JPH08237154A - カード型電子チューナ - Google Patents

カード型電子チューナ

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JPH08237154A
JPH08237154A JP4084995A JP4084995A JPH08237154A JP H08237154 A JPH08237154 A JP H08237154A JP 4084995 A JP4084995 A JP 4084995A JP 4084995 A JP4084995 A JP 4084995A JP H08237154 A JPH08237154 A JP H08237154A
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Yuichi Watanabe
裕一 渡辺
Junichi Fukutani
淳一 福谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structure Of Receivers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル放送が受信できるとともに、それ
に伴うパーソナルコンピュータのハードウエア改造を不
要とする。 【構成】 信号入力端子311と、局部発振器312
と、混合器313と、出力端子318と、PLL回路3
19と、データ入力端子320とをカード型のケース3
23に実装し、混合器313と前記出力端子318との
間にディジタル信号の抽出手段314あるいはA/D変
換器315の少なくとも一つを有するディジタル信号処
理手段338を設けた構成としているので、ディジタル
放送をそのまま受信してパーソナルコンピュータ等へそ
のデータを取り込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等に使用されるメモリーカード等のスロットを利用し
て、パーソナルコンピュータ等でディジタル放送やディ
ジタル通信を受信するカード型電子チューナに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のカード型電子チューナを図
面に基づいて説明する。図22に示すように従来のカー
ド型電子チューナは、高周波信号が入力される信号入力
端子1と、この信号入力端子1の信号が一方の入力に供
給されるとともに他方の入力には局部発振器2の出力が
接続された混合器3と、この混合器3の出力が接続され
るアナログ復調器4と、このアナログ復調器4の出力が
接続される出力端子5と、前記局部発振器2の出力が一
方の入力に接続されるとともにその出力は前記局部発振
器2の入力に接続されるPLL回路6と、このPLL回
路6にデータ信号が供給されるデータ入力端子7とを有
し、これらの回路をカード型のケース8に実装し、前記
高周波信号の信号入力端子1と前記出力端子5と前記デ
ータ入力端子7とを前記ケース8の一方の横側面に設け
た構成となっていた。
【0003】以上のように構成されたカード型電子チュ
ーナをパーソナルコンピュータ等に挿入して、パーソナ
ルコンピュータでディジタル処理の業務を遂行するとと
もに、このカード型電子チューナに切り換えてテレビジ
ョン番組などを鑑賞していた。
【0004】なお、これに類する技術として、例えば特
開平5−14133号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、復調器4がアナログ放送専用であ
るため、近年のディジタル変調された放送や通信(以下
放送等という)を受信して復調することはできなかっ
た。一方、マルチメディア時代をむかえディジタル変調
された放送・情報通信によりその垣根がなくなりつつあ
る。一つの端末、例えばパーソナルコンピュータ等での
ディジタル信号による多面的情報処理を行うべく、どう
してもディジタル変調された放送等を受信したいという
要求が強くなってきている。また、このときそれに伴う
パーソナルコンピュータ等の改造はできるだけ少ないこ
とが望ましい。そこで、この発明は、ディジタル変調さ
れた放送等が受信できるとともに、それに伴うハードウ
エアの改造を必要としないカード型電子チューナを提供
することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカード型電子チューナは、高周波信号が入力
される信号入力端子と、この信号入力端子の信号が一方
の入力に供給されるとともに他方の入力には局部発振器
の出力が供給される混合器と、この混合器の出力信号が
供給される出力端子と、前記局部発振器の出力が一方の
入力に接続されるとともにその出力は前記局部発振器の
入力に接続されるPLL回路と、このPLL回路にデー
タ信号が供給されるデータ入力端子とをカード型のケー
スに実装し、前記出力端子と前記データ入力端子を前記
ケースの一方の横側面に設けるとともに、前記混合器と
前記出力端子との間に抽出手段あるいはA/D変換器の
少なくとも一つを有するディジタル信号処理手段を設け
た構成としたものである。
【0007】
【作用】この構成により、混合器と出力端子との間に抽
出手段あるいはA/D変換器の少なくとも一つを有する
ディジタル信号処理手段を設けているので、ディジタル
変調された放送等をそのまま受信してパーソナルコンピ
ュータ等へそのデータを取り込むことができる。
【0008】また、このカード型電子チューナの外形は
カード型のケースとなっているので、メモリーカードの
スロットをそのまま使用することができ、パーソナルコ
ンピュータ等のハードウエアを改造する必要はない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0010】(実施例1)図4は本発明の第1の実施例
である。図4において、本発明のカード型電子チューナ
の電気回路は、高周波信号が入力される信号入力端子1
11と、この信号入力端子111の信号が一方の入力に
供給されるとともに他方の入力には局部発振器112の
出力が接続される混合器113と、この混合器113の
出力が接続されるディジタル信号の抽出手段114と、
この抽出手段114の出力が接続されるローパスフィル
タ(図示せず)と、このローパスフィルタに接続される
アナログ回路使用の復調器115と、この復調器115
の出力に接続される誤り訂正回路116と、この誤り訂
正回路116の出力が接続される出力端子117と、前
記局部発振器112の出力が一方の入力に接続されると
ともにその出力は前記局部発振器112の入力に接続さ
れるPLL回路118と、このPLL回路118にデー
タ信号が供給されるデータ入力端子119と、電源入力
端子120と、この電源入力端子120と前記PLL回
路118との間に設けられたDC−DCコンバータ12
1を有している。
【0011】以上のように構成されたカード型電子チュ
ーナについて以下にその動作を説明する。
【0012】信号入力端子111に入力された高周波信
号は、混合器113と局部発振器112とで選局されて
中間周波数になる。この中間周波数は、ディジタル信号
の抽出手段114とローパスフィルタと復調器115で
ディジタル処理可能な信号形態に復調される。すなわ
ち、ディジタル変調された放送波は(数1)に示すよう
な例えば余弦波(以下余弦波を用いた場合について説明
する)で表される。ここで、情報「0」を位相差0とす
れば、情報「1」は「0」に比べて180度位相が遅れ
たものになる。位相が180度遅れるということは、
(数2)に示すように位相差0の余弦波に負の符号を付
けたものになる。すなわち、「0」と「1」は(数3)
に示すように余弦波に正と負の符号を付けたものとして
表すことができる。
【0013】
【数1】
【0014】
【数2】
【0015】
【数3】
【0016】更に情報量を増すためには、別の情報
「0」「1」について、位相差を90度、270度に割
りつけることもできる。便宜上位相差0度、180度を
I信号とし、90度、270度をQ信号としている。そ
れらの座標軸は、その位相差により互いに直交軸をな
す。以降の復調については、I軸上と仮定して説明す
る。
【0017】このようにディジタル変調された信号がカ
ード型電子チューナに入力されると、(数4)に示すよ
うに、入力された信号に抽出手段114で、この入力さ
れた信号と同じ周波数の余弦波を乗算することにより、
定数項と基の周波数の2倍の周波数を有する余弦波とな
る。ここで、次のローパスフィルタを通すことにより、
この2倍の周波数を取り除き定数項を得る。この定数項
が結局復調信号である。
【0018】
【数4】
【0019】しかしながら、ここで入力された余弦波と
抽出手段114で生成された余弦波との間には多少の周
波数のズレや位相のズレが生ずる。そこで、次の復調器
115ではアナログ的な共振回路により、余弦波の基本
周波数を抽出し、この信号を抽出手段114にフィード
バックし、生成される余弦波を正しく補正している。こ
のように、本実施例では、復調器115に従来から使用
しているアナログ回路を使用することができるので低価
格化が図れる。また図11に示すように抽出手段114
には、アナログの局部発振器を用いるので、高い中間周
波数(広帯域信号)を入力できる。しかし、フィードバ
ックループの応答速度に限界があるので、それを越える
と同期がとれずに誤り率が増える。また、Q信号も有す
る場合は、I信号、Q信号に分離した後、また最終的に
は合成したりするので、I軸Q軸の直交精度の悪化によ
る誤り率が増えることも避けられない。したがって、伝
送速度が遅くても実用可能な比較的伝送量が小容量(例
えば5Kbps程度)のものに向いている。この場合の
応用製品としてディジタル携帯電話等がある。
【0020】このようにして復調された信号はその後、
誤り訂正回路116で誤り訂正がなされる。この誤り訂
正された信号は出力端子117からパーソナルコンピュ
ータに向かって出力され、パーソナルコンピュータ内で
ディジタル処理がなされる。
【0021】次に、これらの回路は、図7に示すように
予め定められた外形寸法を有するケース122に実装さ
れている。このケース122はパーソナルコンピュータ
に挿入されるメモリーカードと同一の外形寸法になって
いる。例えば縦寸法123は85.6mm、横寸法12
4は54.0mmとなっている。また、高さ寸法125
には3種類あり、その寸法は3.3mmと、5.0mm
と、10.5mmである。ここで高さ寸法が10.5m
mの場合には、横寸法が85.6mmから最大135.
