JPH06181444A

JPH06181444A - カード型高周波機器

Info

Publication number: JPH06181444A
Application number: JP33274792A
Authority: JP
Inventors: Katsuo Ito; 勝男伊藤; Kazunori Kinoshita; 一則木下
Original assignee: Murata Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1992-12-14
Filing date: 1992-12-14
Publication date: 1994-06-28

Abstract

(57)【要約】【目的】常時、チューナを必要としないパーソナルコ
ンピュータのような機器において、テレビジョンの映像
および音声を受信したいときにのみ、本体に装着して、
受信を可能とする、外付けの電子チューナを得る。【構成】カード型のケース２内に、チューナ回路部、
チャンネル制御回路部および復調回路部を構成するプリ
ント回路基板６を内蔵し、プリント回路基板６に対する
信号の入出力を行なうコネクタ８を、ケース２の１つの
辺に沿って配置する。ケース２の上カバー４と一体に接
触片４３を形成し、接触片４３をフレーム３と回路基板
６との間に挟むとともに、回路基板６上のアースランド
に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、電子チューナのよう
な高周波機器に関するもので、特に、このような高周波
機器の形態の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】テレビジョン受像機は、チューナを必要
とし、このようなチューナとして、最近では、電子チュ
ーナが広く用いられている。電子チューナは、多くの場
合、ＵＨＦおよびＶＨＦの両信号を選択的にチューニン
グするためのチューナ回路部およびチャンネル制御回路
部を備えている。

【０００３】このような電子チューナは、テレビジョン
受像機の本体内に内蔵される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】現在、一般に使用され
ている映像表示機能を有する機器として、上述したテレ
ビジョン受像機の他、たとえば、ディスプレイを備える
パーソナルコンピュータのような映像機器、情報機器な
どがある。当然のことながら、これらの映像機器または
情報機器には、チューナが内蔵されていないため、テレ
ビジョン放送を受信して、その映像および音声を出力す
ることができない。

【０００５】しかしながら、これらの映像機器および情
報機器は、チューナさえ備えればテレビジョン受像機と
しても用いるのに十分な機能を既に備えている場合が多
い。したがって、これら映像機器または情報機器を、必
要に応じてテレビジョン受像機としても用いることがで
きるようにされていると、これら機器の用途を広げるこ
とができ、その結果、商品価値を高めることができる。

【０００６】同様のことが、たとえばＲＦモジュレータ
のような他の高周波機器についても言える。すなわち、
たとえば、ビデオカメラで記録した撮影画像を、別体の
モニタ機器で再生したり、リアルタイムで表示したりし
ようとするとき、通常、ＲＦモジュレータを介在させた
状態で、ビデオカメラとモニタ機器とを結線することが
行なわれている。このようなＲＦモジュレータの使用状
態に関して、たとえば、送信機能を有するＲＦモジュレ
ータをビデオカメラに内蔵すると、上述したようなビデ
オカメラとモニタ機器との間での結線は不要となる。し
かしながら、ビデオカメラにＲＦモジュレータが内蔵さ
れていると、ビデオカメラの携帯性を低下させてしまう
ので好ましくない。そのため、ＲＦモジュレータが、必
要に応じて、ビデオカメラに装着できるようにすること
が望まれる。

【０００７】それゆえに、この発明の目的は、必要に応
じて所望の機器に装着するのに適した形態を有する、電
子チューナまたはＲＦモジュレータのような高周波機器
を提供しようとすることである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この発明では、上述した
技術的課題を解決するため、カード型高周波機器が提供
される。

【０００９】このカード型高周波機器は、カード型のケ
ースと、前記ケース内に収納され、かつ複数の回路部を
別々の領域に構成する回路基板と、前記回路基板に電気
的に接続され、かつ前記ケースの１つの辺に沿って配置
されるコネクタとを備える。

【００１０】上述のケースは、回路基板の周囲を位置決
めするフレームと、このフレームの上面開口を閉じる導
電性材料からなる上カバーと、フレームの下面開口を閉
じる下カバーとを備える。

