JPH10197662A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH10197662A
JPH10197662A JP35825596A JP35825596A JPH10197662A JP H10197662 A JPH10197662 A JP H10197662A JP 35825596 A JP35825596 A JP 35825596A JP 35825596 A JP35825596 A JP 35825596A JP H10197662 A JPH10197662 A JP H10197662A
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JP
Japan
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receiving
antenna
circuit
wiring board
unit
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Application number
JP35825596A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kita
一記 喜多
Satomi Suzuki
聡実 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、ノイズの影響を効果的に抑制
し、構成要素の高密度の実装を可能として、一層の小型
化を達成し、しかも受信性能をも向上する。 【解決手段】 受信回路アナログ回路部3は、受信アン
テナ部2に対して回路配線基板1を挟んで対峙してい
る。受信回路デジタル回路部4は、回路配線基板1の一
方の面上の受信アンテナ部2の側方に実装されている。
受信回路デジタル回路部4は、回路配線基板1の受信ア
ンテナ部2と同じ側に、受信アンテナ部2と並置されて
いる。すなわち、回路配線基板1の一方の面には、受信
アンテナ部2と受信回路デジタル回路部4とが並設さ
れ、該回路配線基板1の他方の面には、受信アナログ回
路部3が設けられる。回路配線基板1には、電磁シール
ド層1aを介挿している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯して信号電
波又は通信電波を受信するための受信装置に係り、特
に、GPS(Navstar/Global Positioning Satellite
又はGlobal Positioning System〜Global Positioning
Satellite System:GPSSとも称される)を用いた腕
時計型等のGPS受信機又は位置検出システムに好適な
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、GPSを用いた車載用GPS受信
カーナビゲーション装置あるいは携帯ハンディ型のGP
S受信機が安価に実用化され広く利用されている。ま
た、最近では、デジタル通信及び移動体通信等の技術の
進歩、並びに誘電体セラミックス又は強誘電体材による
アンテナの短縮小型化等の部品の小型化により、GPS
受信機及び受信モジュールの小型化が進んでいる。さら
には、腕時計型等の超小型携帯用のGPS受信機又は位
置検出システムも各種提案されている。
【0003】この種の民生用GPS受信機では、受信用
アンテナとして、受信機とは別の筐体に収容されたパッ
チ型平面アンテナ又は筒状ヘリカルアンテナ、あるいは
受信機筐体に内蔵されたパッチ型アンテナなどが用いら
れている。
【0004】特に車載用等のようにアンテナと受信機と
が別筐体で離れて配置するシステムでは、アンテナから
受信機への伝送に伴う信号の減衰、外来ノイズ及び伝送
路ノイズ等を無視することはできない。このような信号
の減衰、外来ノイズ及び伝送路ノイズ等の影響を抑制す
るためには、アンテナ部にプリアンプ(前置増幅器)を
内蔵して一旦増幅し、同軸ケーブル等を介して受信機の
アナログ回路部に接続し、且つ受信機全体を金属筐体で
シールドする構成とするのが一般的である。
【0005】受信モジュールの小型化に伴い、受信機内
で発生するノイズ、特に高周波ノイズを発生するデジタ
ル回路部とRF(Radio Frequency:ラジオ周波数、い
わゆる高周波)/アナログ回路部とが近接したり重なっ
たりする危険が増大する。そこで、デジタル回路部とR
F/アナログ回路部とが近接したり重なったりしないよ
うに、可能な限り離したり、互いに遮蔽したりするなど
の工夫が必要である。
【0006】一方、腕時計型等の超小型のGPS受信機
を、一体型で実現するためには、アンテナと受信機、並
びに受信機内のアナログ回路部とデジタル回路部とが、
極めて近接して実装される必要がある。しかも、アンテ
ナ部及び表示部には、電波及び可視光の出入り口となる
開口を形成する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、受信
モジュールの小型化に伴い、受信機内で発生するノイ
ズ、特に高周波ノイズを発生するデジタル回路部とRF
/アナログ回路部とが近接したり重なったりする危険が
増大する。このため、デジタル回路部とRF/アナログ
回路部とが近接したり重なったりしないように、可能な
限り離したり、互いに遮蔽したりするなどの工夫が必要
であった。このように、受信機の小型化が進む一方で、
それに反して受信機の寸法を大きくする要因を生み出し
ていた。
【0008】しかしながら、腕時計型等の超小型のGP
S受信機を、一体型で実現するためには、アンテナと受
信機、並びに受信機内のアナログ回路部とデジタル回路
部とが、極めて近接して実装される必要がある。このた
め、これら各部の全てを充分に離間して実装するのは困
難である。したがって、単に距離をあけるなどの方法
は、外来ノイズあるいは内部で発生するノイズを充分に
抑制したり、サイズを超小型化することができず、あま
り有効でなかった。
【0009】さらに、アンテナ部及び表示部には、電波
及び可視光の出入り口となる開口を形成する必要がある
ので、一体型では、全てを金属等で覆うのも困難であ
る。また、腕時計では、ケース材料が金属に限定される
ことも、装飾性及びデザインスタイルなどに制約を与え
ることになる。
【0010】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、簡単な構成で、ノイズの影響を効果的に抑制
し、構成要素の高密度の実装を可能として、一層の小型
化を達成し、しかも受信性能をも向上し得る受信装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点による受信装置は、表裏両面
間を電磁遮蔽する電磁遮蔽層を挟んで形成される配線基
板と、前記配線基板の一方の面に近接して配設された電
波の受信用の平面型受信アンテナと、前記平面型受信ア
ンテナに重ね合わせて前記配線基板の他方の面に実装さ
れ、前記電波の受信回路の一部を構成するアナログ回路
部と、前記平面型受信アンテナと並置して、前記配線基
板の前記一方の面に実装され、前記受信回路の他の一部
を構成するデジタル回路部と、前記配線基板、アナログ
回路部及びデジタル回路部を含む前記受信回路並びに前
記平面型受信アンテナを収容する筐体と、を具備する。
【0012】この発明の第2の観点による受信装置は、
表裏両面間を電磁遮蔽する電磁遮蔽層を挟んで形成され
る配線基板と、前記配線基板の一方の面に近接して配設
された電波の受信用の平面型受信アンテナと、前記平面
型受信アンテナに近接して、前記配線基板に実装され、
前記電波の受信回路の一部を構成するアナログ回路部
と、前記配線基板の他方の面に実装され、前記受信回路
の他の一部を構成するデジタル回路部と、前記配線基
板、アナログ回路部及びデジタル回路部を含む前記受信
回路並びに前記平面型受信アンテナを収容する筐体と、
を具備する。
【0013】前記アナログ回路部を、前記平面型受信ア
ンテナに重ね合わせて、前記配線基板の前記一方の面に