6mmとなる。また前記以外の外形寸法が定められる可
能性もある。また、このケース122の外表面は絶縁性
のある合成樹脂であり、その内部は導電性を有する金属
メッキとなっている。そしてこの金属メッキはアースと
接続されている。なお、他の構成として金属メッキの代
わりにシールドカバーや金属フレームとしてもよい。
【0022】このように本発明のカード型電子チューナ
は、メモリーカードと同一の外形寸法を有しているの
で、パーソナルコンピュータのメモリーカード挿入スロ
ットへハードウエアを変更することなくそのまま挿入す
ることができる。したがって、パーソナルコンピュータ
のハードウエアを変更することなくディジタル変調され
た放送等を受信することができる。
【0023】次に回路配置について、図5を用いて説明
する。図5において、ケース122の一方の横側面12
6には出力端子117とデータ入力端子119と電源入
力端子120とが設けられている。そしてこれらの端子
では、ケース122をメモリーカード挿入スロットへ挿
入したとき、このスロットの奥に設けられたコネクタに
嵌合し、パーソナルコンピュータとの信号のやりとりが
行われる。また、この一方の横側面126に対向する他
方の横側面127には信号入力端子111が設けられて
いる。そしてこの信号入力端子111にはロッドアンテ
ナ128が装着されている。この信号入力端子111の
ロッドアンテナの代わりにケーブルで外部アンテナに接
続してもよい。
【0024】このように、信号入力端子111がカード
型電子チューナのケース122の背面にあるので、高周
波信号を直接この信号入力端子111に接続することが
できる。したがって、パーソナルコンピュータの内部に
高周波信号を改めて導入する必要はない。すなわち、パ
ーソナルコンピュータにアンテナ追加をする等のハード
ウエアを変更することなく、ディジタル変調された放送
等をパーソナルコンピュータで受信することができる。
【0025】また、ケース122の内部にはプリント基
板129が装着されて、このプリント基板129は以下
のように回路が配置されている。ここで、信号入力端子
111側近傍に内部アンテナ130を設けてもよい。更
に、この信号入力端子111近傍に混合器113が配置
され、その近傍に局部発振器112が設けられている。
また、電源入力端子120の近傍にはDC−DCコンバ
ータ121が金属製(この他に樹脂メッキ等導電性を有
するものであれば他の材料でも良い。以下同じ)の仕切
板131で区画されて実装されている。そして、データ
入力端子119の近傍にはPLL回路118が金属製の
仕切板132で区画されて実装されている。更に出力端
子117の近傍には金属製の仕切板133で区画された
誤り訂正回路116と、この誤り訂正回路116の区画
の隣に金属製の仕切板134で区画された復調器115
と、この復調器115の隣に金属製の仕切板135で区
画された抽出手段114が実装されている。
【0026】即ち、PLL回路118はケース122の
一方の縦側面136の近傍に位置し、抽出手段114
と、復調器115と、誤り訂正回路116で構成される
ディジタル信号処理手段137はケース122の他方の
縦側面138の近傍に位置することになり、PLL回路
118とディジタル信号処理手段137の距離は離れて
いる。
【0027】このように、ディジタル変調された放送等
を受信するカード型電子チューナにおいては、PLL回
路118の影響をディジタル信号処理手段137に与え
ないようにすることが重要である。若し、ディジタル信
号処理手段137をPLL回路118の近くに配置する
と、PLL回路118のクロックパルスの影響で正常な
ディジタル処理ができなくなってしまう。
【0028】また、他の回路配置について、図6を用い
て説明する。図6において、ケース138(ケース13
8はケース122と同一の外形寸法である。)の一方の
横側面139には出力端子117とデータ入力端子11
9と電源入力端子120とが設けられている。また、信
号入力端子111もこの横側面139側に設けられてい
る(図示せず)。なお、この信号入力端子111は、横
側面139近傍の一方の縦側面140に設けてもよい。
【0029】したがって、この場合には、パーソナルコ
ンピュータに既に高周波信号が入力されている場合に該
当する。
【0030】また、ケース138の内部にはプリント基
板141が装着されており、このプリント基板141は
以下のように回路が配置されている。ここで、信号入力
端子111側近傍に内部アンテナ130が設けられてい
る。なお、この内部アンテナ130は信号入力端子11
1に高周波信号が入力されている場合には不要となる。
次に、電源入力端子120の近傍にはDC−DCコンバ
ータ121が金属製の仕切板142で区画されて実装さ
れている。そして、データ入力端子119の近傍にはP
LL回路118が金属製の仕切板143で区画されて実
装されている。更に出力端子117の近傍には金属製の
仕切板144で区画された誤り訂正回路116と、この
誤り訂正回路116の区画の隣に金属製の仕切板145
で区画された復調器115と、この復調器115の隣に
金属製の仕切板146で区画された抽出手段114が実
装されている。
【0031】即ち、この場合においても、PLL回路1
18はケース138の一方の縦側面140の近傍に位置
し、抽出手段114と、復調器115と、誤り訂正回路
116で構成されるディジタル信号処理手段137はケ
ース138の他方の縦側面147の近傍に位置すること
になり、PLL回路118とディジタル信号処理手段1
37の距離は離れている。この理由も図5の場合と同じ
である。
【0032】図5あるいは図6において何れもPLL回
路118とディジタル信号処理手段137とは、金属製
の仕切板(132と143あるいは133・134・1
35と144・145・146)で仕切られている。こ
のように、PLL回路118とディジタル信号処理手段
137との間を金属製の仕切板で仕切ることにより、両
回路の分離度は向上しディジタル信号処理手段137に
PLL回路118が影響を与えることはない。また、図
5、図6何れも一方の面に部品を集約し、他方の面にパ
ターンや印刷抵抗などにすると、より薄型化を図ること
ができる。
【0033】図8はケース148(ケース148はケー
ス122と同一外形寸法である。)内に多層プリント基
板149を装着し、その一方の面にPLL回路118を
装着するとともに他方の面にディジタル信号処理手段1
37を装着したカード型電子チューナである。ここで、
150はコイル等の調整部品を外部から調整するための
孔である。図9は多層プリント基板149の要部断面図
である。151は多層プリント基板149の内部層であ
り、この内部層151の銅箔にはアースが接続されて、
PLL回路118とディジタル信号処理手段137とを
分離している。なお、多層プリント基板149の代わり
に両面プリント基板を使用することも可能である。な
お、両面に部品を実装する場合、ケース148の厚みの
略中心にプリント基板を実装するのが、スペースの効率
上好ましい。
【0034】図10はケース152(ケース152はケ
ース122と同一外形寸法である。)内に2枚のプリン
ト基板153と154とを2段に重ねて収納し、その一
方のプリント基板153にPLL回路118を装着する
とともに他方のプリント基板154にディジタル信号処
理手段137を装着したカード型電子チューナである。