【００１１】上述の上カバーは、複数個の接触片を一体
に形成しており、各接触片は、折曲げられることによ
り、前記フレームの一部と前記回路基板の一部との間に
挟まれるとともに、回路基板上のアースランドに接触す
る状態とされている。

【００１２】

【作用】このようなカード型高周波機器によれば、たと
えば、電子チューナまたはＲＦモジュレータといった所
望の高周波機器にとって必要な回路とともに、これが装
着される映像機器または情報機器に備えていない必要な
周辺回路を、カード型のケース内に収納した状態とする
ことができる。また、信号の入出力は、コネクタを介し
て行なうことができる。

【００１３】また、導電性材料からなる上カバーに一体
に形成された接触片は、フレームと回路基板との間に挟
まれることにより、上カバーをフレームに対して固定的
に維持する機能を果たすとともに、回路基板上のアース
ランドに接触することにより、当該カード型高周波機器
の外部に対するシールド機能を上カバーに与えることが
できる。

【００１４】

【発明の効果】したがって、この発明によれば、たとえ
ばＩＣメモリーカードのように、全体としてカード型と
された高周波機器が得られる。このようなカード型高周
波機器は、保管および携帯が容易であり、また、種々の
映像機器または情報機器のためのオプション付属品とし
て取り扱うのに適している。そのため、たとえば映像機
器または情報機器におけるテレビジョン受像機としての
機能のように、常時使用しない機能をこれら機器の本体
内に収納する必要がないので、このような機器の寸法お
よび重量が増すことを防止できる。

【００１５】この発明によるカード型高周波機器を、映
像機器または情報機器に装着できるようにするために
は、このような機器の本体に、カード型高周波機器を装
着できる、たとえばスロットを設けておき、このスロッ
トに関連して、カード型高周波機器に設けられるコネク
タと対をなすコネクタを設けておけばよい。なお、この
ようなスロットを、他の機能カードと共用できるように
しておけば、たとえばスイッチによる切換えにより、複
数のオプション機能を１つの機器に対して与えることが
容易になる。

【００１６】また、上カバーに形成される接触片は、前
述したように、上カバーをフレームに固定する機能を果
たしながら、上カバーを回路基板上のアースランドに電
気的に接続する機能を果たす。したがって、上カバーに
よって、当該カード型高周波機器の外部に対するシール
ド性が高められ、カード型高周波機器の性能の安定化を
図ることができる。なお、下カバーも導電性材料から構
成し、回路基板上のアースランドに電気的に接続された
状態とすれば、下カバーに対しても、上カバーと同様、
シールド機能を与えることができる。しかしながら、回
路基板の下カバー側に向く面が全面的にアース導体で覆
われることもあり、この場合には、下カバーに対してシ
ールド機能を与えることは必ずしも必要ではない。

【００１７】

【実施例】以下に、この発明が電子チューナに適用され
た実施例について説明する。

【００１８】図１に、この発明の一実施例によるカード
型電子チューナ１の外観が斜視図で示されている。図２
は、図１の線ＩＩ−ＩＩに沿う拡大断面図である。図３
は、図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿う拡大断面図である。

【００１９】カード型電子チューナ１は、カード型のケ
ース２を備える。ケース２は、フレーム３、フレーム３
の上面開口を閉じる上カバー４、およびフレーム３の下
面開口を閉じる下カバー５を備える。このようなケース
２は、好ましくは、汎用されているＩＣメモリーカード
と実質的に同じ寸法にされる。

【００２０】フレーム３は、たとえば、ガラス繊維で強
化されたポリフェニレンサルファイド、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリカーボネート、ポリアミドのような
剛性が高められた合成樹脂からなる成型品をもって構成
される。このようなフレーム３には、シールド性向上の
目的で、必要部分に、金属めっきまたは導電塗装等が施
されてもよい。

【００２１】上カバー４は、シールド性を発揮するた
め、金属板のような導電性材料から構成される。また、
下カバー５も、上カバー４と同様、金属板のような導電
性材料から構成されるのが好ましい。