実装してもよい。前記デジタル回路部を、前記アナログ
回路部とオーバラップしない部位に配置する。
【0014】前記アナログ回路部を、前記平面型受信ア
ンテナに並置して、前記配線基板の前記一方の面に実装
してもよい。前記アナログ回路部を、前記デジタル回路
部に並置して、前記配線基板の前記他方の面に実装して
もよい。
【0015】前記アナログ回路部を、前記平面型受信ア
ンテナに重ね合わせて配置し、且つ前記デジタル回路部
を、前記平面型受信アンテナとオーバラップしない位置
に配置してもよい。前記配線基板の前記電磁遮蔽層を、
接地電位に設定してもよい。前記筐体は、前記配線基板
の前記他方の面側を覆う金属製裏蓋部材を含んでいても
よい。
【0016】前記筐体は、前記平面型受信アンテナに対
応する部位を構成する樹脂からなるアンテナ用電波開口
部材と、残部を構成する金属からなる側ケース部材とを
含んでいてもよい。前記配線基板に実装された前記デジ
タル回路部の少なくとも高周波回路部の主要部分を覆う
電磁遮蔽部材をさらに具備していてもよい。前記配線基
板に実装された前記アナログ回路部の少なくとも高周波
回路部の主要部分を覆う電磁遮蔽部材をさらに具備して
いてもよい。前記平面型受信アンテナは、アンテナ素子
と接地板との間に誘電体材を挟み積層した平面型パッチ
アンテナを含んでいてもよい。
【0017】時計表示部及びそのカバーガラスを含む時
計表示のための時計部をさらに具備し、且つ前記平面型
パッチアンテナを前記時計表示部のカバーガラスの下に
配置し、該時計表示部をアンテナ用電波開口としても兼
用する構造としてもよい。液晶表示パネルを用いた時計
表示部を含む時計表示のための時計部をさらに具備し、
且つ前記平面型パッチアンテナを前記時計表示部の下に
配置し、該時計表示部をアンテナ用電波開口としても兼
用する構造としてもよい。前記平面型受信アンテナの中
央部に貫通孔を設けて、この貫通孔に指針表示の指針軸
を通し、該平面型受信アンテナの上方に時計指針を、該
平面型受信アンテナの下方に時計指針駆動部を配置実装
してもよい。
【0018】前記平面型受信アンテナ及び受信回路は、
航法測位用電波の受信用のアンテナ及び受信回路であっ
てもよい。前記平面型受信アンテナに代えて、時計表示
カバーガラス、ガラス支持枠及びベゼル枠の少なくとも
いずれかをアンテナ誘電体とし、該アンテナ誘電体を挟
んで透明導電材、文字板及び反射板の少なくともいずれ
かを含む導電性部材を配置して、アンテナ素子及びアン
テナ接地板とした変形パッチアンテナを構成してもよ
い。前記平面型受信アンテナに代えて、アンテナ素子を
筒/柱状部材に実装したヘリカルアンテナを設けてもよ
い。
【0019】この発明に係る受信装置は、受信回路の一
部を構成するデジタル回路部と、前記受信回路の他の一
部を構成するアナログ回路部又は受信アンテナとを、表
裏両面間に電磁遮蔽層が介挿されたサンドイッチ構造の
前記配線基板の両面に分離して実装して、筐体に収容す
る。この装置では、ノイズの影響を受け易いアナログ回
路部又は受信アンテナとが、高周波デジタルノイズの発
生源となるデジタル回路部に対して、配線基板に介挿さ
れた電磁遮蔽層で、電磁遮蔽される。この電磁遮蔽によ
り、デジタル回路部からアナログ回路又は受信アンテナ
へのノイズ成分のリーク/混入が効果的に抑制され、デ
ジタル回路部とアナログ回路又は受信アンテナとの間を
近接配置して、実装密度を高めて小型化することがで
き、しかもノイズの影響が低減又は除去され、受信性能
が向上する。すなわち、この発明は、簡単な構成である
にもかかわらず、ノイズの影響が効果的に抑制され、構
成要素の高密度の実装が可能となり、一層の小型化が達
成されて、しかも受信性能も向上する。
【0020】この発明の受信装置は、具体的には、例え
ば次のような構成及び機能を有する。 (1) 平面型アンテナと受信回路のアナログ回路部と
を重ね合わせて配置して実装し、受信回路のデジタル回
路部を、受信回路のアナログ回路部とは遮蔽板を挟んで
配線基板の表裏反対面に実装する。このような構成によ
り、小型化を図るとともに、デジタル回路のノイズによ
るアナログ回路の受信妨害を軽減する。
【0021】(2) 平面型アンテナと受信回路のアナ
ログ回路部とを重ね合わせて配置して実装し、受信回路
のデジタル回路部を、平面型アンテナとは遮蔽板を挟ん
で配線基板の表裏反対面に実装する。このような構成に
より、小型化を図るとともに、デジタル回路のノイズに
よるアンテナ部の受信妨害を軽減する。
【0022】(3) 平面型アンテナを、カバーガラス
の下方に、さらに樹脂文字板及びLCD(液晶ディスプ
レイ)パネルの下方に重ね合わせて配置して実装し、表
示開口とアンテナ開口とを兼用して、小型化を図る。
【0023】(4) 平面型パッチアンテナの誘電体を
ドーナツ状とし、アンテナ中央部に貫通孔を設けて、指
針軸がアンテナを貫通して、指針をアンテナ上方に、ム
ーブメントをアンテナ下方に配して、指針表示式の腕時
計として構成する。さらには、誘電体をドーナツ状とし
た平面型パッチアンテナの中央部に貫通孔を設けて、指
針軸がアンテナ及び液晶ディスプレイ(以下、「LC
D」と称する)パネルを貫通して、指針をアンテナ上方
に、ムーブメントをアンテナ下方に配して、いわゆる
「ツインセプト」複合表示式の腕時計として構成する。
【0024】(5) カバーガラス自体を、パッチアン
テナの誘電体とし、ガラス上面電極をアンテナ素子と
し、文字板/反射板を接地板として変形パッチアンテナ
を構成する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図5を参照して、この発
明の第1の実施の形態に係る携帯用受信装置を説明す
る。
【0026】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
る腕時計型の携帯用受信装置の構成を模式的に示してい
る。図2はその詳細な部品配置構成を示す平面図であ
り、図3はその断面図である。この場合、受信装置は、
GPS受信機能と腕時計機能とを有している。
【0027】図1〜図3に示す携帯用受信装置は、回路
配線基板1、受信アンテナ部2、受信回路アナログ回路
部3、受信回路デジタル回路部4、受信用電池5、LC
D(液晶ディスプレイ)パネル6、その他のデジタル回
路部7、時計用電池8及び時計ケース9を備えている。
【0028】回路配線基板1は、プリント配線パターン
が形成されており、その表裏面の中間、すなわち厚み方
向の中間部に、導電体、磁性体又は磁性導電体からなる
電磁シールド層1aを設けている。回路配線基板1は、
例えば複数のプリント配線用導電体層を形成した、多層
プリント配線基板からなり、中間に電磁シールド層1a
を形成している。
【0029】受信アンテナ部2は、平面パッチ型アンテ
ナ等の平板状のアンテナであり、回路配線基板1の近傍
に、該回路配線基板1の一方の面側に配設されている。
GPS受信回路部は、受信回路アナログ回路部3及び受
信回路デジタル回路部4で構成され、これらは受信用電
池5により駆動される。
【0030】受信回路アナログ回路部3は、回路配線基
板1の他方の面上に実装されている。すなわち、受信回
路アナログ回路部3は、受信アンテナ部2に対して回路
配線基板1を挟んで対峙している。受信回路デジタル回
路部4は、回路配線基板1の一方の面上の受信アンテナ
部2の側方に実装されている。すなわち、受信回路デジ
タル回路部4は、回路配線基板1の受信アンテナ部2と
同じ側に、受信アンテナ部2と並置されている。
【0031】したがって、回路配線基板1の一方の面に
は、受信アンテナ部2と受信回路デジタル回路部4とが
並設され、該回路配線基板1の他方の面には、受信アナ
ログ回路部3が設けられている。すなわち、受信アナロ
グ回路部3と、受信アンテナ部2及び受信回路デジタル
回路部4とは、電磁シールド層1aを介挿した回路配線
基板1を挟んで対峙している。
【0032】受信用電池5は、図2に示すように、回路
配線基板1、受信回路デジタル回路部4及び受信回路ア
ナログ回路部3の側方に配設されている。その他のデジ
タル回路部7、すなわち受信回路系のデジタル回路以外