ここで、155はコイル等の調整部品を外部から調整す
るための孔である。このように、2枚のプリント基板1
53と154とを設けて、その各々のプリント基板15
3,154の部品実装側を外側に向けて、PLL回路1
18とディジタル信号処理手段137とを分離してい
る。また、2枚に分けてあれば、ディジタル信号処理手
段137のプリント基板のみの交換でディジタル信号の
容量に応じた展開、仕向地別展開、他の機能オプション
追加等が容易である。そして、2枚のプリント基板の間
に仕切板を挿入すれば妨害を減らすことができる。
【0035】図11は、抽出手段114の説明図であ
る。図11(a)は1軸抽出手段114aであり、図1
1(b)は直交したI信号とQ信号を抽出する2軸抽出
手段114bである。前者はFSK,BPSK、後者は
QPSK,QPR,QAM等に用いられる。
【0036】(実施例2)図12は本発明の第2の実施
例である。図12において、本発明のカード型電子チュ
ーナの電気回路は、高周波信号が入力される信号入力端
子211と、この信号入力端子211の信号が一方の入
力に供給されるとともに他方の入力には局部発振器21
2の出力が接続される混合器213と、この混合器21
3の出力が接続されるA/D変換器214と、このA/
D変換器214の出力が接続されるディジタル回路使用
の復調器215と、この復調器215の出力に接続され
る誤り訂正回路216と、この誤り訂正回路216の出
力が接続される出力端子217と、前記局部発振器21
2の出力が一方の入力に接続されるとともにその出力は
前記局部発振器212の入力に接続されるPLL回路2
18と、このPLL回路218にデータ信号が供給され
るデータ入力端子219と、電源入力端子220と、こ
の電源入力端子220と前記PLL回路218との間に
設けられたDC−DCコンバータ221を有している。
【0037】以上のように構成されたカード型電子チュ
ーナについて以下にその動作を説明する。
【0038】信号入力端子211に入力された高周波信
号は、混合器213と局部発振器212とで選局されて
中間周波数になる。この中間周波数の情報はディジタル
変調された例えば余弦波であり、以下余弦波として説明
する。先ずこの余弦波がそのまま時間軸で細かく分割さ
れて、A/D変換器214でディジタル変換される。そ
して、このディジタル情報はそのまま復調器215内に
取り込まれてディジタル的に周波数および位相情報を取
り出し、クロックデータとしてA/D変換器214へフ
ィードバックし同期検波する。また位相については復調
器215内で同期検波することもできる。その場合A/
D変換器214は周波数のみ同期する擬似同期検波を行
う。このように余弦波の情報をそのままディジタル的に
処理するので、復調による位相のズレは少ない。特に、
I信号Q信号に分かれていないので、IQ軸の直交精度
が良い。よって、誤り率は低い。また、ディジタルIC
化の技術を用いれば回路構成も簡単であり小型化に適し
ていると考えられる。しかし、現状では余弦波情報をそ
のままディジタル的に扱う高速A/D変換器214や復
調器215は高価なものである。また、現状ではクロッ
ク周波数が十分高いものはない。よって、低周波狭帯域
の信号に限定される。狭帯域の例としては、6MHz帯
のCATVがある。この場合、QAM方式を用いて30
Mbpsの伝送量がある。このようにして得られた復調
信号はその後、誤り訂正回路216で誤り訂正がなされ
る。この誤り訂正された信号は出力端子217からパー
ソナルコンピュータに向かって出力され、パーソナルコ
ンピュータ内でディジタル処理がなされる。
【0039】次に回路配置について、図13を用いて説
明する。図13において、ケース222(ケース222
はケース122と同一の外形寸法である。)の一方の横
側面226には出力端子217とデータ入力端子219
と電源入力端子220とが設けられている。そしてこれ
らの端子は、ケース222をメモリーカード挿入スロッ
トへ挿入したとき、このスロットの奥に設けられたコネ
クタに嵌合し、パーソナルコンピュータとの信号のやり
とりが行われる。また、この一方の横側面226に対向
する他方の横側面227には信号入力端子211が設け
られている。そしてこの信号入力端子211にはロッド
アンテナ228が装着されている。なお、ロッドアンテ
ナ228の代わりに外部アンテナを用いても良い。
【0040】このように、信号入力端子211がカード
型電子チューナのケース222の背面にあるので、高周
波信号を直接この信号入力端子211に接続することが
できる。したがって、パーソナルコンピュータの内部に
高周波信号を導入する必要はない。すなわち、パーソナ
ルコンピュータのハードウエアを変更することなく、デ
ィジタル放送等をパーソナルコンピュータで受信するこ
とができる。
【0041】また、ケース222の内部にはプリント基
板229が装着されて、このプリント基板229は以下
のように回路が配置されている。ここで、信号入力端子
211側近傍に内部アンテナ230を設けてもよい。更
に、この信号入力端子211近傍に混合器213が配置
され、その近傍に局部発振器212が設けられている。
また、電源入力端子220の近傍にはDC−DCコンバ
ータ221が金属製の仕切板231で区画されて実装さ
れている。そして、データ入力端子219の近傍にはP
LL回路218が金属製の仕切板232で区画されて実
装されている。更に出力端子217の近傍には金属製の
仕切板233で区画された誤り訂正回路216と、この
誤り訂正回路216の区画の隣に金属製の仕切板234
で区画された復調器215と、この復調器215の隣に
金属製の仕切板235で区画されたA/D変換器214
が実装されている。
【0042】即ち、PLL回路218はケース222の
一方の縦側面236の近傍に位置し、A/D変換器21
4と、復調器215と、誤り訂正回路216で構成され
るディジタル信号処理手段237はケース222の他方
の縦側面238の近傍に位置することになり、PLL回
路218とディジタル信号処理手段237の距離は離れ
ている。
【0043】このように、ディジタル放送を受信するカ
ード型電子チューナにおいては、PLL回路218の影
響をディジタル信号処理手段237に与えないようにす
ることが重要である。若し、ディジタル信号処理手段2
37をPLL回路218の近くに配置すると、PLL回
路218のクロックパルスの影響で正常なディジタル処
理ができなくなってしまう。
【0044】また、他の回路配置について、図14を用
いて説明する。図14において、ケース239(ケース
239はケース122と同一の外形寸法である。)の一
方の横側面240には出力端子217とデータ入力端子
219と電源入力端子220とが設けられている。ま
た、信号入力端子211もこの横側面240側に設けら
れている(図示せず)。なお、この信号入力端子211
は、横側面240近傍の一方の縦側面241に設けても
よい。
【0045】したがって、この場合には、パーソナルコ
ンピュータに既に高周波信号が入力されている場合に該
当する。
【0046】また、ケース239の内部にはプリント基
板242が装着されており、このプリント基板242は
以下のように回路が配置されている。ここで、信号入力
端子211側近傍に内部アンテナ230が設けられてい
る。なお、この内部アンテナ230は信号入力端子21
1に高周波信号が入力されている場合には不要となる。
次に、電源入力端子220の近傍にはDC−DCコンバ
