても、開口部22は、その範囲内に受信アンテナ51を含む限り、日車や曜車や時車や分車や秒車等の日、曜日、時、分、秒などの表示に適するように、円弧状に形成されてもよい。
更に、開口部22が、円弧状である場合、その全体にわたってほぼ一様な幅を有する代わりに、受信アンテナ51のコア53のうち巻線の両側に露出した露出端部に対面する部位において幅が広く、その間では、比較的細い開口部であってもよい。その場合、二箇所の丁度中間部に幅広の開口部分を形成して、日、曜日、時、分、秒等の表示をし易くしてもよい。
なお、文字板20と受信アンテナ51との間に、時刻情報などの表示板を配置する代わりに、文字板20の開口部22に受信アンテナ51が直接臨むようにしてもよい。そのような電波時計1bが図5に示されている。
この第三実施例の電波時計1bにおいて、第一実施例の電波時計1の部材ないし要素や部位と同一のものには、同一の符号が付され、ほぼ同様で一部が異なるものには、添字bが付されている。
第三実施例の電波時計1bでは、地板25bと文字板20との間に隙間がなく、文字板20に地板25bが直接重ねられている。従って、地板25bの円弧状開口部26に対面した受信アンテナ51が文字板20の円弧状開口部22にも直接対面する。ケース10bのZ方向厚さは、その分だけ薄い。
この電波時計1bは、電波の受信に際して、電波時計1と同様に機能し得る。また、この電波時計1bでは、文字板20の円弧状開口部22及び地板25bの円弧状開口部26を介して受信アンテナ51が外部から見えるので、ユーザのメカニックに対する趣味感等を満足させ得る。
なお、文字板20と受信アンテナ51との間に配設されるのは、円板のように回転するものの代わりに、静置されたものでもよい。第四実施例の電波時計1cにおいて、第一実施例の電波時計1の部材ないし要素や部位と同一のものには、同一の符号が付され、ほぼ同様で一部が異なるものには、添字cが付されている。
第四実施例の電波時計1cでは、図6に示したように、文字板20cと受信アンテナ51との間に、液晶表示パネル70が配置されている。液晶表示パネル70は、この例では、全体として長方形の外形を有し、その表示領域71も長方形である。表示領域71は、時表示領域72と分表示領域73と両領域72,73間に位置する「:」の形態の区切り記号領域74とを含む。
より詳しくは、電波時計1cでは、地板25cが液晶パネル70の外形と実質的に相補的な形状すなわち長方形状の凹部76を備え、該凹部76に液晶パネル70が嵌込まれている。この例では、液晶パネル70の背面は地板25cの背面と実質的に面一になり、液晶パネル70の背面上に、受信アンテナ51が載置・固定されている。凹部76の底壁77には、液晶パネル70の表示領域71よりも少し大きい開口部26cが形成されている。開口部26cは、液晶パネル70の表示領域71と一致していてもよい。地板25cは、文字板20cに安定に載置されるように所望の部位に複数の脚部78を備え得る。脚部78は前面に板状に拡がっていてもよい。
電波時計1cでは、文字板20cの開口部22cは、円弧状ではなくて長方形状である。開口部22cは、液晶パネル70の表示領域71と一致する大きさ及び形状を有し、文字板20cの開口部22cの周壁が液晶パネル70の表示領域71の外縁を規定している。なお、文字板20cの長方形の開口部22cは、受信アンテナ51がその内部にすっぽりと嵌る大きさで、仮に、液晶表示パネル70がない場合、開口部22cを介して受信アンテナ51の全体が文字板20の表面側から視認可能な位置に、開口部22cが形成されている。従って、当然ながら、地板25cの開口部26c及び凹部76は、受信アンテナ51よりも広い範囲で開口している。ここで、受信アンテナ51は、室6内において邪魔にならない限り、円弧状である代わりに、直線状等他の形状でもよい。
この電波時計1cにおいても、液晶パネル70は導電性部分を僅かに含むだけであるので、大まかには、樹脂等の非導電性高分子材料等からなるとみなし得るから、受信アンテナ51は、文字板20cの開口部22c及び液晶パネル70の部分を介して、電波を確実に受信し得、高感度に動作し得る。また、文字板20cの開口部22cは、液晶パネル70の表示領域71による時刻表示に用いられるので、ユーザは、金属製文字板20cの見栄えを享受しつつ、液晶パネル70による時刻表示を享受し得る。
図示の例では、開口部22は、6時の位置にあるけれども、その代わりに、3時の位置や、9時の位置や、12時の位置など他の位置にあってももよい。
本発明による好ましい第一実施例の電波時計を示したもので、(a)は平面説明図、(b)は(a)のIB−IB線断面説明図(但し、指針の向きは除く)。 図1の電波時計において日車を省いた状態を示したもので、(a)は平面説明図、(b)は(a)のIIB−IIB線断面説明図(但し、指針の向きは除く)。 図1の電波時計において文字板、日車及び地板を省いた状態を示したもので、(a)は平面説明図、(b)は(a)のIIIB−IIIB線断面説明図(但し、指針の向きは除く)。 本発明による好ましい第二実施例の電波時計を示したもので、(a)は図1の(a)と同様な平面説明図、(b)は(a)のIVB−IVB線断面説明図(但し、指針の向きは除く)。 本発明による好ましい第三実施例の電波時計を示したもので、(a)は図1の(a)と同様な平面説明図、(b)は(a)のVB−VB線断面説明図(但し、指針の向きは除く)。 本発明による好ましい第四実施例の電波時計を示したもので、(a)は図1の(a)と同様な平面説明図、(b)は(a)のVIB−VIB線断面説明図(但し、指針の向きは除く)。
符号の説明
1,1a,1b,1c 電波時計
2 ガラス
3 裏ぶた
7 電池
10,10b ケース
20,20c 文字板
22,22c 開口部
24 マーク
25,25a,25b,25c 地板
26,26c 開口部
27 日車
28 日車押え
30 ムーブメント
32 モータ
33 輪列
41 回転軸
42 時針
43 分針
50 時刻データ受信・処理手段
51 受信アンテナ
53 磁気コア
54 コイル
55,56 受信端部
60 時円板
62 凹部
70 液晶表示パネル
71 表示領域
76 凹部

Claims (1)

  1. 開口部を備えた金属製文字板と、
    時刻データを含む標準電波を受信する受信アンテナであって、文字板の開口部の背後で且つ該開口部に対面する位置において前記文字板から間隔をおいてケース内に配置されたものとを有し、
    非金属製の時経過表示手段であって、ケース内において前記文字板と前記受信アンテナとの間に配置され、前記開口部の範囲内において時経過を表示するものを有し、
    前記時経過表示手段が、曜、日、時、分及び秒のうちの少なくともいずれか一つを表示する時刻情報表示手段からなり、
    前記受信アンテナが前記ケースの内周の近傍において円弧状に延在し、前記時刻情報表示手段が回転体からなる電波時計。
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