の時計回路等のデジタル回路部は、受信回路デジタル回
路部4に重ね合わせて、その上方に配設される。該その
他のデジタル回路部7の上方にさらに重ね合わせて、時
計等の表示のためのLCDパネル6が配設される。
【0033】時計用電池8は、受信アナログ回路部3の
下方に、回路配線基板1及び受信アナログ回路部3を挟
んでちょうど受信アンテナ部2に対峙するように配置さ
れる。
【0034】時計ケース9は、上述した構成を収容する
筐体を構成している。時計ケース9は、図3に示すよう
に、裏蓋、すなわちバック9a、カバーガラス9b及び
アンテナカバー部9cを有している。バック9aは、回
路配線基板1の他方の面側の、受信回路アナログ回路部
3の背面を覆う。カバーガラス9bは、透明のガラス板
からなり、LCDパネル6の表示面をカバーしている。
アンテナカバー部9cは、樹脂(合成樹脂)等からな
り、受信アンテナ部2の上方を覆っている。
【0035】時計ケース9のカバーガラス9b及びアン
テナカバー部9cを除く部分は、例えば金属等により構
成されている。すなわち、時計ケース9には、カバーガ
ラス9bからなる光を透過する開口部、そしてアンテナ
カバー部9cからなる電波を透過する開口部を形成して
いる。
【0036】さらに時計ケース9には、図2に示すよう
に、例えば側面に、腕時計及びGPS受信操作のための
操作スイッチ部10が配設されている。この操作スイッ
チ部10は、回路配線基板1、受信回路アナログ回路部
3、受信回路デジタル回路部4及びその他のデジタル回
路部7に適宜接続されている。また、時計ケース9に
は、腕に装着するための時計バンド部11が、図2に示
すように取着されている。
【0037】次に、この腕時計型の携帯用受信装置の回
路構成について説明する。図4は、この携帯用受信装置
の回路構成を機能構成に基づいて模式的に示すブロック
図である。なお、この携帯用受信装置は、具体的には図
5に示すように構成される。
【0038】図4の携帯用受信装置は、電気的には、既
に説明した受信アンテナ部2、受信回路アナログ回路部
3、受信回路デジタル回路部4、受信用電池5、LCD
パネル6、その他のデジタル回路部7、時計用電池8及
び操作スイッチ部10を具備している。さらにこの携帯
用受信装置は、外部インターフェース16及び電源制御
部20を備えている。なお、受信回路アナログ回路部
3、受信回路デジタル回路部4及び電源制御部20は、
GPS受信回路部15を構成している。
【0039】GPS受信回路部15は、GPS測位シス
テムの測位受信機として機能する。外部インターフェー
ス16は、その他のデジタル回路部7と外部との間の信
号の授受を行う。
【0040】受信回路アナログ回路部3は、高周波回路
部21、中間周波増幅部22、A/D(アナログ−デジ
タル)変換部23、クロック発生部24及び基準発振部
25を有している。
【0041】高周波回路部21は、受信アンテナ部2か
ら受信した高周波(RF:Radio Frequency)のGPS
電波を同調受信するとともに中間周波(IF:Intermed
iateFrequency)に変換する。中間周波増幅部22は、
中間周波に変換された受信信号を増幅する。A/D変換
部23は、中間周波信号をデジタルデータに変換する。
クロック発生部24は、基準発振部25の水晶振動子等
による基準発振出力に基づいて、所要のクロック信号を
発生し、各部に供給する。
【0042】受信回路デジタル回路部4は、逆拡散復調
部26、航法メッセージ処理部27、衛星データメモリ
28、疑似距離計測部29、測位演算部30、衛星捕捉
/追尾処理部31及びPN(Pseudonoise)コード制御
部32を有している。
【0043】逆拡散復調部26は、複数のGPS衛星か
ら衛星電波を同時受信するマルチモード受信を行うため
にNチャネル分設けられ、スペクトラム拡散変調されて
いる受信信号をデジタル処理により逆拡散復調する。各
チャネルの逆拡散復調部26は、キャリア同期検出部3
3、PNコード相関器34、NCO35、37及びコー
ド発生部36を有する。
【0044】航法メッセージ処理部27は、逆拡散復調
部26で受信信号を復調して得られる測位用航法メッセ
ージを処理して、衛星軌道データを抽出する。衛星デー
タメモリ28は、航法メッセージ処理部27で抽出した
衛星軌道データを蓄積格納する。疑似距離計測部29
は、逆拡散復調部26で受信信号から抽出される情報に
基づき衛星との間の疑似距離を計測し、疑似距離情報を
得る。測位演算部30は、衛星データメモリ28に蓄積
された衛星軌道データ及び疑似距離計測部29で得られ
る疑似距離情報に基づいて測位演算を行って、測位情
報、すなわちGPSシステムに基づいて計測される携帯
用受信装置の現在位置情報を生成する。なお、測位演算
部30は、GPS受信信号から衛星測位情報と共に得ら
れる時刻補正データをその他のデジタル回路部7に供給
する。
【0045】衛星捕捉/追尾処理部31は、受信情報等
に基づいて、GPS衛星を捕捉し且つ追尾するための制
御情報を生成する。PNコード制御部32は、衛星捕捉
/追尾処理部31で得られる情報に基づいて、逆拡散復
調部26に対するPNコード制御を行う。
【0046】その他のデジタル回路部7は、時計表示、
その他の制御を行う。該その他のデジタル回路7は、発
振部38、時計部39、表示制御部40、制御回路4
1、ナビゲーション処理部42、測位データメモリ43
及びその他のデータメモリ44を有する。
【0047】制御回路41は、受信回路デジタル回路部
4の測位演算部30から得られる測位情報、操作スイッ
チ部10からの操作情報及び外部インタフェース16を
介して与えられる外部情報等に基づいて、その他のデジ
タル回路部7内の各部、衛星捕捉/追尾処理部31及び
電源制御部20等を制御する。また、制御回路41は、
受信回路デジタル回路部4の測位演算部30による測位
データを測位データメモリ43に格納し、且つその他の
データを必要に応じてその他のデータメモリ44に格納
する。さらに制御回路41は、必要に応じて、測位デー
タを測位データメモリ43から読み出し、且つその他の
データをその他のデータメモリ44から読み出す。
【0048】時計部39は、発振部38の発振出力に基
づき時刻データを発生し表示制御部40を介してLCD
パネル6により表示する。時計部39は、受信回路デジ
タル回路部4の測位演算部30で随時得られる時刻補正
データにより、生成時刻を正しい時刻に補正する。
【0049】ナビゲーション処理部42は、測位データ
メモリ43に格納された測位データに基づいてナビゲー
ション情報を生成し、表示制御部40を介してLCDパ
ネル6に表示する。
【0050】図4の携帯用受信装置は、具体的には、図
5に示すように構成することができる。図5において、
受信アンテナ部2は平面パッチ型アンテナ部により構成
している。
【0051】受信回路アナログ回路部3は、高周波(R
F)増幅部51、第1のミクサ52、表面弾性波フィル
タ53、第1の中間周波(IF)増幅部54、第2のミ
クサ55、第2の中間周波増幅部56、A/Dコンバー
タ57、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled
Oscillator)58、PLL(Phase Locked Loop)シン
セサイザ回路59及び基準発振器(TCXO)60を有
する。この場合、高周波受信信号を、第1のミクサ52
において、第1の中間周波数に変換し、表面弾性波フィ
ルタ53により不要成分を排除して抽出した後、第2の
ミクサ55において、さらに第2の中間周波数に周波数
変換している。受信同調には、周波数シンセサイザ回路
59を用いて、正確な同調受信を実現している。
【0052】受信回路デジタル回路部4は、クロック発
生部61、信号処理ASIC(Application Specific I
ntegrated Circuit)62、第1のマイクロプロセッサ
63、ROM(リードオンリメモリ)64及びRAM
(ランダムアクセスメモリ〜リードライトメモリ)65
を有している。この受信回路デジタル回路部4は、図4
に示した各部に相当する機能を、信号処理ASIC62