ータ221が金属製の仕切板243で区画されて実装さ
れている。そして、データ入力端子219の近傍にはP
LL回路218が金属製の仕切板244で区画されて実
装されている。更に出力端子217の近傍には金属製の
仕切板245で区画された誤り訂正回路216と、この
誤り訂正回路216の区画の隣に金属製の仕切板246
で区画された復調器215と、この復調器215の隣に
金属製の仕切板247で区画されたA/D変換器214
が実装されている。
【0047】即ち、この場合においても、PLL回路2
18はケース239の一方の縦側面241の近傍に位置
し、A/D変換器214と、復調器215と、誤り訂正
回路216で構成されるディジタル信号処理手段237
はケース239の他方の縦側面248の近傍に位置する
ことになり、PLL回路218とディジタル信号処理手
段237の距離は離れている。この理由も図13の場合
と同じである。
【0048】図13あるいは図14において何れもPL
L回路218とディジタル信号処理手段237とは、金
属製の仕切板(232と244あるいは233・234
・235と245・246・247)で仕切られてい
る。このように、PLL回路218とディジタル信号処
理手段237との間を金属製の仕切板で仕切ることによ
り、両回路の分離度は向上しディジタル信号処理手段2
37にPLL回路218が影響を与えることはない。
【0049】なお、本実施例においても、図8、図9、
図10に開示した実装も考えられる。また、図13、図
14何れも一方の面に部品を集約し、他方の面にパター
ンや印刷抵抗などにすると、より薄型化を図ることがで
きる。
【0050】(実施例3)図1は本発明の第3の実施例
である。図1において、本発明のカード型電子チューナ
の電気回路は、高周波信号が入力される信号入力端子3
11と、この信号入力端子311の信号が一方の入力に
供給されるとともに他方の入力には局部発振器312の
出力が接続される混合器313と、この混合器313の
出力が接続される抽出手段314と、この抽出手段31
4の出力が接続されるローパスフィルタ(図示せず)
と、このローパスフィルタの出力が接続されるA/D変
換器315と、このA/D変換器315の出力が接続さ
れるディジタル回路使用の復調器316と、この復調器
316の出力に接続される誤り訂正回路317と、この
誤り訂正回路317の出力が接続される出力端子318
と、前記局部発振器312の出力が一方の入力に接続さ
れるとともにその出力は前記局部発振器312の入力に
接続されるPLL回路319と、このPLL回路319
にデータ信号が供給されるデータ入力端子320と、電
源入力端子321と、この電源入力端子321と前記P
LL回路319との間に設けられたDC−DCコンバー
タ322を有している。
【0051】以上のように構成されたカード型電子チュ
ーナについて以下にその動作を説明する。
【0052】信号入力端子311に入力された高周波信
号は、混合器313と局部発振器312とで選局されて
中間周波数になる。この中間周波数は実施例1で述べた
ように、抽出手段314で入力されたディジタル変調波
にこの変調波と略等しい例えば余弦波を乗算して、定数
項として抽出される情報を抽出する。そして、このとき
同時に現れる2倍の周波数については、次に挿入されて
いるローパスフィルタで除去される。しかしながら、変
調波と抽出手段314内で生成する余弦波とでは若干の
周波数ズレや位相ズレが生ずる。この若干のズレに起因
する情報は次のA/D変換器315とディジタル回路の
復調器316で復調する。したがって、抽出手段314
は実施例1に示したようにアナログの局部発振器を用い
ているので高い中間周波数(即ち広帯域の信号)を入力
できるという特徴を有する。抽出手段314に実施例1
に示したようなフィードバックを要しないとき、局部発
振器312は固定のときもある。一方、フィードバック
をかければ誤り率は少なくなる。また、A/D変換器3
15やディジタル回路を使用した復調器316は、抽出
手段314で生ずる若干の周波数および位相のズレによ
る復調を補うのみで良いので、その処理速度は高速であ
る必要はなく、低価格の復調器が実現できる。このよう
にして得られた復調信号は、その後、誤り訂正回路31
7で誤り訂正がなされる。この誤り訂正された信号は出
力端子318からパーソナルコンピュータに向かって出
力され、パーソナルコンピュータ内でディジタル処理が
なされる。よって、現段階では最も高い周波数(即ち広
帯域、例えば衛星放送では20MHz)が許容され、伝
送量もQPSKで40Mbpsと大容量が得られる。
【0053】次に回路配置について、図2を用いて説明
する。図2において、ケース323(ケース323はケ
ース122と同一の外形寸法である。)の一方の横側面
326には出力端子318とデータ入力端子320と電
源入力端子321とが設けられている。そしてこれらの
端子は、ケース323をメモリーカード挿入スロットへ
挿入したとき、このスロットの奥に設けられたコネクタ
に嵌合し、パーソナルコンピュータとの信号のやりとり
が行われる。また、この一方の横側面326に対向する
他方の横側面327には信号入力端子311が設けられ
ている。そしてこの信号入力端子311にはロッドアン
テナ328が装着されている。また、信号入力端子31
1に外部アンテナをケーブル接続しても良い。
【0054】このように、信号入力端子311がカード
型電子チューナのケース323の背面にあるので、高周
波信号を直接この信号入力端子311に接続することが
できる。したがって、パーソナルコンピュータの内部に
高周波信号を導入する必要はない。すなわち、パーソナ
ルコンピュータのハードウエアを変更することなく、デ
ィジタル放送等をパーソナルコンピュータで受信するこ
とができる。また、ケース323の内部にはプリント基
板329が装着されて、このプリント基板329は以下
のように回路が配置されている。ここで、信号入力端子
311側近傍に内部アンテナ330を設けてもよい。更
に、この信号入力端子311近傍に混合器313が配置
され、その近傍に局部発振器312が設けられている。
また、電源入力端子321の近傍にはDC−DCコンバ
ータ322が金属製の仕切板331で区画されて実装さ
れている。そして、データ入力端子320の近傍にはP
LL回路319が金属製の仕切板332で区画されて実
装されている。更に出力端子318の近傍には金属製の
仕切板333で区画された誤り訂正回路317と、この
誤り訂正回路317の区画の隣に金属製の仕切板334
で区画された復調器316と、この復調器316の隣に
金属製の仕切板335で区画されたA/D変換器315
と、このA/D変換器315の隣に金属製の仕切板33
6で区画された抽出手段314が実装されている。
【0055】即ち、PLL回路319はケース323の
一方の縦側面337の近傍に位置し、抽出手段314
と、A/D変換器315と、復調器316と、誤り訂正
回路317で構成されるディジタル信号処理手段338
はケース323の他方の縦側面339の近傍に位置する
ことになり、PLL回路319とディジタル信号処理手
段338の距離は離れている。
【0056】このように、ディジタル放送等を受信する
カード型電子チューナにおいては、PLL回路319の
影響をディジタル信号処理手段338に与えないように
することが重要である。若し、ディジタル信号処理手段