【００２２】このようなケース２内には、回路基板が収
納される。回路基板は、この実施例では、プリント回路
基板６を備える。プリント回路基板６には、たとえば、
厚さ０．５ｍｍのガラスエポキシ基板で構成される両面
配線タイプのものが用いられる。プリント回路基板６の
上面には、所要の電子部品７ａ〜７ｋ，…およびコネク
タ８が表面実装される。プリント回路基板６の下面に
は、上面の配線とスルーホールを介して電気的に接続さ
れる、所要の配線およびアース配線が設けられている。
プリント回路基板６の下面は、図示しないが、下カバー
５とのアース接続部を除いて、絶縁膜で覆われる。

【００２３】なお、プリント回路基板６は、その材質が
たとえばセラミックであってもよく、また、多層の構造
を有するものであってもよい。また、下カバー５および
上カバー４の各外面は、適宜、印刷等を施すための面と
して使用することができる。

【００２４】前述のように、プリント回路基板６に表面
実装されたコネクタ８は、ソケットタイプとされ、ケー
ス２のたとえば短辺に沿って配置される。

【００２５】所要の電子部品７ａ〜７ｋ，…およびコネ
クタ８を実装したプリント回路基板６は、ケース２内に
位置され、その周囲が主としてフレーム３によって位置
決めされる。

【００２６】図４は、前述したフレーム３および上カバ
ー４を互いに分離して示した斜視図である。

【００２７】図４を参照して、上カバー４は、たとえば
その４隅に、接触片４３を一体に形成している。これら
接触片４３は、上カバー４を構成する金属板の一部をも
って与えられ、フレーム３の厚みを越える長さを有して
いる。接触片４３には、それぞれ、ねじ穴４４が設けら
れる。また、上カバー４がフレーム３と組合わされた段
階で、接触片４３は、図４において二点鎖線で示すよう
に、折曲げられる。

【００２８】他方、フレーム３は、上述した接触片４３
の各々を受入れるスロット状の取付穴４５を形成してい
る。これら取付穴４５を形成するため、フレーム３に
は、その内周から張出す座部４６が形成される。また、
フレーム３には、上述のように折曲げられた接触片４３
のねじ穴４４に対応するねじ穴４７（図２）が設けられ
る。

【００２９】また、上カバー４の相対向する長辺のほぼ
中央部には、係合穴４８を形成する係合片４９が形成さ
れる。これら係合片４９に対応して、フレーム３の内周
面上には、係合突起５０が形成される。また、上カバー
４の一方の短辺のほぼ中央部には、Ｌ字状に延びる係合
片５１が形成される。この係合片５１は、フレーム３の
対応の箇所に係合する。

【００３０】このような上カバー４をフレーム３に組合
わせるにあたっては、図４に示すような姿勢で、接触片
４３が対応の取付穴４５内に挿入される。これと同時
に、係合片４９が係合突起５０に係合されるとともに、
係合片５１がフレーム３の一部に係合する状態とされ
る。その後、接触片４３が折曲げられる。なお、接触片
４３を取付穴４５に挿入する前に、接触片４３が折曲げ
られてもよいが、挿入を容易にするためには、上述した
ように、挿入の後に接触片４３を折曲げるのが好まし
い。

【００３１】次に、図２および図３に示すように、プリ
ント回路基板６および下カバー５が、フレーム３に組込
まれ、ねじ５２が、下カバー５を貫通した後、ねじ穴４
４および４７内にねじ込まれる。これによって、フレー
ム３、上カバー４、プリント回路基板６および下カバー
５が、互いに、機械的に確実に固定される。

【００３２】なお、図２に示されているように、ねじ５
２の頭部が突出しないようにするため、プリント回路基
板６には、穴５３が形成され、かつ、下カバー５には、
凹部５４が形成されることが好ましい。

【００３３】図３および図４によく示されているよう
に、フレーム３には、上カバー４の外周部を嵌合させる
段部５５が設けられ、また、図２および図４によく示さ
れているように、コネクタ８を受入れる凹部５６が設け
られている。