及びROM64に格納されたプログラムをマイクロプロ
セッサ63による実行することにより、実現する。
【0053】その他のデジタル回路部7は第2のマイク
ロプロセッサ66、ディスプレイドライバ67、ROM
68、RAM69及びクロック発生部70を有してい
る。ディスプレイドライバ67は、図4の表示制御部4
0に相当し、RAM69は、図4の測位データメモリ4
3及びその他のデータメモリ44としての機能を含み、
図4のその他の部分の機能は、ROM68に格納された
プログラムをマイクロプロセッサ66による実行するこ
とにより実現する。
【0054】GPS測位システムは、周知のように、地
球周回軌道上のNavstar/GPS人工衛星、すなわちG
PS衛星からなる宇宙部と、人工衛星をモニタするモニ
タ局及び制御する制御局からなる地上部と、端末利用す
るGPS測位受信機とで構成される。
【0055】GPS衛星からは、測位用航法メッセージ
信号を、長周期のPRN(Pseudo Random Noise:疑似
乱数ノイズ)符号で略1.5GHzのL1波と、略1.2G
HzのL2波とにスぺクトラム拡散変調して送信してい
る。送信信号にはPコード(軍事用)とC/Aコード
(民生用)とがあるが、民生用のシステムではL1波に
重畳変調されたC/Aコ−ドを受信している。
【0056】各衛星電波の周波数は同一だが、受信機で
は各衛星毎のPRN符号を生成し、衛星信号と同期をと
りながらスペクトラム逆拡散復調し、航法メッセージ信
号データを復調する。
【0057】また、内蔵クロックにより生成する生成P
RNコードと受信コードとの位相タイミングの遅早、す
なわち電波到達時間から、該当衛星との間の距離(疑似
距離)を計測する。C/Aコードのデジタル信号、すな
わち航法メッセージ、の各フレームには各衛星の時刻補
正情報や詳細軌道情報(エフェメリス)が含まれてお
り、また全衛星の概略軌道情報(アルマナーク)や健康
状態も複数フレームに分割して送信される。
【0058】受信機では、受信した各衛星の軌道情報か
ら衛星の3次元位置を天文軌道計算により求め、4個
(あるいは3個)以上の衛星の現在位置と各衛星の疑似
距離とから受信機の3次元(あるいは地表面上の2次
元)位置を求める。また、航法メッセージ内の時刻デー
タと複数衛星信号の位相より、受信機内蔵クロックの補
正も行える。
【0059】一般には、受信機は平面パッチ型アンテナ
など受信アンテナ部と、高周波(RF)、中間周波(I
F)、D/A変換回路及びクロック発生部等の高周波回
路部と、スペクトル逆拡散復調のためのPRN符号生
成、同期及び相関復調を行う信号処理回路部と、復調し
た航法メッセージから衛星位置を天文計算し、疑似距離
と衛星位置から受信機位置を計算する高速演算回路部と
から成る受信回路部より構成される。また、複数の衛星
電波コードを同時受信するマルチモード受信機能も小型
機に内蔵することができる。最近では演算回路部に加え
信号処理回路もデジタル信号処理で行うことができる。
【0060】図1〜図3に示した第1の実施の形態によ
る携帯用受信装置では、金属材で構成した時計ケース9
の本体部及びバック(裏蓋)9aに、受信アンテナ部2
と受信回路を内蔵実装し、受信アンテナ部2及び時計表
示用のLCDパネル6の上面のみを、それぞれ電波と可
視光に対して開口部となる樹脂及びガラスのカバーをそ
れぞれ設ける。また、受信アンテナ部2を受信回路アナ
ログ回路部3に重ね合わせて実装し、また、高周波発生
ノイズが多い受信回路デジタル回路部4と時計や表示部
などのその他のデジタル回路部7とを、受信回路部アナ
ログ回路部3とは、ノイズ遮蔽板としての電磁シールド
層1aを挟んだ回路配線基板1の表裏に対峙させて配置
した。
【0061】したがって、GPS受信用の受信アンテナ
部2と受信回路部15とを、アンテナ開口部を設けた時
計ケース9に内蔵実装し、受信アンテナ部2と受信回路
アナログ回路部3を近接して重畳配置し、受信回路アナ
ログ回路部3と受信回路デジタル回路部4とを遮蔽板で
ある電磁シールド層1aを扶んで回路配線基板1の表裏
各面に配置実装した。このような構成により、次のよう
な効果が得られる。
【0062】(a)信号経路が短縮され、アンテナ部の
プリアンプ等が不要となり、受信機の実装面積・容積が
小さくなるので、腕時計型等のように超小型の携帯用受
信装置とすることができる。 (b)また、ステンレス鋼等の金属材で構成される時計
ケース9に内蔵して外部ノイズを低減し、且つ受信回路
デジタル回路部4の高周波ノイズが受信回路アナログ回
路部3に混入する内部ノイズも抑制することができるの
で、超小型ながらノイズ等による受信妨害を防止して受
信性能を向上することができる。
【0063】なお、図1〜図3では、受信回路アナログ
回路部3と受信回路デジタル回路部4とを、回路配線基
板1の両面にそれぞれ分離して配置するようにしたが、
受信アンテナ部2を、受信回路デジタル回路部4と反対
面側に実装する構成、あるいはこれらを組み合わせた構
成を採用することもできる。
【0064】図1〜図3の構成では、受信回路デジタル
回路部4の高周波ノイズが並置された受信アンテナ部2
に漏出混入し易い。そこで、図6〜図8及び図9〜図1
1を参照して、この発明の第2の実施の形態について説
明する。
【0065】図6〜図8に示す構成では、受信アンテナ
部2に回路配線基板1を挟んで対峙させて受信回路アナ
ログ回路部3を実装配置し、該受信回路アナログ回路部
3と同一面の回路配線基板1上に受信回路デジタル回路
部4を実装配置する。そして、その他のデジタル回路部
7は、回路配線基板1を挟んで受信回路デジタル回路部
4と対峙させて、回路配線基板1上に配置実装する。す
なわち、アンテナ2とその他のデジタル回路部7とが回
路配線基板1の一方の面上に並置して配設され、受信回
路アナログ回路部3と受信回路デジタル回路部4とが回
路配線基板1の他方の面上に並置して配置される。
【0066】また、図9〜図11の構成では、図6〜図
8の構成とは逆に、受信回路アナログ回路部3、受信回
路デジタル回路部4及びその他のデジタル回路部7を配
置している。すなわち、受信アンテナ部2に重ね合わせ
て受信回路アナログ回路部3を回路配線基板1の一方の
面側に実装配置し、該受信回路アナログ回路部3と同一
面の回路配線基板1上に受信回路デジタル回路部4を実
装配置する。そして、その他のデジタル回路部7は、回
路配線基板1を挟んで受信回路デジタル回路部4と対峙
させて、回路配線基板1上に配置実装する。すなわち、
アンテナ2の下方に受信回路アナログ回路部3を配置
し、該受信回路アナログ回路部3と受信回路デジタル回
路部4とが回路配線基板1の一方の面上に並置して配設
され、その他のデジタル回路部7が回路配線基板1の他
方の面上に配置される。
【0067】この第2の実施の形態では、受信アンテナ
部2と受信回路アナログ回路部3を近接して重畳配置す
る点は、図1〜図3の場合と同様だが、受信回路アナロ
グ回路部3に並置して回路配線基板1の同一面上に受信
回路デジタル回路部4を実装する。また、受信回路デジ
タル回路部4に対応する位置の配線基板の反対面に時計
部及び表示ドライバ等のその他デジタル回路部7及びL
CDパネル6を配設し、回路モジュールの厚さ寸法を薄
型にし易い実装構成とした。
【0068】このような構成により、受信回路デジタル
回路部4の高周波ノイズが、受信アンテナ部2又は受信
回路アナログ回路部3、あるいはその他のデジタル回路
部7等の低周波のデジタル回路部に漏出するのを抑制又
は軽減し易いという利点もある。
【0069】なお、受信回路デジタル回路4から、近傍
の受信アンテナ2及び受信回路アナログ回路部3へのノ
イズ漏出を抑制するために、さらに遮蔽材を配設しても
世いう。例えば、図12〜図15に示すように、受信回
路アナログ回路部3をアルミニウム等の薄板金属からな
る第1の電磁遮蔽ケース101で覆って、ノイズ混入を
防止するようにしてもよい。同様に、図12〜図15に
示すように、受信回路デジタル回路部4をアルミニウム
等の薄板金属からなる第2の電磁遮蔽ケース102で覆
って、近傍へのノイズ漏出を防止するようにしてもよ
い。
【0070】さらに、図16〜図18に示すように、受