338をPLL回路319の近くに配置すると、PLL
回路319のクロックパルスの影響で正常なディジタル
処理ができなくなってしまう。
【0057】また、他の回路配置について、図3を用い
て説明する。図3において、ケース340(ケース34
0はケース122と同一の外形寸法である。)の一方の
横側面341には出力端子318とデータ入力端子32
0と電源入力端子321とが設けられている。また、信
号入力端子311もこの横側面341側に設けられてい
る(図示せず)。なおこの信号入力端子311は、横側
面341近傍の一方の縦側面342に設けてもよい。
【0058】したがって、この場合には、パーソナルコ
ンピュータに既に高周波信号が入力されている場合に該
当する。
【0059】また、ケース340の内部にはプリント基
板343が装着されており、このプリント基板343は
以下のように回路が配置されている。ここで、信号入力
端子311側近傍に内部アンテナ330が設けられてい
る。なお、この内部アンテナ330は信号入力端子31
1に高周波信号が入力されている場合には不要となる。
次に、電源入力端子321の近傍にはDC−DCコンバ
ータ322が金属製の仕切板344で区画されて実装さ
れている。そして、データ入力端子320の近傍にはP
LL回路319が金属製の仕切板345で区画されて実
装されている。更に出力端子318の近傍には金属製の
仕切板346で区画された誤り訂正回路317と、この
誤り訂正回路317の区画の隣に金属製の仕切板347
で区画された復調器316と、この復調器316の隣に
金属製の仕切板348で区画されたA/D変換器315
と、このA/D変換器315の隣に金属製の仕切板34
9で区画された抽出手段314が実装されている。
【0060】即ち、この場合においても、PLL回路3
19はケース340の一方の縦側面350の近傍に位置
し、抽出手段314と、A/D変換器315と、復調器
316と、誤り訂正回路317で構成されるディジタル
信号処理手段338はケース340の他方の縦側面35
1の近傍に位置することになり、PLL回路319とデ
ィジタル信号処理手段338の距離は離れている。この
理由も図2の場合と同じである。
【0061】図2あるいは図3において何れもPLL回
路319とディジタル信号処理手段338とは、金属製
の仕切板(332と345あるいは333・334・3
35・336と346・347・348・349)で仕
切られている。このように、PLL回路319とディジ
タル信号処理手段338との間を金属製の仕切板で仕切
ることにより、両回路の分離度は向上しディジタル信号
処理手段338にPLL回路319が影響を与えること
はない。
【0062】なお、本実施例においても、図8、図9、
図10に開示した実装も考えられる。また、図2、図3
何れも一方の面に部品を集約し、他方の面にパターンや
印刷抵抗などにすると、より薄型化を図ることができ
る。
【0063】(実施例4)図15は本発明の第4の実施
例である。図15において、本発明のカード型電子チュ
ーナの電気回路は、高周波信号が入力される信号入力端
子411と、この信号入力端子411の信号が一方の入
力に供給されるとともに他方の入力には第1の局部発振
器412の出力が接続される第1の混合器413と、こ
の第1の混合器413の出力が接続される中間周波数増
幅器414と、この中間周波数増幅器414の出力が一
方の入力に接続されるとともに、他方の入力には第2の
局部発振器415の出力が接続される第2の混合器41
6と、この第2の混合器416の出力が接続される抽出
手段417と、この抽出手段417の出力が接続される
ローパスフィルタ(図示せず)と、このローパスフィル
タの出力が接続されるA/D変換器418と、このA/
D変換器418の出力が接続されるディジタル回路使用
の復調器419と、この復調器419の出力に接続され
る誤り訂正回路420と、この誤り訂正回路420の出
力が接続される出力端子421と、前記第1の局部発振
器412の出力が一方の入力に接続されるとともにその
出力は前記第1の局部発振器412の入力に接続される
PLL回路422と、このPLL回路422にデータ信
号が供給されるデータ入力端子423と、電源入力端子
424と、この電源入力端子424と前記PLL回路4
22との間に設けられたDC−DCコンバータ425を
有している。そしてこれらの回路は、前記実施例と同じ
くケース122と同一のケースに収納されている。ま
た、部品配置に関しては、第1の混合器413と第1の
局部発振器412および第2の混合器416と第2の局
部発振器415との間にそれぞれ金属製の仕切板を挿入
してアイソレーションを良くして、お互いに妨害を与え
ないように配慮することが重要である。
【0064】以上のように構成されたカード型電子チュ
ーナについて以下にその動作を説明する。
【0065】信号入力端子411に入力された例えば略
300MHzの高周波信号は、第1の混合器413と第
1の局部発振器412とで選局されて例えば略27MH
zの第1の中間周波数になる。この中間周波数は第2の
混合器416と第2の局部発振器415で再び周波数が
変換されて、例えば略450KHzの第2の中間周波数
となる。この第2の中間周波数を復調するには、実施例
3で述べたように、抽出手段417で入力されたディジ
タル変調波にこの変調波と略等しい例えば余弦波を乗算
して、定数項として抽出される情報を抽出する。そし
て、このとき同時に現れる2倍の周波数については、次
に挿入されているローパスフィルタで除去される。しか
しながら、変調波と抽出手段417内で生成する余弦波
とでは若干の周波数ズレや位相ズレが生ずる。この若干
のズレに起因する情報は次のA/D変換器418とディ
ジタル回路の復調器419で復調する。そして、その後
誤り訂正回路420で誤り訂正がなされる。この誤り訂
正された信号は出力端子421からパーソナルコンピュ
ータに向かって出力され、パーソナルコンピュータ内で
ディジタル処理がなされる。
【0066】このように本実施例においては、混合器を
2個有しているのでイメージ妨害を少なくすることがで
きる。したがって、周波数間隔の少ない高密度通信が可
能となる。
【0067】なお、本実施例においても、図5、図6、
図8、図9、図10に開示した実装も考えられる。
【0068】(実施例5)図16は本発明の第5の実施
例である。図16において、本発明のカード型電子チュ
ーナの電気回路は、高周波信号が入出力される信号入出
力端子511と、この信号入出力端子511の信号が接
続されるデュプレクサ512と、このデュプレクサ51
2の出力が一方の入力に供給されるとともに他方の入力
には第1の局部発振器513の出力が接続された第1の
混合器514と、この第1の混合器514の出力信号が
接続される抽出手段515と、この抽出手段515の出
力に接続されたローパスフィルタ(図示せず)と、この
ローパスフィルタの出力に接続されたA/D変換器51
6と、このA/D変換器516の出力に接続されたディ
ジタル回路使用の復調器517と、この復調器517の
出力に接続された誤り訂正回路518と、この誤り訂正
回路518の出力に接続された出力端子519と、前記
第1の局部発振器513の出力が一方の入力に接続され
るとともにその出力は前記第1の局部発振器513の入
力に接続される第1のPLL回路520と、この第1の
PLL回路520にデータ信号が供給される第1のデー
タ入力端子521と、電源入力端子522と、この電源
