JP2762178B2 - Tv受信用カード型電子チューナ - Google Patents
Tv受信用カード型電子チューナInfo
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- Structure Of Receivers (AREA)
Description
るもので、特に、このような電子チューナの形態の改良
に関するものである。
とし、このようなチューナとして、最近では、電子チュ
ーナが広く用いられている。電子チューナは、多くの場
合、UHFおよびVHFの両信号を選択的にチューニン
グするためのチューナ回路部およびチャンネル制御回路
部を備えている。
受像機の本体内に内蔵される。
ている映像表示機能を有する機器として、上述したテレ
ビジョン受像機の他、たとえば、ディスプレイを備える
パーソナルコンピュータ、いわゆる8ミリビデオのよう
な映像機器、情報機器などがある。当然のことながら、
これらの映像機器または情報機器には、チューナが内蔵
されていないため、テレビジョン放送を受信して、その
映像および音声を出力することができない。
報機器は、チューナさえ備えればテレビジョン受像機と
しても用いるのに十分な機能を既に備えている場合が多
い。したがって、これら映像機器または情報機器を、必
要に応じてテレビジョン受像機としても用いることがで
きるようにされていると、これら機器の用途を広げるこ
とができ、その結果、商品価値を高めることができる。
望を電子チューナの構造を改良することにより満たそう
とするものである。
技術的課題を解決するために、TV受信用カード型電子
チューナが提供される。
薄肉部と厚肉部とを有する段付のカード型のケースと、
ケースの厚肉部内に収納されるチューナ回路部、チャン
ネル制御回路部および復調回路部を構成する回路基板
と、回路基板に電気的に接続され、かつケースの薄肉部
の1つの端面に沿って配置されるコネクタとを備える。
めて電子チューナに必要な回路が、カード型のケースに
収納されるとともに、信号の入出力は、すべてコネクタ
を介して行なうことができる。
ばICメモリーカードのように、全体としてカード型と
された電子チューナが得られる。このようなカード型電
子チューナは、保管および携帯が容易であり、また、種
々の映像機器または情報機器のためのオプション付属品
として取り扱うのに適している。そのため、たとえば映
像機器または情報機器におけるテレビジョン受像機とし
ての機能のように、常時使用しない機能をこれら機器の
本体内に収納する必要がないので、このような機器の寸
法および重量が増すことを防止できる。
電子チューナには、受信に必要な周辺回路も含めてチュ
ーナにとって必要な回路をすべて備えており、かつ、信
号の入出力がすべてコネクタを介して行なえるようにさ
れているので、必要なときに、たとえば映像機器または
情報機器の本体に装着することにより、これらをテレビ
ジョン受像機として機能させることができる。この場
合、映像機器または情報機器の本体には、当該TV受信
用カード型電子チューナを装着できる。たとえば、スロ
ットを設けておき、このスロットに関連して、TV受信
用カード型電子チューナに設けられるコネクタと対をな
すコネクタを設けておけばよい。なお、このようなスロ
ットを、他の機能カードと共用できるようにしておけ
ば、たとえばスイッチによる切換えにより、複数のオプ
ション機能を1つの機器に対して与えることが容易にな
る。また、TV受信用カード型電子チューナは、高周波
信号を扱うため、その内部において相互の構成部材間の
電磁的影響を受けやすい。特に、回路部材の真上にカバ
ーが接近し、この相互間の影響が著しい。回路部を収納
する部分を厚肉部とすることにより、カバーと回路部間
の離間距離を大きくとることができる。また、ケースを
段付とすることにより、方向性の判別が容易となり、装
着時に便利である。さらには、コネクタをケースの薄肉
部の端面に設けたことにより、その断面積が最小とな
る。したがって、ケースが装着されるセット本体の開口
面積や内部の占有体積を小さくすることができ、本体側
の小型化が実現できる。
電子チューナ1の外観が斜視図で示されている。図2
は、図1の線II−IIに沿う拡大断面図である。図3
は、カード型電子チューナ1内に与えられる電気回路を
示すブロック図である。
ース2を備える。ケース2は、フレーム3、フレーム3
の上面開口を閉じる上カバー4、およびフレーム3の下
面開口を閉じる下カバー5を備える。このようなケース
2は、好ましくは、汎用されているICメモリーカード
と実質的に同じ寸法にされる。
化されたポリフェニレンサルファイド、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリカーボネートのような剛性が高めら
れた合成樹脂からなる成型品をもって構成される。この
ようなフレーム3には、シールド性向上の目的で、必要
部分に、金属めっきまたは導電塗装等が施されてもよ
い。また、フレーム3は、上述した合成樹脂の他、たと
えばアルミニウム合金のような材質で構成してもよい。
性を発揮するため、金属板のような導電性材料から構成
される。
納される。回路基板は、この実施例では、プリント回路
基板6を備える。プリント回路基板6には、たとえば、
厚さ0.5mmのガラスエポキシ基板で構成される両面
配線タイプのものが用いられる。プリント回路基板6の
上面には、所要の電子部品7およびコネクタ8が表面実
装される。プリント回路基板6の下面には、上面の配線
とスルーホールを介して電気的に接続される、所要の配
線およびアース配線が設けられている。プリント回路基
板6の下面は、図示しないが、絶縁膜で覆われる。
たとえばセラミックであってもよく、また、多層の構造
を有するものであってもよい。また、プリント回路基板
の下面の大部分にアースパターンを形成することができ
る場合、前述した下カバー5を省略することもできる。
しかしながら、美観、剛性等のためには、下カバー5を
備えている方が好ましい。なお、この下カバー5および
上カバー4の各外面は、適宜、印刷等を施すための面と
して使用することができる。
実装されたコネクタ8は、ソケットタイプとされ、ケー
ス2のたとえば短辺に沿って配置される。
したプリント回路基板6は、ケース2内において、主と
してフレーム3によって位置決めされる。上カバー4お
よび下カバー5のフレーム3への固定は、たとえば、ね
じ止め、接着、溶着等の方法によって行なわれる。
に、プリント回路基板6上には、種々の回路が構成され
る。このプリント回路基板6上に構成される回路が、図
3に示されている。
構成される回路は、大別して、チューナ回路部9、チャ
ンネル制御回路部10および復調回路部11を備える。
また、チューナ回路部9は、VHF回路部12およびU
HF回路部13を備える。
HF/VHF信号は、分配器15によって分配され、対
応の回路部12または13に入力される。これら回路部
12および13は、それぞれ、バンドパスフィルタ16
および17、増幅器18および19、ならびにバンドパ
スフィルタ20および21を備える。
制御回路22を備え、チャンネル制御回路22の出力