【００３４】また、下カバー５の周囲には、図２および
図３に示されているように、立上がるシールド壁５７が
形成され、フレーム３には、シールド壁５７を受入れる
凹部５８が形成されている。シールド壁５７は、シール
ド作用を果たすとともに、凹部５８内に嵌合することに
より、下カバー５のフレーム３に対する位置合わせを確
実なものとする。なお、シールド壁５７が設けられず
に、フレーム３の少なくとも表面に導電性を与えること
により、シールド性を発揮させるようにしてもよい。

【００３５】プリント回路基板６の穴５３の少なくとも
周囲には、アースランド（図示せず）が設けられてい
る。したがって、図２に示した構造からわかるように、
接触片４３はこのアースランドに接触するとともに、上
カバー４、下カバー５、プリント回路基板６およびねじ
５２のそれぞれがアース回路を構成するようにつなが
り、シールド網をより効果的に実現している。

【００３６】また、接触片４３は、フレーム３の一部と
プリント回路基板６の一部との間に挟まれ、さらに、こ
の実施例では、接触片４３に設けられたねじ穴４４にね
じ５２が貫通している。このことは、上カバー４のフレ
ーム３に対する固定をより確実なものとするが、上カバ
ー４には、係合片４９および５１が形成されているの
で、上カバー４のフレーム３に対する固定に、ねじ５２
をあえて用いる必要はない。すなわち、接触片４３が、
単に、フレーム３とプリント回路基板６との間に挟まれ
るだけであってもよい。また、上カバー４をフレーム３
に対して固定するため、上述したような固定手段に代え
て、あるいは、これら固定手段に加えて、接着、溶着等
の方法を採用してもよい。このことは、下カバー５につ
いても言え、下カバー５のフレーム３に対する固定のた
め、接着、溶着等の方法を用いてもよい。

【００３７】いずれにしても、上カバー４および下カバ
ー５が、フレーム３に対して確実に固定されていると、
カード型電子チューナ１全体の剛性を高めることができ
るとともに、外力によりカード型電子チューナ１全体が
撓められたときでも、上カバー４および／または下カバ
ー５がフレーム３から浮いたりすることを防止できる。

【００３８】また、上カバー４および下カバー５は、金
属板から構成されたが、これに限らず、導電性の膜が形
成された樹脂板、導電性の層を備える複合板、等の板材
から構成されていてもよく、要するに、何らかの形式で
導電性を有する材料から構成されていればよい。

【００３９】また、接触片４３の数、形状等は任意であ
る。たとえば、このような接触片４３に相当する接触片
を、上カバー４の中央部にさらに設けてもよい。

【００４０】図２および図３に示した電子部品７ａ〜７
ｋに代表されるように、プリント回路基板６上には、種
々の回路が構成される。このプリント回路基板６上に構
成される回路が、図５に示されている。

【００４１】図５を参照して、プリント回路基板６上に
構成される回路は、大別して、チューナ回路部９、チャ
ンネル制御回路部１０および復調回路部１１を備える。
また、チューナ回路部９は、ＶＨＦ回路部１２およびＵ
ＨＦ回路部１３を備える。

【００４２】Ｕ／Ｖ信号入力端子１４から入力されたＵ
ＨＦ／ＶＨＦ信号は、分配器１５によって分配され、対
応の回路部１２または１３に入力される。これら回路部
１２および１３は、それぞれ、バンドパスフィルタ１６
および１７、増幅器１８および１９、ならびにバンドパ
スフィルタ２０および２１を備える。

【００４３】チャンネル制御回路部１０は、チャンネル
制御回路２２を備え、チャンネル制御回路２２の出力
は、局部発振回路２３および２４に入力される。一方の
局部発振回路２４から出力される局部発振信号は、混合
回路２５において、ＵＨＦ回路部１３のバンドパスフィ
ルタ２１から出力される高周波信号と混合され、次い
で、混合／増幅回路２６において、増幅される。他方、
局部発振回路２３から出力される局部発振信号は、混合
／増幅回路２６において、ＶＨＦ回路部１２のバンドパ
スフィルタ２０から出力される高周波信号と混合され
る。