入力端子522と前記PLL回路520との間に設けら
れたDC−DCコンバータ523と、送信信号の入力端
子524と、この入力端子524に接続されたディジタ
ル変調処理手段525と、このディジタル変調処理手段
525の出力が一方の入力に接続されるとともに他方の
入力には第2の局部発振器526の出力が接続された第
2の混合器527と、この第2の混合器527の出力と
前記デュプレクサ512の入力との間に接続された高周
波増幅回路528と、前記第2の局部発振器526の出
力が一方の入力に接続されるとともにその出力は前記第
2の局部発振器526の入力に接続される第2のPLL
回路529と、この第2のPLL回路529にデータ信
号が供給される第2のデータ入力端子530とを有して
いる。また、第2のPLL回路529には、DC−DC
コンバータ523の出力が接続されている。
【0069】そしてこれらの回路は、前記実施例と同じ
くケース122と同一のケースに収納されている。この
ことにより、本発明のカード型電子チューナをハーソナ
ルコンピュータのハードウエアを改造することなく、メ
モリーカードのスロットへそのまま挿入することができ
る。
【0070】また、部品配置に関しては、第1の局部発
振器513と第2の局部発振器526およびディジタル
変調処理手段525と第2のPLL回路529との間の
アイソレーションを良くして、お互いに妨害を与えない
ように配慮することが重要である。すなわち、実施例1
の図5、図6、図8、図9、図10と同様の考え方とな
る。
【0071】以上のように構成されたカード型電子チュ
ーナについて以下にその動作を説明する。
【0072】先ず、受信系について説明すると、信号入
出力端子511に入力された高周波信号は、デュプレク
サ512を通過して、混合器514と局部発振器513
とで選局されて中間周波数になる。この中間周波数は実
施例3で述べたように、抽出手段515と、A/D変換
器516と、ディジタル回路の復調器517でディジタ
ル復調される。この復調信号は、その後、誤り訂正回路
518で誤り訂正がなされる。この誤り訂正された信号
は出力端子519からパーソナルコンピュータに向かっ
て出力され、パーソナルコンピュータ内でディジタル処
理がなされる。続いて送信系について述べる。送信信号
の入力端子524に入力された信号は、ディジタル変調
処理手段525で例えば(数3)の如くディジタル変調
される。このディジタル変調された信号は、次の第2の
混合器527と第2の局部発振器526で例えば略30
0MHzの搬送波にのせられ高周波増幅器528で電力
増幅される。そして、この高周波増幅器528の出力
は、デュプレクサ512を通過して、信号入出力端子5
11に出力される。デュプレクサ512は送信系の信号
が受信系へ回り込むのを防止するために挿入したもので
ある。
【0073】このように、本発明のカード型電子チュー
ナは、受信系に加えて送信系を有しているので双方のデ
ィジタル伝送が可能である。
【0074】次に回路配置について、図17を用いて詳
細に説明する。図17において、ケース531(ケース
531はケース122と同一の外形寸法である。)は、
2分割されて送信系と受信系とが実装されている。ここ
で、受信系については実施例3と同様の考え方であるの
で送信系について述べる。
【0075】ケース531の一方の横側面532には送
信信号の入力端子524と第2のデータ入力端子530
が設けられている。そしてこれらの端子は、ケース53
1をメモリーカード挿入スロットへ挿入したとき、この
スロットの奥に設けられたコネクタに嵌合し、パーソナ
ルコンピュータとの信号のやりとりが行われる。また、
この一方の横側面532に対向する他方の横側面533
には信号入出力端子511が設けられている。そしてこ
の信号入出力端子511にはロッドアンテナ534が装
着されている。また外部アンテナとケーブル接続しても
よい。
【0076】このように、信号入出力端子511がカー
ド型電子チューナのケース531の背面にあるので、高
周波ディジタル信号を直接この信号入出力端子511に
接続することができる。したがって、パーソナルコンピ
ュータの内部に高周波信号を導入する必要はない。すな
わち、パーソナルコンピュータのハードウエアを変更す
ることなく、ディジタル放送等をパーソナルコンピュー
タで送受信することができる。また、ケース531の内
部にはプリント基板535が装着されており、このプリ
ント基板535は以下のように回路が配置されている。
ここで、信号入出力端子511側近傍に内部アンテナ5
36を設けてもよい。更に、この信号入出力端子511
近傍にデュプレクサ512と第2の混合器527と第2
の局部発振器526がこの順に一方の横側面532に向
かって設けられている。また、デュプレクサ512の出
力は受信系の区画室537へ配線される。
【0077】ディジタル変調処理手段525は、金属製
の仕切板539にかこまれて一方の縦側面540側に設
けられており、横側面532側に設けられた送信信号入
力端子524に隣接して設けられている。送信系と受信
系は金属製の仕切板541で仕切られている。第2のP
LL回路529は、金属製の仕切板542に仕切られて
横側面532に設けられた第2のデータ入力端子530
に隣接して設けられている。
【0078】即ち、ディジタル変調処理手段525は、
第2のPLL回路529とは離れた位置に実装されると
ともにその間は仕切板539・542で高周波的に絶縁
されている。また、第2の局部発振器526と受信系内
に実装された第1の局部発振器513も空間距離を設け
るとともに仕切板541で高周波的に絶縁されている。
【0079】また、他の回路配置について、図18を用
いて説明する。図18において、ケース545(ケース
545はケース122と同一の外形寸法である。)は、
金属製の仕切板546で2分割されて一方の縦側面54
7側に送信系が実装され、他方の縦側面548側に受信
系が実装されている。ここで、受信系については実施例
3と同様の考え方であるので送信系について述べる。
【0080】ケース545の一方の横側面549には、
送信信号の入力端子524と第2のデータ入力端子53
0が設けられている。そしてこれらの端子は、ケース5
45をメモリーカード挿入スロットへ挿入したとき、こ
のスロットの奥に設けられたコネクタに嵌合し、パーソ
ナルコンピュータとの信号のやりとりが行われる。ま
た、この一方の横側面549あるいはこの横側面549
近傍の縦側面548に信号入出力端子511が設けられ
ている。また信号入出力端子511は、横側面549に
あってもよい。
【0081】また、ケース545の内部にはプリント基
板550が装着されて、このプリント基板550は以下
のように回路が配置されている。信号入出力端子511
近傍にデュプレクサ512が設けられている。513は
受信系内に設けられた第1の局部発振器である。527
は第2の混合器であり、送信系内の他方の横側面551
近傍に設けられている。第2の局部発振器526が一方
の縦側面547側に設けられている。
【0082】ディジタル変調処理手段525は、金属製
の仕切板552にかこまれて一方の縦側面547側に設
けられ、横側面549側に設けられた送信信号入力端子
524に隣接して設けられている。第2のPLL回路5
29は、金属製の仕切板553に仕切られて、横側面5
49に設けられた第2のデータ入力端子530に隣接す
るとともに、他方の縦側面548側に設けられている。