は、局部発振回路23および24に入力される。一方の
局部発振回路24から出力される局部発振信号は、混合
回路25において、UHF回路部13のバンドパスフィ
ルタ21から出力される高周波信号と混合され、次い
で、混合/増幅回路26において、増幅される。他方、
局部発振回路23から出力される局部発振信号は、混合
/増幅回路26において、VHF回路部12のバンドパ
スフィルタ20から出力される高周波信号と混合され
る。
波信号は、バンドパスフィルタ27を通して、復調回路
部11に備える増幅器28に入力される。増幅器28に
よって増幅された信号は、弾性表面波フィルタ29を介
して復調回路30に入力される。復調回路30において
は、映像信号がAM検波され、また音声信号がFM検波
されることによって、映像信号および音声信号に復調さ
れ、それぞれ、映像信号出力端子31および音声信号出
力端子32に与えられる。また、復調回路30からは、
同期信号出力端子33に同期信号が与えられる。
は、その上に構成される全体の回路に電源電圧を供給す
るための電源電圧端子34、チャンネル制御回路部10
にチューニング電圧を供給するためのチューニング電圧
端子35、チャンネル制御回路部10にクロック信号、
データ信号およびイネーブル信号をそれぞれ与えるため
のクロック端子36、データ端子37およびイネーブル
端子35、ならびにアース端子39が形成されている。
れる端子14,31〜39は、それぞれ、コネクタ8に
備える対応の接点に電気的に接続される。
御回路部10および復調回路部11は、それぞれ、図1
において破線で区画した第1の領域40、第2の領域4
1および第3の領域42に配置される。第1の領域40
におけるチューナ回路部9に含まれるVHF回路部12
およびUHF回路部13の位置関係は、任意に変更する
ことができる。ケース2内には、これらチューナ回路部
9、チャンネル制御回路部10および復調回路部11を
互いに区切るシールド板(図示せず)が配置される。こ
のようなシールド板は、好ましくは、上カバー4および
下カバー5、ならびにプリント回路基板6のアース配線
と電気的に接触するようにされ、全体のシールド性能が
確保されるようにされている。
ナ1の外観を示す斜視図である。
る電気回路を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 薄肉部と厚肉部とを有する段付のカード
型のケースと、 前記ケースの厚肉部内に収納されるチューナ回路部、チ
ャンネル制御回路部および復調回路部を構成する回路基
板と、 前記回路基板に電気的に接続され、かつ前記ケースの薄
肉部の1つの端面に沿って配置されるコネクタとを備え
るTV受信用カード型電子チューナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159032A JP2762178B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Tv受信用カード型電子チューナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159032A JP2762178B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Tv受信用カード型電子チューナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514133A JPH0514133A (ja) | 1993-01-22 |
JP2762178B2 true JP2762178B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15684770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159032A Expired - Lifetime JP2762178B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Tv受信用カード型電子チューナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2762178B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6038431A (en) * | 1994-03-14 | 2000-03-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Card-type electronic device for adding a data communication function to an apparatus without hardware modification of the apparatus |
US5652795A (en) | 1994-11-14 | 1997-07-29 | Hughes Electronics | Method and apparatus for an adapter card providing conditional access in a communication system |
JP2005101766A (ja) | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子装置及びその制御方法 |
JP2006013646A (ja) | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Sony Corp | 高周波信号受信装置 |
JP4635609B2 (ja) | 2005-01-06 | 2011-02-23 | ソニー株式会社 | 高周波信号受信装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052177A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-25 | Pioneer Electronic Corp | ディスプレイ装置 |
JPS63114519U (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-23 | ||
CA1294333C (fr) * | 1987-10-12 | 1992-01-14 | Marie-Christine Rolland | Systeme anti-vol de recepteur radio utilise notamment dans un vehicule automobile |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3159032A patent/JP2762178B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514133A (ja) | 1993-01-22 |
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