【００４４】混合／増幅回路２６から出力される中間周
波信号は、バンドパスフィルタ２７を通して、復調回路
部１１に備える増幅器２８に入力される。増幅器２８に
よって増幅された信号は、弾性表面波フィルタ２９を介
して復調回路３０に入力される。復調回路３０において
は、映像信号がＡＭ検波され、また音声信号がＦＭ検波
されることによって、映像信号および音声信号に復調さ
れ、それぞれ、映像信号出力端子３１および音声信号出
力端子３２に与えられる。また、復調回路３０からは、
同期信号出力端子３３に同期信号が与えられる。

【００４５】さらに、前述したプリント回路基板６に
は、その上に構成される全体の回路に電源電圧を供給す
るための電源電圧端子３４、チャンネル制御回路部１０
にチューニング電圧を供給するためのチューニング電圧
端子３５、チャンネル制御回路部１０にクロック信号、
データ信号およびイネーブル信号をそれぞれ与えるため
のクロック端子３６、データ端子３７およびイネーブル
端子３８、ならびにアース端子３９が形成されている。

【００４６】このようにプリント回路基板６上に形成さ
れる端子１４，３１〜３９は、それぞれ、コネクタ８に
備える対応の接点に電気的に接続される。

【００４７】上述したチューナ回路部９、チャンネル制
御回路部１０および復調回路部１１は、それぞれ、図１
において破線で区画した第１の領域４０、第２の領域４
１および第３の領域４２に配置される。第１の領域４０
におけるチューナ回路部９に含まれるＶＨＦ回路部１２
およびＵＨＦ回路部１３の位置関係は、任意に変更する
ことができる。

【００４８】図４に示すように、フレーム３には、隔壁
５９が設けられている。この隔壁５９は、フレーム３の
剛性を高めるとともに、図１に示した第１の領域４０、
第２の領域４１および第３の領域４２を互いに区画する
ように延びている。したがって、隔壁５９に沿ってシー
ルド壁を形成したり、隔壁５９の少なくとも表面に導電
性を与えたりすれば、チューナ回路部９、チャンネル制
御回路部１０および復調回路部１１の相互間における不
要な電磁的干渉を遮断することができる。

【００４９】なお、図示の実施例では、備えていない
が、受信アンテナを、このようなカード型電子チューナ
に、外付けまたは内蔵してもよい。

【００５０】また、この発明は、電子チューナに限ら
ず、たとえばＲＦモジュレータのような他の高周波機器
にも適用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例によるカード型電子チュー
ナ１の外観を示す斜視図である。

【図２】図１の線ＩＩ−ＩＩに沿う拡大断面図である。

【図３】図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿う拡大断面図であ
る。

【図４】図１に示したカード型電子チューナ１に備える
フレーム３および上カバー４を互いに分離して示す斜視
図である。

【図５】図１に示したカード型電子チューナ１に構成さ
れる電気回路を示すブロック図である。

【符号の説明】

１カード型電子チューナ２ケース３フレーム４上カバー５下カバー６プリント回路基板７ａ〜７ｋ電子部品８コネクタ９チューナ回路部１０チャンネル制御回路部１１復調回路部１２ＶＨＦ回路部１３ＵＨＦ回路部４３接触片４４ねじ穴４５取付穴４７ねじ穴５２ねじ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カード型のケースと、前記ケース内に収納され、かつ複数の回路部を別々の領
域に構成する回路基板と、前記回路基板に電気的に接続され、かつ前記ケースの１
つの辺に沿って配置されるコネクタとを備え、前記ケースは、前記回路基板の周囲を位置決めするフレ
ームと、前記フレームの上面開口を閉じる導電性材料か
らなる上カバーと、前記フレームの下面開口を閉じる下
カバーとを備え、前記上カバーは、複数個の接触片を一体に形成してお
り、各前記接触片は、折曲げられることにより、前記フ
レームの一部と前記回路基板の一部との間に挟まれると
ともに、前記回路基板上のアースランドに接触する状態
とされた、カード型高周波機器。