【0083】即ち、ディジタル変調処理手段525は、
第2のPLL回路529とは離れた位置に実装されると
ともにその間は仕切板552・553で高周波的に絶縁
されている。また、第2の局部発振器526と受信系内
に実装された第1の局部発振器513間は空間距離を設
けるとともに仕切板546で高周波的に絶縁されてい
る。
【0084】このように送信系・受信系を有したカード
型電子チューナについて、以下にその使われ方の一例を
示す。
【0085】図19は、娯楽機として利用された例であ
る。図19において、560はパーソナルコンピュータ
であり、561はこのパーソナルコンピュータ560の
メモリーカード挿入スロットに挿入された双方向カード
型電子チューナである。外部からのディジタル放送波
は、パーソナルコンピュータ560内に設けられたアン
テナ560aで受信される。この情報はパーソナルコン
ピュータ560のキーボード560bや表示部560c
等を用いて、画面分割したり、文字挿入したりして加工
される。この加工情報は、カード型電子チューナの信号
入出力端子511から有線あるいは無線でVTR562
(この他に、ミニディスク:MD、ディジタルビデオデ
ィスク:DVD等がある)のメモリースロットに挿入さ
れたカード型電子チューナ563で受信されて記録され
る。また、このカード型電子チューナ561から出力さ
れる信号はプリンタ等でハードコピーすることもできる
し、他のパーソナルコンピュータやTVに伝送すること
でその様子をモニタすることもできる。また、図19で
はスロット側と逆方向に送信出力がある場合を説明した
が、送信出力をスロット側にしてパーソナルコンピュー
タ560内のアンテナ560aより送信しても良い。
【0086】図20は、ビジネスに利用された例であ
る。図20において、570はパーソナルコンピュータ
であり、外出先等で発生したビジネス情報の処理のため
にパーソナルコンピュータ570に挿入された双方向カ
ード型電子チューナ571を用いて、公衆電話572あ
るいは携帯電話573を本社のホストコンピュータと接
続する例である。使い方としては、ホストコンピュータ
にあるデータを読み込んで、その場で見積りを提示し、
商談が成立すれば即座にホストコンピュータに対し発注
に基づく生産指令を出すといった具合である。
【0087】受信については、ディジタル携帯電話を用
いる際、既にカード型チューナ内で混合器と局部発振器
を有しているので、ブロック図に示すようにデュプクレ
サの出力へ接続すればよいが、ディジタル公衆電話を用
いる際は、ベースバンドで送信されてくる場合があるた
め、その時はカード型チューナの混合器と局部発振器は
不要となる。これらを勘案しカード型チューナにその混
合器・局部発振器をスルーさせる切換えスイッチを設け
ることでディジタル携帯電話、ディジタル公衆電話の両
方への対応が可能となる。また、カード型チューナ内の
受信系のディジタル処理手段においては周波数・伝送量
に応じ抽出手段あるいはA/D変換器の何れか一方を有
するのみで足りる場合もある。
【0088】一方、送信については、カード型チューナ
のディジタル変調処理手段以降の混合器や局部発振器は
内蔵していない。即ち、ディジタル携帯電話を用いる際
はカード型チューナのディジタル変調処理手段の出力
は、接続端子を介してディジタル携帯電話の送信系の混
合器の入力に供給すれば良い。また、ディジタル公衆電
話を用いた際は、ベースバンド送信の場合ならカード型
チューナのディジタル変調処理手段からの出力を直接供
給すればよい。
【0089】なお、ディジタル公衆電話の回線がISD
Nが導入されたところはプロトコルをあわせれば「0」
「1」情報をそのまま入出力できるので、その場合につ
いては、カード型チューナはプロトコル処理手段を追加
するとともに送信系・受信系ともスルーする切換えスイ
ッチを設けてあれば対応できる。なお、送信系の回路増
をふまえ574のように凸部を有する形であってもよ
い。
【0090】図21は、工場生産等に利用された例であ
る。図21において、580はパーソナルコンピュータ
であり、このパーソナルコンピュータ580から双方向
カード型電子チューナ581を用いて、離れた場所にあ
る工作機械582や計測機械583を制御するものであ
る。そして、これらの工作機械582や計測機械583
から得られた情報(例えば、歩留まり等)もこれらの機
械内に挿入された双方向カード型電子チューナ584か
ら得ることができる。この場合は送信・受信とも混合器
と局部発振器を有する。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明のカード型電子チュ
ーナによれば、高周波信号が入力される信号入力端子
と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
とともに他方の入力には局部発振器の出力が供給された
混合器と、この混合器の出力信号が供給される出力端子
と、前記局部発振器の出力が一方の入力に接続されると
ともにその出力は前記局部発振器の入力に接続されるP
LL回路と、このPLL回路にデータ信号が供給される
データ入力端子とをカード型のケースに実装し、前記出
力端子と前記データ入力端子を前記ケースの一方の横側
面に設けるとともに、前記混合器と前記出力端子との間
に抽出手段あるいはA/D変換器の少なくとも一つを有
するディジタル信号処理手段を設けた構成としているの
で、ディジタル放送をそのまま受信してパーソナルコン
ピュータ等へそのデータを取り込むことができる。
【0092】また、このカード型電子チューナはカード
形状をしているので、メモリーカードのスロットをその
まま使用することができ、パーソナルコンピュータ等の
ハードウエアを改造する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第3実施例によるカード型電子チュー
ナのブロック図
【図2】図1の回路配置図
【図3】他の例の回路配置図
【図4】本発明の第1の実施例によるカード型電子チュ
ーナのブロック図
【図5】図4の回路配置図
【図6】他の例の回路配置図
【図7】図4の外形斜視図
【図8】図7の断面図
【図9】図8の要部拡大断面図
【図10】他の例を示す断面図
【図11】(a)は、1軸抽出手段の説明用のブロック
図 (b)は、2軸抽出手段の説明用のブロック図
【図12】本発明の第2の実施例によるカード型電子チ
ューナのブロック図
【図13】図12の回路配置図
【図14】他の例の回路配置図
【図15】本発明の第4の実施例によるカード型電子チ
ューナのブロック図
【図16】本発明の第5の実施例によるカード型電子チ
ューナのブロック図
【図17】図16の回路配置図
【図18】他の例の回路配置図
【図19】カード型電子チューナの娯楽への利用を示す
説明図
【図20】カード型電子チューナのビジネスへの利用を
示す説明図
【図21】カード型電子チューナの工場生産等への利用
を示す説明図
【図22】従来のカード型電子チューナのブロック図
【符号の説明】
311 信号入力端子 312 局部発振器 313 混合器 314 抽出手段 315 A/D変換器 318 出力端子 319 PLL回路 320 データ入力端子 323 ケース 338 ディジタル信号処理手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
    とともに他方の入力には局部発振器の出力が供給される