信回路デジタル回路4は、バック9aを含めて金属で構
成した金属製時計ケース9の金属シールド部分に実装
し、受信アンテナ部2及び受信回路アナログ回路部3
は、アンテナカバー部9c等の樹脂製部材により形成さ
れる開口部近傍等の部位内に実装してもよい。このよう
にすると、受信回路デジタル回路部4から、受信アンテ
ナ部2及び受信回路アナログ回路部3へのノイズの漏出
を抑制することができる。図18には時計ケース9にバ
ンド部11を結合するためのバネ棒111、回路配線基
板1上に各回路を実装した電子回路モジュール112及
び電池5、8の近傍に配置される電子ブザー113が示
されている。
【0071】また、以上においては、平面型パッチアン
テナからなる受信アンテナ部2を時計ケース9の内部に
固定配置した場合について説明したが、図19及び図2
0にそれぞれ示すように、時計表示部の側方に回動自在
のアンテナ収容部121を設け、該アンテナ収容部12
1に平面パッチアンテナ等からなる受信アンテナ部2を
収容させるようにしてもよい。この場合、アンテナ収容
部121を回動させて起こすことにより、電波が受信し
易くなるばかりでなく、受信回路デジタル回路部4から
の距離も充分にとれることになり、受信性能が向上す
る。なお、図19及び図20において、(a)は全体の
外観を示し、(b)はアンテナ収容部121の内部構成
を示している。
【0072】なお、図21には平面型パッチアンテナの
構成例を示しており、パッチアンテナ素子131と接地
板であるグランドプレート132を互いに対峙させてい
る。また、図22には、平面型パッチアンテナに代えて
使用することができる直交ダイポールアンテナの構成例
を示しており、2組のダイポール141を直交配置し
て、接地板すなわちグランドプレート142上に設けて
いる。
【0073】さらに、上述においては、パッチアンテナ
等の平面型アンテナからなる受信アンテナ部2とした
が、図23に示すように、柱状又は棒状のアンテナ部1
51を設ける構成としてもよい。なお、図23には、電
源としての電池を収納する電池収容部152を時計ケー
スの外部に設ける構成をも示している。なお、柱状又は
棒状のアンテナ部151は、図24に示すように螺旋状
にアンテナ素子を配設した角柱状のヘリカルアンテナと
したり、図25に示すように、ループ状のアンテナ素子
を円柱に螺旋状に巻き付けた円柱状のヘリカルループア
ンテナとしてもよい。
【0074】図6〜図11に示した構成では、受信アン
テナ部2と受信回路アナログ回路部3を回路配線基板1
の表裏又は共通の面側に重畳配置し、受信回路アナログ
回路部3と受信回路デジタル回路部4を配線基板1の同
一面に並置したので、次のような効果が得られる。
【0075】(a)LCDパネル6の下方には、その他
のデジタル回路部7と受信回路デジタル回路部3だけ
を、またそれらの側方に受信アンテナ部と受信回路アナ
ログ回路部3と時計用電池8又は受信用電池5とだけを
重ねて配置したので、回路モジュール厚を薄くすること
ができる。 (b)また、受信回路デジタル回路部4の発する高周波
ノイズが、受信アンテナ部2や受信回路アナログ回路部
3に混入しにくいという利点があり、超小型ながら受信
性能を向上できる。
【0076】(c)さらに図12〜図15の構成では、
ノイズが発生し易い受信回路デジタル回路部4全体、あ
るいはノイズの影響を受け易い受信回路アナログ回路部
3全体を遮蔽ケース101、102やバック9a裏蓋で
覆って実装することにより、一層ノイズ妨害を受けにく
い受信装置とすることができる。 (d)また、図16〜図18の構成では、受信アンテナ
部2と受信回路アナログ回路部3を金属製時計ケース9
の金属部分外に、受信用デジタル回路部4とその他のデ
ジタル回路部7とを金属製時計ケース9の金属部分内に
分離して実装したので、内部においてノイズ妨害を受け
にくい受信装置を実現することができ、受信性能を向上
させることができる。
【0077】なお、金属製時計ケース9の代わりに、樹
脂製時計ケースの内側あるいは外側に金属材あるいは導
電材のクラッドや成形部材を張り付けて遮蔽する構造で
もよい。更には、金属材あるいは導電材をメッキもしく
は塗装して代用してもよい。
【0078】以上においては、携帯用受信装置の時計と
しての機能を、LCDパネル6による表示方式とした
が、指針式あるいは指針+LCDの複合式で時刻表示す
る腕時計機能としてもよい。
【0079】このように、LCD表示の代りに、時刻表
示を指針+LCDの複合表示式とした場合の、この発明
の第3の実施の形態を図26〜図28に示す。図26〜
図28の構成では、LCDパネル6に指針軸を挿通する
ための貫通孔を設け、LCDパネル6上に指針式アナロ
グ表示が重なる構成とした。すなわち、指針駆動部であ
るムーブメント161により、指針162を駆動する構
成とし、ムーブメント161は時計ケース9の外部に露
出するリューズ163により操作されて、時刻調整等が
行われる。指針162の下方つまり背後には、表示反射
板を兼ねた文字盤164が配置される。
【0080】モータ及び輪列歯車等のムーブメント16
1から突出した指針軸が、LCDパネル6の貫通孔を通
ってLCDパネル6の上面の指針を回転させて時刻を表
示する。ムーブメントは、ステップモータ等の低周波で
あるが強力な磁気回路を含み、金属部材も多いため、受
信妨害やノイズ源になるおそれがあるので、受信アンテ
ナ部2から離れた位置にムーブメントを配置している。
【0081】人工衛星電波の多くは円偏波を利用するの
で、受信電界の励起方向が瞬間毎に旋回している。ちな
みにGPSでは右旋円偏波を用いている。そこで、アン
テナ長は、円対称に一様であることが必要で、必然的に
円形や方形の平面型アンテナや、螺旋型ヘリカルアンテ
ナ等が一般的に用いられる。平面パッチアンテナは、素
子板と接地板との間に誘電体を挟んで構成し、薄型化も
可能である。また「比誘電率」が高い材料を用いて誘電
率を上げるほど、電波波長に比べアンテナ長を短縮する
ことができる。
【0082】例えば比誘電率(κε=ε/ε0)=20
程度の酸化金属セラミックを使い(短縮率=1/2
0)、約1.5GHzのGPS電波で、波長=(3×10
10)cm/(1.5×109)Hz=約20cm程度となる。
短縮率=1/20より、アンテナ半径=約1cmとなる。
しかしながら、このように短縮しても、外径3cm程度の
腕時計にとっては大きな寸法であり、形状やスタイルも
制約される。
【0083】そこで、この発明の第4の実施の形態によ
る携帯用受信装置は、図29〜図31に示すように、平
面型の受信アンテナ部2を表示窓のカバーガラスの下に
重ねて配置する。ガラス又はアクリル樹脂製のカバーガ
ラス9bは電磁波を透渦するので、表示のための可視光
開口部とアンテナの電波開口部とを兼ねる構造とするこ
とができ、時計型の携帯用受信装置の平面寸法あるいは
占有面積を小さくすることができる。なお、図31で
は、LCDパネル6の下に表示反射板171を配置して
いる。
【0084】図29〜図31の構成で受信アンテナ部2
として用いる平面パッチ型アンテナは、GPSの円偏波
電波と表皮効果とを利用して、誘電体の中央部を空隙に
したドーナツ状外周部のみでも充分に機能する。
【0085】そこで、図32に示すように、中央部に給
電点を設けるとともに、指針軸を挿通するための貫通孔
を設けて、指針表示ができるような構造とした。指針1
62及び文字板164も電波を透過する樹脂で構成する
ことができるので、文字板164の下に受信アンテナ部
2を実装することができる。
【0086】図32は、この平面型パッチアンテナの外
観斜視図を(a)に、断面図を(b)に示している。平
面型パッチアンテナは、アンテナ素子板181、アンテ
ナ接地基板182、誘電体層183、絶縁材184及び
給電端子185で構成されている。セラミックス等から
なる誘電体層183の両側に、アンテナ素子板181及
びアンテナ接地基板182を設け、中央部に指針軸を挿
通する貫通孔及びアンテナ素子板181に給電する給電
端子185が配設されている。給電端子185は、絶縁
材184によりアンテナ接地基板182に対して絶縁さ
れている。
【0087】次に、平面型のパッチアンテナからなる受
信アンテナ2上にさらにLCDパネル6を重ねた構成と
した、この発明の第5の実施の形態を図33〜図36に
示している。この場合、LCDパネル6の表示を見易く
するための光学反射板171がLCDパネル6の背後に
配置されている。上述したように、ガラス又はアクリル
樹脂製等のカバーガラス9bは、電磁波を透渦するの
で、可視光に対する表示用開口部と電波に対するアンテ
ナ用開口部とを兼ねる構造とすることができる。
【0088】このように、LCDパネル6を受信アンテ
ナ2上に重ねている場合、LCDパネル6のガラス材及
び樹脂製の光学反射板171は電波を透過する。しか
し、ガラス面上のLCD駆動用透明電極は、酸化錫NE
SA膜又は酸化インジウム錫ITO膜等で構成される
が、薄膜でも電波を幾らか遮断するので、受信電界強度
が低下し、また受信できる衛星の仰角範囲が狭くなる。
例えば、1.5GHz帯GPS電波で時計用LCDの場
合、アンテナ利得で1〜2dB程度減衰する。しかしなが
ら、LCDパネル6と受信アンテナ部2とを重ねて配置
できるので、装置の寸法を大幅に小さくすることがで
き、腕時計型の受信装置には特に有効な構成である。
【0089】さらに、上述した第4の実施の形態の構成
と、第5の実施の形態の構成とを組合せ、LCDパネル
6及び受信アンテナ2の両者に貫通孔を設け、LCDパ
ネル6上に指針162を重ねて、LCDパネル6と指針
162との複合表示としたこの発明の第6の実施の形態
による携帯用受信装置の構成を図37〜図41に示す。
【0090】この場合、受信アンテナ部2自体は、図3
2に示したのと同様の構成である。また、図40には、
中間部に電磁シールド層1aを介挿した回路配線基板1
を多層配線基板により構成する場合の具体的な構成が示
されている。
【0091】次に、この発明の第7の実施の形態による
携帯用受信装置は、図42〜図44のように、カバ−ガ
ラスをパッチアンテナの誘電体として利用し、カバーガ
ラス表面に導電性薄膜を形成してアンテナ素子とし、金
属製の文字板又は反射板を接地板として利用する。
【0092】図42〜図44における受信用アンテナ
は、図45にアンテナ部分のみを取り出して詳細に示す
ように、アンテナ素子201、アンテナ接地基板20
2、誘電体材203、204及び給電端子205で構成
される。
【0093】第1の誘電体材203は、カバーガラスと
しての透明なガラス等からなり、この第1の誘電体材2
03の表面に導電性薄膜からなるアンテナ素子201が
形成されている。第2の誘電体材204は、チタン酸バ
リウムBaTiO3等の強誘電体で構成したドーナツ状
のガラス支持枠又は外周べゼルとして構成されている。
アンテナ接地基板202は、例えば光学反射板を利用し
て構成している。給電端子205は、表示のじゃまにな
らないように、樹脂製文字板164の縁部を通ってアン
テナ素子201に給電している。
【0094】この場合、カバ−ガラスを利用した第1の
誘電体材203は、比誘電率κε=7程度であるので、
パッチアンテナの誘電体として充分に利用可能である。
このカバーガラスである第1の誘電体材203の表面に
形成した導電性薄膜からなるアンテナ素子と201と、
金属製反射板をアンテナ接地基板202とにより、変形
パッチアンテナを構成した。さらに、ガラス支持枠や外
周べゼルをドーナツ状の強誘電体で構成して、第2の誘
電体材204として利用したので、一層小型化すること
が可能となる。なお、図42〜図45の構成では、文字
板164を樹脂製としたが、既に述べたように文字板を
アンテナ接地基板として構成してもよい。
【0095】以上では、この発明による携帯用受信装置
を超小型GPS受信機とした場合について説明したが、
上述した携帯用受信装置の構成を、低軌道非静止衛星通
信又はデジタル衛星放送等のように、他の衛星を用いた
測位信号受信、衛星通信あるいは放送受信等に利用して
もよい。さらに、受信回路内の構成に、送信部も加えて
双方向通信回路とし、地上系の移動体通信、無線LAN
(ローカルエリアネットワーク)、遭難通報及び緊急通
報等に用いる超小型通信機としてもよい。一例として、
衛星系と地上系両用のデュアルモード移動体端末として
構成したこの発明の第8の実施の形態の構成を図46及
び図47に示す。さらにこの場合の回路構成の概略を図
48に示す。
【0096】図46及び図47に示す構成では、既に説
明した携帯用受信装置の構成に加えて、赤外線ポート2
11、スピーカ212及びマイクロフォン213を設け
ている。赤外線ポート211は、汎用インタフェースと
してコンピュータ等の外部機器との間でのデータの授受
に利用することができる。スピーカ212及びマイクロ
フォン213は、移動体通信による通話用に用いる。
【0097】図48に示す、衛星系と地上系両用のデュ
アルモード移動体端末は、RF/アナログ回路部30
1、移動体通信・信号処理部302、オーディオインタ
フェース部303、通信制御部304、GPS・信号処
理部305、GPS・演算部306、その他のデジタル
回路部307及び外部インタフェース部308を備えて
いる。RF/アナログ回路部301が、受信回路アナロ
グ回路部3に相当し、移動体通信・信号処理部302、
GPS・信号処理部305及びGPS・演算部306が
受信回路デジタル回路部4に相当し、その他のデジタル
回路部307がその他のデジタル回路部7に相当する。
【0098】RF/アナログ回路部301は、移動体・
受信部311、移動体・送信部312及びGPS・RF
部313を有する。移動体・受信部311は、移動体通
信の送信信号をアンテナ2を介して受信し、中間周波信
号に変換して、さらに直交検波により直交変調された振
幅変調波を復調する。移動体・送信部312は、デジタ
ル化された送信信号で直交変調し、電力増幅してアンテ
ナ2から送信する。GPS・RF部313は、アンテナ
2を介してGPS測位電波を受信し、中間周波信号に変
換する。
【0099】移動体通信・信号処理部302は、移動体
・受信部311で復調された移動体通信信号をA/D変
換し、ベースバンド復調し、さらにチャネル復号してオ
ーディオインタフェース部303に供給する。また、オ
ーディオインタフェース部303から音声符号化されて
与えられた信号をチャネル符号化してベースバンド変調
し、D/A変換して移動体・送信部312に供給する。
オーディオインタフェース部303は、移動体通信・信
号処理部302から与えられた受信信号を音声データに
復号してD/A変換して増幅し、スピーカ212から再
生する。また、オーディオインタフェース部303は、
マイクロフォン213から与えられた音声信号をA/D
変換して、送信に供するため、移動体通信・信号処理部
302に供給する。
【0100】通信制御部304は、各通信系の、切替、
タイミング等を制御する。GPS・信号処理部305
は、GPS・RF部313から供給された信号を、A/
D変換してスペクトラム逆拡散復調して、スペクトラム
拡散変調されたGPS電波を復調する。GPS・演算部
306は、復調されたGPS航法メッセージを抽出し、
衛星軌道データを得るとともにGPS・RF部313か
ら供給されるPNコードに基づいて疑似距離を求めて、
測位計算を行う。また、GPS・演算部306は、GP
S衛星の捕捉・追尾のための制御も行う。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による携
帯用受信装置は、受信回路の一部を構成するデジタル回
路部と、前記受信回路の他の一部を構成するアナログ回
路部又は受信アンテナとを、表裏両面間に電磁遮蔽層が
介挿されたサンドイッチ構造の前記配線基板の両面に分
離して実装して、筐体に収容する。この装置では、ノイ
ズの影響を受け易いアナログ回路部又は受信アンテナと
が、高周波デジタルノイズの発生源となるデジタル回路
部に対して、配線基板に介挿された電磁遮蔽層で、電磁
遮蔽される。この電磁遮蔽により、デジタル回路部から
アナログ回路又は受信アンテナへのノイズ成分のリーク
/混入が効果的に抑制され、デジタル回路部とアナログ
回路又は受信アンテナとの間を近接配置して、実装密度