    混合器と、この混合器の出力信号が供給される出力端子
    と、前記局部発振器の出力が一方の入力に接続されると
    ともにその出力は前記局部発振器の入力に接続されるP
    LL回路と、このPLL回路にデータ信号が供給される
    データ入力端子とをカード型のケースに実装し、前記出
    力端子と前記データ入力端子を前記ケースの一方の横側
    面に設けるとともに、前記混合器と前記出力端子との間
    に抽出手段あるいはA/D変換器の少なくとも一つを有
    するディジタル信号処理手段を設けたカード型電子チュ
    ーナ。
  2. 【請求項2】 高周波信号が入力される信号入力端子を
    データ入力端子が装着されるケース横側面あるいはこの
    横側面近傍の縦側面に設けるとともに、前記データ入力
    端子の近傍にPLL回路を設けた請求項1記載のカード
    型電子チューナ。
  3. 【請求項3】 高周波信号が入力される信号入力端子を
    データ入力端子が装着される一方のケース横側面に対向
    する他方のケース横側面あるいはこの横側面近傍の縦側
    面に設けた請求項1記載のカード型電子チューナ。
  4. 【請求項4】 ケース内に実装されたプリント基板の一
    方の側面近傍にPLL回路を配置するとともに、他方の
    側面近傍にディジタル処理手段を配置した請求項1記載
    のカード型電子チューナ。
  5. 【請求項5】 ケース内に実装されたプリント基板に設
    けられたPLL回路とディジタル処理手段との間に仕切
    板を装着した請求項1記載のカード型電子チューナ。
  6. 【請求項6】 ケース内に実装された両面プリント基板
    あるいは多層プリント基板の一方の面にPLL回路を設
    けるとともに他方の面にディジタル処理手段を設けた請
    求項1記載のカード型電子チューナ。
  7. 【請求項7】 ケース内にPLL回路が設けられた第1
    のプリント基板と、ディジタル処理手段が設けられた第
    2のプリント基板が収納された請求項1記載のカード型
    電子チューナ。
  8. 【請求項8】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
    とともに他方の入力には局部発振器の出力信号が供給さ
    れる混合器と、この混合器の出力信号が供給される抽出
    手段と、この抽出手段の出力信号が供給されるA/D変
    換器と、このA/D変換器の出力信号が供給される復調
    器と、この復調器の出力が供給される出力端子と、前記
    局部発振器の出力が一方の入力に接続されるとともにそ
    の出力信号は前記局部発振器の入力に接続されるPLL
    回路と、このPLL回路にデータ信号が供給されるデー
    タ入力端子とをカード型のケースに実装し、前記出力端
    子と前記データ入力端子を前記ケースの一方の横側面に
    設けたカード型電子チューナ。
  9. 【請求項9】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
    とともに他方の入力には局部発振器の出力信号が供給さ
    れる混合器と、この混合器の出力信号が供給される抽出
    手段と、この抽出手段の出力信号が供給される復調器
    と、この復調器の出力が供給される出力端子と、前記局
    部発振器の出力が一方の入力に接続されるとともにその
    出力信号は前記局部発振器の入力に接続されるPLL回
    路と、このPLL回路にデータ信号が供給されるデータ
    入力端子とをカード型のケースに実装し、前記出力端子
    と前記データ入力端子を前記ケースの一方の横側面に設
    けたカード型電子チューナ。
  10. 【請求項10】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
    とともに他方の入力には局部発振器の出力信号が供給さ
    れる混合器と、この混合器の出力信号が供給されるA/
    D変換器と、このA/D変換器の出力信号が供給される
    復調器と、この復調器の出力が供給される出力端子と、
    前記局部発振器の出力が一方の入力に接続されるととも
    にその出力信号は前記局部発振器の入力に接続されるP
    LL回路と、このPLL回路にデータ信号が供給される
    データ入力端子とをカード型のケースに実装し、前記出
    力端子と前記データ入力端子を前記ケースの一方の横側
    面に設けたカード型電子チューナ。
  11. 【請求項11】 復調器と出力端子との間に誤り訂正回
    路を設けた請求項8から請求項10のいずれか一つに記
    載のカード型電子チューナ。
  12. 【請求項12】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
    とともに他方の入力には第1の局部発振器の出力が供給
    される第1の混合器と、この第1の混合器の出力信号が
    一方の入力に供給されるとともに他方の入力には第2の
    局部発振器の出力が供給される第2の混合器と、この第
    2の混合器の出力信号が供給される出力端子と、前記第
    1の局部発振器の出力が一方の入力に接続されるととも
    にその出力は前記第1の局部発振器の入力に接続される
    PLL回路と、このPLL回路にデータ信号が供給され
    るデータ入力端子とをカード型のケースに実装し、前記
    出力端子と前記データ入力端子を前記ケースの一方の横
    側面に設けるとともに、前記第2の混合器と前記出力端
    子との間に抽出手段あるいはA/D変換器の少なくとも
    一つを有するディジタル信号処理手段を設けたカード型
    電子チューナ。
  13. 【請求項13】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、この信号入力端子の信号が一方の入力に供給される
    とともに他方の入力には局部発振器の出力が供給される
    混合器と、この混合器の出力信号が供給される出力端子
    と、前記局部発振器の出力が一方の入力に接続されると
    ともにその出力は前記局部発振器の入力に接続されるP
    LL回路と、このPLL回路にデータ信号が供給される
    データ入力端子と、前記混合器と前記出力端子との間に
    抽出手段あるいはA/D変換器の少なくとも一つを有す
    るディジタル信号処理手段とを設けた受信系と、送信信
    号の入力端子と、この入力端子に接続されたディジタル
    変調処理手段と、このディジタル変調処理手段の出力信
    号が供給される送信信号の出力端子とを有する送信系を
    カード型のケースに実装し、前記出力端子と前記データ
    入力端子と前記送信信号の入力端子とを前記ケースの一
    方の横側面に設けたカード型電子チューナ。
  14. 【請求項14】 高周波信号が入力される信号入力端子
    と、ディジタル変調処理手段の出力信号が供給される送
    信信号の出力端子とを接続し、一つの信号入出力端子と
    した請求項13記載のカード型電子チューナ。
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