を高めて小型化することができ、しかもノイズの影響が
低減又は除去され、受信性能が向上する。すなわち、こ
の発明によれば、簡単な構成で、ノイズの影響を効果的
に抑制し、構成要素の高密度の実装を可能として、一層
の小型化を達成し、しかも受信性能をも向上し得る携帯
用受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る携帯用受信
装置の構成を示す模式図である。
【図2】図1の携帯用受信装置の具体的な構成を模式的
に示す平面図である。
【図3】図1の携帯用受信装置の具体的な構成を模式的
に示す断面図である。
【図4】図1の携帯用受信装置の回路構成を模式的に示
すブロック図である。
【図5】図1の携帯用受信装置の回路構成を具体的に示
すブロック図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受信
装置の第1の構成を示す模式図である。
【図7】図6の携帯用受信装置の具体的な構成を模式的
に示す平面図である。
【図8】図6の携帯用受信装置の具体的な構成を模式的
に示す断面図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受信
装置の第2の構成を示す模式図である。
【図10】図9の携帯用受信装置の具体的な構成を模式
的に示す平面図である。
【図11】図9の携帯用受信装置の具体的な構成を模式
的に示す断面図である。
【図12】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置の変形例の構成を示す模式図である。
【図13】図12の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図14】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置の他の変形例の構成を模式的に示す断面図であ
る。
【図15】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置のその他の変形例の構成を模式的に示す断面図で
ある。
【図16】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置のさらにその他の変形例の構成を示す模式図であ
る。
【図17】図16の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図18】図16の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す分解斜視図である。
【図19】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置のさらにまたその他の変形例の構成を示す図であ
る。
【図20】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置の異なる変形例の構成を示す図である。
【図21】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置に用いられる平面型パッチアンテナの構成を示す
図である。
【図22】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置に用いられる直交ダイポールアンテナの構成を示
す図である。
【図23】この発明の第2の実施の形態に係る携帯用受
信装置のさらに異なるの変形例の構成を示す図である。
【図24】図4の携帯用受信装置に用いられるヘリカル
アンテナの構成を示す図である。
【図25】図4の携帯用受信装置に用いられるヘリカル
ループアンテナの構成を示す図である。
【図26】この発明の第3の実施の形態に係る携帯用受
信装置の構成を示す模式図である。
【図27】図26の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す平面図である。
【図28】図26の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図29】この発明の第4の実施の形態に係る携帯用受
信装置の構成を示す模式図である。
【図30】図29の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す平面図である。
【図31】図29の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図32】図29の携帯用受信装置に用いられる平面型
パッチアンテナの構成を示す図である。
【図33】この発明の第5の実施の形態に係る携帯用受
信装置の構成を示す模式図である。
【図34】図33の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す平面図である。
【図35】図33の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図36】図33の携帯用受信装置に用いられる平面型
パッチアンテナの構成を示す図である。
【図37】この発明の第6の実施の形態に係る携帯用受
信装置の構成を示す模式図である。
【図38】図37の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す平面図である。
【図39】図37の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図40】図37の携帯用受信装置のモジュール実装状
態を模式的に示す分解斜視図である。
【図41】図37の携帯用受信装置のケース実装状態を
模式的に示す分解斜視図である。
【図42】この発明の第7の実施の形態に係る携帯用受
信装置の構成を示す模式図である。
【図43】図42の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す平面図である。
【図44】図42の携帯用受信装置の具体的な構成を模
式的に示す断面図である。
【図45】図42の携帯用受信装置に用いられるパッチ
型を変形した平面型ガラスアンテナの構成を示す図であ
る。
【図46】この発明の第8の実施の形態に係る携帯用受
信装置の構成を模式的に示す断面図である。
【図47】図46の携帯用受信装置の構成を模式的に示
す平面図である。
【図48】図46の携帯用受信装置の回路構成を模式的
に示すブロック図である。
【符号の説明】
1…回路配線基板、1a…電磁遮蔽層、2…受信アンテ
ナ部、3…受信回路アナログ回路部、4…受信回路デジ
タル回路部、5,8…電池、6…LCDパネル、7…そ
の他のデジタル回路部、9…時計ケース、9a…バッ
ク、9b…カバーガラス、9c…アンテナカバー部、1
0…操作スイッチ部、11…時計バンド部、15・・・G
PS受信回路部、16・・・外部インタフェース部、20・
・・電源制御部、21・・・高周波回路部、22・・・中間周波
増幅部、23・・・A/D変換部、24・・・クロック発生
部、25・・・基準発信部、26・・・逆拡散復調部、27・・
・航法メッセージ処理部、28・・・衛星データメモリ、2
9・・・疑似距離計測部、30・・・測位演算部、31・・・衛
星捕捉/追尾処理部、32・・・PNコード制御部、33・
・・キャリア同期検出部、34・・・PNコード相換器、3
5・・・NCO、36・・・コード発生部、37・・・NCO、
38・・・発信部、39・・・時計部、40・・・表示制御部、
41・・・制御回路、42・・・ナビゲーション処理部、43
・・・測位データメモリ、44・・・その他データメモリ、5
1・・・高周波増幅部、52・・・ミクサ、53・・・表面弾性
波フィルタ、54・・・中間周波増幅部、55・・・ミクサ、
56・・・中間周波増幅部、57・・・A/Dコンバータ、5
8・・・電圧制御発振器、59・・・PLLシンセサイサ゛回路、6
0・・・基準発振器、61・・・クロック発生部、62・・・信
号処理ASIC、63・・・マイクロプロセッサ、64・・・
ROM、65・・・RAM、66・・・マイクロプロセッサ、
67・・・ディスプレイドライバ、68・・・ROM、69・・
・RAM、70・・・クロック発生部、101・・・電磁遮蔽
ケース、102…電磁遮蔽ケース、112・・・電子回路
モジュール、113・・・発音体ブザー、121・・・アンテ
ナ収容部、131・・・アンテナ素子、132・・・接地板、
142・・・接地板、151・・・アンテナ部、152・・・電
池収納部、161…ムーブメント、162…指針、16
3…リューズ(竜頭)、164…文字板、171・・・光
学反射板、181・・・アンテナ素子板、182・・・アンテ
ナ接地基板、183・・・誘電体層、185・・・給電端子、
189・・・絶縁材、191・・・アンテナ素子板、192・・
・アンテナ接地基板、193・・・誘電体層、194・・・絶
縁材、195・・・給電端子、201…アンテナ素子、2
02アンテナ接地基板、203、204…誘電体材、2
11・・・赤外線ポート、212…スピーカ、213…マ
イクロフォン、301・・・RF/アナログ回路部、30
2・・・移動体通信・信号処理部、303・・・オーディオイ
ンタフェース部、304・・・通信制御部、305・・・GP
S・信号処理部、306・・・GPS・演算部、307・・・
その他のデジタル回路部、308・・・外部インタフェー
ス部、311・・・移動体・受信部、312・・・移動体・送
信部、313・・・GPS・RF部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面間を電磁遮蔽する電磁遮蔽層を挟
    んで形成される配線基板と、 前記配線基板の一方の面に近接して配設された電波の受
    信用の平面型受信アンテナと、 前記平面型受信アンテナに重ね合わせて前記配線基板の
    他方の面に実装され、前記電波の受信回路の一部を構成
    するアナログ回路部と、 前記平面型受信アンテナと並置して、前記配線基板の前
    記一方の面に実装され、前記受信回路の他の一部を構成
    するデジタル回路部と、 前記配線基板、アナログ回路部及びデジタル回路部を含
    む前記受信回路並びに前記平面型受信アンテナを収容す
    る筐体と、を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】表裏両面間を電磁遮蔽する電磁遮蔽層を挟
    んで形成される配線基板と、 前記配線基板の一方の面に近接して配設された電波の受
    信用の平面型受信アンテナと、 前記平面型受信アンテナに近接して、前記配線基板に実
    装され、前記電波の受信回路の一部を構成するアナログ
    回路部と、 前記配線基板の他方の面に実装され、前記受信回路の他
    の一部を構成するデジタル回路部と、 前記配線基板、アナログ回路部及びデジタル回路部を含
    む前記受信回路並びに前記平面型受信アンテナを収容す
    る筐体と、を具備することを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】前記アナログ回路部は、前記平面型受信ア
    ンテナに重ね合わせて、前記配線基板の前記一方の面に
    実装されることを特徴とする請求項2に記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】前記デジタル回路部は、前記アナログ回路
    部とオーバラップしない部位に配置されることを特徴と
    する請求項3に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記アナログ回路部は、前記平面型受信ア
    ンテナに並置して、前記配線基板の前記一方の面に実装
    されることを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】前記アナログ回路部は、前記デジタル回路
    部に並置して、前記配線基板の前記他方の面に実装され
    ることを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  7. 【請求項7】前記アナログ回路部は、前記平面型受信ア
    ンテナに重ね合わせて配置され、且つ前記デジタル回路
    部は、前記平面型受信アンテナとオーバラップしない位
    置に配置されることを特徴とする請求項6に記載の受信
    装置。
  8. 【請求項8】前記配線基板の前記電磁遮蔽層は、接地電
    位に設定されることを特徴とする請求項1乃至7のうち
    のいずれか1項に記載の受信装置。
  9. 【請求項9】前記筐体は、前記配線基板の前記他方の面
    側を覆う金属製裏蓋部材を含むことを特徴とする請求項
    1乃至8のうちのいずれか1項に記載の受信装置。
  10. 【請求項10】前記筐体は、前記平面型受信アンテナに
    対応する部位を構成する樹脂からなるアンテナ用電波開
    口部材と、残部を構成する金属からなる側ケース部材と
    を含むことを特徴とする請求項1乃至9のうちのいずれ
    か1項に記載の受信装置。
  11. 【請求項11】前記配線基板に実装された前記デジタル
    回路部の少なくとも高周波回路部の主要部分を覆う電磁
    遮蔽部材をさらに具備することを特徴とする請求項1乃
    至10のうちのいずれか1項に記載の受信装置。
  12. 【請求項12】前記配線基板に実装された前記アナログ
    回路部の少なくとも高周波回路部の主要部分を覆う電磁
    遮蔽部材をさらに具備することを特徴とする請求項1乃
    至10のうちのいずれか1項に記載の受信装置。
  13. 【請求項13】前記平面型受信アンテナは、アンテナ素
    子と接地板との間に誘電体材を挟み積層した平面型パッ
    チアンテナを含むことを特徴とする請求項1乃至12の
    うちのいずれか1項に記載の受信装置。
  14. 【請求項14】時計表示部及びそのカバーガラスを含む
    時計表示のための時計部をさらに具備し、且つ前記平面
    型パッチアンテナを前記時計表示部のカバーガラスの下
    に配置し、該時計表示部をアンテナ用電波開口としても
    兼用する構造としたことを特徴とする請求項13に記載
    の受信装置。
  15. 【請求項15】液晶表示パネルを用いた時計表示部を含
    む時計表示のための時計部をさらに具備し、且つ前記平
    面型パッチアンテナを前記時計表示部の下に配置し、該
    時計表示部をアンテナ用電波開口としても兼用する構造
    としたことを特徴とする請求項13に記載の受信装置。
  16. 【請求項16】前記平面型受信アンテナの中央部に貫通
    孔を設けて、この貫通孔に指針表示の指針軸を通し、該
    平面型受信アンテナの上方に時計指針を、該平面型受信
    アンテナの下方に時計指針駆動部を配置実装したことを
    特徴とする請求項1乃至13のうちのいずれか1項に記
    載の受信装置。
  17. 【請求項17】前記平面型受信アンテナ及び受信回路
    は、航法測位用電波の受信用のアンテナ及び受信回路で
    あることを特徴とする請求項1乃至16のうちのいずれ
    か1項に記載の受信装置。
  18. 【請求項18】前記平面型受信アンテナに代えて、時計
    表示カバーガラス、ガラス支持枠及びベゼル枠の少なく
    ともいずれかをアンテナ誘電体とし、該アンテナ誘電体
    を挟んで透明導電材、文字板及び反射板の少なくともい
    ずれかを含む導電性部材を配置して、アンテナ素子及び
    アンテナ接地板とした変形パッチアンテナを構成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至12のうちのいずれか1項
    に記載の受信装置。
  19. 【請求項19】前記平面型受信アンテナに代えて、アン
    テナ素子を筒/柱状部材に実装したヘリカルアンテナを
    備えたことを特徴とする請求項1乃至12のうちのいず
    れか1項に記載の受信装置。
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